コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年06月13日

強くなってたぎーさん

昨日哲さんについて書いたばかりだけど
今日の朝刊のコンサ!コンサ!コンサ!がぎーさんだったのでまたGKのことを書いてみる。

ぎーさんたくましくなったな、と何かあるたび思うようになった今季。
昨季は特別そのように思うことはなかった。
というか、試合出場で観る機会も多くなかったからかもしれないけれど。
コラムにも「これ喋ってるのほんとにぎーさん?」と思ってしまうような言葉が載っていた。
以前だったらまず言わなかっただろうなと思うような自信から来る言葉や
サブGKとなった時の心構えや試合に出場するGKのサポートについて。
特に試合に出場するGKへの心遣いについてはヒッキーも同じようなことを言っていて
恐らくぎーさんから学んでいるところもあるんだろうなと思ったり。

以前ぎーさんがコンサドーレに在籍した時には、
年の離れたベテランGKや経験の少ない年下のGKというのがいなかった。
同じくらいの年代で、プライベートでも一緒にいて違和感のないような
単純にライバルにも友だちにもなれるような選手ばかりだった。
今はそういう環境ではないというのもぎーさんの精神面に影響しているかもしれない。
怪我や不運で出場できない2年間で、
日々の過ごし方や気持ちの持って行き方なんかも改めて考えたんだろうな。
コメントだって、以前は出場できなくても準備をする云々と自分のことだけだったのに
今はホスンの精神的支柱になっていたというのだから驚く。

今まで2008年の延長で観ていたのだけど、内面はまるで別人にでもなったようだなぁ。
いや、外見も以前より都会っぽくなってて変わったなとは思ったけど...。
良い意味で以前のぎーさんのイメージを捨てて観てあげた方がいいのかな。
それは先日のナビ杯清水戦でゴール裏に声をあげた姿を取ってもそうだ。
2008年に柏にまけて降格が決まったあの日、ゴール裏への挨拶の中にぎーさんもいた。
あの年の悔しさを今になって砂さまやヤスが語るけれど
すべてを言葉にしないながらもぎーさんの中にも思うところはあったはずだ。

GKはあんまり思いを言葉で言わない。
どれほど練習を頑張っても、どれほど上手くなっても、どれほど調子が良くっても、
フィールドプレーヤーのように出場機会はまわって来ない。
試合に出られる選手は1人だけだとずーっと実感しているから、あんまり言葉で説明しない。

ここを超えるとまずい、という境界線は
ベテラン守備選手ほど気づくのが早いと思う(試合中のプレーでもチームの雰囲気でも)。
あんなにぎーさんが怒ったってことは、その境界線に近づいてしまっていたってことだ。
ここから盛り返すぞ。信じてチャレンジしてこそ掴めるものがある。

posted by ひとみ |23:05 | GK | コメント(7) | トラックバック(0)