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2006年02月27日

セレクションの効果

ユースの3カテゴリーは、現在はセレクションを行って入団者を決めていて、秋に行われるこのセレクションを見るのも楽しみです。複数日に渡って行われるセレクションに参加する全員を見れる訳じゃないですが、セレクションで目に付く子って、次のシーズンに入団して来ることが多いです。

去年はU-12の北海道トレセンを見に行ってみましたが、「アンタ、ホントに小学生かよ!」と叫びたくなるような秀逸な子もいます。(厳密には12歳の中学1年生も混じってますけど、名簿を見れば分かります。)

数年前には、U-12についてはサッカースクールの生徒からのみ入団させていました。U-12というチームが出来たばかりであり、勝負に拘らずにサッカーを楽しむだけならば、身内からの入団だけでよいのかも知れないし、何よりセレクションを行うとなると、それなりに手間がかかります。
入団を希望する側だって、できれば強いチームに「入団したい」とか「入団させたい」とか考えた時に、どの程度のレベルなのか未知数のチームならば、自分が上達できるかも分からないし、子供を預けていいものかどうか、迷うに違いないと想像します。

ある程度の実績が出来てくると、一種のブランド志向のような意識かも知れませんが、「コンサドーレユースに入団したい」とか「入団させたい」という希望者が多くなって、セレクションを行わざるを得なくなってきます。たとえ消極的に行ったセレクションであっても、チームにとってはかなり大きな効果があるだろうと思います。
入団を希望する子の家族から、「スクールに行ってる子より、うちの子の方が上手いのに、どうしてコンサドーレに入れてくれないの?」と詰め寄られたら、断れませんね。そんな家の子は概して確かにレベルが高く、そういう人材を受け入れることは、チームにとってプラスになるでしょう。

個人的な感想ですが・・ユースU-12の1期生はそれなりに強かったものの、道内のチームの中では絶対的な強さではなかったと感じます。精神的にもまだ発達中の段階なので無茶は言えませんが、大会の途中の何でもない試合(失礼)でコロッと負けたりしました。
小学生の大会は試合時間が短いので、その間に確実に点を取っておかないと、焦りが高じて、普段できているはずのプレイもできなくなり、悪循環から抜けきれないことがあります。

セレクションを行うようになると、チームの実績や実力を見ながら入団を希望する子や家族が多くなってきて、ホントにレベルの高い子達が集まった中から選抜できるようになります。2期生、3期生と進むにつれて、チームのレベルも上がってきたように感じられ、今年(2005年)はかなり全道タイトルを取れるんじゃないかと思ってました。

ただ、道内で勝てればいいというものではなくて、全国大会で勝ち上がれるようにならないと本物じゃないし、さらにその上には世界のレベルがあります。
どっかのチームが道内の有能な選手ばかりを選抜して集め、北海道代表として全国で活躍できるようになり、その結果として北海道全体のレベルが上がるのであれば、そのチームが必ずしもコンサドーレユースでなくても構わないとも思っています。(かなり無理してます・笑)

posted by 雁来 萌 |22:37 | 日々精進 | コメント(0) |

2006年02月23日

うれしさもちぅくらい

先週だったか、HFCから宅急便が届きました。
かなり先だって、ファンクラブから航空便が届いた時には「ナニゴトか?」と焦りましたが、プレミアム会員の会員証やらプレゼントやらが入っていました。このプレゼント品とほとんど同一のグッズを、既に持っているので困っています。欲しい人がいたら・・という意味ではありません。

今回は12.net のポイント抽選の景品として、フェイスタオルが届きました。
このシリーズのデザインは好みだけれども、スポーツタオルを買っただけで、フェイスタオルはわざわざ買うほどの欲求が湧かなかったので、持っていないブツでした・・プチ幸せ。

およそ、抽選とかギャンブルとかの運には縁の無い生活をしているので、こういう役に立つ物が当たるのは珍しいことです。毎月10名×7種類しか当たらないのだから、そんなに確率が高い抽選とも思えません。
当たったことは嬉しいには違いないですが、よく考えると「自分の運なんて、良くてこの程度だよな」と自虐的になってしまいます。

