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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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セレッソとの差は結果以上に大きいと感じた試合。【J2:第44節 vs C大阪】

2009年10月08日

日時:2009年10月7日(水)19:04キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 7,035人 [天候] 晴、気温9.4℃、湿度80%
[主審] 柏原 丈二 [副審] 名木 利幸 / 越智 新次


後半44分 香川 真司





第44節は、ホーム厚別でロスタイムに香川に決められて結果だけ見れば0-1で惜敗。

昇格可能性消滅マジックを4としていた札幌は、甲府と湘南が勝ったため、
早ければ次節にも、昇格の可能性が消えてしまう事態となりました・・・(-"-;A




ダニルソンが怪我から復帰し、SHの左右を入れ替え、
DFラインを大幅に入れ替えて臨んだ今節。


     キリノ
     宮澤
古田  上里  藤田

   ダニルソン

西 石川 西嶋 芳賀

     高原

イメージ的には↑の感じ。


試合自体は、寒い中、両チームとも白熱し、緊迫した試合で面白かった。

ただ、札幌としては、出場停止のマルチネスと怪我明けの香川がいなかった前半のチャンスに、
得点を決められなかったのが全てだったかも・・・(-"-;A


ポジションを含めて大幅に入れ替わったDFラインについては、
両SBにカバーリング意識の強い西と芳賀が入ったことで、
セレッソの3トップに対して、DFラインに穴を開けることもなく
安定していたように感じました。

CBに入った西嶋も、最後の失点シーンを除けばヘッドの強さをみせ、
DFラインからのつなぎで、少し危ないシーンがあったものの試合を通じて安定していました。


この試合の一つのポイントになっていたと感じたのが、セレッソの両SH。

酒本と石神が、かなり高く尚且つタッチラインギリギリまでサイドに開いていた。
3トップの両ウイングと協力して、サイドの高い位置で4バックのさらに横から
数的優位を作ってサイドから崩す狙いだったように感じました。

しかし、前半は、いつもボールの配球役になっていたボランチのマルチネスがおらず、
バイタルエリアで縦横無尽にパスを引き出し、つなぐ、香川がいなかったことで、
高い位置でサイドにワイドに開いていた酒本と石神が十分に機能せず浮き気味だった・・・(-"-;A

前半は、札幌が良かったというよりセレッソの攻撃が機能していなかった。

逆に、セレッソは中央で数的不利を招き札幌がポゼッションで優位に立ち、
また、セレッソは3バックなため、ボールサイドに詰めると逆サイドに大きなスペースがあり、
札幌の両SHがサイドでフリーになるシーンは多かった。

しかし、ここで中央で優位だったにもかかわらず素早く逆サイドに展開できず、
札幌もフリーになっていた両SHを十分に活かせなかった(-"-;A ...

攻撃の最後の精度の問題はあるものの、相手の急所を突く攻撃が出来ていないように感じた。

トップ下で、ゲームをコントロールすべき宮澤と上里が、前に急ぎすぎで、
もう少しキープして全体の上がりを待ったり、ボールを左右に散らす工夫が必要だったか。
クライトン不在後、2枚にしたトップ下で上手くゲームをコントロールできないことが、
札幌の攻撃の停滞を招いている一つの原因だろう。

その意味では、トップ下で西のキープ力が活きていた可能性はある。

サイドにスペースがあってもボールをもらえず、
パスの受け手と出し手の呼吸が合わず双方に問題があるようにも感じた。
特に、左サイドにいた古田は孤立するシーンが多く、
前半のうちに藤田とポジションチェンジする。

ポジションチェンジ後、両SHがやっと機能し始め、
藤田がGKと1対1になるなど何度かチャンスを作った。

最初のトラップが大きかったが、1対1は決めてくれー(*ノ-;*)

現状、古田は右SHしか選択肢はないようだ(-"-;A ...


怪我から復帰したダニルソンも今節は、芳賀ほどの信頼感はまだないが、
DFラインまでカバーする姿も散見できるようになった。

試合中に石川とダニルソンが何やら話しているのを目撃したが、
その辺りの話だったのだろうか?

しかし、セレッソの3トップに対して、ダニルソンの不安定なDFラインへのカバーでは、
札幌の両SBが上がるチャンスはなかっただろう。


だが、前半は、まだセレッソの両SHが機能しておらず、
札幌の両SB、特に芳賀が粘り強く守って、DFラインに穴を開けなかったので、
サイドから崩されることはなかった。

むしろ、札幌が両SHのポジションチェンジ後、
SHがやっと機能し始めペースをつかみかけていた。



しかし、後半、セレッソに香川が入って状況が一変する。

バイタルエリアで香川が縦横無尽に走り回り、そのキープ力を活かして
孤立気味だったセレッソの両SHと3トップをつないだ。

敵ながら、香川は本当に良い選手だ(-"-;A ...

こうなると次第にセレッソに流れは傾く。

勝つしかない札幌は、調子のあがらない古田と宮澤を代えて攻撃的な選手交代をした。
しかし、仕方がない面もあるが、
それで段々全体的なバランスは悪くなって、カウンターの応酬に。

そうやってスペースがあると、個の力の優劣が出やすくなってしまう(-"-;A ...

