スポンサーリンク

2007年08月17日

練習試合・U-18 vs U-16日本代表

8月15日(水)の午前中に、アミュースメントパークの人工芝ピッチでU-16北海道トレセンがあり、国際ユースに出場する北海道代表メンバーと北海道選抜メンバーとに分かれてトレーニングをしてたようです。

そこに、これも国際ユースに出場するU-16日本代表チームが乗ったバスが到着し、天然芝ピッチでトレーニングを始めました。思わぬイベントに遭遇し、人工芝の方を見たり天然芝の方を見たりで、もうウハウハ状態ですよ。

午後3時半頃から天然芝ピッチで、コンサU-18とU-16日本代表との練習試合がありました。(45分の前後半)
気を失いそうになるほどの猛暑の中で、頭に水を掛けながら2時間も待ってた甲斐があるというものです。

日本代表はまだ国際ユースの試合が残っているので、コンサ関係のみの説明とします。U-16日本代表の古田は、前半はフル出場し、後半はいったん交代して途中から再び出場してました。

U16代表
日本代表(黄ビブス) vs コンサ(赤黒)(2007.8.15:SAP)

スタメンは、GK:平加、DF:岩月・加藤(拓)・鎌部・山川、MF:打矢・鶴野・小川・松本、FW:大西・玉岡 で、横野はまだ合流していません。

開始2分に、相手右サイドをえぐられ、DFの頭越しに軽く浮かした球を入れると、中央でヘディングを当てられ、失点しました。(0-1)
相手の布陣をまだ把握していない段階だったので、後から考えてみれば、右サイドから浮き球を入れたのは古田だったように思います。

前半の失点はこれだけで、コンサも左の山川-松本ラインや右の岩月-打矢ラインからの攻撃もあり、中央での鶴野・小川の配球など、小気味良いチャンスも結構ありました。前半だけでクロスバーに2回ぶつけたし。

困ることといえば、日本代表コーチの四方田さんの指示が、コンサに向けられているような錯覚を起こして耳を欹ててしまうことです。
 

後半になると、平加に代えて曳地を入れ、山川に代わって竹内がMFに入り、松本がDFに下がりました。小川に代わって伊東、玉岡に代わって木島が入りました。

大西
後半10分のチャンスに大西届かず

13分の1対1のピンチは曳地が膝ではね返しましたが、続いて左サイドから狙って転がされました。(0-2)
14分には左サイドでパスを通され、浮かしたシュートで追加点を取られました。(0-3)
15分に、大西に代えて山口を入れました。

山口
19分にその山口の攻撃・・中山元気に似てる?

竹内
20分、竹内の突進によるチャンスはキャッチされる

木島
21分、木島の1対1のチャンスはオフサイドになる

23分に思い切って3枚を交代し、岩月・打矢・鶴野がアウトして山川・玉岡・小川が入りました。
続く26分にもさらに3枚を代え、鎌部・加藤・松本がアウトして濱田・荒木・十川が入ったので、1年生が多くなりました。

玉岡
39分に玉岡が狙い打ったシュートは左ポストに当たる
40分にはボールを奪われ、GKとの1対1もかわして流し込まれました。(0-4)

終了
終了の挨拶

コンサの3年生ならU-16代表といい勝負、1年生では敵わない、という感じでした。当然でしょうけど。
明日からいよいよ、北海道国際ユース大会が始まります。


posted by 雁来 萌 |23:56 | 闘う若梟 | コメント(0) |

2007年08月16日

練習試合・U-18 vs 光星高校

8月12日(日)の10時過ぎから雁来練習場で、札幌光星高校と40分×3本の練習試合がありました。

光星高校は、プリンスリーグ・道央地区リーグの第3代表として決勝大会(6チーム、9/22~10/6)に勝ち上がりました。
決勝大会で2位以内に入ったチームは自動的に来年のプリンスリーグに昇格でき、3位になったチームと札幌山の手高校との入れ替え戦(10/7)で勝ったチームも昇格できます。
2006年のプリンスリーグで9位に甘んじて降格した光星としては、昇格・復帰の権利を勝ち取るべく、チームの強化を計りたいところです。

光星高校
光星(青) vs コンサ(赤黒)(2007.8.12)
1本目のスタメンは、GK:岩田、DF:岩月・加藤(拓)・濱田・松本、MF:打矢・鶴野・小川・古田、FW:玉岡・大西でした。U-18代表のトレーニングに出張してる横野が抜けてる他は、ベストに近い(Aダッシュ?)メンバーです。