幸運に頼って人生を設計するのも危険ですから、浮かれ過ぎないように、という戒めかも知れませんね。
「自分のベストを出せればメダルは確実」な~んて、いつでも誰でもベストを出せるんなら、競技する意味が無いでしょうに。
欲張らずに、謙虚に生きたいもんです。


posted by 雁来 萌 |23:43 | 雑念 | コメント(0) |

2006年02月20日

陽射しは春

土曜日の午後に宮の沢でU-18の練習がありました。
昼食を食べに梟巣に着いた時には、グラウンドキーパーさんが芝の外側にあるアンツーカーの部分の除雪をしていました。間違いなく練習があるようです・・開始時刻は不明ですが。

今回は落ち付いて食事を取れました。
ホントは日替わりの讃岐うどんを食べたかったんですが、それは平日限定メニューだったので、「白い料理たち」というのを試してみました。
食器に盛られている料理が、全て白いんです・・白身魚のクリームソース煮とか、じゃがいもスープとか、杏仁豆腐とか。窓の外の雪景色を眺めながら、その下で寝ている芝生が目覚める季節を想像して、雪ならぬ「山かけ」を掬うと、ドライカレーのような黄色いライスが出てきました。これが緑色のライスだったりすると最高なんですけど。

ユース本隊は関東に遠征しており(詳細はこちらを参照)、札幌に残っているのは遠征に連れて行ってもらえなかったメンバーです。負傷調整中の選手や、体調不良の選手、実力が十分ではない選手などがトレーニングをしています。
クラブハウスの室内で筋トレをしてた選手は把握できないんですが、外に出てきてアンツーカーでランニングをしてた選手は8人でした(U-15の選手2人を含む)。

今の時期の外でのトレーニングは、ひたすら走るだけです。練習開始が午後2時だったようで、室内トレーニングの後に外へ出てきたのが2時半~3時頃でした。4時に終わるまで、ジョギングやウォーキングも時折交えながら、ほとんど走りっぱなしでした。かなり汗だくになり、この寒空に途中から短パンになった選手もいました。

賀谷コーチも前半は一緒に走ってました。個々の選手の体調を見ながら激励やアドバイスを飛ばすのは難しいに違いありません。苦しいけど身軽そうに走る選手もいれば、体が重そうな走り方をする選手もいるし・・私なら見かけの表情に騙されそうです・笑。

少し雪が降ったので芝は雪に隠れていましたが、ユースの練習が始まる頃には所々で芝が顔を出しました。梟巣のスタンド席に積もった雪はまだ融けていないので座り心地が悪いけれども、風は弱いし日射も眩しいくらいで、練習見学としては快適な状況でした。他の用事で梟巣に立ち寄った知人は「寒くないの?」と言ってましたが、極楽です、こんな天候なら。


posted by 雁来 萌 |08:26 | 日々精進 | コメント(0) |

2006年02月17日

ここがヘンだよ、このブログ

使い勝手に色々と不満はありますが、毎日更新する訳じゃないし、有料ブログでもないので我慢しています。
投稿した記事を修正しているうちに、意外な落とし穴があることに気が付きました。
 

書きかけの記事を「非公開」の状態でエントリーしておけば、自分以外からは見えないと解釈するのが普通だと思いますが、実際には第三者からも見えてしまう場合があります。

具体的には、記事のURL: "www.consadole.net/アカウント名/article/" の次の数字を適当に打ち込むと、非公開のはずの記事でも公開記事と同じ形式で表示されてしまいます。
トップページやサイドバーに表示されないだけであって、「見れない」のではないようです。
例えば、この記事は "34" 番目ですが、試しに "35" を打つと、非公開にしてある記事が見えるでしょ?

さらに、いったん投稿してから削除した記事も、「世の中から無くなった」のではなく、実際にはサーバーに(ある期間?)残っていて、番号を適切に打てば見えてしまいます。

つまり、他人には見られたくない?失敗や秘密も、見られてしまう可能性があるんですね。
まさかいないでしょうけど、非公開だから見えないはずだと思って、備忘録のつもりで大事な情報を書いておくのは、不用心です。

見られたら困る記事がある場合、記事を呼び出して修正し、非公開の状態のまま再投稿しておくのが良いかと思います。
あわてて削除しちゃうと、かえって厄介な事態になるかも知れません。それっきり自分でも手が付けられなくなってしまい、しかもファイル自体は残存していて、見られる恐れがあったり。
鍵を持たずに外出し、オートロックが掛かってしまったようなもんですね。

posted by 雁来 萌 |00:14 | ブログシステム | コメント(1) |

2006年02月16日

コメントに関するガイドライン

※非公開だったエントリー記事の内容を変更して、再投稿しました。(2009/5/15)

続きを読む...

posted by 雁来 萌 |23:54 | おことわり | コメント(1) |

2006年02月14日

早食いは太る?

