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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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サポーターの余裕。

2008年05月08日

古今東西、洋の東西を問わず「娯楽」は、日々の生活の憂さを晴らすという側面があります。

かつてローマ帝国の皇帝は、市民への「パン(食料)とサーカス(娯楽)」の提供を約束したり、
帝国領内各地に浴場(風呂)を作って市民からの支持を集めました。
そして、コロッセオで行われた剣闘士の戦いが、その最たるものでしょう。

同じような円形のスタジアムで行われるスポーツもローマ時代の娯楽の延長にあたるでしょう。
サッカーもスポーツであり、しかも、お金を取って観るプロスポーツです。
そこに求められるものは、究極の娯楽。
我々は、日々の鬱憤を晴らそうとそこに過大な期待を寄せます。

よくサッカーを知る観客が多くおり、サッカー文化を長く持つ地域として、
ヨーロッパをあげ、それを手本にすべきだという意見を見ますが、
ヨーロッパ経済とフーリガン(暴力的なサポーター)は、無縁ではありません。

今問題になっているイタリアのフーリガン。それは、現在不調のイタリア経済と無縁ではありません。
この間、マンチェスターUのテべスのスーパーミドルに古巣ウエストハムの
観客が今のシュートは仕方ないと拍手をしていましたが、
それも「イングランドの景気のよさ=観客の余裕」と無縁ではないと思います。
なぜなら、イングランドの景気が悪い時は、
イングランドのフーリガンは最悪とまで言われていたからです。

サッカーへのブーイングは、チームへの愛の裏返しだとか、
愛の鞭だとか、そのような言われ方もします。
サッカーについて色々と語ることは自由だと思いますし、大いに語るべきだとも思います。
しかし、ここ最近の流れを見ていると、負けたチームに対して
感情的になっているコメントが多かったように感じました。
相変わらずの北海道経済を反映しているのでしょうか、サポの心の余裕が
あまり感じられませんでした。
それを見ている方もあまり気分がいいものではありません。

私は、宗教家でも占い師でもありませんから、
「愛とは何か」ということについて語る気はありませんが(笑)、
例えば、好きな異性(若しくは自分の子供)に君が好きだからもっと良くなって欲しい、だから、
君の事情はあまり考慮せずに自分が嫌なところを指摘しまくっているんだ。
それが私の愛情表現だといって相手に理解されるのでしょうか?


開幕前から戦力的にみて苦戦することは分かっていたはずです。サポが余裕を見せないで、
選手や監督に当り散らしても、さらにチームを苦境に追いやるだけだと思うのですが。
皆さん、いかがですか?


一夜明けて、少し冷静に振り返る -第11節-

2008年05月07日

第11節ヴェルディ戦から一夜明けて、少し冷静になりました(笑)。
私もスタジアムで観ていたので、ちょっと熱くなってましたね(笑)。

多くの人が、今節で疑問を投げかけていることについて自分なりに考えてみました。

①CBに柴田ではなく、平岡をつかった理由
②マーカスの不甲斐ない守備
③クライトンはボランチで使うべき
④監督は、このままでいいのか?


①については、前節からの流れが関係あると思います。

>前節京都戦完敗の内容から図ったテコ入れ

前節、京都に三浦サッカーの代名詞でもある3ラインをガタガタにされただけに、
某所にてMasaMaru氏も書いてましたが、
今節、ラインの建て直しをテーマにしていた可能性が高いですね。

そうすると、CBに柴田ではなく平岡を入れた意図が見えてくるんですよ。
マークの受け渡しに難のある柴田ではなく、戦術理解度の高い平岡をつかってきたと。
単純に、足の速いフッキ対策で高さより速さを選択したというのもあるでしょう。
だから、CBのスタメンは、柴田ではなく平岡だったんですよ!
謎が解けました!見当はずれかもしれませんがw

右SBの鄭も昨年からいますし戦術理解度は高かったでしょうし、
前半、彼はラインを重視するあまり前にいかなかったのかもしれません。

前半の守り方も、ラインを維持することに選手が汲々としてボールに全くプレッシャーが
かけられなかったこととも符合します。
緑戦は、戦術に迷いが出たので原点に戻る。そういう試合だったのではないでしょうか?
負けが混むと原点回帰というのは、よくやる手法です。

今考えると、前半は、自陣に危険なスペースを作らないように陣形を維持することを
優先させ、ラインにギャップ凸凹を作らないようにした。
そのため、結果的にボールへのプレシャーが弱く、受けに回ったので消極的になってしまった。

後半、札幌は負けているので攻める必要がある、それで、前半より
ボールへのプレッシャーを強め、結果的に積極的になった。
その一方で、ラインはガタガタになったが、自陣に多少スペースが出来ても(リスクをかけても)、
負けているのだから攻めなければいけなかったし、相手は自陣に退いてしっかり守って
少数でのカウンターしか狙ってこないので、ガタガタでも問題なかった。