遠い方のサイドだったので、写真はありませんが、5分に大西が突破してゴール右へ打ち込み、幸先良いスタートを切りました。(1-0)

13分に、小川あたりから出たスルーに大西が反応してして飛び出し、ドリブルで持ち込んでゴール右へ打ち込みました。(2-0)

22分に鶴野の左クロスを玉岡がシュートしてCKを得て、この右CKを古田が蹴り入れると、ニアにいた松本が頭でゴール左へ流し込みました。(3-0)

35分には、打矢が右サイドをえぐってクロスを入れ、玉岡が蹴り込んで追加点を上げました。(4-0)

40分には、古田からのスルーパスを玉岡が受けてゴール右隅へ転がし、大差がつきました。(5-0)
 

2本目のスタメンは、GK:平加、DF:岩月・荒木・※菅原(康)・松本、MF:木島・鶴野・※西田・竹内、FW:大西・山口 に変わりました。※印の、コンサU-15所属の選手が加わっています。(以下、同じ)

開始1分に、左寄りから竹内か山口が蹴り込んで先制しました。(1-0)

山口
9分に松本(左端)からのクロスを山口(24)が蹴りましたが、GKにはじかれました。
10分に、大西が左45度の遠い位置から思い切り蹴ったボールが、GKのジャンプも届かずにゴール右隅へ入りました。(2-0)

紫苑
13分に木島(右端)がえぐってクロスを入れ、中央で山口が合わせましたが、左ポストに当たってしまいました。
ここで、大西に代えて玉岡が入り、鶴野に代えて※三上が入り、松本に代えて十川が入りました。

40分には十川が左を上がってクロスを入れ、山口が蹴り込みました。(3-0)
 

3本目のスタメンは、GK:曳地、DF:加藤(拓)・荒木・濱田・十川、MF:竹内・小川・※西田・打矢、FW:※三上・山口 と、年齢がかなり若くなりました。
16分に、右寄りからパスを受けた山口が蹴り込んで先制しました。(1-0)

21分に西田に代えて※菅原(康)、加藤(拓)に代えて木島が入りました。

27分に、バックパスを曳地が手で取ったので、PA内で間接FKを与えてしまいました。
間接FK
Pマークに近い位置から間接FKを打たれる大ピンチは、左へ外れて行ったので命拾いしました。

終了
最後の挨拶
トータルすると(9-0)になり、一方的なスコアではありますが、危ない場面もありました。相手のメンバーはよく分かりませんが、コンサ側のメンバー構成を反映したスコアになった感じです。

トンボ
今日も激しく暑いですが、もうトンボが飛ぶ時季になってきました。(暑過ぎて休んでいるのかも)


プリンスリーグ北海道地区リーグの決勝大会には、道央地区から札幌新陽・札幌白石・札幌光星、道南地区から登別大谷・浦河、道東北地区から白樺学園、が勝ち上がっています。(チーム名の「高校」を省略)
過去に、降格したチームが復帰した例は札幌山の手だけですが、他の昇格候補チームの中では、札幌白石・札幌光星・登別大谷の3チームはプリンスリーグの経験があります。

メガネ
写真と本文とは関係ありません。(雁来練習場の近くにできた、ショッピングセンターの駐車場の片隅)


posted by 雁来 萌 |23:57 | 闘う若梟 | コメント(0) |

2007年08月14日

棺の中から叫ぶ声が

何だか、納涼特集・第2話のようなタイトルですが、怖い話ではありません。(やっぱり怖いかな)
プロフィールを少し書き足そうかと思って調べ物をしてるうちに、面白い話(当人にとっては大変な話)を見つけました。

ご存じかと思いますが、他チームを支援しているイリュージョニストのPrincess TENKO こと引田天功(二代目)が、先月の公演中に負傷して入院しました。

その状況はプリンセス天功オフィシャルブログに書いてあるので簡単に紹介すると、意識が無いまま病院に運ばれて、CTスキャンの検査を受けてる途中で意識を取り戻し、目を開いたら「ここは・・お棺の中だ!」と思ったそうです(笑)・・気持ちは分かりますが。

