2014年09月27日
道東気まぐれ列車の旅その2・・・釧網線の旅
網走駅のみどりの窓口で、翌日使う予定のレンタカーの予約をお願いする。道東V切符があれば、3000円でレンタカーを使用できるのだけど、釧路のレンタカー屋に網走駅の若い駅員が連絡するとどうやら満車とのこと・・・・。残念ながらあきらめるしかないな。 13時台の知床斜里行きの1両編成(キハ40 827)に乗り込む。乗車率は座席がちょうどすべてうまる程度。観光客が多いが、部活帰りのジャージ姿の地元の高校生もたくさん乗っていた。網走の隣の桂台の駅からもたくさん乗ってきた。市街地を抜けると、列車は海沿いを走る。オホーツク海の波は荒い。 ますうら、藻琴と停車する。古い駅舎にがっちりした体格の部活生が降りると絵になるな。 列車は海沿いを走る。反対側の車窓に湖も見える。 第一の目的地、北浜駅にたちまち到着。 北浜駅が近づき、運転席のある前に移動すると、前方、右側に見える北浜の駅のホームにたくさんの人がいる。 「うわーすげー」思わず声を出してしまう。 じっと待っている感じでなく落ち着きなく動いている感じで、なんだろう小学生の一団かなと一瞬思う。そして、ホームをから乗り出している姿も見え、運転手が警笛を何度もならす。 そして到着して降りてみると、その人たちは、アジア系の観光客の一団で、ディーゼルカーが到着するととみんな思い思いに撮影している。ディーゼルカーに乗る人はいない。 ↑北浜駅の様子 なにやら、北浜駅が観光スポットになっているようで、みんな観光バスで来ているようだ。 北浜駅の駅舎。味があります。中が喫茶店になっています。ところで、アジア系の外国人の女性は老いも若きも、すごい長いマフラーのようなものをつけているのが気になります。向こうのファッションなのかな。 駅の横に展望台があり、眺めが良いです。 さて、喫茶店に入ります。うーん、他の人が頼んでいた、ハンバーグプレートやナポリタンがおいしそうで、すごく注文したかったのだけど、かにめし食べた後だからな。我慢しました。 バナナミルクティー(500円)で我慢我慢。マロンミルクティーやキャラメルミルクティーも気になりましたね。 喫茶店の天井には、列車の扇風機が。よく確認しなかったけど、JNRのマークがついていることでしょう。ちなみに窓側の席は列車を意識しており、椅子も列車のものかどうかわからないけど、そんな感じのものでした。 さっきのアジア系外国人の団体がいなくなったと思っていたら、また、違う団体が来ていました。ホームでなぜかタイタニックのポーズしている外国人もいましたが・・・・。 さて、14時台の列車で釧路へ向かいます。 線路内立ち入り禁止の文字があるのは線路におりて撮影している人が多くて・・・。さっきの外国人もみんな線路に下りて撮影していました。危険なのでやめましょうね。 列車・・・というか1両の気動車は、海沿いを走る。反対側の車窓には湯沸湖が見える。次の原生花園駅に到着する前、再び警笛がなる。原生花園駅にたくさんの人がいることから、また観光客がホームから身を乗り出していたのか。 止別をすぎたら右手にビート畑が見えてきた。そして、遠くには1000メートルの藻琴山。左手はオホーツク海である。 ↑ビート畑 ↑藻琴山 知床斜里を過ぎてから、左に1419メートルの海別岳が見える。斜里からオホーツク海と別れ内陸側に入っていく。 ↑海別岳 中斜里ではホクレンの製糖工場が見え、やはり付近はビート畑。 清里町が近づいてきたら左手に斜里岳が見えてきた。 ↑斜里岳 札弦は知床の木材の集散地なのだろうか、丸太が積んであった。 札弦を過ぎて、木々の中を、気動車をブルンブルン言って走っていく。鹿が線路を横断しているのか、何度も警笛が鳴る。 それこそ緑の中の緑駅で10分以上停車。ここから列車番号も変わり、摩周&川湯温泉足湯めぐり号という名前になる。10月まで期間限定列車である。 緑を過ぎて、森の中を走り、トンネルを抜ける。たぶん釧網線唯一のトンネルで、網走管内から釧路管内に入る。 川湯温泉で多少の停車時間があったので駅のすぐ隣にあった足湯に浸かる。結局、川湯温泉は翌日にも来ることになった。 摩周では、また列車番号が変わる。そして30分の停車時間。今度は200円のタオルを買って、本格的に浸かる。列車のお客もほとんど観光客でみんな浸かっていた。アジア系の外国人観光客も気持ちよさそうに浸かっていましたな。 摩周では交換列車が鹿にぶつかったようでさらに発車が8分遅れる。 車窓をもうすでに真っ暗。列車の遅れを取り戻したいのか、少しスピードが速くなったよう。でも、時折が警笛がなり、やはり鹿が出ているのかと思う。頼むから鹿にぶつかるなよと思うが・・・・・。見事にぶつかって停車してしまいましたw 車内放送が流れ、運転手は後部のドアから降りて確認して再び走りはじめる。その間、6、7分。 次の駅に停車して、再び確認して発車。遅れは20分近くになった。M君に遅れるかもしれないとメールを出しておく。 結局、釧路には7時ころに到着。最終的には遅れは14分から15分ぐらいか。
posted by こんびに🎵 |11:14 | 14年国内旅行 | コメント(0) |
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