そして、最後の最後に西嶋とカイオのマッチアップからそれまで強さを見せていた西嶋が、
先に飛んでジャンプするタイミングをずらすカイオの術中にはまって、
ヘッドをミート出来ず中途半端に当ててしまい、結局こぼれたところを香川に決められた。






昇格の可能性を出来るだけ残すには、勝つしか意味がない以上、
リスクを負って最後攻めた結果、相手に決められてしまったのは仕方がないとは思う。

しかし、結果を見れば接戦かもしれませんが、試合の流れを変えてしまう
セレッソの香川に当たる選手が札幌にはいなかった。

セレッソは、マルチネスもいなかったわけだし(-"-;A ...

宮澤、上里、西、ダニルソンあたりが、
もう少しピッチの中央で試合をコントロールできるようにならなければ、
結果は0-1、しかもロスタイムの失点での惜敗ではありますが、
セレッソとの差は結果以上に大きいと感じた試合でした。




札幌の昇格可能性消滅マジックは?

2009年10月06日

昨日、ファイターズが優勝のマジックを1としながら足踏みしましたが・・・(・_・;


51節と長いと思っていた今季のJ2も、明日のセレッソ戦を含めて@8節。

自動昇格圏の3位甲府との勝点差は、14。


札幌が昇格する可能性はどれくらい残っているのか気になったので、
縁起は良くないですが、明確な数値にすることでチームの奮起を促す意味でも、
札幌の昇格消滅マジックを計算してみました。

野球と違って、サッカーは引き分けが多いので、
野球ほど信頼できる数字ではないのですが、

札幌の昇格可能性消滅マジックは、“4”のようです。


基本的に、3位の甲府が勝つか、札幌が負けるとマジックが1減ります。

次の2戦、3位甲府が全勝し、札幌が連敗した場合、
甲府の勝点が88、札幌が68になって勝点差が20。
その時点で残りが6節なので、勝点は最大で18しか上積みできず、昇格の可能性は消えます。
甲府と札幌が4連勝しても、残りが4節で勝点差が14なので、この場合も可能性は消えます。

最短で上記の通り、@2節で昇格の可能性がなくなる場合もあります。
つまり、次節、札幌がセレッソに負けて甲府が勝つと、その次の試合結果によっては、
昇格の可能性がなくなるということを意味しています。


ただ、先ほども書いたように、サッカーは引き分けが多いので、
野球のようにはすっきりいかないですし、勝点1差の4位に湘南がいますが、
現状では、引き分けでもほぼ負けと等しい状況です。

甲府が次の2節を2連勝し、札幌が2引き分けの場合、勝点差が18に広がり、
残りが@6節ですからギリギリですが、
甲府と14ある得失点差を考慮すれば限りなくアウトに近い。


昇格の可能性を残すには、もう勝つしかない状況が少し鮮明になってきたでしょうか(-"-;A ...




ホームとアウェイの戦い方。 【J2:第43節 vs 熊本】

2009年10月05日

日時:2009年10月4日(日)13:03キックオフ 
会場:熊本県民総合運動公園陸上競技場
[入場者数] 4,140人 [天候] 晴、気温29.1℃、湿度26%
[主審] 今村 義朗 [副審] 五十嵐 泰之 / 竹田 明弘

得点者 なし (-"-;A ...





第43節アウェイ熊本戦は、スコアレスドロー。

何とか、同一カード3連敗だけは回避することに成功しましたが、
今季、熊本にとって札幌は、お得意様であったことは変わらず(-"-;A ...

前節の湘南戦、
“札幌が、一皮むけたターニングポイントになる試合だったかもしれない。”
と書いたわけですが、やはりまだ“かもしれない”であったようで・・・、
まだ試合によって波があるに感じました。

多くの課題が残る試合だったように思います。






【J2:第43節 熊本 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.10.04)

●石崎信弘監督(札幌):
Q:前節はさほどイージーなミスはなかったと思いますが、今日多かったのは暑さの影響があったんでしょうか?
「暑さの影響もあると思うんですけれど、ゲームの中で、いい試合と悪い試合の波が大きすぎる。そういうところ、前回できた事がなぜ今回できないのかということを、もう少し考えて、改善していかなければいけないんじゃないかと。特に攻撃のところでのボールの動かし方の判断ですね、もっと早く動かせばチャンスになるところで遅らせすぎているとか、あるいはもう少しキープすれば味方がサポートできるところを慌ててミスが出てしまう。本当に初歩的なところのミスをなくしていかなければ、得点が偶然でしか生まれないゴールになるんじゃないかなと思います」


札幌では、この時期に30℃近い暑さは考えられませんから、
確かに、“暑さ”は、あったと思うんです。

ある意味、気温差だけで考えるとこの時期の方が厄介かもしれません。

しかし、そこでいつもよりプレスに行かず、ゾーン気味に守って、
引き気味になるのはいいとしても、シュート5本は少なすぎです。

その熊本に、シュート2本で負けたこともありましたけれど(;´Д`A ```

前節の湘南戦との違いはそこでしょうね。体が動かない時にどう戦うか。
ホームと違って、気温差のある暑いアウェイでどう戦うか。

体が動かない分、いつも以上に頭を働かす必要はあったかもしれませんが、
石崎監督が言うように、攻めが単調になっていた感じはしました。

ホームとアウェイの戦い方を、しっかり分けて考える段階に来ているのかもしれません。


また、ここまで熊本戦で不利になっている理由の一つとして、
サイドの攻防で負けているということもあると思います。
特に、今季は元札幌の市村にはやられている印象があります。

