2008年05月04日

宮の沢の地雷原を突破せよ

(ここだけの話ですが)宮の沢サッカー場では、ピッチの所々に地雷が埋まっています。

私達すいか隊員は、どこどこに埋まってるか知ってるので、間違えて地雷を踏むことはありませんが、練習中の選手達はうっかり踏んでしまうこともあります。
 

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2008年04月28日

【妄想】しまふく寮生の雪合戦

先日のニュースで、JAグループ北海道様からしまふく寮に北海道米100kgが贈られ、新潟戦が「ライスダービー」と銘打たれたことを知った時、真っ先に連想したのは、不謹慎ながら「昭和新山国際雪合戦」の光景でした。

だって・・「米」と言えば「オニギリ」、「新潟」と言えば「柿の種」ですから、日本人なら必然的に「サルカニ合戦」でしょう。何の不自然がありましょうや。
おまけに、今回のボビングドーレくんは「カニ」バージョンだった、という念の入れようです。
力ニドーレ(ちからにどーれ)



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2008年04月26日

初めて見る干上がった池

先週の金曜日に、札幌芸術の森へ行ってきました。

ここは1年に数回は訪れています。主には美術館や工芸館を見るのがお目当てであり、野外美術館を歩いて回るのは、嫌いじゃないけど滅多にありません。(だから運動不足になるんだ)


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posted by 雁来 萌 |00:11 | 雑念 | コメント(0) |

2008年04月18日

人を騙すための道具

仕事の都合上、確率値とか期待値とか順位とかの、統計的指標を使うことが多いです。

学生だった頃に統計学の講義があって、既に他界してしまった先生が、初回の講義の冒頭に言いました。
「統計学は、人を騙すための道具である」と。

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2008年04月13日

記憶を失った日のこと

飲んでました・・ジャスミン茶ですが。

一時的に透明人間になって欲しかったカメラマン
ハーフタイムショー
にフィルターをかけてドールズを鑑賞しつつ


初勝利を祝って赤ら顔で飲み食い・・ ↓おいっ!
♪あかだま〜 あかだま〜 あかだまポートワイン〜  というCMがあった
目の前にあるのは、赤玉ポートワインとサッポロビールですね。
この日のことは記憶にありません。(笑)


そう言えば若い頃、サッカーの試合中に背中から落ちて後頭部を打ち(チームメイトから聞いた話)、脳震盪を起こしてその前後の記憶が無くなったことがあります。
自分では、神童だった子供の頭が悪くなった原因だと信じ込んでいます。


脳内映像・・一念、岩をも通す
消えてもらいました


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2008年04月04日

エイプリルフォース

今日は4月4日、つまり・・エイプリルフォース( April 4th )です。

先日は4に因む選手の活躍を見れて、冥土の土産になりました。
次節、高木が出場停止でも大丈夫ですよ。代わりに、影の守護神である 優也 4様がいますからっ!

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2008年03月26日

室蘭名物になりつつある風景

3月23日(日)に、故郷の室蘭へ行ってきました。一部の人達には「番狂わせ」と思わせる試合があったそうです。

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2008年03月08日

予想は前から外れるもの

昨日、思いっ切りズッコケましたね。
何がって、オフィシャルの除雪中止通知ですよ。

多分、当日の天気は晴れだろうし、気温も高いので、「除雪作業を中止しなければならない理由は何もない」と思ってしまい、「除雪すべき雪が無い」という事態は考えてもみませんでした。少し残しておいてくれよぉ・・。
そう言えばいつだったか、シャーベットのような雪が薄くしか残っていなくて、ずいぶん楽に除雪が終わった年がありました。

・・で、やっぱり14日は雨(か雪)が降って、15日は冬型になるみたいなんです。長続きはしないようですが、少なくとも一時的に荒れるんじゃないかと。
前日の14日に飛行機が離着陸できなくなるような理由は、今のところ思い付きません。(←何を期待してる?)