「息を止めて下さい」という声が聞こえたけども、死んだ人間に向かって「息を止めろ」と言うのも可笑しな話です。体が痛いし自分が息をしてるってことは・・生きてるってことだ、と分かったようです。

生きてる以上は、「私はまだ生きてる! お棺から出してぇ~!」って叫びたくなったのは至極当然でしょうよ。でもね、閉じ込められた箱の中から脱出する技は、得意中の得意芸、それこそオハコだった筈ですよね。
何も慌てる必要が無いのに、思わぬ事故でよほど自信を失ったんでしょうか。パニックって、落ち着いて考えれば何でもないような事にも焦ってしまうんでしょうけど。

来年のファッションコンテスト・仮装部門はこの辺を狙おうかな、と思ったら、変換して最初に出てきた漢字が「火葬部門」だって(爆)・・ちゃんと学習してるらしい。

posted by 雁来 萌 |21:44 | 雑念 | コメント(2) |

2007年08月08日

JリーグU-13ポラリス vs 山形

以前に「JリーグU-13」を紹介しましたが、道内でのコンサ関係の試合が始まりました。

8月5日(日)に東雁来練習場で、「旭川 vs 山形村山」の試合と「札幌 vs 山形庄内」の試合が行われ、翌6日(月)に東雁来練習場で、「札幌 vs 山形村山」の試合と「旭川 vs 山形庄内」の試合が行われました。

5日は、北陵高校で行われたU-18の「沖野杯」の試合を見てから雁来に向かったので、13時半キックオフだった旭川-村山の試合は後半しか見れませんでした。
6日は月曜日なので仕事があり、そもそも試合を見に行けませんでした。

横断幕
大会の横断幕(2007.8.5:雁来)
実は、裏から撮った写真の左右を入れ替える加工を施しています。
雨は落ちてきませんが、どんよりとした雲に覆われて蒸し暑いです。

旭川の後半のスタメンは、GK:武島、DF:西垣(龍)・後藤・宮本(維)・高木、MF:岸本・森木・高橋・原田、FW:岡本・石井 だろうと思います。
何せ、旭川の1年生メンバーを見るのはまだ2回目だし、1年生は12人しかいないはずなのに全部で13人いるし、顔が分からない選手もいたりして狐につままれた状態になります。
この大会には早生まれの2年生も出場できますが、旭川に2人いる早生まれの2年生とも人相が違います。
結局、後でスタッフに尋ねたところ、今年から札幌U-12に入った6年生の成田くんでした。彼は夕張滝川で見かけた役に立つ選手ですが、まさか札幌U-12から補充してるとは思わなかったんです。

その成田が16分頃に高木に代わってFWに入り、FW・MFのメンバーが下がりました。18分頃に相手のカウンターを受けて失点しました。(0-1)
ポジションを確認してた21分頃、旭川が得点したんですが(1-1)、見てませんでした。U-15旭川のブログによると、岡本の得点だったようです。

26分ころには岸本の突破で追加点を上げ(2-1)、27分頃に原田に代えて高山をFWに入れたところでフォーメーションを変えたようです。石井くんのトップ下も面白いかも。

試合はそのまま(2-1)で終了し、さらに30分の練習試合を行いました。
旭川-村山
山形村山(青白) vs 旭川(赤黒)
内容は石井のドリブルシュートで勝ちました(1-0)が、終盤にはもう、両チームともかなり消耗していたように見えました。


ハマナス
練習場脇のハマナスに真っ赤な実が生ってきて、美味しそうです。(笑)

飛行機
上空を通過して最終進入する旅客機


札幌-庄内の試合は15時半から行われる予定でしたが、当日は悪天にもかかわらず航空自衛隊千歳基地で「航空祭」が行われており、庄内チームの乗った飛行機が着陸できずに遅れたため、試合は16時半からに繰り下がりました。何が起こるか分かりませんね。
庄内チームは16時10分頃に練習場に到着して慌しく着替え、ろくにアップもできずに試合が始まりました。

