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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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“ホームタウンディシジョン” がない札幌。Ver.2.0

2009年09月18日

昨日、“ホームタウンディシジョン” がない札幌。というのを書いた。

今季、第39節までの札幌のホーム、アウェイ別の戦績は、

ホーム(20試合):7勝6敗7分

アウェイ(19試合):8勝5敗6分

(※札幌の成績(39試合):15勝11敗13分(8位) )


明らかに、ホームでの成績の方が悪い。

この程度なら、ホームでたまたま調子が悪かった・・・で済ませてもいいかもしれないが、
原因の一つとして、審判の判定に注目してみたいと思ったのが事の発端。

何となく思っていたことを数字にしてみたらどうなるか。


そこで、実際、
札幌と成績の近い徳島と比べると、明らかな違いがあることがわかった。

ちなみに、徳島の成績は↓。


徳島の成績(39試合):15勝13敗11分(9位)

ホーム(20試合):8勝6敗6分

アウェイ(19試合):7勝7敗5分

徳島は、札幌より勝点が2下だが、ホームの方が若干成績は良い。






すると、イエローカードをホームとアウェイで
どれだけもらったかを比較すると大変興味深い結果になった。
(※参照:2009 J2 結果(J's GOAL))




○イエローカード


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌(ホーム)   35枚

・アウェイチーム  38枚


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌(アウェイ)  47枚

・ホームチーム   18枚




【徳島のホームゲーム】(20試合)

・徳島(ホーム)   26枚

・アウェイチーム  37枚


【徳島のアウェイゲーム】(19試合)

・徳島(アウェイ)  35枚

・ホームチーム   25枚





ホームタウンディシジョンが全くないとは思わない。

実際、徳島のイエローカードの数は、
常にアウェイになるチームの方が、イエローカードの数が多いということを示している。

そして、それに偏りがない。
つまり、徳島の場合はホームとアウェイで均したときに、
イエローカードのもらい方に、結局それほど差がない。

・(徳島がホーム)+(徳島がアウェイ)=(徳島の総イエロー数)

26+35=61

・(徳島がホームの時のアウェイチーム)+(徳島がアウェイの時のホームチーム)
=(徳島の対戦相手がもらった総イエロー数)

37+25=62



では、札幌の場合はどうか?


・(札幌がホーム)+(札幌がアウェイ)=(札幌の総イエロー数)

35+47=82

・(札幌がホームの時のアウェイチーム)+(札幌がアウェイの時のホームチーム)
=(札幌の対戦相手がもらった総イエロー数)

38+18=56


そもそも、札幌も判定はホーム有利に働いて、札幌はイエローの総数が多いだけ。
(※セレッソの次に多い。Jリーグ公式記録)
札幌がホームの時は、アウェイの時と比べてイエローの数は減っているし、
札幌に来るアウェイチームは、イエローの数が増えているではないか。
という反論も確かに成り立つ。

しかし、徳島と比べることでそれだけでは説明がつかないことが分かる。
対戦相手の総イエロー数が低い。Jリーグ公式記録
また、札幌のアウェイ時のもらい方が極端だ。ホームでもカード数にほとんど差がない。


確かに、ホームタウンディジョンは働いてはいるが、
その効果が、札幌の場合は他のクラブと比べて低い可能性がある。



“ホームタウンディシジョン” がない札幌。

2009年09月17日

ホームタウンディシジョンとは、

「元々は、ボクシングの採点に代表されるような、審判の主観に基づく判定が
地元の選手に有利な傾向を持つと言われたところから、この言葉が用いられるようになったとされる。
 また、サッカーなどの試合において、反則行為とみなすかどうか微妙であるようなプレーに対して、
ホーム側に有利と思われる判定を審判がくだすことも、ホームタウンディシジョンと呼ぶ。」
(※引用先:wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/ホームタウンディシジョン )


以下は、第39節までの各種反則に関する札幌の“ホームとアウェイ別”の累計。
(※参照: トップチーム試合日程・結果(コンサ公式HP))