日曜日の夕方から「きたえーる」でU-18の練習がありました。

午前中のお葬式から戻って一休みし、のんびり出掛けたせいもありますが、雪まつりの交通規制のお陰で遠回りしたので時間がかかってしまいました。
U-15の練習が始まる時刻にどうやら間に合いそうだ・・と思ったら、U-18の選手達が東札幌の方向?から歩いてきました。駐車場では深川コーチがチームの車から用具を出しているし・・どう考えてもU-15の予定だった時刻にU-18が練習を始めるようです。
ユースの練習ではこの程度の予定変更は日常茶飯事で、想定内の出来事です。練習場に着いたら誰もいない!ってことも希にはありますから。
選手達が既に集まっているので、今回も落ち着いて夕食を食べられませんでした。早食いは太るという噂があるようですが、そんなことは気にしてられません。

夕方まで高校生のバスケットボールの大会があったようで、入れ替わりでU-18の練習が始まりました。
「きたえーる」は暖かくてただでさえ眠くなるのに、館内には高校生や観客の熱気がまだ滞留していて、夕食後の血糖値の上昇が睡眠薬のように効いてきます。
今日は館内全面を自由に使えるので、思いっきり走ったり蹴ったりできます。普段、狭い所でばかり練習してると視野やプレイが小さくなるので、広く大きく矯正する効果が期待できます。

病み上がりの廣中くんが復帰し、後遺症は特に感じませんでした。負傷調整中で別メの選手も、故障箇所に負荷をかけないようなトレーニングをしています。U-15からは2名の選手が参加していました。
今回の育成普及部の人事異動により、U-18のスタッフだった佐賀コーチに代わって、U-15から賀谷コーチが加わりました。今日は赤池コーチが不在なので、賀谷さんは主にGKに指示を出していました。

最後は7人ずつ3チームに分かれてのミニゲームでしたが、FWが足りなくなったので深川さんが入りました。
FWなのに、GKが持ってるボールを要求したりするので(笑)、一瞬戸惑ってからパスを出されていました。

遅い時刻まで借りてあるので時間はたっぷりあり、びっちり2時間練習しました。いつもより早めに始まったので終わる時刻も早く、帰路の風景はいつもと同じく真っ暗ですが、時計を見ると時差ボケしてる気分でした。
「きたえーる」からの帰り道は、いつも36号線を通ってススキノを通過するんですが、明るくて広いのは良いとしても、信号を無視して(と言うか、横断歩道じゃない所を)渡ってくる歩行者もいたり(しかも途中で転んだり)するので、気を使います。


posted by 雁来 萌 |08:36 | 日々精進 | コメント(1) |

2006年02月10日

Jノース:ポラリス第2戦

2月5日に、日本アイスホッケーリーグ・ノースディビジョンJノース)の試合が月寒体育館であり、札幌ポラリスにとっては12月4日に次いで2戦目の試合になりました。

前回は釧路でのアウェイゲームだったため、ほとんど活動らしい活動はできませんでした。しかし、それはそれで、ホームゲームでのイベント企画や大会の広報について、作戦を練るヒントを得られたメリットがありました。(私自身は釧路に行ってないので、知人やチーム関係者から聞いた話ですが。)

ホームゲームは自チームの主管試合なので、ある程度の自由度があります。例えば、釧路では入場チケットを500円で販売しました。その代わり(と言ってはなんですが)、大会プログラムを無料で配っていました。

入場料を徴収すればチームの収入が増えますが、同時に会場の使用料が高くなるシキタリはご存知かと思います。
従って、多くの観客を見込めるようなイベントならばチケットを有料にしてもペイできますが、観客が少ないイベントならば収入が少ない一方、チケットのモギリやら会場の規制やらにも経費がかかって、会場使用料を賄えなくなります。この辺の判断が難しいところで、かなりギリギリの時期まで調整し、ポラリスの札幌開催分の試合については入場無料とすることに決まりました。

釧路や苫小牧、帯広のようにアイスホッケーが市民権を持っている都市とは違い、現段階の札幌では、まずアイスホッケーというスポーツを広く市民に知って頂くことが重要であり、そのためには試合を観に来る際の敷居を低くしなければなりません。目先の入場料収入を捨ててでも、将来的に観客を増やす道を選択せざるを得ないのです。

