2019年11月01日
ルヴァンカップFINAL③試合編@埼玉スタジアム2002
「コンサドーレすごかったね!」 忘年会で久しぶりに会った友人の第一声がこれ。 その後も次々に… 「決勝見たよ!」「すごかったね!」「惜しかったね~」 「出かける予定だったけど最後まで観ちゃったよ~」 「感動して泣いてしまったわ」 「思わず力入って叫んじゃった」 「あと少しで勝てたよね」 「大興奮だったね!」 と、たくさんの人から賛辞の声を掛けられました。 かれこれ1か月半近く経っておりますが、コンサを好きな人も、そんなに関心が無かった人も 本当に多くの人たちがあの決勝を観てくれていたのだな~と改めて実感しました。 「実は、そこに行っておりまして…」と言うと Σ(゚□゚;) ええーっ! 埼玉に?行ったの?決勝に?あそこにいたの? すごい!すごい!感動だったでしょう~ と、話題はルヴァンカップ決勝からリーグ戦、そして日本代表選出へと、どんどん盛り上がりビールもどんどん進みます(*ノ∀`*) 「コンサドーレって、なんだか弱いイメージだったけど、いつの間にそんなに強くなったの?」 「すごい面白かったからコンサドーレの試合にも行ってみたいな」 …なんて会話も嬉しくて更にビールが進みます(/ω\) 多くの道民が、その中継にくぎ付けになり、我が街のチームを応援し、感動し、熱中したルヴァンカップ決勝。 選手たちの頑張りと勇気と熱い思いが多くの人に伝わった瞬間だったのではないでしょうか。 だからこそ、あの激闘の瞬間を。 自分が見て感じたことをちゃんと残しておかないと。 という訳で長くなりましたが三部作のラストです。 <これまでの観戦記はこちら> ルヴァンカップFINAL①行くぞ埼スタは → こちら ルヴァンカップFINAL②スタジアム編は → こちら
はーるばる来たぜ~埼玉スタジアム2002~ すごいな~大きいな~
あそこでルヴァンカップを掲げるのか。その瞬間が見たいぞ。
それにしても暑い… お昼を買いに少し席を離れていただけで背もたれ部分が熱したフライパンくらいに熱くなってる~(;´д`) ←ちょっと盛ってます 10月でこれなんだから真夏はナイトゲームじゃなきゃ身の危険を感じるかも。 ああ~。その水。こっちにも撒いてくださ~い
ん?遠くから川崎さんのチャントが聞こえるぞ… ( ゚д゚)!ハッ そうか!バス待ちしてるんだ! 選手バスをサポーターさんが迎えてる声だ! さすが5回目の決勝ともなると気合い入ってるなぁ川崎さん。 初めてのファイナルだからって、おだってる場合じゃないぞ。 私たちだって気合い十分でここまで来てるんだから! 遠くに川崎のチャントを聞きながら、その時を待ちます。 当日移動で北海道から来た人もぞくぞく到着しゴール裏がたくさんのサポーターで埋まり始めた頃、赤黒の勇者たちがピッチに出てきました。 コールリーダーくんが今日の思い、熱意、意気込み、決心を話したあと、 まずは「コンサドーレ」コールで選手を迎えます。 そこからの ゆけ サッポロぉぉぉぉ
大きく反響する声。 スタジアムを包み込むように下から空へと突き抜ける音。 その声量にみな驚きを隠せません。 な、なんだ、この音!この反響! これが私たちの声なの? すごい。すごいよ、コンササポ(゚∀゚*) 思わず拍手と歓声が沸き起こりました。 自分たちの出した声に自分たちで拍手するとか… なんだか笑っちゃう。凄すぎて笑っちゃうよ。 これがコンサドーレサポーターなんだ! これが私たちに出来ることなんだ! 笑った後には、なぜか涙が溢れてきます。 もう泣いたり笑ったり忙しい。 よしっ。やろう!やってやろう! 今の、この声量を90分続けられれば、必ず選手の力になるはずだから! のちのち「コンササポすげー」と言われる所以となった「スティング」が始まりました。 ゆけ札幌 勝利信じ 最後まで戦えーー おお おおーおおーおおー おおお おおおおーおおおー
ここに来たのは決勝を見るためじゃない。 勝つために来たんだ! この声で、この手拍子で、選手を奮い立たせるんだ! 座席には張り紙がありました。『決戦を前に。』
