2008年07月15日
FWクライトン復活。
次節の大分は、浦和(15点)や鹿島(14点)よりも少ないJ1最少失点の13失点。 大分に先制されると苦しい展開になる。先制した方が有利なことはどの試合でもそうだが、 守備の堅いチームの場合は、圧倒的に有利になる。これは昨年の札幌の例を見れば顕著だ。 点数を決められると決められた方は、引き分けを狙うとしても攻めなければいけなくなる。 そして、それはリスクを負って攻めることを意味する。 勝っている方は、退いて守ってカウンターを狙えばいい。 ゲームプランとして相手に先制されるのが嫌なら、守備を固める方がいい。 そこで、千葉戦で機能した日本人ボランチ2枚で、今回アンデルソンが怪我で×らしいので、 再び、批判の強かったFWクライトン起用濃厚 大分戦ということに なる可能性は私も高いと思う。 前回のFWクライトンとの違いは、CBが安定したということ。クラッシャー二人が 対人で相手を完全に潰している。柴田と吉弘は、おそらくゾーンが頭にあるために 出足が遅れるなど対人の対応が箕輪、西澤と違うと感じた。 ベテランの二人は、人に付くのが早くしかも相手に最後まで付いて離さない。 柴田も吉弘もゾーンを意識しすぎて、守備が後手になっていて積極性が必要だ という記事(ゾーンディフェンスをゆるくすべき -三浦サッカー考。その4-) は以前書いた。 あと、クライトンをFWで起用するために必要なのは、ボランチの位置で 球をキープできて前線に配球できる選手の存在だろう。 そうでなければ、クライトンが球をもらいに下がってきてしまい、 前線で攻める人数が足りなくなって、防戦一方の悪い流れになる。 現時点で、そういう役割でいえばボランチに西が適任だと思う。 従って、次節はFWクライトン、ボランチ西の可能性が高いのではないだろうか。 クライトンがFWだとすれば、お互いに中央は硬いので、 サイドの攻防が鍵になるが、リスクをかけてサイドを崩そうとすれば、 そのスペースを使われてカウンターを喰らう可能性がある。 しかし、札幌はセットプレイという武器があるので、ある程度退いて守っても 決定機をつくれるチャンスがある。前半はリスクを犯さずセットプレイで 点数を取れれば儲け物といった感じか。 リスクを嫌う三浦監督のことだから、後半も負けていなければ、 前半と同じ感じで一見引き分け狙いとも思える試合運びをするのではないか。 この辺りのシャムスカ監督と三浦監督の駆け引きも面白そう。 そして、先制点がどっちにはいるかが試合を大きく左右しそうだ。 ただ、先制点を奪われまいとして守備にばかり気をとられると消極的になって あっさり失点ということもあるので、特にFWと両SHに関しては積極的に仕掛けていって欲しい。
先週は、ちょっと風邪気味で咳が酷く更新ができなかったので、 今日のアクセスランキングには載れませんでしたが、 7月8日号 週間アクセスランキング には、載ることが出来ました。(※さっき気づきました・・・(・・;)) 毎度、ありがとうございます! 風邪も良くなってきたので、更新がんばろうと思います・・・(・・;)
posted by whiteowl |12:01 | Consadole Sapporo | コメント(4) | トラックバック(1)