○イエローカード


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        35枚

・アウェイチーム  38枚


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        47枚

・ホームチーム   18枚





○レッドカード


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        1枚

・アウェイチーム  4枚


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        3枚

・ホームチーム   0枚





○直接フリーキック


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        263回

・アウェイチーム  286回


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        229回

・ホームチーム   297回





○間接フリーキック


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        54回

・アウェイチーム  40回


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        65回

・ホームチーム   50回





○ペナルティキック(PK)


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        0回

・アウェイチーム  3回


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        2回

・ホームチーム   2回




以上。




“サッカー”に興味のないマスコミ。 -その3-

2009年09月16日

“サッカー”について書かないマスコミに対して、“サッカー”に興味のないマスコミ。で正攻法、
“サッカー”に興味のないマスコミ。 -その2-で脅かしてみた。


まだこのネタ引っ張るのかよっ という声も聞こえてきそうですが、
今回は、もう少しJリーグの置かれている環境から、危機感を煽ってみようかと思います。


くしくも、昨日の記事に対してOWLSさんから、

>Jが消えたら、それこそ世界に恥を晒すことになるのを分からせたい

というコメントを頂きました。


私の根っこにあるのも、この危機感。
Jリーグがなくなるなんて大げさだと思うかもしれません。

しかし、日本のサッカーを巡るあまりよろしくないニュースを
最近だけざっとあげてもこれ(↓)だけある。


岡田ジャパン、サポーターも見放した?オランダ戦視聴率↓[ 2009年09月07日 スポニチ ]

5日夜にテレビ朝日で放送されたサッカー国際強化試合「日本×オランダ」(後9・03~)の平均視聴率は17・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。

 2010年W杯南アフリカ大会で4強を目指す岡田ジャパンが世界トップレベルの強豪に挑戦するとあって注目を集めた一戦。同時間帯に放送された「ジャングル大帝」(フジテレビ、後9・00~)の13・1%、「情報7daysニュースキャスター」(TBS、後10・00~)の16・6%などを抑え、トップの数字をマークした。

 ただ、前半は健闘していた日本が後半に入って立て続けに失点、0―3で敗れたためか、番組終了時の視聴率は7・2%までダウン。期待外れの結果にサポーターも見放したのかも…。


J経営情報開示 赤字チーム7→13に拡大[ 2009年09月16日 スポニチ]

 Jリーグは15日、08年のJ33クラブの経営情報を開示した。J1の1クラブ当たりの平均営業収入は約34億5100万円で07年より6%増となったが、各クラブとも営業費も増えたため、07年は約10億の黒字だった経常利益は約4100万円まで落ち込んだ。J全体では約5億5100万円の赤字となった。07年は7クラブだった赤字は、08年はJ1の札幌、柏、FC東京、新潟、磐田、神戸、J2の水戸、横浜FC、湘南、岐阜、C大阪、広島、福岡の13クラブとなった。


大分スポンサーのマルハン今季限りで撤退[2009年9月14日18時32分 日刊]

クラブ最大のスポンサーだったが、ユニホームに企業名が入らず広告対価が伴わないことから撤退を決めた。
溝畑宏社長は「地方のクラブは経営が厳しい。Jリーグには(引き続き)要望していきたい」と話した。






コンサドーレ札幌の赤字体質は恒例行事になりつつあり、
札幌そのものが、決して安定的な経営をしているわけではないことは周知の事実。

だが、この状況は札幌に限らず、ほぼ全てのJリーグクラブにいえる状況だ。


日本のサッカー人気のバロメーターであろう日本代表の視聴率は、
最早、“ニュースキャスターとほとんど変わらず、”
強豪オランダ相手でもいつもと変わらなかった。

サッカー人気のかげりは、“TBSのスーパーサッカーの惨状”にも表れているだろう。
(※番組内容のテコ入れではなく、時間枠、内容とも縮小した。)

