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2023年04月13日

またも秋春制

今朝のスポーツニッポンが「Jリーグ26年までに秋春制移行へ ほぼ全てのクラブが同意、容認の姿勢 条件、環境まとまれば前倒しも」と報じたそうで、またもよみがえってきた秋春制に驚かされました。しかも、スポニチによると、「今回はほぼ全てのクラブが秋春制移行に同意、または容認する姿勢を見せているという」と書いているのがとても信じられません。実際にSNSでは、鹿島や水戸の社長らが報道内容に疑問を呈しているようです。おそらく政治報道などでみられる「観測気球」的な記事で、秋春制をたくらむ一部の意向を受けたものと思えてなりません。

秋春制に対してはさんざんデメリットが指摘されてきました。現実に、少なくとも北日本と北陸、甲信越などの地域では12月半ばから2月までは試合開催が不可能か、困難で、さらにいえば、11月や3月でも開催できない天候もあります。無理して開催するなら、積雪の心配がいらない試合会場と屋内練習場を日本サッカー協会やJリーグが整備してくれるのでしょうか。札幌ドームなら大丈夫と勘違いされている方も多いようですが、ホヴァリングステージは12月下旬から2月半ばまでは雪の下で養生しますので開催できません。近年、全国的に豪雪などで交通麻痺などが報じられています。そんな時期に、そもそも選手が試合会場へ移動できるのか。さらには屋根すら整っていない所が少なくない試合会場に観客が集まるのでしょうか。北海道では年に何回も「不要不急の外出を控えて」と呼びかけられることがあります。生命の危険がある時もあるのです。これらに対し、メリットはACLの開催時期に合わせることと、欧州のレンダーに合わせると移籍しやすいことなどでしょうか。一部のクラブを犠牲にする秋春制は決して許せません。

実はコンサドーレは過去に東京、高知、仙台でホーム試合を実施したことがあります。大半が札幌ドームができる前で、室蘭や厚別では開けない時期だったからです。しかし、これはチームのホームアドバンテージや興業面からも2度とあってはなりません。ただでさえ、現行でも2カ月以上の長期キャンプをしいられるクラブとしては、これ以上の不利益は許されません。コンサドーレにとって少しでも不利になるなら、私は絶対に秋春制に反対します!

posted by papa12 |17:07 | 雑感 | コメント(0) |

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