2013年05月18日
レッゴーヴェルディ、レッゴー
10年近く前、サテライトのヴェルディ戦を見に宮の沢に行った。 バックスタンド側の一番奥の席へ行く。 ヴェルディユニを着た人が2,3人いる。わざわざ東京から来たのであろうか。 近くにいる高校生風の女の子達のおしゃべりがうるさい。いわゆる「ギャルサポ」という奴等であろうか。彼女達の話に耳を傾けるとどうやらヴェルディを応援している様子。 「やっぱ東京だよね。」 「東京って、2、3回しか行ったことないんだけどさ。」 「私なんて1回もないよ。」 彼女達はまぎれもなく道産娘だった。コンサドーレは応援がださいと聞き捨てならないことも話していた。 選手発表があり、ヴェルディの小林大悟とアナウンスされると、さっきの子達から歓声があがる。どうやらお目当ての選手がいるようだ。 続いて、コンサの選手発表になる。女子高生軍団は、コンサドーレの岡田選手の名前が発表されるとキャーキャー騒ぎ出した。現金な奴等である。要はチームでなく顔で選んでいるのね。 選手発表が終わると、ヴェルディユニを着た若い男が、自分が持っていたフラッグを女子高生達に使ってくれと差し出す。女の子達大喜び。 「少しでも多くの人に応援してもらいたいから。」とその男は話す。なるほど洗脳というやつか。なかなかやりおるヴェルディサポと身勝手な解釈をする。 しかし、わざわざ東京から熱心だなと思っていたら、その若い男も札幌の人間であることが女の子達との会話から判明。あららという感じ。 さらに、スタジアムの外に隣接する公園から「東京がんばれ」「札幌負けろ。」と子供達の声が。しまいには外のフェンスをよじ上ってきた。この子達もヴェルディの応援か。さらに子供達は「札幌の応援きもい。」と衝撃的な一言まで発する。 やがて、フェンスに上った子供達は係員がやってきて注意していた。 女子高生達は「東京ヴェルディ」とコールをはじめた。 やがて試合開始。ヴェルディ応援団はさらに大柄の若い男が加わって活気づいた。その大柄の若い男、厚別にも姿を見せたことのある新日鉄大分の一人サポのようにすごく大きな声を出せる男だった。 「レッゴーヴェルディ、レッゴー。」と女子高生や若い男たちが応援を繰り返す。 「レッゴーヴェルディ、レッゴー。」 「レッゴーヴェルディ、レッゴー。」 「レッゴーヴェルディ、レッゴー。」 そして、スタンドの外からはヴェルディを応援する子供たちの声が・・・。 なんか、悪夢のようなひと時だったんですが・・・・・・・w あれから10年なんですが、彼ら彼女ら、そして子供たちはどうしているんでしょうかね。ヴェルディ応援しているのかな、明日スタジアムに来るのかな。 とりあえず、私はヴェルディ戦参戦予定です。
posted by こんびに♪ |11:19 | コメント(0) |