結果論でしかありませんが、それが後半良かった原因ではないかと。
ですから、戦術が試合中に改善されたというよりは、多少無視してよくなったということでしょうね。


>②マーカスのボランチについて
クライトンをボランチにすると、三浦式ゾーンディフェンスが
中盤で機能しなくなるというデメリットはあると思う。
彼はボランチに入っても、ゾーンディフェンスからある程度自由を許されている。

そういう意味では、マーカスの方がしっかりゾーンで守れている。
京都戦でラインをガタガタにされたので、
ボランチもその反省を生かしての緑戦のスタメン起用だったと思う。

そして、落ち着いて考えれば、彼、開始1分でフッキを止めようとして
イエロー1枚もらっていたので、激しくいけなかったんですよね・・・(・・;)
あれで激しく行って、もう一枚イエローもらって退場していたら、完全に試合終了です。
というわけで、私は、今はあまりマーカスを責める気はなくなりました。


>③クライトンのFW起用について
これは、Ryosukeさんが、よくまとめているのでそっちに任せます(笑)。
座談会的提言 監督の采配が悪いの!?④監督は、このままでいいのか?

三浦監督の試合後のコメントで、

>見に来た人の中には、後半頑張ったという印象を持った人もいるかもしれません。
>ただ私は今まで何百、何千試合と見てきたなかで思うのは、
>もし今日の試合で我々が前半3-0で勝っていたならば、
>後半は東京Vのペースで進んだだろうということです

もし、後半の内容でサッカーをするなら、確かに札幌の監督が三浦監督である必要はないですね。
個の力を組織でカバーするような特殊な戦術を用いない普通の監督で良いと思いますから。

今まで札幌の戦術について色々と書いてきましたが、三浦監督の戦術は、
組織として非常に合理的な戦術だと思うので、
地力のない弱いチームが採用するには、良い戦術だと思います。
だから、今季はこの戦術を貫徹すべきというのが私の今までの意見でした。

ただ、今回の件で心配なことは、原点回帰を狙っての前半の展開ならば、
それでいて負けてしまったがために、監督や戦術に対する不満は選手に
芽生えてきている可能性があります。しかも、後半はライン維持を無視して
ボールに積極的に行って、結果的に、それで試合が上手くまわった。
選手と監督の信頼関係が崩れることが、最も危惧する事態であると思うので、
そういう事態が起こっていないことを祈ります。

現状、私が感じる大きな問題点は、監督よりもむしろ
連敗によって選手が消極的になってはいないか?ということです。

ゾーンディフェンスだからといっても、決してボールにあたりに
行かないということではありません。
しかも、ゾーンの大前提は、ボールホルダー(持ってる人)を自由にさせない
ということのはずです。

11節を見ても、特に前半は選手が失敗を恐れて後ろ向きでした。
今後、三浦監督は難しい舵取りを迫られると思いますが、
選手のメンタル面の改善も重要な要素なきがしてきました。
次節、監督に求めるとすれば、選手の積極性を引き出すような采配の配慮が、
必要になってくるのではないでしょうか?
(※失敗をある程度、許すような戦術に予めするとか・・・難しいか・・・(・・;))


試合後の選手への拍手について

2008年05月07日

昨日、私は最後に選手に拍手をしました。あんな内容の試合をして選手に
拍手するのは甘いという方もいますし、以前の私もそう思っていました。

しかし、今ちょっと流行っている脳科学者の茂木さんも言ってますが、
人間は褒められたほうが脳内麻薬が出て、その行為を自然と続けようとするので、
褒めた方が、人間は伸びるんですよ!(笑)

若手の成長がJ1残留の鍵を握る札幌は、若手を成長させなければいけません。
村野GMが今年のサポ集会で、若い選手がゴール裏が怖いから行きたくないと
言ったとか、情けないと村野GMも思ったそうですが、最近の若い者軟弱者ですから、みんなで温かい目で見守りましょうよ(笑)。

選手への拍手は、他になんと言われようと俺たちは君たちの味方だ!
というメッセージだと私は思っています。
北海道民は、都会のように結果ばかり求めギスギスしてブーイングするより、
北海道の大地と同じように大らかな心を示した方が、北海道らしいじゃないですか。

それに、特に若手は試合中も萎縮して失敗を恐れてなかなかチャレンジしないのに、
これ以上萎縮させても仕方ないでしょう。


というわけで、少なくとも私は、試合後、適当に拍手しているわけではありません(笑)。

褒めて伸ばそうとしてるんです!w


もし、負けても拍手するのは、サッカーを知らないサポだという選手がいたら、
そんなサポの親心を感じ取れないような選手は、こっちから願い下げです。

そういう選手がもしいたら、負けて拍手をしなければならない、
サポの複雑な心情をわかってるのかと問いたいですね。


チームシュート決定率と被決定率で、札幌健闘というデータ

2008年05月05日

〇現在の順位

順位 Team     
 1  浦和レッズ     
 2  FC東京  		 
 3  名古屋グランパス
 4  鹿島アントラーズ 
 5  川崎フロンターレ 
 6  横浜F・マリノス
 7  大宮アルディージャ
 8  ガンバ大阪 
 9  ヴィッセル神戸 
10  ジュビロ磐田
11  大分トリニータ
12  京都サンガF.C. 
13  柏レイソル
14  清水エスパルス
15  東京ヴェルディ
16  アルビレックス新潟
17  コンサドーレ札幌
18  ジェフユナイテッド千葉