このような昨今のサッカー人気低迷がささやかれる中で、
毎年のように、試合中継を行っているスカパー撤退の噂が絶えない。


さらに、この状況でJリーグはJ2のクラブを22チームまで拡大するという。
そうなれば、少なくなっていくパイの奪い合いになる可能性もある。


また、来年のW杯で日本代表が惨敗すれば、
サッカー人気の低迷が決定的なものになりかねない。


これらの心配が、全くの杞憂であると言い切れる人はいないだろう。


日本におけるサッカーの現状は、あまり良いとはいえない。
むしろ、正念場にあるといってもいいかもしれない。



基本的に、サッカー人気とJリーグ人気とクラブの人気は相関関係にあるだろう。

サッカーにのめりこむ層を増やさないと、情報過多、誘惑の多い現代社会、
興味の対象が容易に変わってしまう可能性がある。

それを防ぐためにも、“サッカー好き”を増やす必要がある。


日本でサッカーそのものが衰退してしまうのは、
生活の糧が一つ減ることになるのであり、
マスコミにとっても望ましいことではないだろう。


そのためにも、“サッカー”の魅力を伝える記事を書いて欲しいと切に願う。



post by whiteowl

12:02

J-league コメント(4)

“サッカー”に興味のないマスコミ。 -その2-

2009年09月15日

昨日、“サッカー”に興味のないマスコミ。という記事を書いた。

マスコミに対する昨日のコメント欄の反応も、概ね厳しいものだった。


そこで、多分、マスコミ関係の方は、昨日の記事に対して、
こういって反論してくるのではないかと思う。

whiteowlは、お気楽にブログで好き勝手偉そうなことを書いているが、
我々は生活がかかっている。

だから、

「我々は、我々が書きたいことではなく、
読者が求めているものを書いているだけだ」と。

多くの読者は、戦術やサッカーについて知りたいと思っていない。
安易に、チームや選手の批判をすれば購読契約を切られかねない。
サポーターが監督解任を求めれば、チームの将来より、
読者の求める空気を読んでそれを書くだけだと。

現に、あなたのブログは、公式ブログのアクセスランキングでも
上位に行くことはないですよね。なーんて、嫌味の一つも言われそうである(笑)。


私も一時期、空気を読む努力をして上位を狙ったこともあったが、
最近は、空気を読まずに自分が書きたいことを書いている。

まあ、そんな好き勝手書いているうちのブログが“祭り”以外で、
ランキングの上位に行くようなら、確かに、それはそれで変な状況だと思う(苦笑)。







では、マスコミに読者が求めていないなら、

「“サッカー”について書く必要はないのか?」

と問えば、おそらく、それは違うという反応も返ってきそうである。

なぜなら、そこまで否定すると、彼らのプロとしての意識、
マスコミの存在理由・アイデンティティがなくなるからだ。

マスコミが、読者が求めることを空気を読んで代弁するだけなら、
それこそ各サポーターがそれぞれ発信するブログで十分だろう。

そこにマスコミが介在する意味がなくなる。


インターネットの普及によって、誰もが全世界に向けて発信できるようになった。
それと反比例して、マスコミのその点での優位性は、年々減ってきている。
マスコミが、“情報に独自の付加価値”を付けられなければ、
正に、当事者と読者の間に介在する意味(マスメディア)がなくなりつつある。

実際、雑誌の総発行部数は年々減少傾向にあるそうだ。


新聞も近い将来おそらく電子化されるだろう。

その時、情報が入手しやすくなるだけに、コンテンツ勝負になる可能性が高い。

それはビジネスチャンスでもあり、
逆にいえば、情報に独自の付加価値を付けられないものは、おそらく淘汰される。


ちょっと想像してみてください。

紙媒体の新聞が衰退して、電子化がメインになり、
今は無料のこれらのコンサドーレ関連の情報が有料化された時、
読者はどのスポーツ紙を選ぶのでしょうか?
どれも選ばずに、サッカー専門誌に流れる可能性も(;´Д`A ```



と脅かしてみる。






“サッカー”に興味のないマスコミ。

2009年09月14日

昨日の甲府戦の敗北で、今季の昇格はほぼなくなった札幌。

というわけで、とりあえず、マスコミに八つ当たりしておきたいと思います(笑)。






今回問題にしたいのは、以下の3紙の記事。


札幌キリノ“7億の男”へ一気2得点だ[2009年9月13日10時23分 日刊]

【道スポ】現在15ゴール キリノ ダビ超えだ (09/13 11:04)

キリノ、ハットでダヴィ超えだ…札幌元エースの17得点あと2(2009年9月13日10時25分  スポーツ報知)


まず、最近調子をあげているキリノについて3紙が横並びで書くのは、
3紙ともほぼ同じ内容でつまらないんだけれども、百歩譲っていいとしても、
なんで、ことごとく“ダヴィ”と比較する必要があるのだろうか?


