コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年05月19日

サポーターにしか出来ないこと

先日、ドームでの試合でごはんを食べている時に、近くに座っていた人たちが
「選手を全員替えるより、監督替えた方が早いわ」と真剣に話していて笑ってしまった。
真剣に話しているところ申し訳ないけれど、あなたが見たいのは何?と。
自分の見たい選手を自分の希望のシステムにはめたいだけなのならば、
家でウイイレでもやっていればいい。
監督も選手も全否定ならば、応援すべきはコンサドーレじゃない。
わざわざドームまで、文句を言いに足を運ぶなんて時間が勿体無い。

勝てない試合や敗ける試合の方が多くなっている今、
物事をネガティブに考えると悪い方悪い方へ考えが行ってしまう。
選手やのぶりんのたった一言のコメントにカチンときたり、
練習がだめだ、トレーナーは何をやっていると、何かのせいにしたくなってしまう。
選手が一生懸命練習している姿や、素晴らしいセンスや才能を持っていることを
知っているはずなのに見えなくなってしまう。
勝っている時には見えてこないものが、見えてしまう。

それでは、チームの雰囲気が良くはなっていかない。
応援の声は、届く。
柏戦の時にDFのラインを上げたのは、夢でも理想でもなく、目の前で起こった出来事。
でも、応援の声は届いてしまう。声を超えた、心の中からも届いてしまう。
選手や監督を信じられないまま応援の位置に立って声を出しても、
声は迷いを含んだままピッチ上へ届いてしまう。

「勝利は選手のおかげ、敗北はサポーターのせい」という言葉を見たことがある。
なるほどなと。それだけサポーターの応援は重要だともとれる。

今必要なのは、チームを信じる気持ちじゃないだろうか。
信じてチームを応援し、良かったところは褒めて、悪かったところは叱る。
悪かったところは、なぜなんだろうと考えてみる。
なぜパスをミスしたのか、判断を誤ったのか、シュートが枠にいかないのか。
「下手だから」と諦めたところで、チームが勝つわけじゃない。

サポーターが考えているようなことは、きっと監督も選手もとっくの間に考えていること。
考えて考えて、もう2周も3周も先を行っているかもしれない。
目の前に見えるものだけがすべてじゃない。だったら後手にまわるのはやめて、
サポーターに出来ること、サポーターにしか出来ないことをしたい。

posted by ひとみ |22:34 | コンサ徒然 | コメント(6) | トラックバック(0)