〇総チームシュート数(得点)

順位 Team     
 1 川崎フロンターレ    173(16)
 2 ガンバ大阪       150(13)
 3 横浜F・マリノス    141(15)
 4 大宮アルディージャ   130(14)
 5 京都サンガF.C.         130(10) 
 6 柏レイソル             128(12)
 7 東京ヴェルディ      127(11)
 8 ヴィッセル神戸         126(16)
 9 浦和レッズ             125(18)  
10 名古屋グランパス       124(16)
11 鹿島アントラーズ       113(19) 
12 FC東京  	          112(18)	 
13 ジュビロ磐田           105(15)
14 ジェフユナイテッド千葉  97( 8)
15 清水エスパルス           91(  9)
16 アルビレックス新潟     91( 7)
17 大分トリニータ           79(11) 
18 コンサドーレ札幌      72( 8)
 


〇総チーム被シュート数(失点)

順位 Team     
 1 コンサドーレ札幌      165(18)
 2 ジェフユナイテッド千葉   159(22) 
 3 ヴィッセル神戸            150(13)
 4 アルビレックス新潟      137(15)
 5 大宮アルディージャ      125(12)
 6 柏レイソル                120(12)
 7 FC東京  	             119(13)	 
 8 東京ヴェルディ         118(16)
 9 ジュビロ磐田              117(13)
10 鹿島アントラーズ          116(10)
11 名古屋グランパス          113(11)
12 浦和レッズ                110(  8)
13 清水エスパルス            109(11)
14 京都サンガF.C.            106(14)
15 大分トリニータ            101(10)
16 横浜F・マリノス         89(10) 
17 ガンバ大阪            81(13) 
18 川崎フロンターレ         79(15)
  


〇チームシュート決定率
「チームシュート決定率=得点/チーム総シュート」(少数第4位四捨五入)

順位 Team     
 1 鹿島アントラーズ          1割6分8厘 
 2 FC東京  	             1割6分1厘
 3 浦和レッズ                1割4分4厘
 4 ジュビロ磐田              1割4分3厘 
 5 大分トリニータ            1割3分9厘  
 6 名古屋グランパス          1割2分9厘 
 7 ヴィッセル神戸            1割2分7厘  	 
 8 コンサドーレ札幌      1割1分1厘
 9 大宮アルディージャ      1割   8厘
10 横浜F・マリノス       1割    6厘
11 清水エスパルス                9分9厘
12 柏レイソル                    9分4厘  
13 川崎フロンターレ           9分2厘 
14 ガンバ大阪              8分7厘
15 東京ヴェルディ             8分7厘 
16 ジェフユナイテッド千葉       8分2厘
17 アルビレックス新潟          7分7厘
18 京都サンガF.C.                7分7厘 


  
〇チーム被シュート決定率
「チーム被シュート決定率=失点/チーム総被シュート」(少数第4位四捨五入)

順位 Team     
 1 川崎フロンターレ         1割9分
 2 ガンバ大阪            1割6分
 3 ジェフユナイテッド千葉     1割3分8厘   
 4 東京ヴェルディ           1割3分6厘 
 5 京都サンガF.C.              1割3分2厘     
 6 横浜F・マリノス         1割1分2厘
 7 ジュビロ磐田                1割1分1厘
 8 アルビレックス新潟        1割  9厘  
 9 FC東京  	               1割  9厘   
10 コンサドーレ札幌         1割  9厘 
11 清水エスパルス              1割  1厘  
12 柏レイソル                  1割
13 大分トリニータ                  9分9厘 
14 名古屋グランパス                9分7厘
15 大宮アルディージャ            9分6厘  
16 ヴィッセル神戸            	   8分7厘
17 鹿島アントラーズ               8分6厘
18 浦和レッズ                     7分3厘 


データの感想については、続きにて



現在の札幌は、チーム総シュート数は、リーグ最小。
(※1位のシュート数のすでに半分以下)
チーム総被シュート数は、リーグ最大という結果になりました。
(※これも、18位と比べて2倍以上シュートをうたれています。)
これだけみると札幌がぶっちぎりの最下位でもおかしくありません。
(※一応、最下位ではありませんし、15位のヴェルディとは、まだ勝ち点4差。
しかも、直接対決で勝てば、1差に縮まります!)

