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2006年03月08日

全日本アイスホッケー選手権

第73回の全日本アイスホッケー選手権大会が、2月28日から3月5日まで、真駒内アイスアリーナと月寒体育館で開催されました。

この大会は高校チームや大学チーム、地区代表チーム、アジアリーグに参加している実業団チームまで混合して日本一を決める大会で、サッカーで言えば天皇杯に当たります。
しかし、サッカーほど参加チーム数が多くないので、平日から週末にかけて集中して開催されます。従って、平日の午後や夜間にも試合があり、なかなか思い通りには観戦に行けません。
遠方から参戦するには結構費用がかかるので、出場を辞退するチームがある一方、開催地枠で地元チームが出場したりします。

私が会場に行けたのは4日(土)の午後と5日(日)の午後で、それぞれ午前中はチラシ配りやドームの除雪をしてから真駒内に向かいました。
例によって、会場にポラリスのブースを出したので、試合はほとんど見れませんでした。もっとも、ポラリスは木曜日の3回戦で敗退したので、土・日にはポラリスの試合自体が無く、自分のチームの選手を全く見ずに大会が終わってしまいました。

それでも、準決勝の延長戦でコクドを下した日本製紙の決勝点や、決勝戦終盤の王子製紙の6人攻撃と日本製紙のエンプティーゴールを見れたので、ささやかな収穫はありました。
ポラリスも実力通りの結果だったし、他の対戦もそんなに番狂わせがなかったことは、ちょっと物足りない気はしますが。
 

さて、週末の12日(日)はJノース(日本アイスホッケーリーグ北海道)の最終戦(=優勝決定戦)です。全日本選手権・北海道予選会の雪辱を晴らすべく、釧路厚生社と対戦しますが、間借りなりにもホームゲームですから、強力な応援で勝たせたいもんです。
当日は勝利の女神・コンサドールズも応援に来て頂けるそうで、心強い限りです。

会場は月寒体育館で、13時から色々なイベントがあって(笑)、フェイスオフは13時半のようです。
入場は無料で、地下鉄東豊線「月寒中央」駅から徒歩2分です。

前日にはホーム開幕の水戸戦があり、ポラリスの試合を告知するチラシも配られる予定です。
水戸に勝てば勝ったで飲み過ぎて起きれないとか、負け・・ることは想定していませんよ、まさか。


追記(2006-03-09 22:22)

コンサとポラリスのマスコットキャラクターがデザインされた「コラボレーションエンブレム」を、ヘルメットに付けてリーグ戦を戦うことになりました。

次はスキージャンプか? カーリングか? フィギュアスケートか??
コラボエンブレム


posted by 雁来 萌 |08:27 | アイスホッケー | コメント(0) |

2006年02月10日

Jノース:ポラリス第2戦

2月5日に、日本アイスホッケーリーグ・ノースディビジョンJノース)の試合が月寒体育館であり、札幌ポラリスにとっては12月4日に次いで2戦目の試合になりました。

前回は釧路でのアウェイゲームだったため、ほとんど活動らしい活動はできませんでした。しかし、それはそれで、ホームゲームでのイベント企画や大会の広報について、作戦を練るヒントを得られたメリットがありました。(私自身は釧路に行ってないので、知人やチーム関係者から聞いた話ですが。)

ホームゲームは自チームの主管試合なので、ある程度の自由度があります。例えば、釧路では入場チケットを500円で販売しました。その代わり(と言ってはなんですが)、大会プログラムを無料で配っていました。

入場料を徴収すればチームの収入が増えますが、同時に会場の使用料が高くなるシキタリはご存知かと思います。
従って、多くの観客を見込めるようなイベントならばチケットを有料にしてもペイできますが、観客が少ないイベントならば収入が少ない一方、チケットのモギリやら会場の規制やらにも経費がかかって、会場使用料を賄えなくなります。この辺の判断が難しいところで、かなりギリギリの時期まで調整し、ポラリスの札幌開催分の試合については入場無料とすることに決まりました。

釧路や苫小牧、帯広のようにアイスホッケーが市民権を持っている都市とは違い、現段階の札幌では、まずアイスホッケーというスポーツを広く市民に知って頂くことが重要であり、そのためには試合を観に来る際の敷居を低くしなければなりません。目先の入場料収入を捨ててでも、将来的に観客を増やす道を選択せざるを得ないのです。