三浦札幌の頃は、守備ブロックを形成して自陣でスペースをなくし、
相手のボールを奪ってロングボールでカウンターという戦術だった。
そこで、正に“馬のように”強く速く前線から守備をして、
ロングボールに反応し続けたのがダヴィ。

今季の石崎札幌は、そもそもあの頃と戦術が違う。
キリノには、前線からの守備、相手のDFラインの裏に抜けること、
さらに、1トップとしてポストプレーも求められていてダヴィとも役割が違う。


確かに、FWとして唯一の評価の尺度は、ゴール数かもしれない。

しかし、個人のプレースタイル、チームの戦術を無視して、
単純にゴール数だけ比較して評価を下すというやり方が妥当とは思えない。

キリノにとっては、勝手に周囲がダヴィと比べているだけで、
「“俺は俺”で、俺のやり方でチームに貢献して、FWとしてゴールをあげるだけだ」
と答えているだけだろう。



そして、さらに、私が一番問題にしたいのは、

この記事を書くのに記者が練習を見る必要がないということ。

過去の数字と比べて、それについてキリノのコメントをもらっているだけだからだ。


練習を見てなかったから、この記事を書いたというならまだしも、
練習を見てこの記事を書いたのなら、
自分はサッカーを見ていないと告白するのに等しいだろう。


実際、サッカーのプレーの話は全くこの記事の中に出てこない。
ダヴィとのプレースタイルの違いも、キリノが最近好調な原因の分析もない。

書かれていることといえば、この間生まれた子供にミルクとオムツ代を稼がないといけないとか、
フェジョンを喰って元気になったとか、全くサッカーと関係のない話が続く。


これが、まだシーズン中で、一応、昇格を目指していて、
それが次節負ければ絶望的になるチームの会話であり、記事なのだろうか(-"-;A ...

ある意味、この緊張感のなさが、
今の順位も仕方ないのかもしれないと納得させられた記事でもあった。








おそらく、これには、スポーツ新聞が“記録好き”という背景があるだろう。

そして、これは野球の影響だろう。

野球は、特に記録の宝庫だ。
本塁打、ヒット、犠打、長打率、三振、出塁率、盗塁、四死球、勝利数、奪三振・・・

野球は、記録と親和性が高い。

それに比べて、サッカーの個人記録は、ゴールとアシストくらい。
そして、一番誰の目にもわかりやすいのは、ゴール数だ。

だから、そこに注目が集まるのは仕方のないことなのかもしれない。


今まで野球を中心に報道してきたスポーツ新聞にとって、
記録と記事を結びつけるやり方は、記録のデータベース化もあって、
まさに職人芸の域に達している。


確かに、それは野球で成功した手法かもしれないが、サッカーはそうはいかない。


サッカーは、野球よりずっと“カオス”なスポーツだ。

そして、それがサッカーの最大の魅力でもある。


それは固定的な記録を並べるのではなく、
サッカーの持つ流動的な躍動感を伝える記事でなければ伝わらない。

サッカーは野球と違うのに、同じ伝え方で伝えようとすること自体に無理があると感じる。


スポーツ新聞に情報の正確性とか、政治経済の分析を求めるというなら筋違いの話かもしれないが、
スポーツとしてのサッカーの魅力を伝える記事を書くのが彼らの仕事ではないのだろうか。



意識改革。 -主力を放出したホークスの事例。-

2009年09月11日

札幌石さん意識改革訴え「盛り上げよう」[2009年9月11日 日刊]