カウンターを狙うにしても、サイドで後手に回り打開できなかったこともあって、
昨季と同じように攻めが中央に偏ってしまっては、相手も守りやすい。



あと、

“個々の選手の攻守におけるカバーリング能力の向上が、
(“チャレンジ&カバー”の)石崎サッカーの完成度を上げるのではないでしょうか。”

と前回の記事で〆たわけですが、

攻守においてスペースを埋めること(≒カバー)に意識が行くと、
守備は堅くなるのですが、今度は“チャレンジ”の方に迫力がなくなる。
サッカーはリスクをとらないと得点することは難しい。
そして、点数をとらないと勝てないのがサッカー。

これで4試合連続無失点に抑えていますが、
矛盾するこの二つのバランスをどう取っていくのか。



最後に、明るい話題。

2試合連続PKストップに成功したGK高原。前節に続いての殊勲となりました。

【J2:第43節 熊本 vs 札幌】試合終了後の各選手コメント(09.10.04)

●高原寿康選手(札幌):
「PKは、データを集めてくれたおかげで、やりやすかった。先に動くと向こうが蹴りやすくなるし、前節1本止めている事で、多少はプレッシャーをかけられたと思う。落ち着いて自分のプレーができた」

高原は、おそらく至近距離からの反応に自信があるので、
PKの際、最後まで動かずに相手の反応を見てから動いているんでしょうね。

これからは、この2連続PKストップで、
相手も高原は最後まで動いてこないというデータが入るでしょうから、
GKの反応を見るのではなく、最初からどっちに蹴るか決めて、
速いボールを両隅を狙って蹴ってくる可能性もあります。

ただ、その場合は最初からGKがどっちに飛ぶか決めても止めることは難しいでしょうし、
キッカーには、プレッシャーもあるし、速いボールを両隅に蹴るにはテクニックが必要ですから、
相手のシュートが枠をとらえられないことも多くなる。


これからトーナメント戦の天皇杯もあることですし、

本当はGKが活躍するのは良いことではないのですが・・・、

高原が活躍する場面は増えるかもしれませんね。



“チャレンジ&カバー”のキーは、気配り上手。

2009年10月01日

最近、はげおさんのブログとトラックバック合戦になりつつある当ブログ(笑)。

お互いのブログが、お互いのブログに影響を与えるというのもブログの面白さの一つですよね。



(ちなみに、トラックバックは、
自分のブログで相手のブログの文章を引用したことを相手に知らせる機能です。

私も最初、やり方がわからなかったので、ちょっと解説すると相手の記事の最後にある

※今回は、この記事のトッラクバックURLを貼り付けておきます。
コピーの対象は、httpから始まる英小文字の部分のみ。


このエントリーのトラックバックURL:

http://www.consadole.net/whiteowl/tb_ping/472   (←コレ)


を自分がこれから投稿する新しい記事の投稿日時とコメント許可の間にある
トラックバックURLにコピーして張り付けるとトラックバックできます。

ご存知なかった方は、これを参考にしてどんどんトラックバックして
公式ブログを盛り上げる一助にしていただければ幸いです。

※試しに、私のブログにトラックバックしていただいても一向に構いません。)






さて、

一昨日、ここ3試合完封の原因を探る。で、

CBが思い切りよく相手のFWに付いていくためには自分が開けたスペースを
しっかりとカバーしてくれる存在がいてくれると思い切って相手FWに当たれる。

と書いたわけですが、

昨日のコンビネーション。で、
西のカバーリング能力(気配り)が前線で好影響をもたらしているとも書きました。


相手にしっかり守備に行くため、もしくはしっかり攻撃するためには、攻守において、
自分が開けた穴(スペース)をしっかりカバーしてくれる存在が必要なのではないか。

文章にしてみると、自分の漠然としていた考えがまとまってくる。
昨日の『コンビネーション』については、完全にそんな感じでした。


そうしたら、はげおさんの昨晩の記事です。

"動"?!"静"?!(2009年10月01日 観戦力向上覚書)

チャレンジ&カバーを全員が均一にするのはムズカシイから、分担によって成り立ちやすくしている


はげおさんも、最初、“動”と“静”という概念でまとめようとしていましたが、
文章を書いていく過程で、最終的に、上の結論に至っています。


おそらく、はげおさんのいう“動”というのは、空いたスペースを埋めるカバーよりも
攻守においてチャレンジを優先する傾向にある選手のことを指しているのだと思いました。

記号化すると、こんな感じ『チャレンジ>カバー』でしょうか。

そして、“静”は、攻守において、チャレンジよりもカバーを優先している選手
のことを指しているのだと思います。

これも記号化すると、『カバー>チャレンジ』。


要するに、『チャレンジ>カバー』『カバー>チャレンジ』の選手が、
バランスよくチームに配置された場合、チームとして“チャレンジ&カバー”のコンセプトが、
現状では、攻守において効果的に発揮されているということが言えそうです。