開催費用を賄うために、主に地元の企業にお願いして大会に協賛するスポンサーになって頂きました。試合会場をぐるっと取り巻いて、スポンサー企業の看板が貼られていたのが異様に映ったかも知れませんが、あの部分は、通常ならば応援ダンマクを貼る場所です。
サポーターにとって一等地を明け渡すことは忍び難いのですが、背に腹は代えられません。看板スポンサーのお陰で入場無料になったことを再確認して下さいませ。
そして、大会プログラムを有料(500円)で販売することにしました。入場が無料なんだから、プログラムくらいは買って下さいよ、という取引条件(笑)です。

今回のボランティアスタッフの作業は、チームブースでのグッズ販売とNPOの会員募集が主で、他にメディア対応もありました。従って、肝心の試合の方はほとんど観れませんでした。
じゃぁ、誰が試合の応援をしていたの?ってことになりますが、コールリーダーのA氏と札幌大学の応援団が協力して、事前に準備や練習をしていたんです。
ポラリスのスタッフが札幌大学アイスホッケー部の指導をしたこともあり、以前から札幌大学の応援団やチアガールの皆さんには応援の協力を頂いています。札幌大学自体がチームスポンサーになっており、選手のユニフォームに描いてあるスポンサーロゴが、チームロゴより目立っているように感じます。

現在、ポラリスのボランティアスタッフは最大12名しかいません。何をするにしてもスタッフの絶対数が足りないので、スタッフを募集することになるようです。
ボランティアスタッフの具体的な作業は、イベントの企画、試合やイベントの広報(チラシ配りやメディア出演、パネル展)、グッズの製作や販売などです。その他にも、応援ツアーの企画・添乗とか、チーム旗の作成も手掛けました。将来は大会時の座席案内なども想定されます。
現在はそれぞれのメンバーの得意分野を活かして、企画・デザイン・印刷・仕入・製造・販売・交渉・・・など、何にでもトライしてるという感じで、ほとんど各人の努力に負っている部分が大きいです。

ポラリスブース


月寒体育館でのポラリスブース(2006.2.5)
会場内の他の風景は、お友達の「えんしゅうりん」さんのブログを参考にして下さい。
 

Jノースの最終戦は、3月12日(日)13時から月寒体育館で、リーグ優勝と全日本選手権・北海道予選会のリベンジをかけて釧路厚生社と対戦します。1チーム3試合しかないリーグ戦で順位を決めるってのも物足りませんが、今シーズンから始まったリーグですから。
コンサのホーム開幕戦の翌日に当たるのが難ですが、沢山のアトラクションを企画しています。何と言っても最大の楽しみは、コンサドールズが出演することですね。
ドールズと一緒に 踊りたい 応援したいのはヤマヤマですが、あまり持ち場を離れることもできないので、次回も不完全燃焼に終わりそうです。

試合日程


その前に、差し当たって次の大会の試合があります:
2月10日~12日:道新杯全道大会(旭川大雪アリーナ)
3月1日~5日:全日本選手権(真駒内アイスアリーナ)


posted by 雁来 萌 |00:23 | アイスホッケー | コメント(4) |

2006年01月18日

ほとぼりの冷めた頃に

1月15日のキックオフイベントにおいて、札幌ポラリスのグッズ販売ブースを出店させていただき、試合日程を告知するチラシを配ることができました。

お世話になったHFC関係者の方々、札幌ドームの方々には、この場を借りてお礼申し上げます。
児玉社長をはじめ、門脇常務、水澤取締役(なぜか、ブログを書いてる方ばかり)などにもブースを訪れていただき、励ましの言葉も頂きました。

コンササポーターの皆様には、グッズを購入して頂いたり、NPOに入会して頂いたり、本当にありがとうございました。

ポラリスブース


ポラリスブース


posted by 雁来 萌 |01:38 | アイスホッケー | コメント(0) |

2006年01月10日

北極星を道標として

この3連休は、大雪から逃避するためアイスホッケーの大会があったので室蘭へ行ってました。
全日本アイスホッケー選手権大会(2月28日~3月5日@札幌)の北海道予選会が室蘭で行われ、札幌地区の代表として、11月に行われた札幌選手権で優勝した札幌ポラリスと、準優勝のスケートハウスが参加しました。
北海道予選会に参加した7チームのうちの上位4チームが全日本選手権に出場できます。