 J2札幌の石崎信弘監督(51)が10日、選手1人1人の意識改革を訴えた。

6日のホーム愛媛戦のハーフタイム、
1点ビハインドだった影響からロッカールームは静まりかえっていた。
指揮官のゲキで奮い立ち逆転に成功したものの「負けてるときこそ盛り上げないといけない。
勝っているときはええんじゃが」と選手が自主的に雰囲気づくりすることを求めた。

主将の上里は「自分のミスもあり落ち込んでしまった。
もっとチームのことまで気をまわさないといけない」と気持ちをあらためていた。


石崎監督の意識改革の訴えは、選手に届くか・・・。



その意識改革に関して、興味深い記事が。

【11月16日】1993年(平5) “特殊潜航艇”根本、久々の大型トレードで秋山ゲット(スポニチ)

昨日の楽天野村監督に続き、またプロ野球からですが(-"-;A ...


1993年、ダイエーの佐々木誠外野手、村田勝喜投手、橋本武広投手と
西武の秋山幸二外野手、渡辺智男投手、内山智之投手との3対3の大型トレード成立
にまつわる話。


「球界関係者の大多数が「西武に有利なトレード」という評価を下した。」このトレード。

ダイエーは、
「92年に3割2分2厘で首位打者となった主軸打者の佐々木と、93年唯一の10勝投手村田の放出」、
一方、選手として下り坂を迎え始めていた秋山を獲得した。

その後のトレードした選手の成績をみても、西武に有利なトレードだったといえる。


では、当時のダイエーの監督だった根本氏は、
15年連続Bクラス、93年は最下位になったチームにもかかわらず、
主力を放出し、明らかに損なトレードの決断をなぜ下したのかという理由が興味深い。


「このチームは同好会と変わらない。楽しくやって、それで勝てればいいという体質のチームだ。
プロは旗(チャンピオンフラッグ)を取りにいってこそプロだ。
チームを変えていくには、人を変えていくしかない。
それもチームを背負ってきた主力を変えなければ、全体は変わらない」。


「全盛期の過ぎた秋山は92年まで9年連続30本塁打以上を打っていたが、
広い福岡ドームが本拠地になると24本にダウン。
しかし、根本が一番望んだチームリーダーとして役割は十分に果たした。」


その後、ダイエーからソフトバンクに親会社は変わったが、
チームリーダー秋山を得て、ホークスは、その後、常勝軍団になっていくのは周知の事実。

そして、前年最下位の王監督の後を継いだ秋山新監督は、
現在、首位のファイターズを2.5ゲーム差で猛追して現在2位。


これは、ホークスの話で、荒療治がたまたま上手くいった話かもしれません。

しかし、札幌も今居る選手たちが、監督の求める意識改革ができなければ、
このような選手の入れ替えも必要になってくるのではないでしょうか。


そうなる前に、今居る選手には本気で意識を変えて欲しいのですが・・・。

やっぱり、今季、箕輪がいないのが痛かった(-"-;A ...




サポーターの変化。

2009年09月10日

一昔前、ヤンツーが札幌の監督だった頃、私はインフォによくコメントを投稿していた。
先日の愛媛戦のように、勝ったのに批判的な内容を書くと、
決まって、勝ったのに何で素直に喜ばないんだ!というような内容のコメントがよく付いた。

だが、最近、あの頃と比べて、サポーターの雰囲気が変化しているのではないかと感じる。

愛媛戦に関する他のブログも拝見したが、
逆転勝利を喜びつつも前半の酷い内容に言及する記事が多かったように感じた。

プロである以上、結果が重要だとは思うものの、
今までは、結果のみに拘泥するか、結果や内容に関係なく応援するかの両極端だった様に思う。


逆に、負けたとしても評価できる内容の試合もある。

ヤンツーの頃もJ2に降格し“5段階計画”の下、J1再昇格とJ1定着を目標に掲げていた。
それだけに、試合の結果以上に内容も重要だと思っていたし、
私の中では、そのスタンスは同じ目標を掲げる今季も変わっていない。

ヤンツーの頃は、負けることが多かったので、
そのフォローをすることの方が多かったわけですが(-"-;A ...