開催費用を賄うために、主に地元の企業にお願いして大会に協賛するスポンサーになって頂きました。試合会場をぐるっと取り巻いて、スポンサー企業の看板が貼られていたのが異様に映ったかも知れませんが、あの部分は、通常ならば応援ダンマクを貼る場所です。
サポーターにとって一等地を明け渡すことは忍び難いのですが、背に腹は代えられません。看板スポンサーのお陰で入場無料になったことを再確認して下さいませ。
そして、大会プログラムを有料(500円)で販売することにしました。入場が無料なんだから、プログラムくらいは買って下さいよ、という取引条件(笑)です。

今回のボランティアスタッフの作業は、チームブースでのグッズ販売とNPOの会員募集が主で、他にメディア対応もありました。従って、肝心の試合の方はほとんど観れませんでした。
じゃぁ、誰が試合の応援をしていたの?ってことになりますが、コールリーダーのA氏と札幌大学の応援団が協力して、事前に準備や練習をしていたんです。
ポラリスのスタッフが札幌大学アイスホッケー部の指導をしたこともあり、以前から札幌大学の応援団やチアガールの皆さんには応援の協力を頂いています。札幌大学自体がチームスポンサーになっており、選手のユニフォームに描いてあるスポンサーロゴが、チームロゴより目立っているように感じます。

現在、ポラリスのボランティアスタッフは最大12名しかいません。何をするにしてもスタッフの絶対数が足りないので、スタッフを募集することになるようです。
ボランティアスタッフの具体的な作業は、イベントの企画、試合やイベントの広報(チラシ配りやメディア出演、パネル展)、グッズの製作や販売などです。その他にも、応援ツアーの企画・添乗とか、チーム旗の作成も手掛けました。将来は大会時の座席案内なども想定されます。
現在はそれぞれのメンバーの得意分野を活かして、企画・デザイン・印刷・仕入・製造・販売・交渉・・・など、何にでもトライしてるという感じで、ほとんど各人の努力に負っている部分が大きいです。

ポラリスブース


月寒体育館でのポラリスブース(2006.2.5)
会場内の他の風景は、お友達の「えんしゅうりん」さんのブログを参考にして下さい。
 

Jノースの最終戦は、3月12日(日)13時から月寒体育館で、リーグ優勝と全日本選手権・北海道予選会のリベンジをかけて釧路厚生社と対戦します。1チーム3試合しかないリーグ戦で順位を決めるってのも物足りませんが、今シーズンから始まったリーグですから。
コンサのホーム開幕戦の翌日に当たるのが難ですが、沢山のアトラクションを企画しています。何と言っても最大の楽しみは、コンサドールズが出演することですね。
ドールズと一緒に 踊りたい 応援したいのはヤマヤマですが、あまり持ち場を離れることもできないので、次回も不完全燃焼に終わりそうです。

試合日程


その前に、差し当たって次の大会の試合があります:
2月10日~12日:道新杯全道大会(旭川大雪アリーナ)
3月1日~5日:全日本選手権(真駒内アイスアリーナ)


posted by 雁来 萌 |00:23 | アイスホッケー | コメント(4) |

2006年02月07日

大人の夜遊び

土曜日の夜に、札幌サッカーアミューズメントパークで行われたU-18の練習を見学しました。同所での「コンサドーレカップ」は観戦しましたが、ユースの練習がここに変わってから見るのは初めてでした。

雁来練習場と違ってアミューズメントパークでは、選手が目の前で走っています。
雁来ではネットが邪魔に感じて、「こんな目障りなモノ、無い方がいい」と思ったもんですが、ここのようにフニャフニャなネットで仕切られているだけだと、「こんな至近距離で見れていいものか?」という戸惑いを感じます。
まるで、サファリパークで車から降りて野生のライオンに近付くような・・知床でヒグマの生活圏に侵入していると感じるような・・身を守る物陰に隠れたいような、「あずましくない」という北海道弁がフィットする心境です。