今日は雛梟が仔鹿の角をへし折ってくれたので、一人で祝勝会をしています。
仔鹿達がインファイトのお兄ちゃん達にヤキを入れられて、泣きべそかいてるかと思うと可哀想です。(本心ですってば)
なんでも、その後で大人の遺恨試合があって、大人はコテンパンに仕返しされたらしいですけど。

思い出しますね、去年はこんな痛快な試合があったんです。

いわゆる、ひとつの、角
その時の戦利品(んなワケない)


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2008年03月05日

晴れ舞台の用意は晴れか

今週末の9日(日)に、札幌ドーム・ホヴァリングステージの除雪が行なわれる予定です。←他人事のような言い方

(今のところ)当日の天候は問題なく、晴れ間が多いし南寄りの風が入って気温が上がり、作業してると汗ばむのではないか、という方の心配をしています。(スポンサー様が提供して下さる飲料だけでは足りないかも)

この作業は毎年参加していたんですが、昨年は除雪用のスコップを買い換えて用意していたのに、あろうことかインフルエンザにかかってしまいました。
普段は風邪もひかない人間が、なんでこんな時にインフルエンザなのよって感じですが、明らかに体が辛過ぎるので作業を断念して寝てました。

風邪って、最初に喉が痛くなって、次に鼻水が出て、最後に咳が出て快方に向かいますが、その時はいきなりひどい咳から始まって、何か(鳥インフルエンザなどの)別の病気かも・・と考えるほど、尋常ではない状態のように感じました。

今年も体調を整えて参加する予定ですが、普段の運動不足(=心肺機能の低下)のため、重たい橇やシートを引き摺って走ると息が絶え絶えになるので、あまり無理をしないつもりです。(体が)若い方は頑張って下さい♪

その先の天気を予想するのは遠過ぎて難しいんですけど、12日は西日本に低気圧が接近する天気図になっています。
想像力を逞しくしてさらに延長すると、13日から14日にかけて深い気圧の谷が通過して荒天になり、15日あたりは強い冬型になるような状況が透けて見えますが、そこまでの精度は無いので、「その頃に荒れる日があるかも知れないなぁ」という程度に考えています。

posted by 雁来 萌 |22:12 | 雑念 | コメント(0) |

2008年02月29日

ロスタイムの大作戦

記事の内容を推定し難いタイトルですが(笑)、2月27日(水)の午後に「ちえりあ」で、HFCが主催する減増資についての「株主説明会」がありました。

一部では「株主総会」と勘違いされていて、報道機関まで間違えてるところもあるようですが、株主総会は議決の場であるけれども今回はただ説明するだけの場なので、委任状を集める訳でもなく定足数も関係ありません。

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posted by 雁来 萌 |22:34 | 雑念 | コメント(0) |

2008年02月26日

80%オフのバーゲン

先月に某デパートで気に入った帽子を見つけたんですが、値段が7千いくらかだったので、「そこまでして買うほどの物でもなかろう」と考えて帰って来ました。

でもやっぱり欲しいなぁ・・と考える日が続いて、様子を見に行くことにしました。既に売れてしまってるかも知れないけれど、それなら諦めも付くだろうし・・という発想もありました。

ところがまだ売れ残っていて、値札を改めて確かめると、正価のタグの他に「¥2100」という札が付いてました。細かい計算はその場で出来ませんが、70%オフ以下の値段なので、迷うことなく買い求めました。(←また余計な散財)


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posted by 雁来 萌 |07:51 | 雑念 | コメント(0) |

2008年02月17日

父さん、お達者ですか?

HFCの新しいスポンサー様に「北海道観光事業 株式会社」という企業が加わったそうで、それはどこの会社かいな?と思ったら、要するに「さっぽろテレビ塔」なんですね。

去年の暮れに古いHPを見る機会があって、札幌市のシンボルである(?) テレビ父さん 「さっぽろテレビ塔」は、昭和32(1957)年8月24日に開業したらしく、50歳になったそうです。
もう50年も経ったのかと感慨に耽っていましたが、先日見た新しいHPは思い切りイメージ一新していました。(今年の1月4日にリニューアルされたらしい)

父さんを写す父さん
これは、開業した翌年の3月の写真だと記憶していますが、横に立っているフルヤ(のウインターキャラメル?)の広告が載った観光案内板には、定山渓鉄道らしき路線も描かれています。