「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

と言ったのは、プロ野球、楽天の野村監督。


試合内容がともなわなかったとしても、勝つことはある。

内容がともなわなかったものの前節の愛媛戦に勝ったことは、良かったかもしれない。


しかし、この言葉、内容がともなわなければ、基本的に勝つことは難しく、
負ける可能性の方が高いということでもある。

内容が悪ければ、基本的に勝ち続けることは難しい。


野村監督は、先日5点リードした後の9回に、2失点したことに対してこうも言っている。

「結果オーライの野球は一番嫌い。そんなことをしていたら、いつまでたってもチームは良くならない。」


札幌の場合、守備の寄せが甘くて失点するとか、
大事なところで譲り合いの精神とか、
全体的なコミュニケーションの不足であるとか、
シュートを打てるところでパスを選択するところであるとか、
一体、何度そんなシーンを今季見てきたことか。


確かに、少しずつ成長は感じられるが、
そういうところがもっときっちり出来るようにならなければ、
J1定着どころか、昇格すらままならないことは、今季の成績が示すとおりである。


ずっとJ2に居続けて、それで満足であるとか、
J1にあがったって虐殺されるだけなら、上がらない方がいいとか、
せっかく育てた選手を他のチームに持っていかれる立場で良いというなら、
今の立場以上を望まないのであれば、それでいいのかもしれない。


しかし、少なくとも私は、そんなチームの未来は嫌だ。

ヤンツーの頃も、私はとにかく札幌に強くなって欲しかった。
その気持ちは、今も変わらない。

まして、まだプロサッカー文化の歴史の浅い日本は、
欧州ほどチームの序列がはっきりしていない。
まだ、もっとチームが強くなれる可能性がある。


また、そのカテゴリーで実力が飛びぬけている選手を
そのカテゴリーに留めておくのは、周囲のエゴでしかない。

良い選手を引き止めるには、チームも一緒に強くなっていかねばならない。
それが“弱肉強食の競争原理”であり、
過去の苦い経験から出てきた5段階計画の基本精神だったはずだ。


そして、本来、練習や試合内容をしっかり吟味して世論を主導していく立場のマスコミが、
試合内容をよく吟味もせずに13戦負けなしの結果だけを見て、
このまま行けば昇格できると調子の良いことをあっさり書いてしまう以上、
最早、サポーターがしっかりせねば、このチームは強くならないだろう。


愛媛戦後のサポーターの変化を頼もしく感じたのでした。




来月から施行予定の移籍新ルールが“トレーニング費用”でもめてるらしい。

2009年09月09日

来月から施行予定だった、FIFA基準に合わせた移籍に関する新ルールがトラぶっているらしい。



J新移籍規定見切り発車、選手会が反発[2009年9月9日7時20分 日刊]


 6月の日本協会理事会で国際サッカー連盟(FIFA)の移籍規定に沿った新規定の概要を承認済み。
細部として、23歳以下の選手の移籍時に生じる予定の「トレーニング費用」が焦点になっていた。
新規約では契約満了選手の国内移籍に移籍金は発生しないが、
23歳以下の選手が同様のケースで移籍する際、
新所属先が前所属先に同費用(推定で最大約3000万円)の支払いが必要としている。






あまり馴染みのない言葉である“トレーニング費用”。

一応、日刊に説明が載っている↓


 ◆トレーニング費用

 FIFAが定めたもの。契約が満了した12~21歳までの選手が移籍する場合に、
新所属が前所属に支払うよう義務づけられた費用。選手育成費用の代償の意味合いがある。


このトレーニング費用の支払い先が、前所属となってはいるが、
確か、前所属の1チームだけではなく、
その選手がサッカーを始めた頃のサッカークラブまで遡って対象になるはず(;´Д`A ```