札幌-庄内
札幌の円陣・・薄暗くなってきたよぅ

スタメンは、GK:阿波加、DF:紀井・深井・永坂・志田、MF:神田・中原・下田・堀米、FW:福田・稲田 でした。

長旅で疲れている相手の隙を突いて、4分と5分に稲田が立て続けにドリブル突破して得点しました。(2-0)
続いて8分には、神田が右寄りからシュート、はじかれた球を自ら再度打ってゴール左隅へ入れました。(3-0)
10分には稲田がまたしてもドリブルで長い距離を走り、左寄りから右へ打ち込んで畳みかけます。(4-0)
全て、遠いサイドに向かって攻める方向なので、得点シーンの写真が撮れません。後半になればこっちサイドでの得点が見られるはずだ、と思っていました。
11分に相手にフリーで持ち込まれ、GKと1対1になったピンチは阿波加がキャッチしました。

庄内にエンジンがかかってきたのか、これ以後は攻めあぐねてしまってスコアに動きが無く、睡魔と闘ってるうちに前半が終わりました。
 

後半開始時に、中原に代わって林が入りました。
開始5分という早い段階で、紀井に代わって佐々木、深井に代わって松本が入りました。

シュートはキャッチ
誰だったか忘れたシュートはキャッチされる
10分に、GK阿波加に代わって福永が入り、下田に代わって内山、稲田に代わって藤井が入りました。

福田上がる
右サイドを上がる福田
16分には、志田に代わって月館が入りました。

22分に、神田に代わって旭川の早生まれ2年生の細岡が入りました。旭川チームに札幌U-12の6年生を使い、札幌チームに旭川のメンバーを使うとは思い付きませんでした。同じクラブの下部組織同士だからできることですけど。

永坂のシュート
永坂のシュートも入らず

結局、後半に撮るはずだった得点シーンは一枚も撮れず、前半の(4-0)のスコアのまま終わりました。
終了
本チャンが終了し、整列して本部側に向かって挨拶します。

この後に20分×2本の練習試合があり、これも無得点の(0-0)で終わりました。
全員集合
全員が揃って・・今日は大変な一日だったでしょう。ゆっくり休んで明日の試合に備えてちょうだい。

夕陽
間もなく陽は傾き、ただでさえ暗い雲が多いので、夕暮れも早く訪れた感じです。日が短くなっているせいもあるでしょうけど・・もう、夏至と秋分との中間まで季節が進んで来ましたから。


posted by 雁来 萌 |23:56 | 闘う若梟 | コメント(0) |

2007年08月06日

北海道国際ユース大会(U-16)

夏休み恒例の「2007北海道国際ユースサッカー大会 U-16」が、8月16日(木)~19日(日)の日程で厚別競技場で開催されます。→開催要領(pdf)、対戦日程(pdf)
例年、順位決定戦は札幌ドームで行われていましたが、今年は全て厚別競技場を使います。個人的には、真夏なのだから屋外の方が気分が良いです。あの程度の観客のためにドームを使うのは、経費的に苦しいでしょうし。

国際ユースは勝敗を気にしないで、純粋に楽しめる大会です。強いて言えば、北海道代表が日本代表に勝てば嬉しいですけど。(笑)
順位決定戦の日が何かの試合日程とぶつかっているような気もしますが、最近、物忘れが激しいせいでしょう、きっと。

国体の北海道代表メンバーの選考会が既に終わっている筈なので、国際ユースの北海道代表や北海道選抜のメンバーも決まっているのではないかと思っていますが、まだ分かりません。昨年も、試合当日に入手したプログラムを見て初めてメンバーを知ったような・・。

日本代表チームのメンバーの方は既に発表されており、コンサU-18・1年生の古田寛幸くんがMFに入っています。
彼は今年16歳になるので、国際ユースU-16の北海道代表のメンバーとして真っ当な年齢ですが、昨年は中学生ながら国体の北海道代表メンバーに入っていたし、中学時代から日本代表選手として海外へ遠征していた訳ですから、日本代表チームに入っていても不自然ではありません。

DFの中島龍基くん(青森山田高)は室蘭向陽中の出身で、U-15日本代表としてあちこちの国際大会に遠征している選手です。
MFの椎名伸志くん(青森山田高)は札幌ジュニアの出身で、小学生の頃からトレセンに選ばれている選手です。

そして日本代表チームの監督が山橋貴史さん、コーチが四方田修平さん、GKコーチが尾形行亮さん(栗山小)と、なんだか北海道代表チームに見える気もします。
・・と言うか、大手ゼネコンが地方企業へ丸投げした公共事業のような・・。

posted by 雁来 萌 |23:54 | 闘う若梟 | コメント(0) |

2007年08月04日

極地での墓地事情

そろそろ蒸し暑い季節になってきました。
こういう暑苦しい季節には、涼しい話題が良いですね。涼しいと言えば・・そう、墓場ですね。(そっちかよ)
シリーズ化しつつある(?)ハカ・ウォッチングも、今回で第3話になります。トイレに行くなら今のうちですよ。(笑)