この時に、テレビ塔3階の屋上にあったプラネタリウムを見ました。近年の台風でトタンが剥がれたので、「あぁ、まだあったんだ」と思い出した訳ですけど。
昔、展望台に昇るエレベーターと並んでいる階段を登ったことがありました。金網で囲まれてはいるものの、吹きっさらしでした。(高い所が好きだから)

一昨年に、「今年、J1に昇格したら何しようか、噴水は冷たいし・・」という話をしてて、「テレビ塔からバンジージャンプだな」という結論になりました。去年じゃなくて良かったですよ。(爆)

小学生の時に、定山渓鉄道の電車に乗って定山渓温泉まで行ったことがあります。その折、途中の真駒内駅に停まると、ホームの裏は畑しか無くて、今でいうと羊が丘の*農業試験場あたりの風景に似ていました。
札幌オリンピックの頃からか、真駒内もすっかり住宅地になってしまって、エドウィン・ダンさんもさぞビックリしているでしょうね。

ちなみに、上記の写真を撮影したのは「リコー35デラックスL」というカメラで、HFCのスポンサーである北海道リコー 株式会社様の製品情報・1946-1960に載っています。

うちの父って、戦後の物の無い時代に、カメラとか野球のスパイクとかを持ってた、という変わり者でして、当時、室蘭入江競技場の裏(現在のプールのあたり)にあったグラウンドで野球をしてました。
一徹な父さんのスパイク
私が田舎の中学校で野球部に入ることになった時、このスパイクを出してきたんですけど。(飛雄馬かよっ!)


*難しい名前に変わったんですね・・「独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター」(HP)・・最近の公的機関の名称は「じゅげむ」のように長過ぎてかないません。


posted by 雁来 萌 |08:41 | 雑念 | コメント(0) |

2008年02月10日

北極圏での生活(7・娯楽)

【娯楽】
北極圏でスキーと言えばクロカンです。ジョギングするように、朝も夜も(一日中が夜なんですけど)スキーで歩いています、それも結構なスピードで。
例えばスキー場に行って、リフトに乗って滑り降りたりしてると時間も金もかかりますけど、自宅の周囲を歩くだけならタダですから。

ノルウェイでは、どんな小さな町にも「バッケン」(坂という意味)があります。氷河や川が削った地形なので、沢の両岸には自然の坂ができており、そこを利用してジャンプ台を作ってあります。
それぞれの町の名前を付けて、例えば「ホルメンコールバッケン」などと呼ばれます。

冬は元々夜ばかりですから、スキー場もナイター、ジャンプ台もナイターです。薄暗い照明を点けたジャンプ台でスキーをかついで登り、黙々と飛んでいる人達を見ると、「こりゃぁ強くなるわ」と感じます。
リフトが無いんだから、毎回が一発勝負ですから。

逆に、スキー場の暗いゲレンデでスピードを出して滑るのは危険なので、アルペン競技よりもノルディックの方が主流になるのも然りだと思いました。スウェーデンにステンマルクという天才がいたのも事実ですが。

サッカーもしますけど、草サッカーにはなりません。(草が生えないから)
土も無いので、石がゴロゴロしてる地面でサッカーせざるを得ません。スライディングなんてしようものなら、ハンバーグが出来るてしまう所でもサッカーするなんて、さすがバイキングの末裔です。

カナダはアイスホッケーの国ですよね。でも町のリンクに見に行ったら、その日はカーリングしかしてませんでした。面白かったけど、帰り道が向かい風でひどい目に遭いました。寒いだけなら我慢できるけど、凍り付く冷たい風が顔に吹き付けるのは耐えられないので、ひたすら下を向いて無言で歩くしかありません。