シュート数だけから見れば、今の順位でも健闘している事になります。
私は、その健闘の理由を読み解くヒントが、「シュート決定率=得点/総シュート」と
「被シュート決定率=失点/総被シュート」にあると感じました。

札幌は、この両方の値で、良い方から数えて上から8番目と9番目になっています。
つまり、データの上ではリーグの真ん中で、実は、J1リーグの平均で
札幌は、意外と効率よく守り、効率よく攻めているということになるのです。
(※攻めは、やることがはっきりしているので迷いがないのかもしれませんがね(笑))

従って、データから考え得る今後の札幌のチームとしての課題は、
いかに自らのシュートの本数を増やし、相手からの被シュート数を
減らせるかということではないでしょうか?
これが、現在のデータから考えられる札幌の最大の課題だと思います。

これを実現するために最も良いと思われる方法は、
札幌のボールの保持(ポゼッションの)時間を長くすることです。

そのためには、マイボールを多くする必要があります。
セカンドボールを拾うフィジカル、ロングボールに競り勝つポストプレイヤー、
中盤は運動量と相手に当たり負けしないこと。DFラインは高く保つことが重要です。

現在、怪我のためポストプレイヤーがおらず、選手層の薄い札幌にとって
怪我人が続出する中で連戦が続くと体力的に厳しいということはいえると思います。
これらの要因のため、上手くボールを前線および中盤でポゼッションすることができず、
度重なる相手チームからのプレッシャーによって、DFラインがずるずると下がり、
DFラインは下がったままになっています。

現在17位の降格圏、失点で後ろから2番目の札幌に対して、
守備が問題である、もしくは守備が崩壊だという論調をよく見かけますが、
問題の本質は、DFラインより中盤および前線にあるのではないでしょうか?


監督の記者会見コメントより

2008年05月03日

【J1:第10節 京都 vs 札幌】三浦俊也監督(札幌)記者会見コメント [ J's GOAL ]

>今日の前半戦がこれまで今シーズンやった中で一番内容の悪いゲームだった

前半は、シュート0だしね・・・(・・;)


>ラインもガタガタで、裏を何度も取られた部分もあります

これは、前のブログでも指摘しましたが、確かにバラバラでした。
でも、より深刻だと思うのは、今後、この試合のビデオを見た他のJ1チームに、
こうすれば札幌崩せるんだというヒントを与えてしまったような気がするんです。
少なくとも今までのチームは、ここまで札幌の3ラインを崩してきませんでしたからね。


>セカンドボールを全く拾えなかったこと

ポストプレイヤー不在、中盤の選手の運動量、DFラインが下がったことなどなど
セカンドボール奪取にとって、どれ一つとして良い事がないので、
仕方ないといえば仕方ないけど・・・(・・;)


>裏を何回か取られたので当然、ディフェンダーはラインを深くして、
>それが個人個人の判断でやってしまってラインが揃わなかった

CBの二人は、ゾーンのマークの受け渡しの部分で不安定なところがありましたが、
それが露呈した格好ですね。DFラインにギャップをつくればそこにスペースが出来て
速い選手に裏取られますからね。

分かりにくいかもですが、実験的に図示を試みてみますw


〇味方
●相手
・・・ボールの動き
↓人の動き



       ●  
       ・〇   ●
        ・  ↓
〇   〇    ・●  〇
           ・    


      GK



で、出来は、ど、どうですかね?(笑) 
わ、わかってもらえましたかっ・・・(・・;)


>不満足ですね
>メンバーが揃わなければ厳しい試合もありますし、
>勝点を取れるときに取れなかったのがこういう状況に響いた

取れる時に取れなかったというのは、新潟戦のことですね・・・(・・;)
メンバー揃わないのは、開幕前にある程度予測は出来たでしょうけどね。
大塚、西澤、西谷の離脱は、決まっていたわけだし、曽田も怪我もちだった。
後は、ダビィの不在とノナトの誤算が大きかったかな。

中山と西嶋の離脱も現状かなり痛いですね。ポストプレイヤー不在と
右サイドバックは、毎試合のように試合途中で変わってますしね。
池内なんか前半で代えられてますからね・・・(・・;)


ですが、ここで監督を代えたところで戦力不足は明白ですから、泥沼にはまるだけです。
私は、監督とそして、選手を信じて待つしかないと思います。


セットプレイ時のゾーンディフェンスの問題点について

2008年05月02日

昨季J2で堅守と言われJ1に昇格したものの
今季の札幌は、9試合連続失点中で、総失点もリーグワースト2の17。
そして、毎試合のようにセットプレーで失点し、セットプレーをあくまでゾーンで守る
札幌に対して、多くのサッカー解説者が疑義を呈しています。


始めに、この問題に言及する前に一般的な守備戦術について整理したいと思います。
まず、守備の戦術には大きく2つの方法があります。
常に特定の相手選手に対して1対1でくっ付いて(マークして)
ディフェンスするマンツーマンディフェンスと
特定の相手選手に付かず、自陣の守備エリアを各ゾーン(地域)に別けて、
それぞれディフェンスの選手が各ゾーンを受け持ち、自分の受け持つゾーンに
侵入してきた相手選手に対して守備を行うというゾーンディフェンスがあります。
ゾーンディフェンス(出典:Wikipedia)

「人に付くのがマンツーで、地域を守るのがゾーン」というのは、
二つの守備の違いを端的に表現する言葉としてよく使われます。
ただ、ゾーンは基本的な考え方が危険な地域に人を置いて守るというコンセプトなので、
状況が変われば当然、危険な地域も変わるので自分の守備地域が、
常に特定地域であるということではありません。
例えば、左サイドの選手にとって逆サイドの右サイドからボールを持った相手が侵入してきた場合、
左サイドの選手は、ボールサイド側の中央に(右に)ポジションを絞り(ずらし)ます。
(※ボールのない左サイドよりもボールのある右サイドの方がより危険な地域のため)
ですから、当然自分が守るべき地域(ゾーン)は相手が侵入して来る前よりも中央寄りになります。