ボールを追っているうちに勢い余って減速し切れず、ネットに突進してしまう場合もあります。ネットの外にいる見学者(ほとんどが親御さん)にぶつかることも無いとは言えない状況で、そういう緊張感も味わえます。ダートのラリーで車がギャラリーに突っ込む場面をTVで見てても身構えてしまうのに似ています。
スタッフから選手への連絡や指示、コーチングなども全部聞こえてしまうので、差し障りがある事は聞かなかったことにする(笑)場合もあります。

もう年も明けたので、来シーズンにU-18へ進む(であろう)U-15の選手達も数人混じっていました。一方で、寒さのせいなのか、ハードな遠征の疲れなのか、負傷調整中の選手も数名いました。
流行に乗り遅れまいとして?、インフルエンザを堪能して脱却したばかりの選手もいるし、まだあちらの世界に浸って苦しんでる選手もいるようです。
さらに当日は札幌周辺が大雪に見舞われ、交通機関が打撃を受けた影響で練習に来られなかった選手もいました。人数が足りない分は、コーチングスタッフも選手と一緒にペアを組んでトレーニングしたりします。現役を引退して間も無いコーチなどは、結構本気で向かって行ったりします。

館内には暖房が入っていない(と思う)ので、防寒着が必要です。靴底から人工芝上に落ちた雪片が、いつまでも融けないで残っていたくらいだし、窓にはびっしり窓霜が着いていました。トイレには暖房が入っていて、オフィシャルルームにも暖房が入っていると思うんですが、そこは選手達が着替えるのに使っているので遠慮してます。

練習が終わって帰る頃には車が再び雪だるまになっていて、路肩も先行車もよく見えない吹雪の中を走って帰らざるを得ないのに、何でそこまでして雁来に通うのか?って聞かれても困ります。およそ道楽というものは、他人を説得出来るほどの理由は無いのが普通ですから。
寒い夜に雪道を帰って来るのって、慣れると身が引き締まって気持ちがいいもんですよ。

私自身がサッカーやフットサルをするためにこの施設を利用する機会はまず無さそうですが、諸般の事情(ビールではない)を考慮して、NPOへの入会案内を取り寄せてみました。ご利用は計画的に。


posted by 雁来 萌 |00:42 | 日々精進 | コメント(0) |

2006年02月04日

自前の芝は美しい

近年、サッカー用の天然芝グラウンドが相次いでオープンしているので、今回は3ヶ所を紹介します。
「札幌サッカーアミューズメントパーク」については、別の機会に詳しく説明する予定です。

小樽市望洋サッカー・ラグビー場
ラグビーにも使える小樽市営のグラウンドで、山麓の傾斜地をならした土地に天然芝が3面、クレイが1面あります。
直結した駐車場は容量が少ないですが、望洋シャンツェ下の駐車場も使えるし、付近の空地も駐車場として提供されます。
小樽市内からマリンヒルホテル行きのバスが出ています。
イベント時には飲物の売店も出ますが、途中のコンビニで買い込んできて、足りない物はホテル内の売店で補充するのが良いかと。
宿泊は、隣接しているマリンヒルホテルが便利です。近くの朝里川温泉や小樽市内に宿泊する方法もあるし、少し足を伸ばしてキロロリゾートや定山渓(朝里峠経由:夏場のみ)に泊まることも可能です。
熊は出ませんが(笑)、蜂は結構いました。蜂の縄張りを侵さなければ攻撃してこないのが普通ですが・・。

望洋サッカー場1


望洋サッカー場と白ユニのU-12チーム(2005.7.31)
 
望洋サッカー場2


望洋サッカー場:右奥が望洋シャンツェ(2005.7.31)
 
望洋サッカー場3


望洋サッカー場:奥がマリンヒルホテルと石狩湾(2005.9.4)
 

ニセコサッカービレッジ
以前、HFCの顧問をされていた成瀬さんが、私財を投じて作ったサッカー場です。
ニセコアンヌプリの山麓に位置し、天然芝が4面あります。正面に羊蹄山がそびえる環境は絶景で、それだけでも行ってみる価値があります。
知らない人には場所が分かり難いかも知れません。ひらふスキー場の花園エリアへ向かう道の途中から入りますが、林道のような道を走るので、ホントにこの道でいいんだろうか?と心配になります。駐車場の台数はあまり多くなく、林道の路肩に停める感じです。
大会時には軽食店が開設されていましたが、売店は倶知安町内かニセコ町あたりに行く必要があります。
宿泊施設は十分あります。ニセコひらふ地域のペンションなどと協力して地域の活性化を目指しており、夏場の稼働率を上げるために、サッカー大会や川下りなどの体験型レジャーに力を入れています。
難を言うと、自然のまっただ中なので、昆虫が多いです。補虫トラップをあちこちにぶら下げてあり、スズメバチやコガネムシなど、夏休みの自由研究に困らないほど捕まっていました。

