2010年07月14日
W杯、終了。
W杯南アフリカ大会、スペインの優勝で終わりましたね。 終わったら終わったで、何かすごいポッカリ穴があいた感じです。 今回、ブラジル優勝のガチ予想をしたわけですが、 本音ではスペインに優勝して欲しかったんで個人的にはすごく嬉しい。 言い訳でもなんでもなくて、スペインが伝統的に“勝負弱い” っていうのは有名な話ですし、FWのフェルナンド・トーレスの怪我もあって、 大会前は、今回もダメだろうと思ってたんです。 それが蓋を開けてみれば、 あれよあれよと勝ち上がって、W杯初優勝。 あの華麗なパスサッカーが、バルセロナとレアルマドリーというクラブチームに 大きく依存する攻撃であっても、見ていて本当に楽しかった。 攻撃的なチームが優勝した意義は大きいんじゃないでしょうか。
なぜなら、今大会、守備戦術の進化が顕著な大会だったと思うからです。
今まで守備に問題があるとされてきたアフリカ勢までも組織的な守備をしてきた。
その結果、世界の国々の実力差が縮まった。
イタリア、フランスなどのサッカー強豪国の予選リーグ敗退。
初戦、スイスにスペインが敗北するなどの番狂わせがおこったのも、
日本が決勝トーナメントに進出することが出来たのも、
それぞれのチームに、しっかりとした守備戦術があったからだと思っています。
そういった流れの中で、決勝が伝統的に攻撃的といわれる
オランダとスペインの対決であったことに非常に大きな意味があったのではないかと。
組織的な守備を打ち破る攻撃力がなければ、決勝トーナメントは勝ち上がれない。
それを象徴するような決勝戦だったのかなと思っています。
日本は、守れたとしても、そこからいかに相手に脅威を与える
鋭い攻撃を繰り出せるかが、世界との違いだったのではないかという印象です。
後は、名前負けしないことでしょうか。
最も、これは日本人がもっと海外で活躍しないと解消されないことかもしれませんが(-"-;A ...
ちなみに、今大会で一番衝撃を受けたのは、
ドイツのイケ面監督として有名になったレーブが、
自分の鼻くそをほじった後に、それを食べてる映像です(笑)。
さて、今週からJリーグが再開されますが、
目下の心配は、W杯後にJ2のサッカーを見るのが怖いことです(苦笑)。
posted by whiteowl |11:20 | World Cup | コメント(2) | トラックバック(1)
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この記事に対するコメント一覧
Re:W杯、終了。
いつも拝見させていただいています
バルサのサッカーは見ていないのでよくわかりませんが、今回のスペイン代表サッカーは守備の為のパスサッカーだったのではないかと思います。
後方でパスを受けるために人が動いていたのは面白かったです。
攻撃に人数掛けてたときも必ず後方に戻せるようにパスの受け手が動いてますよね
岩沼には是非セルヒオラモスを参考に頑張ってもらいたいです(笑
posted by 通りすがり| 2010-07-15 17:40
Re:W杯、終了。のお返事。
いつも見に来ていただいているのに、
最近は、めっきり更新してなくてすいません・・・(・・;)
>今回のスペイン代表サッカーは守備の為のパスサッカー
そうですね。“究極の守備戦術”ともいえると思いますね。
ボールをポゼッションして、相手に攻めさせなければ良いわけですからね。
パスサッカーをする前提として、パスの受け手が常にパスをもらえる位置に居ないといけないので、
スペインのポジショニング、特にシャビの位置取りは秀逸でしたね。
セルヒオ・ラモス良かったですよね。
ただ、SBが上がる前提として、しっかりしたフォローが札幌の場合は必要かもしれませんね…。
posted by whiteowl| 2010-07-15 21:28