コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年06月11日

今は踏ん張ろう

素晴らしく結果を出したかと思えば、次の試合で別のチームのような出来になる。
なんでこの間できたことができないんだ!というのも同感だけれど、
この波に乗り切れないムラッぽさこそが
まだ未完成で不安定な今季のチームらしいなと感じる。
既に監督へ対する厳しい意見も出ているけれど、
個人的にはJの監督に就任したばかりの財前さん含め
選手たちを我慢強く見守り育てていく時かもしれないなぁと思っている。

正直、今季はもっと厳しい結果になるだろうことを予想していた。
卑下しているわけではないけれど、戦力でいえば多分下の下だろうし、
クラブの持っているお金にしてもそう。
"クラブが持っているお金と順位は比例する"とののが言うように、
気持ちだけでなんとかなるほどキラキラした世界でもない。
それに勝敗だけにこだわって若い選手を育てることを放棄してしまっては
せっかくのこのゼロからのスタートの意味がなくなってしまう。
勝ちながら育てる、ではなく、育てながら勝つことを目指さなくてはいけないなと。
両立させるのは難しい。結果だけを急ぎたくない。
ただその分、良い方向にまわりはじめればどんどん良くなっていくだろうなとも。

深井くんのコメントに「下位相手に油断が出てしまったのかもしれない」というのがあって
深井くんを責めるわけではないのだけど、
一度こういう気持ちを持ってしまうと消し去るのが難しくなるんだろうなと思う。
経験を積んだベテランの選手たちは、もしもこう思ってしまっても、
気持ちを切り替えて試合に向くことができるはず。
でも誰もが簡単にそうできるわけではないだろうなぁと。
心のどこかにこの気持ちがあると選手もサポーターだってちょっとした隙ができてしまうもの。

愛媛戦のアウェイゴール裏に出た「厚別で勝て」のダンマクに対して
よく思っていない意見があったようだけど、
これに対しても勝っていればそんなに言われることもなかったんだろうな。
勝てなかったから何かのせいにしたくなる。都合の良いターゲットになってしまった。
アウェイは強い、と言われていたことで現地にいてもいなくても、
ちょっとした心の隙生まれてしまったんじゃないかなぁと思っている。
きっと多くの人が「アウェイで勝って厚別に繋ごう」と思っていたはずだから。

でも、勝てなかったことをサポーターの責任にするという考え方は悪いことじゃないかも。
選手と共に闘うと言うからには、敗戦の原因はサポーターにもあることになる。
その比率が大きいと思えることは悪いことじゃない。
逆にその力がプラスに働けば、サポーターが勝たせることができるわけだし。

勝てないことは確かに悔しい。
愛媛戦なんて思い出しても悔しくなってくる。
せめて引き分けにできたかもしれない。うまくまわれば勝てたかもしれない。
でも、それができていればこんなに苦労はしない。
苦労だらけのチームだからこそまた応援のしがいがあるというもの。
文句は言いながらも後押しをしよう。
時間はかかるかもしれないけれど、ぐっと堪えて引っ張っていってあげよう。
すぐに結果は出なくても、今踏ん張れば3年後5年後には素晴らしいチームになるはず。
その夢を見ながら地味でつらいことをしっかり重ねていかなくちゃ。

posted by ひとみ |22:42 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)