そして、ここ3試合、守備のカバーリングのキーになっているのが、芳賀で、
攻撃のキーになっていたのが、西なのではないでしょうか。

“気配り上手≒カバーリングの上手い”この二人が、
上手くチームと絡めると“チャレンジ&カバー”のコンセプトが
チームとして良いパフォーマンスで発揮される。



ですが、ここで新たな疑問点として、チャレンジ&カバーのコンセプトを
チームとして選手個々が均一にできるようになることが最終的な目標であって、
今は全員がそのコンセプトを実行するのが難しいので、個々の選手の役割に差をつけて
チャレンジ&カバーのコンセプトを発揮しやすくしている過渡期なのか?ということ。


もしそうであるなら、個々の選手の攻守におけるカバーリング能力の向上が、
石崎サッカーの完成度を上げるのではないでしょうか。



(※この↓に、この記事のトラックバックURLがあります。)


コンビネーション。

2009年09月30日

昨日、ここ3試合完封の原因を探る。で、同じ4-1-4-1の1ボランチでも、
芳賀とダニルソンのDFラインへのカバーの意識が違うと書きました。

ただ、昨日は守備面、特にDFラインへのカバーに特化して書いたので、
攻撃面での貢献については書きませんでした。


攻撃面では、攻撃面での芳賀の良さもありますが、
ダニルソンの驚異的な身体能力は攻撃面においてもやはり魅力的です。

守備はけっこう理屈ですが、攻撃は崩しとかはある程度理屈ですけど、
そっから先はイメージがあるかないかとか理屈じゃないですからね。

そして、ダニルソンの身体能力は、理屈じゃ説明できない(笑)。

守備専門の意識の強い1ボランチなのに前線まで上がって攻撃参加もする、強烈なミドルもある。
そして、つなぎのパスミスも前半戦に比べると減ってきました。


そうなると、昨日のはげおさんのコメントのように、

ダニが怪我から復帰したら、機械的に芳賀がサブに回るのか…そうではないのか。
ここ3試合があって、4-1-4-1の同システムであっても、ダニ、芳賀では成立の仕方が異なる

というような、サッカーファンには“嬉しい悩み”が発生するわけです(笑)。






4-1-4-1のトップ下の二人のどちらかを外して、
4-2-3-1に戻して、芳賀とダニルソンを2ボランチにするとか、
どちらかのSBがDFラインのカバー役として実質機能していないなら、
3バックにしてしまって、3-2-4-1にするとか・・・

でも、そもそも、芳賀とダニルソンは同時に使った方がチーム力の底上げになるのか?とか、
4-1-4-1は変えないで、対戦相手や試合状況によって併用した方がいいんじゃないのかとか。

まあ、妄想は広がるわけですが(笑)。


12人目の選手の重要性【戸塚啓】2009年09月24日

 メンバー選考が取り沙汰されると、僕らは「AかBか」といった議論に突き進みがちだ。先日のオランダ遠征で沸き上がった「中村俊か、本田か」といったものは、その分かりやすい例だっただろう。どちらか一方を選ぶことが必要な場面もあるが、複数の選手の組み合わせで考えていいケースもあるはずだ。


戸塚さんの記事は、日本代表の話ですが、
コンビネーションという点では、芳賀とダニルソンはどうなのか?

あと、それとも関係するのですが、札幌のコンビネーションの鍵を
西が握っているんじゃないかと感じていて、
だから、西をもっと前で見たいんですよね。

あくまで印象ですが、西が前線にいた方が、
前線の周りの選手がやりやすそうなんですよね。

妹曰く“年上キラー”の兄(笑)は、器用貧乏も危惧していましたが、
周りへの気配りができるプレイヤー。

でも、そうなると吉弘が出場停止なこともあって、CBが薄くなってSBがいないんですよねぇ(-"-;A ...


コンビネーションとして個人的に見たいのは、
芳賀とダニルソンを同時につかったらどうなるかと、
西をもう少し前目で見たいの2つでしょうか。


でも、まずは、ダニの怪我からの復帰ですね(-"-;A ...


ここ3試合完封の原因を探る。

2009年09月29日

湘南戦で3戦連続の完封勝利を達成した札幌。


この3連続完封勝利と不思議な符合をする選手起用があります。

ダニルソンは途中交代もありますが、1ボランチがダニルソンから芳賀。
西嶋が左右反対になっていますが、SBが上里から西へ。
それにあわせて、トップ下も西から上里へ変わりました。


さて、これは “偶然” の一致なのか?





