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2008年11月15日

GK。

今日の報知から。
コンサユースGK曵地トップ昇格へ

GKは、札幌にとってチームのストロングポイントではないだろう。
高木が大宮からのレンタルということもあり、来季に向けて補強のポイントですらある。

GKは、チームの最後尾からチームに安定と安心を与える存在でなければならない。
日本では、チームが完封すれば、それすなわちGKのお陰といわれるが、
シュートをうたれないよう、または、シュートコースを塞ぐように
コーチングをしてDFを動かすGKであって初めて、その評価は妥当だろう。

手っ取り早いのは、良いベテランを引っ張ってくることだが資金的な余裕はない。
かといって、若手で競争を煽るといっても、
2004年以来、その方針が上手くいっているとは思えない。


>三上大勝強化部長(37)は「GKは若手選手の育成が絶対に必要なポジション」としており、
>曵地を最終的にリストアップした形だ。

>ユースの絶対的守護神は187センチ、75キロという恵まれた体格を生かし、
>ハイボールへの強さと守備範囲の広さが持ち味。

GKの素質として一番大事なことは、体格や反射神経の良さではないと私は思っている。
最後尾からのコーチング、プレイの安定感、読みや判断力が重要だと思っている。
GKは、サッカー的な意味でのインテリジェンスが
最も必要とされるポジションだとも思っている。
だから、経験を積んだGKが活躍でき、選手寿命が比較的長いとされるのだろうし。

まず、GKとしてコレはいけるという素材の良さを感じられる選手であるのかどうか。
そして、その素材を長期的な視点で我慢強く育成していく覚悟があるのかどうか。

もし、報知が報道するようにGKがいないという理由での昇格なら、
本人にとってもクラブにとっても良い事ではないだろう。
今までのユースから昇格させた経験や経緯をしっかり踏まえて、判断して欲しいと思う。

posted by whiteowl |23:10 | Consadole Sapporo | コメント(5) | トラックバック(4)