2020年06月13日
【葡旅行】22 ブラガの後半戦と日本料理屋の娘(1月12日)
後半開始前、スタジアムDJが「ブラゴ―」と叫び。スタンドも「ブラゴ―」と呼応する。それを2回繰り返した。 開始早々、ブラガ、ゴール前の間接FKで、ボールがゴール前にきて、ヘディングするもバーの上。近くの人が椅子をたたいた。少し怖い。 その少し後に、ブラガ、シュートも左にそれる。また、近くにいた人椅子をたたく。 スタンドからブーイングの意味の口笛。 ブラガは攻めているけど、得点のにおいを感じさせない。ブラガサポのイライラがつのる。 後半中ごろ、右サイド中央寄りからのクロスに20番ヘディング。相手チームのGK、至近距離にも関わらずまく両手で反応してボールを外に出す。その右サイドからのクロスを出したのが77番トリンコン選手。シュートしやすいうまいパス出すなと感じた。そのプレーが現地でトリンコン選手を感じられた唯一の瞬間だった(前の投稿で似たようなこと書いてますが、後半のプレーの誤りでした。ごめんなさい) トリンコン選手はバルセロナ移籍が決まっている。 ブラガは積極的に攻めているが、CDトンデラのディフェンスをこじあけるのが大変。 78分、ブラガ20番左サイド、角度のないところからゴール。同点になんとか追いつく。スタンドは盛り上がる。 その後、ブラガはたて続けに惜しいシュート。 スタンドが大いに盛り上がり「ブラガ、ブラガ、ブラガ」の応援 そして、ロスタイム、ブラガのプレー。7番ヘディングしてバーで跳ね返ったボールを20番が押し込んだはず。でも、VAR判定のような感じ。20番の位置がオフサイドじゃなかったかと。 しかし、結局ゴールが認められる。20番ポルトガル代表、パウリーニョ。しっかり覚えておこう。 ブラガが勝利。見事にロスタイムの逆転勝利で、勝った瞬間すごい盛り上がると思ったけど、得点を取った時のような盛り上がりはなく、冷静に勝利を確認するようなざわざわとした勝利の瞬間であった。 帰りはシャトルバスで駅まで出る。札幌ドームのシャトルバスのように色んな方角に行くバスがあるようで、しっかり確認してから乗り込む。 満員のバスは途中、マックやバーガーキングのドライブスルーの前を通って、15分ぐらいで駅らしき場所で止まる。 近くのおっさんに「駅か」と確認しておりる。 降りてからおっさんが英語で何か言っているらしいが、全然聞き取れず、おっさんがすごくがっかりしていて、申し訳ないことをしたと感ずる。 さて、22時台、ホテルに帰るか、それとも飯屋に行くか迷う。そんなに空腹感もなく、サッカー場でホットドックを食べたので、食べても食べなくてもいい感じ。 とりあえず、駅舎の中に入ると、まだ、ポルト行きの列車はあり、待合室に人がいる。 再び、外へ出る。市街地に出ようかなと思うが少し遠いし、サッカー場に行く時ののように道を迷うのは嫌だ。駅前は何もなさそうな感じであるが、とりあえず、駅前に食堂があるかどうか探す。 すると、暗い駅前であったが、「TEMPLE」という看板の店を見つける、良さそうな感じの食堂で、中はたくさんの人で賑わってるし、客層も悪くなさそう。 中に入ると、笑顔のかわいい、高校生ぐらいの黒人の女の子が迎えてくれた。入り口から入ってすぐのテーブルの椅子に腰を下ろしたら、女の子が英語で「寒いから、中の席に移ったらどうですか。」と気を利かせてくれ、そのようにする。 隣のテーブルでは白人の若者が寿司を食べていた。そうか、ここは日本料理の店なのかと気が付く。最初、本場ポルトガルのテンプラの店かと思ったら「テンプル」だったのね。 メニューを見て、何を食べるか迷う。寿司は食べたいが、たくさんは食べたくない。そんな感じで迷っていたら、黒人の女の子が来て甲斐甲斐しく、まるで日本人の女の子のように世話を焼く。こちらの考えがわかるかのように、様々な料理が食べて、15ユーロというセット料理を提案してきた。そして、海老は好きかって感じで、メニューを見せながら説明してくれ、セットメニューを完成させてくれる。飲み物はビールにした。 エビフライは、甘いチリソースで食べる。それと、海老の串焼き。海老が重なってしまった。味は可もなく不可もなくだが、やはり日本食なので食べやすかった。そして、エビフライは日本のソースが欲しかった。 お寿司のテンプラ。料理として存在してなくてもおかしくないが、いざ目の前に出てくると、少々、ド肝を抜かれる。左は卵、サーモン、アボカドが入って、甘いたれがかかっている。右はサーモンの細巻きで海苔で巻いている。上にマヨと醤油。なかなか食べられた。 アボカドが入ったサーモンロールとクリームチーズが入ったサーモンロール。しょうがの入ったマグロロール。サーモン寿司とあぶりサーモン寿司。刺身はまぐろ、ホタテ、サーモン。刺身はどれも新鮮でおいしい。特にホタテは北海道で食べるのと遜色なしで満足。 醤油がないのでお願いしたら、徳利に入れて持ってきやがった。 大根のつまは太目。 結構、量が多かったが、全部食べてしまう。日本食としては亜流であり、おいしいというのは認めたくないが、まあまあいけた。 隣の白人男性二人組の若者は、結構余していたけど・・・。 件の女の子が来て、にこやかに何か言っているけど、聞き取れない。メモ帳に書いてもらう。 おー、まさにおもてなしの心だね。本当は日本酒も頼んでみたいけど、13ユーロと高い。食事代と同じぐらいの額なので差し控える。 会計に行ったら、店主のような人はがっちりした若い中国人っぽい男性だった。なるほど、納得な感じ。海外には外国人が経営している日本料理屋が多い。ともあれ、満足してホテルに戻る。 今思えば、女の子と一緒に記念撮影してもらえば良かったな・・・・。 次回は ブラガの街散歩と、リスボンへの鉄道での移動の話です。
posted by こんびに♪ |10:19 | 2020ポルトガル旅行 | コメント(0) |
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