これに関する気になる選手のコメントがある。

【J2:第40節 札幌 vs 福岡】試合終了後の各選手コメント(09.09.20)

●西嶋弘之選手(札幌):
「前半途中に入った芳賀も中盤で黒子になって攻撃も守備もやってくれたので非常に助かった。」

●石川直樹選手(札幌):
「芳賀さんはしっかりとバランスを取ってくれて
バイタルエリアもしっかり埋めてくれたので守備の部分ではとてもやりやすかった。」


第40節の福岡戦、ダニルソンの負傷退場によって入った芳賀へのDFラインからの評価である。
(※この点に関する分析は、よくここにもコメントを頂くはげおさんのブログが詳しい。
『"無失点"ができるということ(2009年09月25日 観戦力向上覚書)』)


ダニルソンと芳賀のプレースタイルは違う。
特に、この二人の最も違う点として注目したいのは、
“DFラインへのカバーの意識”だろう。

第42節の湘南戦もそうだったが、
芳賀はDFラインに参加してDFラインに出来たスペースを埋める。
ダニルソンが、試合中にDFラインをカバーするためにDFラインに参加する姿は見ない。






そもそも、なぜDFラインにスペースができるかといえば、
昨季と今季の守り方の違いがある。

(※ゾーンとマンツーの違いは、ゾーンディフェンスを考える。 -その1-
ゾーンディフェンスを考える。 -その2-ゾーンディフェンスを考える。 -その3-)

(※追記:昨年は三浦戦術を初期のモウリーニョに近いと表現しているが、
最も近いのは、ノルウェー代表を8年率いて最高FIFAランク2位まで上げたエギル・オルセンのようだ。)


極端なゾーンディフェンスを敷いていた昨季は、人に付くのではなく
マークを受け渡して、自分の守備地域から離れない意識が強かった。
人に付いていってDFラインを崩すことはしないので、基本的にDFラインに大穴を開けることはない。

しかし、今季は、かなりCBが相手のFWに対してマンツーマン気味で守っている。
つまり、自分の守備エリアを大きく外れて相手FWに付いていっている。

マンツーとゾーンどっちがいいかは、一長一短なのでここで議論するつもりはない。

ただ、今季のマンツー気味の守り方の場合、CBが相手FWに対してくっついていくので、
FWがサイドに流れたり、バイタルエリアで楔のパスを受けた場合も、ある程度CBが付いている。
(※これが今季、守備範囲が広くなって、
CBの足への負担が大きくなっている原因の一つと考えられる。)

しかし、CBが大きく自分の守備エリアから外れると、DFラインに大きな穴が開く。

DFラインはゴールを守る上での最終防衛ラインなため、
ここに大きな穴が開き、そこを相手選手に飛び込まれると決定的なチャンスになってしまう。

そこで、CBが思い切りよく相手のFWに付いていくためには自分が開けたスペースを
しっかりとカバーしてくれる存在がいてくれると思い切って相手FWに当たれる。

要するに、マンツー気味で守る場合、
自分の開けたスペースをしっかりカバーしてくれる存在が必要なのである。


図示を試みてみると・・・。
(※下図は、4バックのDFラインとそれに相対する相手FWと思ってください。)


・図1

(味方選手…○、ボールホルダー…◎)


    ◎
    ↑
○  ○  ○  ○




・図2


    ◎
    ○

○→   ←○  ←○




図1のように、CBが相手FWに当たった後、
開けたスペースを埋めに、図2のようにカバーに入る必要がある。

基本的には、上図の場合なら、左SBではなく右CBが詰めて、
右CBの開けたスペースを右SBが詰めれば良いだろう。


ただ、ここで大きな問題が発生する。

それは、右SBが空けたスペースを誰が埋めるのか?ということ。

そこで、やっと1ボランチの芳賀が登場する(笑)。
三浦監督時代も攻撃などでバランスが崩れて空いたスペースを巧みにカバーしていた。
その遺産が芳賀の中では生きているといえる。

芳賀がDFラインのスペースをカバーしてくれるという安心感があるので、
CBは後顧を憂うことなく思い切りよく相手FWに当たることが出来る。

また、DFラインに穴(スペース)がなくなるので、守りも堅くなる。

それがここ3戦の完封勝利、DFラインの安定につながっている可能性は高い。






ただ、上図2でも、状況によっては、左SBが左CBのカバーをした方が良い場合もあるだろう。

例えば、第35節の鳥栖戦では、ソンファンが、鳥栖のマイクがボールを持っていないときも、
マンマーク気味に張り付いていたので右サイドに引っ張られ、
左SBの上里は中央に絞らなかったので、結果的に、石川の守備範囲は広大になっていた。
(※『バランス。 -第35節 鳥栖戦考-』)

DFラインの選手が、DFラインのカバーよりも
オーバーラップのタイミングを優先しているのは明らかに問題があるだろう。

結果的に、上里を左SBからはずし、これまた三浦監督の時代から
よりカバーリング意識の強かった西をSBに起用したことも
ここ数試合の守備の安定につながっていると考えられる。


だが、芳賀の起用と上里がSBから外れたどちらの効果が大きいか?
という前回の記事に対するはげおさんの質問に答えるなら、前者ではないだろうか。




勝利の立役者は芳賀! 【J2:第42節 vs 湘南】

2009年09月28日

日時:2009年9月27日(日)13:05キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 8,935人 [天候] 晴、気温19.2℃、湿度32%
[主審] 家本 政明 [副審] 岡野 宇広 / 二俣 敏明

前半28分 キリノ
後半26分 キリノ(PK)





