コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年02月07日

ちょっぴり粋な節分の日・・・千秋庵、ぽろまーれ(札幌市中央区)

2月3日、この日は15時半で仕事が終了する。18時半にすすきので親戚の集まりがあるのでそれまでどう時間をつぶすか。

とりあえず、初詣がまだまだだったので某神宮に行く。すると本殿の方から太鼓の声とともに「鬼はそと~」という声が聞こえてきた。そうか、今日は節分か。しかし、節分の日まで初詣に来なかった自分って・・・。かなり怠け者だ。

手と口を清め、中に入ると老若男女たくさんの人がいて、台の上から投げられるおもちに飛びついていた。


↑豆まきの様子(携帯画像)

その取り合いの様子はまるで野球場でのファールボールやホームランボールの取り合いさながらであった。

残念ながらもちはもらえず、参拝を済ませ帰ろうかと思ったら、神社の人が豆を配っていたのでいただく。


ちなみにお賽銭は5円w。ご縁があるように5円にしたのだが、豆は5円では買えないであろう。儲かった!のか?

その後、神社を出てぶらぶらと歩く。某駅の近くに「○○ドラッグって書いてあるのに酒屋のような感じの店に入ると酒屋軒薬局であった。最高級ワインが何本も置いてあった。ドンペリやクリュッグが?万円で売っていた。1度飲んでみたいものだ、店内をうろうろしていたら、危うくワインを棚から落としそうになり、冷や冷やしながら店を出た。

次に古本屋に行く。新刊を安値で置いている良心的な古本屋がある。そのせいか狭い店内にはたくさんの人がいて本を選んでいる。棚と棚の間は1人しか入れないので、人が移動するたびに自分も動かないといけない。そんな古本屋なのになぜか居心地が良い。最近、大学の先輩から池澤夏樹の本を薦められた。場所(トポス)を意識した作品が多い池澤夏樹に私も関心があったが、きちんと読んだことがなかったので読んでみようかと思ったのである。本はあったが残念ながら読みたいと思うのはなかった。今度図書館でかりてこよう。

結局、もう1軒の古本屋で漫画の本を買う(結局、漫画かよ)。泉昌之著「芸能グルメストーカー」。内容は芸能人がお勧めのレストランに行って食事してみて、その芸能人の性格を判断するといったもの。見る人によっては最低と感じる作品なので、あまり人には薦められないが、洒落としてみるなら良いかも(それでも確実に女性向けではない)。

地下鉄で大通に出る。それでも時間があるので、街をうろつく。狸小路の南側にある千秋庵。札幌のお菓子の老舗店でそこのソフトクリームは非常においしく。子どもの頃よく食べたものだが、店の様子がおかしい。携帯電話のショップになっている。もしかして老舗の千秋庵が消滅かと慌てて店に近づくと、一部が携帯電話のショップになっただけで、店自体は狭くなったものの健在である。ほっとするとなんだか久しぶりにソフトクリームを食べたくなった。

店内に入り、白衣を来た男性店員に「ソフトクリームまだやってますか。」と聞く。「まだ、やっておりますよ。」とにこやかに”目覚ましテレビ”の大塚アナに感じが似た店員さんは答えてくれた。いや、店内にはソフトクリームのオブジェがあるのでやってないはずはないのだ。なんでそんな遠まわしな聞き方をしたかというと、やはり照れである。久しぶりに千秋俺に来て、懐かしのソフトクリームを食べにやってきたオヤジをアピールしたかったのである。1人で周りを気にせず甘いものを食べられる甘党おやじに見られたくなかったのだ(実際は甘いもの好き)。


千秋庵のソフトクリーム(240円)。「欧米かっ!!」のタカアンドトシも札幌で活動していた時によく食べていたとか。

ソフトクリームを食べながら携帯でネットをみていた俺・・・。まるで女子高生のようだが、今、考えるとその姿はかなりきもい。


18時15分頃、親戚達が集まるイタリア料理店に行く。ビルの地下にある”ぽろまーれ”というお店。なんでも、10歳上のいとこの同僚がお勧めの店だとか。

今回の親戚の集まりは、年末に骨折して退院した伯母の快気祝いと最近、結婚したいとこのお嫁さんのお披露目?をかねて開催された。参加者は11名。親戚の集まりならホテルの中華でいいやんと思うこんびにであるが、イタリア料理は伯母の希望であった。

