スポンサーリンク

2007年08月18日

北海道国際ユース大会1日目

今週は「国際ユース週間」です。(←誰がいつ制定した?)
8月16日(木)から19日(日)まで、「2007北海道国際ユースサッカー大会U-16」 が厚別競技場で開催されました。
例年はほぼ全試合を見てるんですが、今年は他の試合などと重なってしまったため、1日に1試合しか見れなかった日もありました。

昨年の大会プログラムは、まるで日本代表を応援してるような色使いでしたが、今年の大会プログラムは、まるでブラジルを応援してるような色使いです。
プログラム2006
プログラム2007



1日目の第1試合は、AグループのサンパウロFC(ブラジル)と北海道選抜との対戦でした。
ブラジル-道選
サンパウロFC(白) vs 北海道選抜(紫)(2007.8.16:厚別)
この大会のボールボーイは、あの有名な陵北中学校サッカー部ですが、特にパフォーマンスはありませんでした。

道選チームのスタメンは:GK:*安田、DF:村田・高峯・内田・須田、MF:串崎・*鈴木巧・*福永・*菊池、FW:萩原・天満 でした。*はコンサU-18所属の選手です。なお、内田は旭川U-15出身の選手です。

明らかに体格の差があり、なかなかボールをキープできません。無理に奪おうとするとファウルになってしまいます。
4分にパスを奪われてクロスが入り、ヘディングしたボールは真上へ上がりましたが、再度ヘディングしてゴール右隅へ入れられました。(0-1)

負傷
10分の攻撃で相手のクリアボールが道選の選手の足に当たり、それがサンパウロの選手の顔を直撃して、鼻血が出ました。直後のこぼれ球をクリアしたボールがまたサンパウロの選手に当たり、シュートがまた別の選手に当たって、合計3人が倒れています。

24分に中央付近でボールを奪われ、打たれたシュートを安田がはじきましたが、再度打たれて失点しました。(0-2)

天満
33分には天満と萩原とで右寄りを攻め上がり、最後は中央で天満(PA内左向き)がシュートし、1点を返しました。(1-2)
しかし、39分には相手右CKからのこぼれ球を蹴り込まれて失点し(1-3)、41分には相手左寄りをフリーで持ち込まれて安田が足で防いだものの、ヘディングで押し込まれました。(1-4)
 

後半開始時に、串崎に代えて山吹、萩原に代えて岡井を入れたようですが、メンバーボードにはピッチ上にいない選手名が表示されていました。

菊池
3分に、左の菊池が思い切り良く突進し、そのままGKを見ながら転がして反撃しました。(2-4)

坂本
32分に岡井に代えて坂本が入りましたが、直後に菊池がまた攻撃参加し、左から入れたクロスを右から詰めた坂本(ゴールの右)が足で合わせ、1点差に迫って盛り上りました。(3-4)

しかし43分に、スローインからの流れで中央からシュートを打たれ、コースが変わってゴール左へ入ってしまいました。(3-5)
数字上は惜しいスコアですが、フィジカル・技術ともに越えられない壁を感じました。それでも、小柄な鈴木が必死に競ったり、センスあるパスを出していたように見えたのは、贔屓目ではないと思います。

控え(出場なし):※松原、馬籠、東海林、杉谷


第2試合は、Bグループのソウル特別市(韓国)と北海道代表との対戦でした。

韓国-道代表
ソウル(青) vs 北海道代表(白)
両国の国歌を吹奏しています。
スタメンは、GK:関口、DF:大竹・*松田・*熊澤・近藤、MF:*工藤・藤間・*佐藤・石澤、FW:*大地・*金子 でした。 なお、近藤は旭川U-15出身の選手、藤間は札幌U-15出身の選手なので、11名中にコンサ関係者が8名います。

韓国のチームは、概して当たりが強いように感じるし、見えない所でも色々と駆け引きをしているようです。
石澤キャッチ
17分に工藤が倒されて得たFKから、佐藤、石澤とつないでシュートしましたが、キャッチされました。

石澤上へ
38分には大地からのパスを石澤が受けて豪快にシュートを打ちましたが、上へ外れて飛んで行きました。

金子
前半ロスタイムに金子がPAまで突進しましたが、勢い余って相手を押し倒していまいました。
レベルにあまり差が無いのか全力でやっていないのか、スコアが動かないまま時間が過ぎていき、前半は(0-0)で終わりました。
 

後半開始時には交代が無く・・と確認していた0分に左サイドを抜かれ、相手右クロスを中央でシュートされ、これが道代表のDFに当たってふわっと浮いて、GKの頭越しにゴールへ入ってしまいました。(0-1)
この失点は仕方ないですが、ソウルは余裕を持ってプレイできるようになったに違いありません。

松田
6分に石澤が打ったシュートははじかれましたが、これで得た左CKを金子が蹴り入れ、ファーでフリーだった松田(右端)が打つも、枠の上へ飛んでしまいました。
相変わらず工藤は再三ファウルを受け、後半だけでもイエローカードを相手に3枚与えました。どうして彼だけ・・?

13分に大地に代えて*上原を入れ、石澤をFWに上げました。石澤は体格を活かした突破力があり、チャンスを数多く作っていましたが、得点はできませんでした。
24分には金子に代えて福原を入れ、工藤をFWに上げました。
34分には佐藤に代えて西口を入れ、38分には石澤に代えて東海を入れました。中盤での、佐藤のボールの奪い方とかパスの出し方は、相手にとって嫌なプレイだろうと思います。

結局、まんまとソウルの術中に嵌った感じで、後半も無得点に終わりました。(0-1)

控え(出場なし):伊藤、*鈴木健、山口


posted by 雁来 萌 |23:58 | 闘う若梟 | コメント(0) |