前節の岡山戦は1-0で勝利も、後半押し込まれる展開に
つないで崩すことにこだわって状況に合わせたサッカーができなかった札幌。

今節は、対戦相手が3位の湘南ということもあってか状況に合わせたサッカーを見せた。


立ち上がり、積極的にプレスを仕掛けてきた湘南に対して、無理をしてつながず
単純にキリノへのロングボールを狙ってDFラインを下げさせた。

無理に前からプレスをかけることもしなかった。

そして、立ち上がりからのピンチの際には必ずといっていいほどDFラインに入ってカバーし、
抜群のポジショニングで相手のカウンターの芽をことごとく摘んでいた芳賀。

また、湘南がフィジカルの強い田原のポストプレーからチャンスを作っていると見るや、
トップ下の上里が下がってポジションを取りバランスを保った。

【J2:第42節 札幌 vs 湘南】試合終了後の各選手コメント(09.09.27)
●芳賀博信選手(札幌):
「ボランチが1枚だったときはあまりハマっていなかったが、2枚にしてからハマりだした。相手の田原にボールが入ったときに、1枚だと自分が挟みに行っても横に出されてしまう。そこを2枚にしたことで、抑えることができたし、セカンドボールも拾えるようになった」


DFラインは、特に後半、相手に押し込まれながらも、試合を通じて高く保った。


そして、間延びする湘南に対してコンパクトさを保った札幌が次第にペースをつかむ。

今までと違うのは、自分たちのペースになるまで相手の攻撃に粘り強く耐え、
自分たちのペースにもっていこうと試合を意図的にコントロールしようとした点。
その中心には芳賀がいた。

28分に、右サイドの西のグラウンダーのクロスからキリノがごっつあんゴール。


しかし、良い流れだった札幌は、前半の終了間際PKをとられる。


この日の家本主審は、選手とコミュニケーションをとりながら、
それまではしっかりとゲームをコントロールしていた。

その裁き方次第では、試合が荒れる可能性もあった。

PKの判定は、その後の高原の抗議を見ていると
相手をブロックして押さえ込んだという判定だったらしい。

判定そのものは微妙なものだったが、その際も今までだったら
選手からの抗議は全く聞かないというような頑なな態度を取り、
何でPKなのかの説明も十分していなかったが、今回はきちんと選手に説明していたし、
何より今までだったら、PKだからと“杓子定規に”
吉弘に2枚目のイエローを躊躇なく出して退場させ、
試合を壊していた可能性もあったが、この日は出さなかった。

色々と物議を醸してきた『家本主審も、変わったなぁ』と実感するシーンだった。

まあ、吉弘が退場したり、高原がPKを止めていなければ、こんなに落ち着いて見られたかは別ですが(;´Д`A ```






後半は、1点ビハインドの湘南がリスクを賭けて前に出てきた。

そして、湘南の阿部にポストに当てられる。
この時もそうだったが、CBが足に来ているようで、
最後まで持つか心配だったが何とか持ちこたえた。


また、湘南が前がかりになっていただけに、
カウンターのチャンスが何度かあったが決めきれなかった(;´Д`A ```

カウンターで抜けたら、征也には強引にシュートまで行って欲しかった(-"-;A ...


このままチャンスを決めきれないと同点にされるのではと危惧していた後半26分。

キリノが、ホームで初めてPKをもらって追加点。


最後は、リスクを避けてボールをサイドでキープして逃げ切りに成功。


後半バテバテだったキリノに代える足の速いFWの補強は必要かも。






【J2:第42節 札幌 vs 湘南】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.27)

●石崎信弘監督(札幌):「同じ相手に負けることは絶対に許されない、ということで選手が前半から集中して試合に入ってくれたんじゃないかなと思います。前半、サイドからの攻撃というところでキリノが決めてくれたんですけど、後半、カウンターで何本かあったと思うんですが、そういうところで確実に決めていかないと厳しくなるんじゃないかなと。相手も1本PKがありましたし、ひとつバーに当たったシュートもあった。ああいうところを入れられるとゲームというのはどういう風になるかわからない。相手が前がかりになったところをうまく攻撃でゴールを決められるように落ち着いてやっていかなければならないと思います。」

総括すると、石崎監督の言うようにどちらに転がってもおかしくない緊迫した試合だった。

そんな紙一重の展開で勝利を収めた要因を挙げるとすれば、個々の守備意識の高まり、
芳賀の巧みなゲームコントロール、頑張ったDFライン、高原のビックセーブと
守備から粘り強くリズムを掴み、上位相手に一歩も引かずに試合巧者ぶりを見せたことだろう。

札幌が、一皮むけたターニングポイントになる試合だったかもしれない。




師匠の教えを守ることは大事なことだが・・・ 【J2:第41節 vs 岡山】

2009年09月24日

日時:2009年9月23日(水祝)19:03キックオフ 
会場:岡山県陸上競技場 桃太郎スタジアム
[入場者数] 8,367人 [天候] 曇、気温23.1℃、湿度79%
[主審] 鍋島 將起 [副審] 青木 隆 / 前田 敦


前半31分 藤田 征也





第41節は、アウェイで岡山に1-0で勝利。

ただ、次節、昇格圏にいる湘南相手に勝てるような試合内容ではなかった。


中2日、アウェイ、蒸し暑い環境。
厳しいコンディションから、1点リード後、後半ゾーンで守るのは良いとしても、
もう少し前線でキープ、ポゼッション、タメがないと防戦一方になって厳しい。


【J2:第41節 岡山 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.23)