次に、ゾーンディフェンスのメリット(長所)とデメリット(短所)を検討したいと思います。
前出のWikipediaによれば、

〇ゾーンディフェンスのメリット

①ディフェンスの選手が存在しないスペース(空間)を作りにくい。

②ディフェンスの選手同士の連携が上手く取れていれば、個々の選手の1対1における守備能力が
それほど高くなくとも失点を防ぐことができるとされている。


〇ゾーンディフェンスのデメリット

①自分のゾーンから他の選手が受け持つゾーンへ出て行こうとする相手選手に対して
マークの受渡し行うかマークの受渡しを行わずそのままついて行くかは
そのときの状況やチームの方針などによって異なるが、
マークの受渡しを行うとオフェンスの選手とディフェンスの選手の間に
身長差や能力差といったミスマッチが発生しやすく、
それによってオフェンスの選手に有利になってしまうことがある。

②マークの受渡しはゾーンとゾーンの境界で行われるため、
どちらのディフェンスの選手のマークなのかあやふやになってしまったり
と隙ができやすい。

③マークの受渡しを行わないとゾーンの配置が崩れ守備のバランスが悪くなり
ゾーンディフェンスの利点が失われる。
また、本来は適していないエリアの守備を行わなければならなくなる。

④それぞれのマークマンが決まってないためリバウンドが取られやすい等の問題が発生する。

以上が、ゾーンディフェンスのメリットとデメリットをまとめたものです。


最後に、セットプレイ時のゾーンディフェンスとそれ以外のプレイ中の
3ラインをコンパクトに保つ三浦式ゾーンディフェンスを区別して
考える必要があります。
ここからは、セットプレイ時のゾーンディフェンスについて主に言及していきます。

セットプレイの守り方として、全ての選手がゾーン、もしくはすべての選手がマンツーで守る
ということは、普通はあまりありません。ミックスするのが普通です。
大体、CKであれば、まずゾーンで危険な地域に人を置きます。
ニアサイドに厚めに人を配置し、ファーサイドやペナルティアーク周辺にも人を配置します。
それ以外の選手は、マンツーかカウンター要員として前線に残ります。

札幌の場合は、浦和戦では、トゥーリオにだけ吉弘がマンツーで付いていました。
このように浦和だとトゥーリオ、FC東京だと今野など、セットプレイ時に
相手チームのヘディングが強い選手一人だけに、札幌はマンツーで付くことが多いのです。
(※残りの選手は、ゾーンで守っている。)

最初のセットプレイからゴール前に送られてくるボールで競り負けているのは、
ゾーンでもマンツーであっても基本的に1対1で負けているということです。
更に、当然相手がゾーンのデメリット①②をついてきているのもあるでしょう。
しかし、三浦監督は、恐らくですが、それでもゾーンのメリット①②を優先しているがために、
セットプレイ時にゾーンで守備する選手がほとんどなのだと思います。

あと、よく解説者に指摘されるのは、ゾーンのデメリットの④です。
マークが決まっておらず、セカンドボールに対してフリーな相手選手が多いので危なく見える。
セットプレイからワンタッチで直接狙われるのとセットプレイのこぼれ球(セカンドボール)の処理では、
当然、危険な地域が違うので、本来ならば、ゾーンも臨機応変に変えなければいけない。
しかし、実際、臨機応変にゾーンを変えるのは、かなり難しいので、それができていない。

上の二つの点から、相手チームの危険な選手に対して
もう少しマンツーで人について守る選手の数を増やした方が
守備が安定するのではないか?と言われるのだと推測しています。

確かに、相手のヘディングの強い選手が一人ではない場合、マンツーの選手を増やした方が
良いと思いますし、セットプレイのセカンドボールの対応も
現状できていませんので、解説者の言うことは最もかと思います。
ただ、ゾーンの人数を減らしマンツーを増やせば、その分危険なスペースが
空く可能性があるわけですし、結局マンツーを増やしても1対1で負けていたら意味がありません。

まあ、三浦監督も信念でこの戦術をやってるんでしょうし、
万能の戦術というものは存在しません。もしあれば、どこも採用するわけで・・・(・・;)
どれも一長一短なんです。今の札幌の監督は三浦さんですから、
周りがあーだこーだ言っても変わらないかも(笑)

不幸なことに、今季は怪我人が多いですし、私は、これまでの失点の多さは
三浦監督の戦術に綻びが出てきているためだとは思っていません。
更に、客観的に見て戦力の劣る札幌にとって合理的な選択とも思えるので、
今季は、この戦術を貫徹するしかJ1残留の方策はないとさえ思います。
ですから、チームがこの戦術を信頼して完成度を高めていくしかない
と思っています。


無失点で終われないのは、DF(とGK)だけのせいか?