その一部を抜粋します ―前略― 間違いなく言えることは、歓喜に酔いしれたあの日も、悲しみに涙したあの日も、 やり場のない怒りを抱えたあの日も、すべてが道となり、今日に繋がっているということ。 同じ夢を見続け、情熱を燃やし続けて辿り着いたカップファイナルだ。 今日、幸運にも我々は、そんなクラブ史上最大の舞台に立ち会うことが出来ている。 ならば、もちろんやることは一つ。 あなたの持つ全ての気持ちを、声で、手拍子で、アクションで、ピッチにぶつけよう。 今日は23年間積み重ねてきた“札幌の歴史そのものの総力戦”だ。 様々な事情でこの場に来れなかった仲間達の想い、全てを背負って共に戦おう。 熱く、熱く、熱く、熱く、今から始まる試合に、持てる情熱を全てぶつけよう。 ―後略- これを読んだ時、なぜか「インディペンデンス・デイ」の大統領の演説を思い出しました。 この言葉はあの映画の大統領の言葉のように、みんなの気持ちをひとつにしてくれたのです。 ぶつけよう!ピッチに! ピッチ練習が始まりました。選手は落ち着いてるように見えるけど 実際はどうだったのかな。きっと緊張していただろうなぁ。
選手が口を揃えて赤黒に染まった観客席にグッときた、と言っておりましたが 私たちも決勝のピッチに立つ選手の姿にグッときましたから、やはり相思相愛ですね。 川崎さん。もうビッグフラッグ出しとる( ゚д゚) さすが5回目ともなると気合い入ってますね~(その2)
次々に色々な仕掛けを出してくるところに経験を感じます(嫌味ではなく) きっと「ここ一番」の出しどころを弁えているのだろうな。 いつものルーティンを、いつも通りにこなす。普通でいることの難しさよ。
選手紹介が始まりました。 あ、これは…
ケガで長いこと離脱していたけど間に合って良かったね奈良くん。 試合には出られなかったけど拓馬と同じ場所に立てるなんてね。 同期の2人はどんな会話をしたんだろうなぁ(´ω`*)
選手紹介は、それぞれのチームのスタジアムDJが担当します。 我らがコンサドーレのDJは、はるばる北海道からやってきたグッチーさん! いつもの声で、いつものコール。落ち着きます。 選手紹介の映像も各チームで用意されたものを使用。 チーム紹介はそれを少し決勝用にアレンジしたものでした。 さあ、見たことのない、新しい景色を見に行こう。
北側と南側で色がきっちり分かれるスタンド席。 ホーム扱いの北側がコンサドーレで南側が川崎さんです。
座席の色が青なので川崎さんの方が多いように見えますが 実は赤黒い人たちも結構おります。 埼スタのホーム側といえば浦和さんのゴール裏。 あの圧倒的応援はここから生まれるんだな~。 それに負けないくらいの応援をしてやるぜ。 だって、やっぱり埼スタといえば赤(と黒)がしっくり来ますもんね(・ω<) いよいよ始まります。
河合CRCと伊藤宏樹さんが揃って入場。
「ルヴァンカップベアラー」というのですね。初めて知りました。
初めて尽くしが多すぎて困ります。 普段、どれだけスルーしていたかが露呈しまくりです。 メインスタンドにカップを掲げて
そっと置く
フラッグもコンサドーレ。こんなところまで特別仕様。
ルヴァンバナーもFINAL仕様
そういえばルヴァンカップ決勝なんて真剣に見たことがあっただろうか…。 ルヴァン決勝が行われるのはリーグ戦のない土曜日の午後。 この時とばかり家の用事を済ませていたような気がします(/ω\) 自分たちのチームが関係ないと、こうまで無関心だったのですね。 こんな事なら、もっとちゃんと見て予習しておくんだった(-_-;) 今までは遠い、よその国の出来事だったけど今はそこに立っているし、これからは、こういう機会が、もっともっと増えていくでしょうから。 選手入場前には川崎フロンターレのコレオが出現。
おおっ、さすがだわ~ と思いつつ、向かい側から見ておりましたが現場では何のコレオなのか全く分かりませんでした。 あとから、よくよく見るとルヴァンカップのエンブレムだったのですね。 ルヴァンカップのエンブレムなんて、まじまじと見たこと無かったので全く分かりませんでした。 本当に、当事者になるまで関心の薄いことよ… ルヴァンカップのコレオグラフィー。素晴らしいです。 5度目ですもんね。そりゃ欲しいですよね。 なんて感心している場合ではない。 タイトル戦の決勝といえば「コレオ対決」も名物のひとつ! コンサドーレのコレオには定評がありますから、きっと素晴らしい人文字が出来上がるに違いありません。 コレオを作るタイミングは最初の選手がピッチに入った瞬間と決められておりましたので、それまでは川崎さんのコレオを眺めておりましたが、早々にコレオを出してきた川崎さんからすれば、「コンサドーレのサポーターは慣れていないからコレオ無しなんじゃね?」なんて思われていたかもしれませんね。 さあ、ここまで、じらして、じらして、じらして、出現した人文字は…なんと「北海道」!!
