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2010年10月15日

敢えて北海道にこだわらない。 -HFCの今後を考える-

さて、HFCの中期経営計画によれば、

☆コンサドーレ・スピリットを有するチームの基盤構築強化

北海道にアイデンティティを持つ人々が誇りを持てるチームとするため、
ユース世代を含めた育成を重点にコンサドーレ・スピリットを循環させる体制を構築、
チーム強化を図ります。

とあります。


以前、HFCの経営を考える2010で、

・北海道のチームとしてのアイデンティティをアピールする手法への賛否やアイディア。

と書いたのですが、これが念頭にありました。


チームとして、育成をメインにしていくこと。
北海道にアイデンティティを持つ選手を育成していくこと。

これらも今までの議論の過程でそれほど異論の出なかったところだと思います。


しかし、何で 賛“否” を問うたのかといえば、
この辺りはHFCも表現が上手いですが、“北海道にアイデンティティ”といっても
私は、北海道“出身”にこだわる必要はないと思っていたからです。





選手の育成をメインに考えるのであれば、
可能性を持つユース世代、高卒、大卒の対象選手は多い方がいい。

であるなら、育成クラブとして成功するには、
北海道だけでなく幅広く人材を求めるべきでしょう。

そのためには、北海道以外にもスカウト網を広げる必要があります。

実際、ユースによる育成に力を入れている広島は、
隣接県を中心に幅広く人材を集めています。

これを実現するには、その昔村野さんが熱く語っておりましたが、
受け入れるユースの施設、環境を充実させる必要もあります。

つまり、育成を優先して考えた場合、
北海道“出身”にこだわらない方がいいということです。


もっとも、北海道自体が、元々住んでいた人々と
様々な地域からやってきた人たちの雑多な集合です。
数世代前からずっと住んでいるという人の方が稀でしょう。

ちなみに、私の祖母は大阪出身です。(笑)

このように、北海道は歴史的に他の地域の人を受け入れてきました。
この利点を活かさない手はないと思うわけです。


実際、“まーくん”こと楽天の田中将大投手は、
高校は駒大苫小牧ですが関西出身です。

でも、田中は今でも北海道で人気がある。

今までもHFCは、出身にこだわらない生え抜き選手の育成をしてきましたが、
北海道にこだわるとしても、この流れも継続していくべきだと思うわけです。






さきほど中期計画を見直してて気付いたんですが、

・ユースからトップまでの一貫指導体制を敷くため、
トップ指導者とユース指導者との相互ミーティングを実施します。

って書いてありますね。


ユースでドン引きカウンターはありえないので、中期計画が2009-2011なので、
来季もトップはポゼッションサッカー継続なんでしょうか?(苦笑)



posted by whiteowl |16:30 | HFCの経営を考える | コメント(0) | トラックバック(1)

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