2008年05月01日

浦和戦の敗戦を受けて、新聞各紙の論調は、↓の通り。

まず、道新

王者と個のレベル差、歴然 2度リードも堅守崩壊(4月30日付道新)

>浦和相手とはいえ4失点は厳しい結果だ。
>昨季、チームのよりどころだった堅守が崩壊しJ2に陥落した
>横浜FCの二の舞いを避けるためには、札幌も守備陣の一層の奮起が求められる。


そして、スポーツ報知

コンサ守備陣踏ん張れず逆転負け…J1第9節(4月30日付スポーツ報知)

>昨季、鉄壁の守備でJ1昇格を果たした札幌がゴールを守り切れない。
>1点リードの前半24分、浦和DF阿部にミドルシュートを決められた。
>連続失点試合は9に伸び、DF吉弘は「反省しないといけない。
>ゼロに抑えれば負けることはないわけだから」と試合後、表情を曇らせた。


最後に、日刊スポーツ

札幌完敗、逆転4失点/J1(4月30日付日刊スポーツ)

>攻撃陣が苦しい状況の今、守備陣の奮起は不可欠になる。
>開幕から9試合、いまだ完封試合がない。開幕から9試合連続失点はJリーグに参入した
>98年以降、99年の8試合を超えるワースト記録となった。
>しかも1点目がGK高木のキャッチミス、4点目は相手のクリアボールを
>追いかけた坪内がマイボールにしようとキープするも高原にボールを奪われての失点と、
>ミスも相次いだ。「1点差なら何とか追い付けたのに、あれでチームに迷惑をかけた。
>次は絶対にやらない」と坪内は次戦へ向け、自らを戒めた。




以前、くしくも点が取れないのはFWだけのせいか?という内容を書きましたけれど(笑)、

本当に各紙がいうように
「無失点で終われないのは、DF(とGK)だけのせい」
なのでしょうか?

DFが守備をするのだから、失点するのはDF(若しくはGK)のせいだというのは、
とても分かりやすい論調だと思います。
しかし、J1で後ろから2番目の17失点(※ワーストは、千葉の21失点)は、
DFの能力不足、もしくは、三浦式ゾーンディフェンスが崩壊したことによって、
そこまでの失点をしてしまったのでしょうか?


私は、それほどことは単純ではないと思います。
確かに、最終的な失点の原因は、DFやGKにあることは間違いないでしょう。

ただ、彼らをかばう気もないのですが、正直、DFは開幕から良く頑張っていると思うし、
三浦式ゾーンディフェンスもある程度の弱点を見せながらも崩壊しているとは思えません。
(※あとは、完成度の問題だとは思いますけれど。)

むしろ、課題はこれまたリーグで後ろから2番目の8得点という
「攻撃」の方ではないでしょうか?
(※ワーストは、新潟の6得点)

現在の札幌は、上手く攻撃することが出来ていないので、結果的に守備も上手くいってない
という悪循環に陥っていると私は思っています。

開幕の鹿島、横浜FM戦の時からずっと、後半になるとずるずるとDFラインが後退し、
防戦一方になるという傾向は変わっていません。
(※サッカーは、野球と違って攻守が一体ですから、その影響はより強いと思います。)

DFラインが下がるとなぜいけないのかについては、
ディフェンスラインが下がった時にどう上げるか -その2-三浦サッカー考。などで
書いてきたので、詳しいことは書きませんが、
少なくとも、まず、三浦サッカーは前線から積極的に守備をし、
3ラインをコンパクトに保つ三浦式ゾーンディフェンスという組織的な守備を
しているのにもかかわらず、失点するかしないかは本当にDF次第なのか。
また、DFラインを上げるための時間を稼げていない点について、
それは本当にDFが頑張れば改善することなのか?


みなさんも、やはり「失点するのはDFのせいだ」と思われているのでしょうか?



その他、気になるニュース。

〇明るいニュース

エジソンが、C契約を結ぶようですね。ポストも出来るようなので、
加入となれば、いやがうえにも期待しますね。


〇暗いニュース

曽田が、手術で前半戦絶望らしいです。
今までの無理がたたったのでしょうね。しっかり治して欲しいと思います。


ディフェンスラインが下がった時にどう上げるか -その2-

2008年04月30日

ディフェンスラインが下がった時にどう上げるかを考える際、
まず、相手の攻めに対して「リアクションのカウンターサッカーだから、
こっちがボールを全くポゼッション(保持)しなくていいということではない」んです。


DFラインが下がった時に、ラインを上げるための時間が必要ということです。
フラッ太さんが「タメ」と表現してますが、下がったラインを上げるには、時間が必要なんですが、
現状だと後半は特に防戦一方になって、立て直す時間が無く際限なくDFラインが下がってしまう。


DFラインを上げるには、ボール保持者に対してプレッシャーが
かかっている状態でなければ上げられない。
だから、三浦サッカーの場合、3ラインのフラットなゾーンディフェンスなので
DFラインと連動して相手にプレッシャーをかけるために全ての選手が自陣に下がってくる。
(※中盤は、ボール保持者にプレッシャーをかけようと前に行こうとする一方で、
DFラインは裏を狙ってくる相手FWが怖いので下がる、
その結果、バイタルエリアが広がる。
これは、中盤で誰かがめっちゃキャプテンシーを発揮すれば
よくなる可能性もありますけれども・・・(・・;))