ゴール裏の全ての座席に赤と黒と白のいずれかのビニールシートが用意されておりました。 私の席は白。この白は何になるのだろう。 シートを掲げている私たちには、どんなコレオを作っているのか全く分かりません。 そのうち遠くの大型ビジョンにゴール裏のコレオが映し出されたようで、隣にいた息子が「北海道だ」「北海道の形だ!やばい泣きそう」と言ったのを聞いて あっ!北海道なのね! そうか北海道…北海道なんだ… 画は見ていないものの、その「北海道」の形を想像しただけで涙がこぼれてきます(´;д;`) いかん、いかん。泣くのは早すぎる。 決勝が決まってからは、USさんは、どんな『人文字』を作るんだろう。 エンブレムかな?それともメッセージ的なものかな? 凝ったものか、それともシンプルに分かりやすさを追及するのか? …と、あれこれ想像を巡らすも全く想像が尽きませんでした。 多くのサポーターが注目したコンサドーレのコレオグラフィー。 ゴール裏に浮かび上がったのは赤黒縦縞を背景にした白地の『北海道』 そして札幌市の上に輝く大きな金色の星。 それは私の想像の遥か上をいくものでした。 これを見た瞬間に、これ以上のものはないと思うくらい、この決勝の舞台にふさわしいコレオだったと思います。 そうかぁ。北海道かぁ。 北海道とともに、世界へ。の「北海道」 北海道とともに、タイトルを!の「北海道」 北海道のチームとして「北海道」とともに戦う! みんなで作った大きな大きな「北海道」 泣ける… なんと誇らしく胸が揺さぶられるコレオなのだろう。 準備に参加した方から聞きましたが、 前日にUSの皆さんと有志の皆さんで事前準備をされていたとのこと。 本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。 そして、これも後から聞いた話でなのですが、コールリーダーくん初めUSの方達が赤黒の縦縞をキレイに作る為に「コレオの時だけで良いので席を移動してお手伝いいただけませんか?」と指定席やアッパー席のコンササポさんに声をかけて回ったのだとか… 出来上がったコレオは当日まで完売とならなかったゴール裏の上方の座席までキレイに作られておりました。 その陰には、そんな努力と思いが隠されていたとは…(´;д;`) 重ね重ね、本当にお疲れ様でした。 席を移動して参加してくださった皆さんもありがとうございました。 お陰で素晴らしいコレオが出来上がりました! 国家斉唱はミュージカルの貴公子・山崎育三郎さんです。 迫力のある「君が代」でした。
我がチームの試合で「君が代」をきく日が来るとは… さあ、新しい景色の始まりです。
北海道コンサドーレ札幌 vs 川崎フロンターレ
2019YBCルヴァンカップ プライムステージ決勝@埼玉スタジアム2002 2019年10月26日(土)13:05キックオフ 天気:晴 / 気温:25.4℃ / 湿度:70% 入場者数 48,119人 主審:荒木 友輔 (10分菅、90+5分深井、99分福森) 3ー3 (45+3分阿部、 88分、109分 小林悠) そうなのです。 公式記録はあくまで 引き分け!引き分けなのです! 勝敗を決めるのに仕方なくPKで決着をつけただけなのです! たから敗けた訳ではありません! (試合内容は時間の都合上ほぼ割愛させていただきます) ←それでなくても長いので 始まる前は川崎にボコボコにされるのだけはやめてね、 とか せめて恥ずかしくない決勝らしい試合をしてね、 とか 心ない事を言われたりもしましたが蓋を開けてみれば両者、撃ち合いの一歩も譲らない展開となりました。 試合開始前までは、苦手意識のある川崎相手に慎重にいくのかと思いきや決勝の舞台でも、いつも通り超攻撃的サッカーを仕掛けるコンサドーレ。 開始早々の菅ちゃんのシュートが決まった時には大興奮。 いける!いけるぞ!とヒートアップするコンササポとは裏腹に まさか…今年も…とシルバーコレクターという言葉が脳裏をよぎる川崎サポーター。 ところが、やはり連戦練磨のチームは違いました。 前半終了間際、あと少しでハーフタイムという魔の時間帯に同点に追いつかれてしまいました。 