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2019年11月01日

ルヴァンカップFINAL①行くぞ埼スタ@埼玉スタジアム2002

あれから一週間。
ようやく心も整い観戦記を書こうという気力も湧いてきました。


決勝の翌日に帰札したものの何も手につかず遠征の荷物もしばらく放置。

ルヴァン決勝にまつわるエピソードやSNSにアップされた動画を見ては泣き、
コンササポーターさんの熱い思いのこもった手記を読んでは泣き、
他サポさんの「札幌素晴らしい」「札幌の応援すごかった」「自分のチームの次に好きなチームになった」などの書き込みに泣き、
他チームの選手からの「素晴らしい試合だった」「あんな試合が出来て羨ましい」という言葉に泣き…

とにかく、なにを見ても、なにを聞いても涙があふれてとまらない。
空を見ても、山を見ても、落ち葉を見ても…なにを見ても泣ける。



これほど感情が高ぶり揺さぶられるような経験は、もう二度とないかもしれない。


誰かが「燃え尽き症候群」と例えていたけれど、まさに燃え尽きた抜け殻のごとく放心状態が続いておりました。

それほどまでに、あの決勝の舞台は愛おしく離しがたいものだったのです。


月曜日は仕事だけど、できる事なら仕事を放り投げSNSを眺めながらダラダラと余韻に浸っていたい。

まだあの場所にいたい。


離れたくない。



戻りたい。



帰りたい。



ずっとあそこにいたかった…



菅ちゃんのゴールと雄叫び。
深井くんの同点弾と笑顔。
顔に芝をつけたままの福ちゃんのFK。そしてPK…
どれを思い出しても泣ける。


泣いても泣いても涙があふれる。




選手はどうしているかなぁ…

あれだけの死闘のあと、今ごろどうしているだろうなぁ。
サポーターは泣いていれば良いけど、選手たちは…



決勝の翌日から2日間。チームはオフとなりました。
そりゃそうだ。サポーターだってこんなに疲れているんだから
選手やスタッフの皆さんの疲労は相当なものだろう。
決勝までは平常心、平常心と思っていても普段と違う張りつめた空気に緊張は知らず知らず高まっていただろう。

できれば、ゆっくりと休んで、心も体も十分にリフレッシュして欲しい。


とは言え、やっぱり思い出してしまうんだろうな…
あの時自分が、あそこでこうすれば…自分がこうしていれば…

考えてもどうしようもない事なんだけど
考えて、悔やんで、悔やんで、悔しい気持ちを抱えて過ごしたのではないかな。
それと同時に、あそこまでやれた自分、すべてを出し切って戦ったことに満足する自分も存在して…
きっと選手の皆さんもたくさんの思いを抱え、乗り越え、次へ向かおうとしているんだろうな。



わたしもいつまでも、フワフワしていられません。




時間がかかりましたが、ようやく止まっていた私の針も動き出しました。




でもね。試合だけはまだ最後まで観られないの。
この先の展開が分かっているから…まだ、ちょっと辛くて観られません。
ごめんね。ちゃんと観るからね。
君たちが戦った証を最後までしっかり観るからね。

だから、もう少しだけ時間をちょうだいね。



そんな訳で前置きが長くなりましたが(前置きだったのかーい!)

心を整えながら自分用備忘録としてルヴァンカップ決勝を振り返りたいと思います。
自分用備忘録なので、ちょっと長いです。


決勝の日が近づくにつれソワソワドキドキ。

「決勝に来る人は旗を持参して」というコールリーダーくんからの呼びかけに
ISHIYA様からいただいた赤黒のフラッグを荷物に入れようとしたものの

あれ?入らない…

フラッグが長くてキャリーケースに入らない。
うーん。これは手に持っていくしかないかな。
手荷物は60cmまでOKだからフラッグケースに入れようかな…と、あれこれ試行錯誤しているとSNSで「伸縮棒に付け替えると短くできる」という情報を発見(゚∀゚)

早速、ゲーフラ用の指示棒に付け替えてみるとキャリーにすっぽり収まりました。
ふぅぅ。これで一安心…って、え?なになに?
優勝したら紙テープを投げるって?