Q:後半30分、ハファエル選手を投入後、ボールを奪われるようになった印象があるんですが?
「その前からかなり押し込まれていた。攻撃になったとき、ほとんどイージーなミスでボールを奪われていて、なかなか攻撃が出来ないという時に、上里を下げて、芳賀とダブルボランチにしたというところと、もう少し前でボールのキープ、タメが出来ると、全体的に押し上げられる。そこでイージーなミスがあって、打開したくて入れたんですが。『…』です」


キープを期待されて入ったハファエルが前に急いでしまう以上、相手に押し込まれてしまったら、
単純にロングボールでキリノを狙って相手のDFラインを下げさせるのが簡単だろう。

それが、今季札幌の目指すサッカーではないとしても、
自分たちでボールをつないで打開できないのだから、それは状況に合ったサッカーではない。
確かに、今度はロングボール一辺倒になってしまっては逃げになるかもしれないが、
状況を変えるには、相手の目先を変えさせるのも一つの手段ではあるはず。


どうしてもソレが嫌なら、DFラインから逆サイドにサイドチェンジして
サイドを起点にする方法もあっただろう。

まあ、昨年までの三浦サッカーをそこまで否定することもないと思うし(-"-;A ...


芸事でよく使う“守破離”を持ち出すまでもなく、師匠の教えを守ることは大事なことだが、
それも状況によっては破って臨機応変に対処する術を身につけないと、
正攻法だけで攻めていては、今後も試合巧者の上位相手に
厳しい戦いを強いられるのではないだろうか。






石崎監督がどういう方針で指導されているかは知りませんが、
私が空手を教える場合は、稽古中は基本から外れていることをすれば当然指摘します。

しかし、本当は稽古と実戦が別物だと良くないのですが、
それは本人の工夫を否定しているのではありません。

むしろ、言われたことだけをやって本人の工夫がないと上達しない。

ただ、本人の創意工夫で基本から外れたとしても、
それを助長させて、どこかで基本に戻ってくる場所がないと、
間違った方向にドンドン行ってしまう可能性があるから指摘する。


まあ、その辺りが難しいところですね(-"-;A ...






最後に、決勝点になった征也の素晴らしい左足のシュート。

でも、なんで、左サイドで左足でシュートして入るのに、
右サイドではシュートを打てないのか(-"-;A ...


(-ω-;)ウーン


利き足である右足の足元でボールをキープすることが多いから、
相手にまず右に行くコースを切られる。

右サイドだと、それでも持ち前のスピードで振り切って右足でクロスを上げられるが、
左サイドだと右足から左足に持ち替えてクロスだと、ワンテンポ遅れるので振り切れずに上げにくい。

以前、ディエゴ・カペルと藤田征也。(2009年02月25日)でも書きましたが、
結局、右足に比べて、左足に苦手意識があるから攻めが右からに偏ってるんでしょうね。


左足の精度に自信をもっと持てば、プレーの幅も広がってくるのではないでしょうか。
時折見せる素晴らしいプレーから考えれば、もっとできると思うんですが(-"-;A ...



FKで隠されてしまう上里の課題。 【J2:第40節 vs 福岡】

2009年09月21日

現代サッカーでは、守備のできない選手は使いにくく守備の不安定なチームは安定して勝てない。


サッカーは攻守が素早く入れ替わり、
攻守が表裏一体であるからこそ、攻守のバランスが大切になる。

(確かに、“バルセロナは始終攻撃ばかりしている”かもしれない。
しかし、“あのチーム”は、ボールをポゼッションすること、
言い換えれば、“ボールを失わないことが最大の守備”になると思っているチームだ。)


また、FWまでもが守備を求められ、GKまでもが攻撃の起点と考えられるようになった
現代サッカーでは、お互いのチームがDFラインを上げて狭いスペースの中で、
“11人全員がピッチのどこでもサッカーをする”(※“フラクタル”、どこを切っても同じ状況になる金太郎飴みたいなのがサッカー。)

だから、守備をサボる選手がいると、その“スペース”を相手に使われないように、
他の選手がその“スペース”をカバーしなければいけない。


上里「昇格諦めん」弾…札幌(2009年9月21日10時47分  スポーツ報知)

「(上里)カズは攻撃の起点としてはいいが、守りに課題がある。
歩いて、目でディフェンスするときがあった。(J1柏の)フランサかと思ったよ」
と守備をさぼりがちなブラジル人FWを引き合いに出す“石さん節”。


今年の天皇杯、決勝まで進んだ石崎柏。
その攻撃の核となったフランサの活躍の陰に、
運動量の少ないフランサをカバーする李忠成の存在があった。

フランサは、ドイツのトップチームの一つレバークーゼンで活躍するなど、
攻撃のセンスは折り紙付、一人で局面を変えることのできる選手だ。
しかし、運動量が少なく守備をしないことでも有名。

しかし、FWは点を取る人、DFは守備をする人という分業制ではなく、
トータルフットボールと呼ばれるようになった現代サッカーでは、こういう選手は使いにくい。
(※札幌でいえば、クライトン。その最たる選手は、元コロンビア代表バルデラマか。)