日本の誰かが、海外に移籍したときに、
トレーニング費用が、今までその選手が所属した全チームに払われて、
びっくりしたとかいう話をどっかで読んだ記憶がある。


だから、多分、1チームに支払われるトレーニング費用が、
400万~800万とかいう話なのに、
総額が最大で3000万とかいう話になるんだと思う。


こういう話を聞くと、何となくいいんじゃねーかと思う仕組みではある。

それまでその選手に関わった人たちが、その成果への報酬を受け取れる。
他のクラブに強奪されても、育て損にならない。

育成に対する対価が払われなければ、育成が衰退する恐れがある。

育成が衰退すれば、選手にとってもより上手くなる機会が奪われるわけだし、
育成する側にとっても、移籍金撤廃によるセーフティネットの一種なんだと思う。



しかし、おそらく問題なのは、その額と対象年齢。


大物選手の場合は、これじゃちょっと足りないというか、多分安すぎる。
将来、数億クラスになるかもしれない選手に対して、数千万で青田買いできるなら、
強奪するクラブも出てくるというもの。

じゃあ、高くすればいいかといえばそんなこともなく(-"-;A ...

トレーニング費用が高くなれば、
逆に、大多数の一般的な選手にとっては、契約満了選手の移籍金がなくなっても、
今度は、トレーニング費用が移籍の際の足枷になってしまう。

結局、若手選手は出場機会を求めて他のチームに移籍しにくくなってしまう。
それでは、移籍金を撤廃した意味がなくなってしまう。



後、トレーニング費用を払う対象になる年齢の問題は、
Jリーグの場合だと23歳以下が対象になっているのに対して、FIFA基準だと21歳以下。

推測だが、日本の場合は大卒選手が念頭にあるので、23歳以下なのではと思う。


ちょっと考えただけですが、これは本当、難しい問題だと思いますね。


ただ、日本の場合は、まだサッカー文化が浸透していないですし、
経営難のクラブも多いですから、経営寄りの決着になる可能性が高いんじゃないでしょうか。



post by whiteowl

11:53

J-league コメント(0)

前半のペースで本当に90分持つの? 【国際親善試合 オランダ vs 日本】

2009年09月08日

5日の日本代表、オランダとの親善試合は、0-3で惨敗。


試合内容については、セルジオさんとほぼ同じ感想。

セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」2009年09月06日 4強どころか1次L突破難しい/親善試合

「日本は攻めたように見えるけれど、本当に決定的なチャンスはなかった。」

「前半から全力でプレスをかけても、世界を驚かせることはできない。
終盤足が止まることは、もう世界中が分かっているからね。」


ただ、2002年の日韓W杯の前の2001年、
フランスに0-5で負けた試合ほどの絶望的な差も感じなかったことも事実。

そもそも勝てるなんて思っていないので、
前半は押し込まれっぱなしではなく、ある程度、主導権も握れていたことが驚き。
特に、前半の終わりごろ、オランダの選手がまじで苛立っていたのが印象的だった。

前半に1点取れれば、岡田さんがいうように違うストーリーもあったかもしれない。
ただ、そこで1点取るどころか、得点の臭いすらしないのが日本の現状。

日本には世界的なリーグの得点王がいるわけでもなく、
個人での打開に限界がある以上、攻撃に関しては実力通りの結果ともいえる。

実際、あのレベルで得点できるとすれば、俊輔のFKくらいなものだろう。


守備に関しては、確かに、前半と後半の失点するまでは良かった。
となると、組織的な守備を90分持たせられるかというのが、課題のようにも感じる。

そして、この辺りの感想は、若干セルジオさんとは異なる部分でもある。






【国際親善試合 オランダ vs 日本】岡田武史監督(日本)記者会見コメント [ J's GOAL ]

Q:今までやってきたことをぶつけて課題が見つかればいいと思っていたが、
今まで積み上げてきたものを見直す必要性を感じたか?
「改めて今までやろうとしてきたことをやりきることが大事だと感じた。
90分やり通さない限り、勝ち目はないんじゃないかと感じている」

Q:前半、かなり相手を追っていて90分持たなかったが、
どれくらい持つかは想定内か、予想外だったか?
「これはサッカーなので、その前に点を入れられていたらもっと持たなかったと思う。
まあ、90分は持たないということはだいたい予想がついていた」