ルヴァンカップFINALで今までゴールを決めたことがない川崎が初得点したことで、その時何かが動いたのかもしれません。 これまでのジンクスをやぶった川崎サポーターも今年こそは…と思ったことでしょう。 とは言え、まだ45分が過ぎたところ。勝つための時間は、まだまだ、たっぷり残っています。 後半も両者譲らずぬ展開に川崎は中村憲剛と小林悠を投入。 この交替は少し嫌な感じがしたのを覚えています。 チームのレジェンド的存在が加わるだけで雰囲気がガラリと変わりますから。 そして、その嫌な予感は見事に的中。嫌な予感ほど当たるものはありません。 このまま延長戦に突入か…と思われた後半44分。ゴール前に抜け出した小林悠に決められ逆転を許します。 盛り上がる川崎サポーターの前でVAR判定を待つ荒木主審。 ハンド?オフサイド?どっちでもいいからゴール取り消しになれーー の思いも届かずゴールは認められスコアは1ー2に。 この時間帯のこの勝ち越しゴールで誰もが試合は決まったと思ったことでしょう。 放送席にいたジョンさんもインタビュー席に早々に移動してしまったくらいですし ← ところが、ここで諦めないのが「日本一諦めの悪いサポーター集団」 アディッショナルタイム4分の表示に川崎さんは、あと4分で悲願の優勝だ!と思ったでしょうが コンサドーレサポーターは「4分あれば!」と思ったのです。 4分あれば3点取れる! ゴールを決めるには十分な時間です。 これも全て経験によるものだと思うと、あの苦い体験も無駄ではないなかったということなのですね。 この4分間、私の回りには誰も諦める者はおりませんでした。 あと少しで優勝カップを手にするかもしれない川崎は勝利を確信したのか時間稼ぎをせず最後まで攻めてきます。 残り時間わずかと思えない攻防戦。 時計が止まったのはコンサゴール前で接触した谷口選手が倒れた時くらいでしたが、この30秒の追加が運命を分けたのです。 ロスタイムをとうに過ぎた94分。 ここも荒木主審がきっちりと時計を止めていてくれたからこその追加時間なのでしょうが 全てがよい方向に動いたのかもしれません。 進藤くんのボールを武蔵がライン際で頑張りCKを得ます。 CKはコンサドーレサポーターの目の前。自然と声も大きくなります。 きっと、これがラストプレー。 最後の最後に巡ってきたチャンス。 今ここに全てをかけよう。 ここまでやってきた全ての思いを届けよう。声の限り、最後まで… 頼む。決めてくれ。 決めてくれーーー Σ(゚Д゚) Σ(゚Д゚;) Σ(゚Д゚〃)ゴールネットが揺れた 入った…入ったの? 決まった… 決まった!決まった!決まったーーー! うぉぉぉおおぉおーーー 延長戦にいける!まだまだ終わらない!まだ終わらない! スタジアムは大興奮。最高潮の盛り上がり。 抱き合い、涙を流し、あちこちで誰彼かまわずハイタッチの嵐 こんな…こんなことって本当にあるんだ(´;д;`) ところで誰?誰が決めたの?ごちゃごちゃして見えなかったけど… え?深井くん(゚Д゚) か、一希が決めたの? ここに来て深井くんが決めるなんて… 涙が溢れて止まりません(TДT) 度重なるケガと手術。その度に何度も乗り越えピッチに戻ってきた不屈の男・深井一希。 諦めない男の諦めない気持ちが導いた最高のゴールがチームを救ったのです。 ありがとう、ありがとう。 まだ、私たちは戦える。 この後、何度も何度も観ることとなる深井くんの渾身のガッポーズと最高の笑顔。 何度も何度も見ては、何度も何度も泣いてしまうけど、やっぱり何度も観たい最高のワンシーン。 伝説のフクアリでのウッチーゴールを見た時は、もうこんなゴールは二度と見れないかもしれないと思いましたが、再び忘れられない最高のゴールを見ることができました。 「最後まで諦めない気持ち」だったという深井くんの言葉。 思わずユニフォームで顔を隠して泣いてしまうミンテの姿にも毎回、貰い泣き。 菅ちゃんと深井くんというUー12からのアカデミー出身選手がゴールを決めたこともチームの成長を感じさせます。 四方田ヘッドコーチも嬉しかっただろうなぁ。 