2007年07月08日
小学生の夏とザンギ発祥の地・・鳥松(釧路市)
昨日の話です。家で昼食を摂ったのち、少し休憩してから、仕事に必要な本を買いに行かなければならないことに気がつきました。少々面倒だけど、釧路まで出ることにしました。 最寄りの駅まで自転車で出て、券売機で切符を買い、キヨスクでオレンジジュースを買いこみました。汽車が来るまで田舎の古ぼけた駅舎の中のキヨスクをぼーっと眺めていると、自分が小中学生の頃の1人旅を思い出してしまいました。道内のローカル線めぐりという鉄道マニアしかやらない旅をやっておりました。はい、私、鉄道マニアだったんです(笑)。 そんな昔の自分を思い出しながら、一両編成のキハ40(車両名)に乗り込みます。今も昔もキハ40は道内ローカル線の主流です。 車内には大きなバックを持った旅行者もチラホラ見かけます。もう7月ですものね。道内を列車でまわっている人がいてもおかしくありません。私もちょっとした旅行気分になりました。 ↑窓側に飲み物を置き ↑天井の扇風機 ↑そして海が見えてきました。 小学生の夏が戻って来ました・・・。 釧路につく40分間、時間旅行を楽しみました。 釧路駅からバスに乗って、春採湖の近くにある大型書店へ行きます。 ↑春採湖 無事、本も見つかって、帰りは歩いて釧路の中心街へ。夕食時なのでご飯を食べて帰ることにしました。行きたい店があるのです。それはザンギ発祥の地と言われる、「鳥松」というお店。 釧路の飲み屋街、栄町にそのお店はあります。店内は狭く、コの字型のカウンター席しかなくて、10人入れば一杯になってしまいます。幸い店内には2人しかいませんでした。メニューはザンギ(500円)と骨なしザンギ(600円)、モツ煮こみに、ももから揚げ、手羽先唐揚げなど。あと鳥の焼き物と野菜炒めがありました。それほどメニューは多くなくザンギ中心のお店って感じです。 ザンギはカウンター内で揚げており、揚げたてのザンギがどんどんどんどん目の前で揚がっていきます。テイクアウトの注文が多いようで、お客さんが来ては紙に包んだパックを代金と引き換えに受け取っていきます。 さて、私はカウンターのいすに座り、骨なしザンギと生ビールを注文。 まずは、ビールをぐいっと一杯。冷えていて非常においしいです。ビールがおいくない居酒屋にがっかりさせられることは多いですが、このお店は合格!! ちゃんと冷やしたグラスに入れてくれていました。 そして、皿一杯のザンギが運ばれてきました。 特製のタレにつけて食べます。 「うまいっ!!」 肉が柔らかくて、臭みがなくておいしい!! それに油っぽくない。肉に下味はついていなくて普通の唐揚げなのだけど、なぜだかおいしい。 こりゃ、究極のザンギだ!! 間違いなく今まで食べたザンギのなかでNo1です。発祥の地を名乗るだけあります。 ちなみにザンギは釧路発祥説と函館発祥説があります。 ソースの方はウスターソースが主体のような感じでした。私はどちらかというと塩をかけて食べた方が好みかな。