Q:あれくらい立ち上がりから行くというのはどうか?ペース配分はあれでいいのか?
「目標を達成する以外にない。持つようにする、それだけです」


岡田さんのコメントの面白いのが、90分持たないということは予想がついていたが、
勝つためには、これを90分続けるしかないと言っていること。

こういう風に言うということは、今は出来ないかもしれないが、
W杯本番では、それを実現する秘策が、岡田さんにはあるんでしょうかね。


しかし、これについては、セルジオさんを始め、マスコミも疑問を持っているに違いない。

“こんなサッカーを90分も続けられるはずがない”と。

確かに、普段の準備期間の短い国際試合なら、
これを続けることはコンディション的にも厳しいかもしれない。
その感想は、至極まっとうな意見だと思う。

ただ、W杯の場合は、事前の準備期間があるので、
コンディションを今より良くする余地が残されている。

また、運動量、試合中の総走行距離だけでいえば、日本は世界でもトップクラスだ。
(※前半と後半の運動量の落ち方が、
他の強豪国と比べて日本は特に激しいという課題もあるようですが。)

そこのストロングポイントで勝負するという発想は間違っていないと思う。

問題は、それでコンディションが良くなったとしても、
それを90分続けることは、本当に可能なのかどうかということだろう。
(実際に今のところ、出来ているようには見えないわけだし(-"-;A ...)


私は、そこで“世界を驚かせる覚悟”が、必要なんだろうとは思う。
確かに、あの前半のサッカーを90分やれれば、世界は驚くに違いない。

逆に、90分出来なければ、何も驚くに値しないサッカーで終わり。


ただ、攻撃の部分のレベル差がかなり深刻なだけに、

90分走れたとしても、走り回って終わり。

という可能性もないわけではないなと思ったりもしますが(-"-;A ...



「足先だけでサッカーをするな!球際をもっと厳しくいくこと!」(by ノブリン) 【J2:第38節 vs 愛媛】

2009年09月07日

日時:2009年9月6日(日)14:03キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 7,613人 
[天候] 曇、気温22.7℃、湿度66%
[主審] 村上 伸次 [副審] 山崎 裕彦 / 前島 和彦


前半30分 赤井 秀一
後半 7分 大山 俊輔
後半11分 キリノ
後半25分 ハファエル
後半28分 ダニルソン





第38節の愛媛戦は、0-2から外国人選手の3得点で3-2で逆転勝ち。

劇的な逆転勝利となったわけですが(;´Д`A ```


試合内容については、石崎監督の短いコメントが表していますね。

【J2:第38節 札幌 vs 愛媛】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.06)

「2点先に取られて、3点獲って逆転できたのは良かったと思います」

まあ、勝って厳しいかもしれませんが、
“それだけ” ということでしょうね(-"-;A ...


そうなった原因の一つが、
石崎監督のハーフタイムのコメントに端的に表れているかと思います。

【J2:第38節 札幌 vs 愛媛】ハーフタイムコメント(09.09.06)


「足先だけでサッカーをするな!球際をもっと厳しくいくこと!」






まず、きれいに組み立てることが目的になってしまっている。

確かに、特に守りを固めている相手に対しては、ビルドアップしなければ得点は取れません。
しかし、組み立ては、フィニッシュのための手段であって目的ではないはずです。

どこかで誰かが、体を張って勝負をして、シュートまでつなげないといけない。
ここの部分で、「戦う」気持ちが足りなかったと言わざるを得ない。
前半のシュート数の少なさが、それを端的に表しています。


また、守備でもそうです。

失点シーンはいずれも、まず相手に簡単にゴール前に入れさせている。
ほぼノーマークだった。しかも、そのゴール前に入ったボールに対してもマークが甘い。

そんな緩々の守備で、本当に勝てると思っていたんでしょうか(-"-;A ...

西嶋が、「試合内容云々以前の問題だと思う。」とコメントしていますが、
戦術云々の前に、もっと体を張って「戦」って欲しいです。

本当に、今年のテーマは良いテーマだと思います。


サッカーと空手の共通点を挙げるとすれば、どちらも大事なところで体を張れるかということ。

別に、サッカーは相手を蹴ったり殴ったりするわけではないですが、
“サッカーも空手も基本は肉弾戦”という点では、共通していると思っています。