この頃になると帰りの飛行機に間に合わない人たちも出てきたようで 後ろ髪を引かれつつスタジアムを後にしたサポーターさんもおられたようです。 そして、試合は延長戦へ突入。 ほんの数分前まで優勝を確信し喜びを爆発させていた川崎サポーターさんと 劇的な同点ゴールで最高潮に盛り上がるコンサドーレサポーター。 この時の録画を見ても、のちの特集を見ても、みんな泣いてる。 大人も子どもも、男子も女子も、そこに居た人も、きっとテレビの前の人もみんな泣いてる。 同点に追い付いた喜び。まだまだ優勝を狙える! 諦めない!絶対に諦めない! 泣きながら始まったのは「スティング」の大合唱!! みんなで、みんなで、心をひとつにしてマフラーを掲げて これから始まる30分の戦いへ想いを込めて、 掴みとろう!この手に!ルヴァンカップを! 対照的な選手の表情で迎えた延長戦
延長前半9分。 チャナが倒されFKを得ます。 VAR判定で待たされている間もリフティングしてゾーンに入る福ちゃん。 VARの結果は、なんと一発レッド! ドグソというものらしいですが、いくつもの条件を満たした結果、決定的得点機会の阻止で倒した谷口選手が退場になりました。 この時、深井くんと拓馬は すごく良い試合をしているので、このまま試合を続けたいと 谷口選手の退場取り消しを要求していたとルヴァンカップ裏話で紹介されておりました。 11人対11人で戦ってきたけれど1人退場して10人なる事で、せっかくの良いバランスが崩れるのを恐れたとも言われております。 どちらにしても退場になって喜びそうなところを11人で対等に戦いたいと思えることが素晴らしい! 凄いなぁ深井くん。 この決勝の90分の間にものすごく成長している気がする。 拓馬と深井くんの申し出にも覆ることはなく谷口選手は退場。 さあ、こうなったからには福ちゃん、川崎サポーターの前で成長したところを見せておやりー! Σ(゚Д゚)ハッ 入った!本当に見せたーーー(*≧∀≦*) またしても大興奮のコンササポと頭を抱える川崎サポ。 このままいけばルヴァンカップが… いやいや、まだ時間があるから、しっかり応援しなくては! 暑さと緊張と声だしで喉はカラカラ。 持ってきたドリンクも飲みきってしまいコンコースに買いに走るとすでにお店は店じまい。 まだ試合は続いてるのに、どこにも飲み物が売ってない~。 試合終了までやってたら片付けが間に合わないですから仕方がないですが飲み物難民が続出しておりました。 せめて自販機でもあれば… 喉がカラカラだけど、この後の勝利の美酒を楽しみに頑張ろう! 延長戦後半。 リードするコンサドーレでしたが相手も試合も必死。 この時、選手たちは守るのか攻めるのか… リードしても攻めたい選手たちと失点したくないDFとでわずかなズレが生じていたようで 延長戦後半、またしても小林悠のゴールで追いつかれ同点のまま延長戦でも決着がつかず勝敗はPK戦へ。 PK戦
PK戦の順番は立候補だったとノノさんが言っておりました。
蹴りたい人に申し出たロペス、武蔵、深井くん、そしてルーカスの4人はすぐに決まったが、残りが決まらないのを見て空気を読んだ直樹が申し出て、その後に進藤くんが6人目に立候補。
チャナは以前自分のPK失敗で優勝を逃したことがトラウマになっており辞退したそう。
PKのメンタルは本当にキツいんだろうなぁ…
PK戦に向け先攻後攻と決めるコイントスは負けて後攻。
どちらのサイドで行うかを決めるコイントスも負けて川崎サイドとなりました。
この2回の負けも厳しかったな。
このうちのどちらかでも選べてたら…なんて、タラレバですね。
ここからは心の声なのでスルーしてください。
(でもね、うちのサイドでやってたら勝ってたと思うの)
(負け惜しみじゃなくね。それだけPK戦ってメンタルが重要なんだなぁ~と)
PKは(5-4)
○小林 悠
○山村 和也
○中村 憲剛
×車屋 紳太郎
○家長 昭博
○長谷川 竜也
○アンデルソン ロペス
○鈴木 武蔵
○深井 一希
○ルーカス フェルナンデス
×石川 直樹
×進藤 亮佑
PK戦の最後のキッカーということで何度も映し出された進藤くんのシーン。
辛くて今でも観られません。