こんびには本当、イタリアやフランス料理に接する機会が少ない。なのでかなり緊張気味。最近でこそ、ブログでイタリア料理店に行ったと書いたが家庭的な店であったし、やはり中華の方が落ち着くかな。

ともあれみんな集まり、宴は進んで行った。今まで飲んだことのない濃厚なワインが次々あけられ、そのたびにスポンサーである伯母は冷や冷やしているようであった(笑)。

食べたものも、鹿肉が出て、カキが出て、スズキが出て、鴨肉が出てという感じで豪勢であった。

本来、親戚の集まりなんてものは、同窓会と同じで憂鬱なものである。そのなかにどうしても勝ち組み、負け組みと分かれてしまう(そういう分け方は嫌いではあるけど)。10歳年上のいとこは東京の一流企業に勤めるエリートで世間で言う勝ち組みである。それに対して自分は・・・だけど、まあ今回はそんな隔たりはなくひたすら飲んだな。

久しぶりに会ったいとこがすごく立派な人になっていた。とにかくユーモアを大切にする人だ。逆に知識をひけ散らかすことをすごく嫌う。

いとこの奥さんが海外の知識を披露していたら、「おまえはいちいちうるさいね」って感じでいとこと奥さんともめていたので、何気なく私が「欧米かっ!!」と切り出したら、いとこ爆笑してくれました。「いやあ、こんびにおまえはなかなかおもしろいやつだ。」って言ってくれました。その分、奥さんに睨まれましたがw。いとこに面白い奴だって言われたのはすごく嬉しかったな。あまり言われたことなかったので。

最後の方はかなり酔っ払って、テーブルマナー?を無視して、焼きたてパンに付け合せのマッシュポテトを塗って、さらに鴨肉を載せて、サンドイッチにして食べて、赤ワインを一気に流し込んでいたら、「うん、それが一番うまい食べ方だ!!」といとこからお褒めの言葉をいただきましたw。


その後、いとこにバーに連れて行ってもらい、何年ものかの高級ウィスキーを飲ませてもらいました(ウィスキーの名はよくわからず)。ふっと神宮でもらった豆を思い出し、鞄の中からそれを出すと、マスターさんが柿の種に混ぜて出してくれました。それをつまみに1杯。ちょっぴり粋な節分の日でありました。


posted by こんびに |15:02 | コメント(6) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:ちょっぴり粋な節分の日・・・千秋庵、ぽろまーれ(札幌市中央区)

タク、じゃなくて、たか、ですから~残念~

posted by じゃなくて| 2007-02-07 15:45

Re:ちょっぴり粋な節分の日・・・千秋庵、ぽろまーれ(札幌市中央区)

↑修正しておきました。

posted by こんびに| 2007-02-07 15:55

Re:ちょっぴり粋な節分の日・・・千秋庵、ぽろまーれ(札幌市中央区)

私も千秋庵のソフトクリームが大好きです。
でも、子供が大きくなると食べる機会がなくなりました。
食べたいな~!
お一人様が苦手な私はこんびにさんを尊敬します(^_-)-☆

posted by ドールズママ| 2007-02-07 23:04

Re:ちょっぴり粋な節分の日・・・千秋庵、ぽろまーれ(札幌市中央区)

ドールズママさん、コメントありがとうございます。

>私も千秋庵のソフトクリームが大好きです。
>でも、子供が大きくなると食べる機会がなくなりました。

そうなんですよね。子どもの頃は親とよく食べて、最近では甥っ子と映画を見に行った時以来食べてなかったのですが、今回はなんとなく食べてしまいましたw。

posted by こんびに| 2007-02-08 10:42

Re:ちょっぴり粋な節分の日・・・千秋庵、ぽろまーれ(札幌市中央区)

でしょ、でしょ~、やっぱり中華でしょ!

近いうち行きましょうね、中華!

しつこいって!(爆)

posted by momi♪| 2007-02-08 21:50

Re:ちょっぴり粋な節分の日・・・千秋庵、ぽろまーれ(札幌市中央区)

momi♪さん、コメントありがとうございます。

やっぱ中華ですよ中華!! デミ夫さんも連れて行っていいでしょうか(笑)。

posted by こんびに| 2007-02-09 00:44

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