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2023年06月01日

チーム得点王

昨日、チーム最多の8得点を挙げている浅野雄也を取り上げましたが、実は8得点は昨季のチーム得点王だった青木亮太と同じゴール数です。まだシーズンの半分も終わっていませんから、どこまで得点数を伸ばしてくれるのか、楽しみです。また、金子拓郎も7得点で続いていますから、今季のチーム得点王争いはハイレベルな戦いとなりそうです。

ということで、歴代のチーム得点王がどうだったのか、調べてみました(引退した選手も敬称略)。クラブが創設された1996年はJFLで、初代チーム得点王は8得点の川合孝治でした。翌97年はバルデスが40得点でJFL優勝、Jリーグ昇格に導きました。初めてJリーグに挑んだ98年もバルデスが21得点を挙げましたが、あえなく初のJ2降格となりました。99年は吉原宏太が15得点、2000年はエメルソンが31得点のJ2得点王となり、J1昇格を果たします。01年はウィルが24得点でJ1得点王に輝き、初のJ1残留を果たしたものの、翌02年は小倉隆史の7得点が最多では降格もやむを得なかったですね。

J2の03年は堀井岳也が8得点、04年は清野智秋が9得点、05年は池内友彦がDFながら11得点、06年はフッキが25得点、07年はダヴィが17得点でJ1昇格へ押し上げ、J1の翌08年もダヴィが16得点で奮闘するもあえなく降格しています。

再びJ2の09年はキリノが19得点、10年は西嶋弘之、古田寛幸、内村圭宏の3人が5得点で並び、11年は内村圭宏が12得点でJ1昇格を決めました。J1の12年は古田寛幸の4得点が最多とあっては、またも降格しました。

J2の13年は内村圭宏が17得点、14~16年はいずれも都倉賢で14点、13点、19点でした。J1となった17年は途中加入のジェイが10得点で残留に大きく貢献。18年も都倉賢で12得点、19年は鈴木武蔵が13得点、20年に9得点だったアンデルソンロペスが21年も12点挙げ、J1得点王の勢いだったものの途中で中国のクラブへ移籍してしまいました。

こうして見ると、4得点がチーム最多得点だった2012年は年間4勝しかできず、まさに暗黒時代でした(ちなみに2008年も4勝でした)。2004年にはJ2最下位だったことを知らない世代も多くなってきたでしょうか。また、初期の頃は外国籍の選手に頼りきったチーム事情だったことがうかがえます。

今季は総得点数が32点と首位の神戸と並びトップを走り、ミシャ監督の「超攻撃的サッカー」が開花していると言えます。総失点がワースト3位なのが残念なところではありますが、1試合に2得点以上のペースで得点しているのは見ていても面白いですね。今季はまだ19試合あり、ルヴァンカップも天皇杯もあります。もっとたくさんの得点を見たいと願っています。頑張れ!コンサドーレ!!

posted by papa12 |17:09 | 温故知新 | コメント(0) |

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