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2010年01月05日

来季への補強完了(?)。

公式HPから、決まっていなかった外国籍選手の去就が発表されました。


2010コンサドーレ札幌 契約合意選手について(1/4現在)

ソンファンとキリノの残留が決定。


ダニルソン選手 名古屋グランパスへ期限付き移籍のお知らせ

コンサドーレ札幌 ハファエル選手 契約満了のお知らせ

ダニルソンは、J1の名古屋へレンタル移籍。

ハファエルは、契約満了となりました。


さらに、広島からリハンジェが加入。

李漢宰選手 コンサドーレ札幌へ新加入のお知らせ

ただし、ハンジェ選手は、以前札幌にいたヨンデ選手同様、↓に引用した特別枠扱いとなるため、
外国籍枠の3名にも、アジア枠1名の対象にもなりません。

(※プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則(JFA))

>⑨ 本協会基本規程第69条に該当する選手の登録
(1) 日本で生まれ、次のいずれかに該当する選手は、日本国籍を有しない場合でも、
外国籍選手とはみなさない。ただし、1チームにつき1名に限る。
イ. 学校教育法第1条に定める学校において、教育基本法第4条に定める義務教育中の者または義務教育を終了した者
ロ. 学校教育法第1条に定める高等学校または大学を卒業した者


日刊によれば、来季はこの25名で臨むようです。

札幌が李を完全移籍で獲得[2010年1月5日 日刊]

>矢萩社長は「これ(李)で補強は完了です」と明言。
新加入選手はDF藤山、FW中山、内村、近藤に李を加えた5人で、選手計25人でシーズンを迎える。





さて、昨年、移籍ルールの変更があり、国際標準の移籍ルールの適用と
今まで日本だけの国内ルールとして存在した若ければ若いほど多くかかる移籍金が撤廃され、
その代替として23歳以下の選手が移籍する場合にのみトレーニング費用が、
2つ前の所属チームに支払われることになりました。

(※トレーニング費用の金額は、1チームにつき約数百万円。
プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則(JFA))

要は、24歳以上で所属チームとの契約が満了した選手については、
移籍金はかからなくなりました。

今回の5名の補強された選手は、全員24歳以上ですから、
おそらく移籍金はかかっていないはずです。


今回の補強では、チームの年齢構成が若手に偏っていたこともあるでしょうが、
このような移籍ルールの変更にあわせて、
少ないコストで20台後半の選手を多く採ったことが考えられます。

その意味では、お金をかけずに上手い補強をしたといえそうです。

しかし、今回の移籍ルールの変更は、基本的に弱肉強食の競争を助長する変更ですから、
HFCには、より魅力的なチーム作りが求められることになります。






また、来季は、昨季の51試合から36試合に試合数が減るとはいえ、
25名の少数で臨むことが不安視されています。

ただ、年俸に上限のないA契約選手は1チーム25名までという枠があるので、
2枠残っている外国籍枠選手を含めて、今年はW杯による中断もありますし、
秋春制の国のリーグ終了後に必要であれば補強をするという前提であれば、

まあ、そういう前提で残したのか、単にお金がなかったのかはわかりませんが(笑)

A契約選手は、そろそろ一杯のはずです。


しかし、人数制限のないB、C契約の選手でも、ユース以外の23歳以下は、
トレーニング費用がかかってしまうので、避けた可能性があります。


というのが、“HFC的事情”という感じでしょうか。


欲を言えば限がありませんが、来季は監督の交代もないですから、
的確な補強が出来たのではないでしょうか。


これで補強も一区切りらしいので、シーズンオフの楽しみ、
次から妄想フォーメーションでもするとしましょうか(笑)。



posted by whiteowl |12:35 | Consadole Sapporo | コメント(0) | トラックバック(0)

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