どこに行ってもオーロラが見えました。オーロラって、ホントの極ではよく見えず、ある程度の高緯度の地域で明るく見えます。緯度と言っても地理的な緯度ではなくて、地球の磁極を基にした緯度ですけど。
実物はあんまり明るくないです。普段は雲だか天の川だか見分けが付かないような、薄い黄緑色の帯が留まってるだけなんです。
太陽活動が活発になると、ピンク色とか紫色に変わりながら舞うんです。この世の物とも思えないほどの光景です、確かに。空を見上げ続けてると首が痛くなるので、雪の上に仰向けに寝て見るのが最も楽な方法です。
ところがそれほど綺麗な物でも、毎日見てると飽きてきて(心当たりがあるでショ?笑)、わざわざ外に出てまで見たいとも思わなくなってしまいます。(贅沢ですかね)

北海道でもたまに、陸別や北見のあたりでオーロラが見えたと報道されることがあります。あんな赤っぽいのは偽物だ・・とは言いませんけど、本物だとも言い難いです。あれがオーロラだと思われたら心外で・・。

このシリーズ おわり

posted by 雁来 萌 |21:51 | 雑念 | コメント(0) |

2008年02月02日

北極圏での生活(6・生業2)

【漁業】
北極海はもちろん冷たくて凍りますけど、スカンジナビア半島の海岸はメキシコ湾流という暖流が流れて来るので、オホーツク海より北にあるフィヨルドでも凍りません。(水深が深いのも一因)
でも港の中は凍っていて、漁船が閉じ込められたままになっている場合があります。

数人で自炊生活をしてると、スーパーで小さいパック入りの食材を買うのは面倒なので、漁協のような事務所に行って「海老を箱で買いたい]と言ってみたら、奥の方に座ってる偉そうな人に取り次ぎました。
奥の方で「バイヤー?」と話し合ってるのが聞こえました・・どうやら、日本人が海老を船ごと買い付けに来た、と思われたようです。(爆)
日本の商社が買い漁りに来るんです。日本人が普段食べてる魚は、ノルウェイやカナダや南米で獲れた、素性の分からない魚もあるようです。
結局、海老をスチロールの箱で2箱買うことで商談が成立し(みみっちぃバイヤーだ)、それから毎日、海老の皮むきですよ。(泣)

薄暗い中での不意の出来事だったので写真も撮れなかったんですけど、駐車場から出てきた車が太ったマグロのような塊を引き摺って行きました。自分で獲ったのか買ったのか分かりませんが、アザラシの口にロープをくくり付けて引っ張ってたんです。
確かに、正真正銘の「シール」ですから、雪や氷の上ならソリに載せるより滑りが良いでしょうね。


【放牧】
スカンジナビア半島の北部では、サーミ族がトナカイを放牧して暮らしています。
わずかな草や苔が生えてる場所を移動してトナカイを育てる途中で、乳を飲めるし、肉を食べれるし、骨の髄は栄養があるし、角や骨を加工して道具を作れるし、腱をほぐせば糸になるし、皮は衣類や靴やテント地になるし・・と、捨てる部位がありません。

サーミが使うナイフ
サーミのナイフ
柄は白樺の瘤、鞘は皮と白樺とトナカイの角で作られ、
鞘に嵌められた角の彫刻
怪しげな模様を彫刻した角が嵌め込まれています。細い皮ひもで腰に吊り下げるだけなので、落とさないのか心配になります。


【通貨】
国境をまたいで放牧・移動してる民族だと、それぞれの国の通貨を全部持っていなければならない・・という必要はありません。国境なんて後から出来た物だし。
隣り合った国同士だと通貨の呼び名も似通っていて、換算レートも同じような価値なので、全部ごっちゃにして使っていました。
例えば、韓国で50ウォンの買い物をし、日本の100円を払って、釣りは中国の50元を受け取る、などという方法が普通に行なわれており、数字さえ合っていればいいんです。
日々の為替レートの変動によって損得が左右される生活をしている人達には、想像ができない方法でしょうね。

ノルウェイの通貨は「クローネ」で、1クローネ=40円くらいでした。クローネの1/100の単位が「オーレ」(=0.4円)です。
商品の値段を「▲クローネ ◆オーレ」と表すのは不思議でも何でもないですが、困ったことに、一番小額のコインがオーレなんです。日本でいうと、1円玉が流通していないようなもんです。