日本では亡骸を火葬するのがアタリマエですが、宗教上その他の理由により、火葬しない場合もあります。
例えば、船乗りは水葬されますね。まさか、船の上で火葬はできませんから。

昔、仕事で北極圏に位置する地域に滞在してたことがあります。
知人から「あぁ、白夜の国ね。」と言われましたが、白夜になるのは夏の期間の話であって、私が訪れたのは真冬です。真冬は白夜の反対で、昼間も(と言うか1ヶ月間ず~っと)太陽が出ません。正午前後の数時間のみ、黄昏のように薄明るくなるだけで、その他の時間帯は全て夜です。
滞在期間が終わる頃、ほぼ1ヶ月ぶりに地平線から太陽がちょこっと顔を出してすぐに引っ込んでしまうのを見ただけで、地面にひれ伏して太陽を拝みたくなります・・「ダ~ヴィ~」って。←今日は荼毘の話。

Godhavn,Greenland
グリーンランドで滞在してた施設と太古の溶岩台地(1990年)
やっと太陽が出てきた時季の、真昼の一番明るい時間帯でもこの程度です。

当然のことながら気候は想像外に寒くて、そんな土地には樹が育たないし、草も育たないので花も咲きません。岩にへばり付いて育つ、「地衣類」と呼ばれる苔のような植物があるだけです。
落ち葉も枯草も無いので、「土壌」という層ができません。地表は岩がむき出しになっているだけで、土が無い地面には穴を掘れません。

家を建てるにしても、土台を埋めることができないので、岩の上に家を置くだけ、という感じです。それでも、太古から存在してる安定な陸塊(盾状地)なので地震など起こらないから、置くだけでも困らないんです。耐震強度なんて必要なく、自重で潰れさえしなければ用が足りるんですね。

そんな町を探索してて、町外れにある墓地に通りかかりました。
樹が育たない土地では木材は貴重なので、大量の木材を必要とする火葬はできません。
棺は一応作りますが、貴重な木材をふんだんに使うことはできないので、簡素な作りです。

土が無いので、墓穴を掘れません。つまり埋葬できないので、棺を岩盤の上に置くだけです。
そんな棺が並んでいること自体が異様な風景ですけども、供える生花が無いので棺の上に造花を飾ってあります。
造花は枯れないので、真冬でも鮮やかな色を保ったままなのが、さらに異様さを増す効果があります。

元々木材を節約して作った棺なので、長年に渡って風雨や吹雪に曝され続けると、棺が変形したり分解してきたりします。
分解しかけた棺の隙間を覗き込めば、ミイラ化した遺体の一部が見えるだろうと想像するんですが、とても試みる気にはなりませんでした。
寒いから腐ったりし難いんでしょうけど、あんな棺がさらに分解すると、中の人はどうなるんでしょう。
 

北極圏ではどんな暮らしをしているのか・・疑問は他にも色々と湧いてくるでしょうね。
 ・水道は凍らないの?
 ・どんな服着てるの?
 ・何を食べてるの?
 ・トイレはどうするの?
 ・移動はどうやって?
気が向いたら冬の間にでも書こうか、と思っています。


posted by 雁来 萌 |22:47 | 雑念 | コメント(0) |

2007年08月03日

全日本少年サッカー大会

昨年に引き続き、コンサ(U-12)チームが全日本少年サッカー大会の北海道予選で優勝し、8月4日(土)から「Jヴィレッジ」他で開催される決勝大会(全国大会)へ出場します。→北海道予選の結果(pdf)、予選の様子(pdf)、予選の記事

北斗オフサイド
北海道予選の決勝戦(2007.6.10:空知川)
ゴールに入りましたが、惜しくもオフサイドです。
 

決勝大会の出場チームは48チーム(47都道府県代表+前年度優勝枠)で、コンサは1次(予選)ラウンド・8グループの中のDグループに属し、ヴィッセル神戸・高知南FC・FC前橋・平章SSS・サンフレッチェ が同じグループに入っています。