従って、現代サッカーでフランサのような選手を活かすには、
李のようなカバーする選手の存在が必要になってくる。
(※ちなみに、オリンピック代表FWとして活躍しながら、チームではフランサのカバーをしていた李は、
自分のFWとしての得点チャンスを失うことになってもチームに貢献することの方が重要と言っていた。)

しかし、今季、降格圏にあった柏は、監督をブラジル人のネルシーニョに代えた。
代わったネルシーニョは、就任早々フランサを呼んで、
「もっと運動量をあげろ」と指示したらしい。


柏もチームの低迷とともに、その責任としてフランサへの特権を認めなくなったようだ。

そして、李も出場機会を求めて広島へ移籍した。






さて、上里が攻撃面で活躍するのは良いことだと思う。
それをマスコミが大々的に取り上げるのも良いと思う。


しかし、札幌がJ1に昇格し定着するために必要とされる選手になるためには、
フランサのように“J1でも通用する攻撃力を身につけ多少守備をサボっても良いという特権をもらうくらいの選手になる”か、
“守備を身につけ、カバーを考えなくても良い選手になる”かのいずれかしかないだろう。

確かに、上里は、攻撃面で才能はあるが、まだ“フランサ級”ではないだろう。
だが、守備は、攻撃と違って地味かもしれないが、練習をすればするだけ伸びる。
そして、他にも様々な事情はあるだろうが、
石崎監督はそれを補強する意図もあって、上里をSBに起用していたのだと推測する。

当ブログでも何度かとりあげてきた。
上里の左SB。(2009年08月27日)
ハイプレッシャーの中で何が出せるか。 【J2:第37節 vs 水戸】2009年09月03日

改善の兆しもあったように思う。


そんな石崎監督の気持ちを知ってか知らずか、

札幌MF上里20メートルFK弾/J2[2009年9月21日10時37分 日刊]

 今季は本職のボランチではなく左サイドバックでの出場が増えた。中盤での先発出場は8月5日の福岡戦以来8試合ぶり。身体能力の高いダニルソンの成長、トリッキーなパスを出す宮沢の抜てきもありボランチとして出場する機会は減っていた。それでも「自分はサイドバックの位置からゲームメークをしようと心がけている」とめげることなく練習に取り組んできた。

 5、9日に行われた日本代表の欧州遠征をテレビ観戦した際も、サイドバックは見ずゲームメーカーの中村憲、遠藤のプレーに注目した。「憲剛さんは考えている時間がないぐらい判断が速い。遠藤さんはミスがなく勝負どころですごいパスを出せる」。自分を失わない芯の強さと研究熱心さが、突然のトップ下起用に応えるだけの素地になった。


モノは取り様で、マスコミは今節の上里の活躍とともに
一斉にこういった話も好材料として、取り上げてしまう。
しかし、こうやって攻撃面での活躍を大々的に取り上げると、
上里の課題が見えにくくなってしまう可能性もあるだろう。


そもそも、今回のトップ下起用も、前節のSBでの守備でのミスが原因だ。
そして、上里のカバーのために西がSBになった事実も見逃してはいけないだろう。
(※西も最近守備が軽いシーンが目に付いていたが(-"-;A ...)

ミスをしたら自分の好きなポジションでプレーできるなら、
誰も自分の好きなポジション以外では頑張らなくなってしまう。


札幌には、本職のSBが不足している。さらに、札幌にはきちんと守備の出来る選手が少ない。
それがリーグトップタイ(40節時点)の警告の多さ、
勝ちきれない引き分けの多さにつながっているのではないかと私は思っている。

しかし、マスコミでこれだけ活躍を取り上げられると、次に上里がSBに戻った時に、
なんで、トップ下で使わないんだという話になってくる。


上里には、マスコミのネタに浪費されて自分を見失う存在になって欲しくはない。




選手が話合ったら、ニュースになってしまう札幌。

2009年09月19日

選手が話合ったら、ニュースになってしまう札幌。



【道スポ】DF石川が若手を叱咤 「もっと言い合え」 24歳アニキ的存在 (09/19 10:38)

札幌石川が喝「仲良しグループ」になるな[2009年9月19日 日刊]

石川「もっと自己主張を」若手と緊急討論…札幌(2009年9月19日11時59分  スポーツ報知)




選手が大人しいというのは、何も今に始まったことではありません。
ここ数年、ずっと問題にされてきましたが結局あまり変わっていない。


三浦監督のサッカーは、動きが決まっているので言われたことを聞いていれば良かった。
でも、石崎監督の目指すサッカーを実現するなら、自分で考えてカバーしなきゃいけない。
人に言われたことだけをやってたんじゃ出来ない。


HFCも、生え抜きにこだわるのもいいと思いますが、
石崎サッカーの方針で本気で強化していくつもりなら、
選手が変われないなら、もう選手を入れ替えるくらいの荒療治も必要ではないでしょうか。
(※意識改革。 -主力を放出したホークスの事例。-(2009年09月11日))


もしくは、監督よりも選手が大事、生え抜き路線堅持で行くなら、
選手が出来るサッカーをする監督に代えるべきだと思います。


ただ、元凶は資金難を理由にベテランを切りまくり、若手育成の旗印の下、
選手の年齢構成を考えてこなかったHFCにも責任がないとは思いません。