しかし、DFラインが自陣に退くと、相手ゴールが必然的に遠くなりカウンターが難しくなる。
こっちが中盤でボールを保持できないとなると、カウンターをするには、
ロングボール、しかもかなり精度の高いロングボールが必要です。
もしくは、ある程度適当なロングボールでもキープできる優秀なポストプレイヤーが必要です。


DFラインを上げて体勢を立て直す時間を稼ぐには、
こちらがポゼッションすることが最も有効だと思います。
その手段として考えられるのが、1つが、誰かに預けてキープさせる。
もう一つは、ポストプレイヤーがDFラインからのロングボールをキープする。
どちらにしても、DFラインが上がるための「タメ」を作る必要があるということです。
DFラインをリセットするための時間が必要ということですね。
(※だから、身体能力に優れていてもゴールキックをすぐ蹴ってしまう
佐藤は、GKのレギュラーになれない。)


その「タメ」が、攻撃になっていてフィニッシュまでいけばもっと良い。
今の札幌には、精度の高いロングボールも、優秀なポストプレイヤーもいない。
だから、ロングボールを蹴っても相手ボールになってしまい、カウンターの成功率も
低くなり、相手ボールになることも多くまた守備に追われることになる。
従って、現状は誰か(というか、クライトン(笑))に預けてタメを作るしかない。
クライトンは、ポストプレイヤーではないですから、DFラインから
クライトンにボールを預ける方法も確保しなければなりません。
だから、私は、クライトンは中盤の方が良いのではないかと思うわけです。
(※ただ、預ける場所が一箇所だと狙われますけどね。)


当然、ロングボールよりもショートパスの方が繋がる確率が高いので、
クライトンを中盤において、そこからカウンターを仕掛けたほうが
カウンターの成功率も精度も上がる。カウンターが怖いとなれば、
相手もDFラインを下げざるを得なくなる。攻撃は最大の防御です。
こっちがDFラインを立て直す時間も稼げて一石二鳥です。


そして、カウンターをする場合、相手ゴールまでの距離が遠いよりも近い方が、
成功しやすいことは言うまでもありません。
浦和戦の前半がカウンターが上手くいって、後半上手くいかなかったのは、
DFラインが、後半は下がりきってそこからなかなか上げられず、
相手ゴールとの距離が遠かったからです。




「DFラインが下がる>カウンターが成功しない>また守備に追われる
>DFラインが上げられない>DFラインは下がったまま>・・・」
という悪循環に陥っているんです。




こちらがボールをポゼッション(持って)して、攻撃する時間を増やさないと、
DFラインが上がる時間も、休む時間もない。


だから、ボールをポゼッションすることが重要だと書いているわけです。


簡単にいえば、「ボールの収まる場所が必要だ」ということです。


頭突きっ ((((-o-)~☆~☆~☆~☆~☆ ((((@_@)ガゴーン

2008年04月28日

第8節に、こともあろうに主審の目の前で頭突きをして、
一発退場処分をくらったダビィに温情判決です。↓
きっとあの憎めない顔に騙されたんですね・・・(・・;)

J1 第8節 退場に伴うダヴィ選手(札幌)の出場停止処分について

2試合で良かった・・・(*ノ-;*)


「ダビィいらねー」とか、散々な言われようでしたが、私は、
正直ダビィ抜きでJ1に残留できる気がしません。
攻撃は、ほとんどダビィ&クライトン頼みですから、相手のマークもきつくなります。
そして、相手が挑発してくるということは、裏を返せばそれだけその選手が怖いということです。
誇りに思っていいくらいです。ただ、簡単に挑発にのってはいけません・・・(・・;)

ルールのあるスポーツで、ルールを破るようなことを許してはスポーツそのものが成り立ちません。
情状酌量の余地があったとしても理由によらず、ルール違反は厳罰です。

まあ、ダビィには、相手の挑発もなんのその、
挑発をパワーに変える悪童タイプの新居とか大久保みたいな選手に・・・



あ、



あの顔 ダビィじゃ無理か・・・(・・;)



頭突きといえば、思い出されるのが2006年ドイツW杯決勝イタリア対フランス。
大会前に引退を表明したジダンのラストダンスで、フランス決勝まで行っちゃったもんね。
優勝で引退ならかっこよかったのに、試合途中で退場してしまいフランスはPK戦の末、敗北。
とっても後味の悪いものになってしまいました。

しかも事の真相は、一時はサッカー界で問題になっている人種差別的発言とされていましたが、

ジダンの頭突き問題 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マテラッツィの激しいマーク(ユニフォームを掴む行為)に対して、ジダンが
「そんなにユニフォームが欲しいのなら、試合が終った後にくれてやるよ」と先に発言し、
マテラッツィが、「ユニフォームよりもお前の姉妹 (sister) の方が欲しい」と言い返し、
ジダンがマテラッツィに頭突き。主審は見逃していたものの第4の審判がこれを目撃
謎のビデオ判定?によって退場しました。