今度は紙テープ探しです。決勝に行くまで何かとバタバタの毎日です。

お店から一斉に赤と黒の紙テープが無くなったとの噂も流れておりました。
恐るべしコンササポ。

紙テープはそのまま投げるとケガをする恐れもあるので、芯を抜いて巻き直します。
巻き直しの方法もサポーター同士でしっかりと情報を共有。
なにをするにも右往左往です。なにせ初めてのファイナルですので。
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今回、紙テープは使えませんでしたが、次回の時のために、すぐに取り出せる場所にしまっておくことにします。




そんば風に心待ちにしていたルヴァンカップ決勝。


10月13日ルヴァンカップ準決勝2戦を1-0で勝利し
アウェイゴールの差で決勝への切符を手にしたあの日から決勝までの2週間は本当に楽しかった。


初めて呼ばれた「ファイナリスト」という響き。
サッカー専門誌にファイナリストとして特集される我がチーム。

連日のように報道されるルヴァンカップ決勝の特集。
初めてのその舞台に思いを巡らせ、これから訪れる「新しい景色」に胸をときめかせる日々。


まだ見ぬ世界へ夢ふくらませる時間。どれも経験したことのない景色。


『新しい景色』はすでに試合前から始まっておりました。



決勝が決まった日から「行くぞ埼スタ」を合言葉にあれやこれやで埼玉スタジアムへの移動手段を確保しようとサポーターも奮闘しました。
どこへ行くにも海を越えなければならない道民サポーターですが茨城空港経由や仙台経由、秋田経由の猛者もおりました。
空だけではありません。北海道新幹線にフェリーに、陸海空ありとあらゆる手段で決戦の地へ向かう準備を整えます。


埼玉スタジアムにはどれだけの人が集まるんだろう。
日増しに高まるワクワク感。


チケット販売状況を確認するとコンサドーレ側である北側自由席は前日でも完売になっておりませんが、きっと当日はたくさんの人が来てくれるはず!

どうか満員になりますように。たくさんの赤黒たちが集結しますように。



そんな時に飛び込んできた「欠航」の知らせ。
多くのサポーターさんが乗る予定だった深夜便と早朝の飛行機が台風の影響で欠航となりました。
お仲間さんもその一人でしたが何とか別の手段を見つけ試合前に埼玉スタジアムへ辿り着くことができました。
他にも同じように欠航になり車や新幹線、タクシーを乗り継ぎ何とか
スタジアムへ駆けつけたサポーターさんもおられたようです。

JAL様は一度千歳に引き返し再トライしたり、予定とは違う別空港まで送り届けてくれたり…。
時間がかかっても海を越えれば何とかなる(と思ったかどうか定かではありませんが)欠航することなくサポーターを運んでくれました。
コンササポーターが多く乗っていたことを知っておられたからでしょうか。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


でも、泣く泣く諦めた方もいらっしゃったでしょう。


だからこそ、ここに来られたことに感謝して、精一杯、選手の後押しを頑張ろう。

送り出してくれた家族の思い。来られなかった人の分も思いも込めて、
出せる力を全て出し切ろう。
終わった後に後悔するような応援はしない。絶対にしない。


そんな固い決意で埼玉スタジアムへ向かったのであります。



出発前日は遠足前の子どものように全く眠れず。2時間ほどの睡眠で起床。
出かけるまで何度も何度もチケットを確認。
忘れ物はないかな。飛行機は大丈夫かな。お腹痛くならないかな。

一体、この緊張感はいつまで続くんだろう。



USさんが掲げた横断幕は
『10月26日は空港、駅、スタジアムを赤黒で染めよう』
でしたが、私は当日ではなく前日に出発。


1日フライングだけど前日から赤黒に染めちゃうもんねー。

家をでる時からレプリカユニフォームを着用し予約していた東邦交通さんのタクシーで、いざ札幌駅へ。
遠征には出来る限りパートナー様を利用していきたい。


千歳空港へ向かうエアポートにもすでにコンササポさんがいっぱい。
コンササポさんはどこへ行くにも赤黒を身につけてコンサアピールをしているので分かりやすくて良いですね。
ここでも不思議な連帯感が生まれます。




千歳空港に着くとJALカウンターの皆さんも赤黒Tシャツ着用しておられました。
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手荷物を預けに行くとレプリカを着ている私に「お揃いですね」と微笑んでくれたスタッフさん。
それだけで気分は上々。JAL様、最高!


やっぱり #遠征はJALで行こう! で決まりですね。





そして、たくさんの夢と希望を乗せた飛行機は羽田へと飛び立ったのであります(続く)




次回、「来たぞFINALの地。埼玉スタジアム2002!」に続く。
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posted by mimicchi |10:46 | ナビスコ杯・ルヴァンカップ | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:ルヴァンカップFINAL①@埼玉スタジアム2002

あーまたこれ読んで泣けてきた( ;∀;)

posted by ざき| 2019-11-01 18:55

ざきさん★

>ざきさん★こんばんはー!
 
ルヴァン決勝から、だいぶ過ぎてしまいましたが
今でも、あの日の事は夢のように、ふわふわと漂っています。
確かに、現実に起こったことなのですが、まだ夢を見ていたい…そんな気持ちにさせてくれたあの日。
それほど素晴らしい景色でしたので来年もまた
あの場所へ行きたいぞー!
 
という気持ちを、忘れないうちに書こう、書こうと思いつつ…現在に至る(-_-;)
続き…書きますので、また思い出して泣いてください(ノ∀`)
 
 
 

posted by mimicchi| 2019-11-12 18:17

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