1月7日に1回戦、8日に準決勝、9日に決勝戦(と3位決定戦)が行われ、ポラリスは1回戦の苫小牧市役所戦を4-1で勝ち、1回戦でスケートハウスを破ったトヨタ自動車(苫小牧)との準決勝は3-2で逆転勝ちし、決勝戦へ進みました。
前回の北海道予選会では、準決勝でトヨタ自動車に負けて3位に甘んじましたが、今回はその雪辱を果たしたことになります。
決勝戦は前回優勝した釧路厚生社との対戦になり、3-8で負けて準優勝となりました。
準優勝なので、もちろん全日本選手権には出場できますが、優勝して参加したかったところです。それは来年のお楽しみとして、選手達には練習に励んでもらいたいです。

北海道予餞会


北海道予選会決勝戦(2006.1.9:室蘭ニッテツリンク)
このリンク、夏場は水を張ってプールとして使います

(株)HFCとアイスホッケーのNPO法人・札幌ポラリスとの相互協力協定締結については、オフィシャルHPでも報じられているのでご存知と思います。
実は私、ポラリスのボランティアスタッフの一員なのです。

チームの応援はもちろんですが、布教(広報)活動もボランティアスタッフの重要な活動です。今大会ではグッズの販売は許可されていなかったので、選手やNPOの紹介などを行いました。

ポラリスは実業団チームではないので親会社がなく、選手達はそれぞれ正業を持っていて、昼間は仕事、夜間に練習をします。リンクを自由に確保できる訳はなく、練習もメンバーがなかなか揃いません。リンクの使用料や遠征費などの活動費は、NPO会員の会費とスポンサーからの支援で賄っています。(実際には足りないんですが)

なお、1月15日に札幌ドームで行われるキックオフイベントにおいて、ポラリスのブースを設ける予定です。オリジナルグッズを販売してますので、銀色のベンチコートを着たボランティアスタッフを見つけたらグッズを買って下さいな。NPOへの入会も是非お願い致します。


【札幌におけるアイスホッケーの現状】
以前、「アイスホッケー日本リーグ」には6チームが参加していましたが、雪印と西武が撤退して4チームに減ったため、ロシア・中国・韓国のチームを加えた「アジアリーグ」に変更して開催しています。
しかし、外国への遠征は費用がかかるため、アジアリーグへ参加している王子製紙や日本製紙を除いた、北海道内のチームだけでリーグ戦を行う「日本アイスホッケーリーグ・ノース・ディヴィジョン:Japan Ice Hockey League North Division」が今シーズンから始まりました。
ノース・ディヴィジョンへの参加チームは、ポラリス、YONH.COM(ヨンエッチドットコム:釧路)、タダノ(帯広)、釧路厚生社の4チームで、このうちポラリスが関係する試合は、2月5日(日)と3月12日(日)に札幌市の月寒体育館で行われます。

最近はアイスホッケーの試合が(有料チャンネル以外の)テレビで放映される機会がほとんど無いため、どんな競技なのか知らない人も多いですが、サッカーに親しんでいる人ならば面白いはずです。自分でいきなりプレイすることはまず無理としても、観戦するには文句なく楽しむめるスポーツに違いないと思います。
レスリングの格闘技と、F-1レースのスピード感と、ボウリングの爽快感とを全部まとめて味わえるスポーツ・・とは言い過ぎでしょうか。

札幌市内には、社会人のチームから大学・高校・中学・小学生のチームまであって、それぞれ大会が行われているという事実は、一般市民にはあまり知られていません。日本で初めて冬季オリンピックを開催した都市なのに、何か変ですよね。(札幌でオリンピックを開催したことすら知らない世代もいるらしいですが。)

ポラリスとは「北極星」という意味で、☆型がチームのシンボルになっています。北海道開拓使のシンボルマークも北極星の☆型なので、サッポロビールの商標にも使われているし、札幌農学校の演武場だった時計台の軒先も☆型で飾られています。

ポールくん
試合の日程などは札幌ポラリス公式HP


チームマスコットの「ポールくん」


posted by 雁来 萌 |00:26 | アイスホッケー | コメント(2) |