始めは、人種差別的な発言だとされマテラッツィが悪者にされましたが、
結局ジダンがマテラッツィとの挑発合戦に負け、
激昂してこの暴挙に及んだだけというのが真相らしいです。


勝負の世界、挑発する方も悪いですが、煽られて挑発にのって頭突きした方が負けなんです。
光栄の「三国志」とか歴史シュミレーションゲームで、
知力の低いアホなキャラに挑発かますのが基本だったように、
古今東西、「相手への挑発は、基本戦術」ですから、
短絡的に挑発にのってはいけない。後悔先に立たずですよ!(笑)


三浦サッカー考。

2008年04月26日

某掲示板への投稿の焼き直し・・・(・・;)

現在の三浦監督のサッカーは、札幌が他のJ1チームを相手にボールを
保持(ポゼッション)できない、もしくは、意図的に相手に保持させているので、
相手にボールを持たれて支配され、主導権を握られる
(それが、意図的ならば問題ないが・・・)結果になっている。
その結果、必然的に守る時間が長くなり、しっかり守ってカウンターが
基本戦術で受身(リアクション)になることが多い。
従って、ポゼッションして自ら仕掛けるヤンツーのアクションサッカーと比べて、
三浦サッカーは、リアクションサッカーでカウンター戦術である。

ただし、私は今季の札幌が、リアクションのカウンター戦術で守備の時間が長くても良いと思う。
前回のユーロでギリシャが優勝したのは、カウンター戦術がはまったからであろうし、
地力の劣るチームが地力の勝るチームに勝つ方法は、カウンターが一番効果的だからだ。
確かに、見た目は守る時間が長く受身なので面白くないが(笑。

三浦サッカーは、守備時にFWが積極的に相手にディフェンスをして相手の攻撃を
遅らせている間(ディレイ)に、他の選手は自陣まで退いてDFラインと中盤で2ラインを
作って待ち構え、自陣のスペースをなくすのが三浦式ゾーンディフェンスの特徴ではないか。
一旦相手のボールになると、自陣まで戻って陣形を整えるので、
ボールを奪う位置が低く、守備的である。
しかし、普通のチームならば、相手の攻撃に釣られて守備側がマークやカバーリングに
よって自陣にスペースを作ってしまうのだが、三浦式ゾーンDFはこの2ラインを
崩さないので、相手は札幌陣内で攻めるスペースがない。
(従って、今まで対戦したチームの選手が、札幌陣内にスペースが
なかったとコメントすることが多いと思われる。)

そして、ボール奪取後も2ラインのバランスが崩れないので、
そこからすばやくカウンターに移行することも可能になっている。
しかしながら、やはり2ラインを維持することの強みは、カウンター時に発揮される
のであって、攻撃的な戦術、もしくは、こちらから仕掛けるサッカーではない。
確かに、サッカーの得点の多くは、攻守が変わって30秒以内の得点、
つまりカウンターからであるが、カウンターまでもって行く過程が、
相手を待ち受ける基本的にリアクションなのである。

ただ、当然、相手が退いてくれば、こちらも仕掛けて行かなければいけない。
しかし、常に守備の意識が高く、リスクを払いバランスを崩してまで攻撃しようとしないので、
退いた相手を崩すのはどのチームでも難しいが、相手が退いてきたら苦しい。

だから、三浦サッカーの最大の弱点は、リアクションなだけに先制点が取れない、
もしくは先制点を取られると圧倒的に厳しいということだ。
(昨シーズンも、「1-0」の先行逃げ切り型の勝利が多かった。)
先制点を奪われて残り時間が少なくなって相手が守ってきた時に、
現状だと相手を崩すだけの迫力が攻撃にない。

それと、例えば、リーグ終盤戦で勝ち点の関係で相手が勝って勝ち点3をとる必要が無く
守りにきた時に、こちらは勝ち点で不利で負けられない試合であっても、
自ら勝ちに行くための攻撃的なオプションがほとんどない。
(※あったとしても、相手の守備を打ち破ることが難しい。)

従って、現在の札幌が勝つ可能性を高めるには、
相手が退いてくると得点チャンスがほとんどないので、
0-0で相手がある程度リスクを負って攻めてくる間に得点して、
1-0の先行逃げ切り型の勝ちパターンに持っていくしかない。

リーグ終盤で、降格ライン付近のライバルであるが相手が勝ち点が上だと、
退いてくることも十分考えられ、このように勝ち点で苦しまないためにも
今のうちに少しでも勝ち点を稼いで有利な立場になっておかないといけない。
神戸戦は、あのシュートは石櫃を褒めるべきだが、逃げ切れなかったこと、
もしくは、カウンターで追加点を取れなかったことは課題であろう。

そして、新潟戦は、新潟の出来を考えると勝たなければならない試合だった。
ダビィが退場したことは予想外だったとしても、
新潟のように退いてきて、札幌もある程度ポゼッションできる相手に対して
現状ではやはり攻め手にかけるという三浦サッカーの弱点を露呈した形だ。