進藤くんが決めれば優勝。失敗すると川崎が優勝という状況で
目の前には水色1色に染まる大勢の川崎サポーター。
それに圧倒された進藤くんはコンササポーターに力を貰おうと一瞬、振り返りコンサゴール裏を見たそうです。
あの場面の、あのPKは相当のプレッシャーだっただろうなぁ。
よく頑張ったね進藤くん。
よくPKを蹴ってくれたね。
ツラい役回りを引き受けてくれて、ありがとう。
でも、次にこんな場面に出くわしたら、きっとこの経験が生きてくるよ。
終わった瞬間は、ただ、ただ悔しくて、悔しくて、悔しくて
悔しくて涙が止まりません。
悔しい、悔しい、
120分頑張った選手たち。
勝たせてあげたかった。
タイトルを獲らせてあげたかった…
勝ちたかった。優勝したかった、
川渕三郎氏がTwitterで
「…陳腐な表現だけど正に手に汗握る死闘。
最後にはどちらにも勝たせてあげたかった。
これだけの決勝戦は過去27回になっかたように思う。
川崎フロンターレ五回目の正直。カップ戦優勝おめでとうございます。
コンサドーレ札幌本当に残念。でも素晴らしかった。」
と称えてくれました。
ここまで連れてきてくれて、新しい景色を見せてくれて本当にありがとう。
準優勝盾を福ちゃん。
そうか…優勝カップは宮澤キャプテンが掲げる日までとっておくという事なんだ。 そこに宮澤キャプテンが立つ日まで… (と思うことにしよう。) (きっとみんなも同じように思ったのではないかな) 準優勝賞金50000000円目録を拓馬が受けとります。
どんな思いで上っているのかな…
メダルを掛けてそこに立つ誇らしさ
モニターに映し出される選手の表情も悔しげで
勝って優勝の川崎さんと敗けて準優勝のコンサドーレ。 準優勝は立派なのに優勝と準優勝はこんなにも違うものなのね。 こんな思いを川崎さんは4回も経験したんだな。 川崎さんでさえ五回もかかったんだもん。 私たちも、まだまだこれからよ! 大盛り上がりの川崎サポさん。そりゃそうなりますよね。 ルヴァンカップ優勝おめでとうございます!次こそ勝ちたい!
激闘を終えた選手たちに惜しみない拍手が送られます。 胸を張って!自信を持って!君たちは本当に素晴らしかった!
君たちは私たちの誇りです。
野々村社長も深々とお辞儀。
福ちゃん。足をつりながら頑張ったねー。本当にありがとう。 FK素晴らしかった。
四方さん。あなたが育てた教え子が決勝でゴールを決めましたよ。 サッカー以外にも学校生活から学業まで、たぶん一番手を焼いただろう教え子は痛み止の注射を打ちながら最後まで走りましたよ。 そんな教え子たちを誇らしく眺めていたのでしょうか。
コーチ陣の皆さんもお疲れ様でした。私たちは「ONE TEAM」
120分+PK+セレモニーを終えた時には外は暗くなっておりました。
振り返ると遠く埼玉スタジアム2002に明かりが灯る。 またいつか。
埼スタから赤羽へ移動してコンサ隊の隊長さんが手配してくれたお店で準優勝おめでとう&お疲れ様会です。
隊長、ありがとうございました!
赤羽で川崎サポーターを見かけないと思っていたら地元のラゾーナ川崎プラザで優勝報告会が開かれていたようで、そちらへ移動されたのですね。
勝っても敗け…いや引き分けでも乾杯はサッポロビール★で!
赤羽でサッポロビールが飲める店とくれば、そりゃ集まる訳で。 隣のテーブルも奥のテーブルも更に奥のお座敷もお店はほぼコンササポで占拠されておりました。 宴会の最後は「コンサドーレ」コール。 こうして私の初めてのタイトル戦の長い1日は終わりました。 思い出したら悔しいけれど、ここまで来られたことが本当に幸せです。 夢のような時間をありがとう。 また、必ず!ここに戻ってくるぞー! 強くなる! 強くなろう!北海道コンサドーレ札幌!
時間がなくて途中から、はしょってしまいましたが 最後までご覧いただき、ありがとうごさいました。
posted by mimicchi |15:58 | ナビスコ杯・ルヴァンカップ | コメント(0) |
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