ニセコ1


ニセコサッカービレッジ(2005.9.24)
メグミルクカップU-13リーグの旭川U-15チーム(赤黒)
 
ニセコ2


ニセコサッカービレッジと羊蹄山(2005.9.24)
 

浜厚真野原公園サッカー場
前回の記事で野原(のはら)のことを書きましたが、ここは「やげん」と読みます。
土地は厚真町から提供され、苫小牧地区サッカー協会・理事長の石塚さんが私財を提供し、支援者からの資金援助を受けて施設などを建設したサッカー場です。
天然芝が3面あり、芝を休ませながら交代で使っているようです。
駐車場は十分あり、公園の駐車場にも停められます。
公園の売店がありますが、キャンパー用のインスタント食品が主なので、事前に調達した方が無難です。
宿泊は、厚真町内や鵡川町内、苫小牧市内などでしょう。フェリーターミナルに近いので、本州からの合宿客を受け入れるのに便利です。
勇払原野に造成したので地盤が柔らかく、トラックが通ると少し揺れます。
太平洋岸に面しているので、夏場は海から霧が流れてきて涼しくなるし、かなり視界が悪くなることがあります。
 
野原2


浜厚真野原公園サッカー場とU-18チーム(2005.7.24)
 


このように、一個人が私財や退職金を投じて天然芝のサッカー場を作ろうと思い立ち、その夢を実現してしまう行動力と熱意、そして理解ある支援者のお陰で、北海道のサッカー界やサッカー少年達の練習環境が支えられています。
すいか隊員の目から見れば、必ずしも良質の芝には見えませんが、管理者の慈しみが伝わってくるグラウンドばかりです。
そんな芝生のド真ん中に、パイプ椅子を置いて座ったりしないで欲しいのです。


posted by 雁来 萌 |10:08 | 周辺環境 | コメント(0) |

2006年02月01日

善意の献血

:今回の話は、実生活に全く役に立たない可能性があります。(いつもは役に立っているのか?)
 
その1
試合会場に献血車が横付けして、輸血用の血液を集めていることがありますが、あの車って、「献血車」という呼び方で正しいんだろうか?と悩んでしまいます。

善意の市民が献血するのであって、クルマが献血するわけじゃないです。
クルマの呼び方は、「ゴミ収集車」や「検診車」、「除雪車」、「保冷車」、「移動販売車」、「照明車」、「護送車」・・などと、クルマ自体の作業を表すように命名されています。
それに倣うと、採血するクルマだから「採血車」か「血液収集車」もしくは「吸血車」と呼ぶのが正しいのではないかと。
クルマに乗り込んでベッドの上に横たわると、「チョット痛いですよ。」と気休めの暗示をかけといて、金属製のパイプを血管に刺してポンプで血液を「吸い出す」んですから。

後部の窓にドラキュラ人形がぶら下がっている「献血車」が走り去るのを見たことがあって、「ジョークの好きな看護婦さん(当時の呼称)もいるんだな」と笑ってしまいました。
 

その2
日本野鳥の会・札幌支部の会報に、献血を趣味にしている会員の話が載ってました。彼は時々野原に行って、献血してくるそうです・・野原??
鳥はもちろんのこと、虫も好きな人物だそうで、自分の腕に蚊を止まらせて、血を吸わせながら蚊を観察するんだそうです。
それって、インセクトウォッチング
それとも、手乗りヤブカ

彼の言い分は:
人間にとっては、少しぐらい血を吸われても命に別状は無いけれど、蚊にとっては、生きるために人間の血を吸うことが必要なのだから、蚊に献血してあげてもいいんじゃないか。
蚊を育てることは、それを食べている野鳥を育てること、さぁ、みんなで野原に行って献血しよう!
あなたの善意が野鳥を救うのです!
・・だそうで、善意も勇気もある方だと尊敬してしまいます。

腕に蚊がたかって、おいしそうに血を吸っている光景を思い浮かべると、わくわく ざわざわ してきますよね。
(森山良子 談)


posted by 雁来 萌 |00:46 | 雑念 | コメント(0) |