オーレくん
10クローネ玉と10オーレ玉と1円玉

そこで支払いの時には、「ニ捨三入、七捨八入」と呼ぶべき方法を使います。
例えば、支払い額の合計が「▲クローネ 42オーレ」になった場合は「▲クローネ 40オーレ」だけ払えば良いけど、「▲クローネ 43オーレ」になった場合は「▲クローネ 45オーレ」を払わなければなりません。
同様に、オーレ→オーレ、オーレ→10オーレと丸めます。
それを知らないうちは、「釣り銭が足りなかったり多かったりする」と思いました。儲ける時もあるし損する時もあるけど、長い期間ならせば±0になります。

支払い額と釣り銭との関係で、もっと衝撃的なこともありました。子供でさえ釣り銭を暗算で計算できる日本人からみれば、信じられないほど面倒な手順を使います。(省略)

つづく


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2008年01月31日

北極圏での生活(5・生業1)

【狩猟】
今時のイヌイットは、ライフルを担ぎ、ヤ○ハのスノーモビルに跨って猟に行きます。
しかし、犬橇よりもスノーモビルの方が良いとは限りません。確かにスピードは出るし遠くまで行けますけど、途中で故障したら生命の危険に遭います。(彼らは簡単には死にませんけど)

なまじ遠くまで行けてしまうので、自力で帰って来れなくなる恐れがあります。これが犬橇であれば、たとえ2・3頭が動けなくなったとしても、とにかく自宅まで戻って来れます。
犬には毎日餌を与えなければならないけど、スノーモビルなら走る時だけガソリンを入れれば良い、という利点はありますが・・。

ソープストーンと呼ばれる、柔らかい石を彫刻して作ったイグルーの模型
イグルー
手前にアザラシが横たわっており、後ろに解体した肉を置いてあります。イグルーの中では、アザラシの脂に苔の芯を浸して、灯りや暖房に使います。

右手に持ってるのが「ULU」(ウル)と呼ばれる万能ナイフで、
ULU
取っ手は骨製で、刃は恐らくバンドソーの破片を利用していると思われ、よく切れます。これで肉の解体や料理、裁縫、大工作業など何にでも使います。これは近代の製品ですが、石器時代からこんな形をしていました。

こんな風に持って使います。
手の内を明かす
カメの甲より手の甲


アザラシなどを獲る時には、「離頭銛」という道具を使います。
離頭銛というのは、銛先が獲物に当たると横向きに刺さって柄から外れ、抜けなくなります。獲物が弱ってから、銛先に結んであるロープをたぐり寄せて捕獲します。

離頭銛の銛先
銛先
これは近代の製品なので、刃は鋼、本体はアルミで作られています。古代の遺跡から出土する製品は石と骨とで作られていますが、構造は全く同じで、ずっと変わっていないんです。(人間が進歩していない?)
しかもこの銛先の形や構造は、北極圏を取り巻く民族間で共通しており、アイヌ民族も同じ銛を使います。

街には、漁協とスーパーとホームセンターとが一緒になったような店があり、その一角でライフルを売ってました。もちろんチェーンをかけてありますけど、「それくれ」と言ったらすぐに 撃って 売ってくれそうな感じです。
何しろ生活必需品ですから、銃も弾丸も手近な店で買えないと困るんでしょう。

知り合いになったイヌイットに「生まれはどこ?」と尋ねてみたら、「そこのブッシュだ」と答えました。
イヌイットの妊婦が猟に付いて行くこともあり、産婆さんを呼んだって来る筈がないので、とにかく産気付いたらその場で産むしかありません。子供を産むのも取り上げるのも、自分しかいないんですから。
母親は、しゃがんだ姿勢で子供を産みます。現場を見たことはありませんが、そういうシーンを彫刻した工芸品があります。

真冬だって子供は生まれてきますから、急に冷たくなって気が付いたら(?)ブッシュの中の雪の上だった、という場合もあり得る訳です。寒さに強いはずですよね。
彼らは−40℃という世界でも下はジーンズを穿いてるし、上は防寒着を着てたとしても腰をかがめたら背中が出たりするんです。

つづく


posted by 雁来 萌 |23:16 | 雑念 | コメント(0) |

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