2007年08月02日
新潟県中越沖地震調査団ページ
以前に、墓石の倒れ方で地震動を推定する、という話を書きましたが、先月16日に起こった「新潟県中越沖地震」の被害を調査しているグループのHPで調査結果が報告されているので紹介します。 「中越沖地震 新潟大学調査団」→http://geo.sc.niigata-u.ac.jp/~070716/ この中には、墓石の転倒を調査するチームによる報告や、斜面崩壊現場の航空写真集などが含まれており、柏崎市街の地表変状―特にその方向性について―というページに墓地の調査が載っていました。(直リンクは後で外れる可能性があります。) ここのトップページの上の方にリンクされている「2004年新潟県中越地震」のページにも、前回の地震による被害状況が報告されています。(2003年ではなくて2004年) この土台ページがあったからこそ、今回も迅速に調査報告ページを作れたのだろうと思います。 最近アップされた調査報告の中に、被害状況と今後の対応課題についての簡単な報告(pdf)があり、この中で「アルビレックスバスケットボールメンバーが避難所へ訪問ボランティアを行った」ことが紹介されていました。 地震に限らず色々な災害に備えて、自治体などの防災機関は予めこういうページを作っておけば、被災者や外部からの援助者、研究者などの役に立つだろうと思います。