1次ラウンドの試合は:
 8月5日: 9:30 vs FC前橋、 14:30 vs ヴィッセル神戸
 8月6日:10:30 vs 平章SSS
 8月7日:10:30 vs サンフレッチェ、 14:30 vs 高知南FC
となっています。

各グループの上位2チームずつの計16チームが8月8日からの決勝トーナメントへ進み、11日に優勝チームが決まります。10日の準決勝からは、会場を「西が丘サッカー場」に移します。

昨年の全国大会では、予選ラウンドを全勝で突破して決勝ラウンドへ進みましたが、決勝ラウンド1回戦で惜しくも敗退しました。
今年は昨年の成績を越える結果を・・と無責任な期待をしてしまいますが、4ヶ月ぶりに西が丘を赤黒に染めるような事態になればいいな~と。

この大会は試合速報を始めとする大会情報が充実しており、自宅に居ながらにして経過が分かるようになっています。(だから行かなくていい、という意味ではない・笑)


posted by 雁来 萌 |07:54 | 闘う若梟 | コメント(0) |

2007年08月02日

新潟県中越沖地震調査団ページ

以前に、墓石の倒れ方で地震動を推定する、という話を書きましたが、先月16日に起こった「新潟県中越沖地震」の被害を調査しているグループのHPで調査結果が報告されているので紹介します。
「中越沖地震 新潟大学調査団」→http://geo.sc.niigata-u.ac.jp/~070716/

この中には、墓石の転倒を調査するチームによる報告や、斜面崩壊現場の航空写真集などが含まれており、柏崎市街の地表変状―特にその方向性について―というページに墓地の調査が載っていました。(直リンクは後で外れる可能性があります。)

ここのトップページの上の方にリンクされている「2004年新潟県中越地震」のページにも、前回の地震による被害状況が報告されています。(2003年ではなくて2004年)
この土台ページがあったからこそ、今回も迅速に調査報告ページを作れたのだろうと思います。

最近アップされた調査報告の中に、被害状況と今後の対応課題についての簡単な報告(pdf)があり、この中で「アルビレックスバスケットボールメンバーが避難所へ訪問ボランティアを行った」ことが紹介されていました。

地震に限らず色々な災害に備えて、自治体などの防災機関は予めこういうページを作っておけば、被災者や外部からの援助者、研究者などの役に立つだろうと思います。

posted by 雁来 萌 |07:57 | 雑念 | コメント(0) |

2007年08月01日

選抜:横野 純貴くん(U-18)

U-18チーム3年生の横野くんが、8月11日(土)から静岡で開催される「2007 SBSカップ国際ユースサッカー大会」のU-18日本代表メンバーに選ばれました。室蘭大谷高校の宮澤裕樹くんも選ばれています。→JFAのニュース

横野くんはユニオンJrユース出身のFWで、上背があるので前線のターゲット役になるし、自分で突破して豪快なシュートを打ったりします。
昨年あたりまではフィジカルがやや脆く、競っても倒される場面がありましたが、今年は見違えるほど強くなって、前線で粘っこくキープしたりポストになったりと、攻撃の起点になっています。

今年のプリンスリーグでは、シュートは数多く打ちながら惜しくも外れた場合が多く、得点王の座はチームメイトの大西くんに譲ることになりました。
しかしその悔しさを原動力にしてか、先日の日本クラブユース選手権の予選リーグ第2戦となるFC東京戦では、チームの全得点を叩き出すハットトリックを達成し、大きな勝利を掴むことが出来ました。

横野突進
相手DFを抜き去って突進する横野(2007.7.21:浜厚真)
 

ワタシ的な彼のイメージは、「エジプトの壁画」なんです。

エジプトの壁画に描かれている人物は、みんな肩幅が広いです。顔は横向きなのに、目や胸は正面から見た形に描かれています。腿は正面を向いているのに足首から下は横向きに描かれ、足のサイズは43cmくらい?あろうかと思われます。

これらは、身体のそれぞれの「パーツ」が最も美しく見える角度から見た形に描かれている、と美術の時間に習った覚えがあります。

横野くんの肩幅の広さや、大儀そうにその肩を揺らしながら歩く姿を見ていると、どうしてもエジプトの壁画を連想してしまうんです。


posted by 雁来 萌 |00:25 | メンバー | コメント(2) |

前へ