コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年10月22日

〜進化〜 東京V戦 勝負!

ワクワク・ドキドキの残6戦目・東京V戦。

サポーターも、社長・監督・コーチ陣・チーム関係者も、そして、全選手も
この一戦を【ワクワク・ドキドキ感一杯】で、逸る心を抑えながら待ってますね。

みんな、≪期待感120%充てん≫ですが、

≪150%いや200%組≫が、【中原・神田】ですね。
一方で、「菅」の歯軋りが聞こえて来る様ですね。

【昇格・優勝を克ち取り・引き寄せる『力』そのものとなる。
 同時に、その追及の中で、自己の成長の証明と来季に繋がる確かな実績を掴み取れる】

 こんな「幸せな事」は、選手人生の中でも、稀有な事、たまたま偶然の中産み出された貴重な一瞬。

「菅」も、その闘争の中に、本心から加わりたかったでしょうね。
「昇格・優勝」が決まったり、実際、来季に参加するのと、この時点での参加・参戦・プレーは、本人・チーム共に、意味が大きく異なります。
「育成世代のポイントゲッターとしての必要性」は理解しますが、もう、「本番リーグでの勝負に専念」でいいじゃないでしょうか。・・「育成リーグ」でも、次の「ストライカー・スター選手」を早く生み出せますので...。

いずれにしても、その「菅」の闘い、加えて、未だ実戦場面に到達しいてない「未起用育成上がり選手」の分も含め、
「中原・神田」の「ハートと全身全てを出し切り、持てる全能力を出し切る」プレーをピッチにたたきつけろ!ですね。

若手「堀米・前寛」も、勝負で、実績・レベルアップの積み上げの「貴重な一戦」。

「若手の溌剌プレー」に注目の一戦となっていますが、対する「ベテラン・実績陣;都倉・内村・宮澤・マセード・福森・増川・菊地、そしてソンユン」は、「その実力」を見せ付ける一戦です。
「東京V」との勝負を通して、
【若手選手VS実績選手 の闘い】を見せ付ける試合となりました。

全選手の活躍と「目を見張るプレー」の中、「完勝」を期待しましょう。

posted by yuukun0617 |09:26 |

2016年10月20日

〜進化〜  東京V戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

一気に「自動昇格・優勝」まで飛ばしていく残り2016シーズン。
だんだんと「クライマックス」が近づき、多くの皆さん、『ワクワク感』と『緊張感』が身体中駆け巡り始めていませんか。と同時に、残り試合数も着実に減り、少し「名残惜しい感じ」もありますね。

さて、次戦の試合目標確認です。
第一目標【残り6試合で、昇格3勝・優勝4勝のため、勝ち点3獲得・勝利により確立】
第二目標【J1昇格後、定着・上位進出のための戦力構築】のW目標。

≪新攻撃スタイル(ジュリーニョLSHシステム)完成≫による第二目標追求は、中断。
また、対戦チームへの対処戦法を採らず、【コンサチームの基幹戦力=戦術・攻撃力・守備力・試合構成力】での試合展開による「戦力ブラッシュアップ・鍛錬」を図る、との監督方針は、修正内容で続行となりました。つまり、同一スタイルで、『スタイル成長を図り、その成長とともに、どこまでの戦力となるか。その都度発生する課題は何か、その課題を克服・解消し成長するか』との命題の追求は「お預け」となり、試合選手構成のため必要となる若手選手の集中起用で、その都度最適戦術と必要プレーにより「スタイル修正」が行われる内容となります。「その過程の中で、来季選手の選択が行われる」との点は、「若手選手中心」により強力に実施ですね。
残りシーズンスケジュールは、
37節・38節・39節  若手選手を軸にスタイル修正、連勝し昇格獲得
40節・41節・42節  早期復帰可能選手も加え新スタイル構築獲得、同時に、選手起用実戦テストも選手・ポジション毎に実施・確認。
結果的に、若手選手の実戦起用が、過去35節~42節の8試合となり「選手生き残りのラストステージ」が延長されました。≪限定された起用時間の中で、全能力を発揮し、ストロングポイントでの生き残り獲得を図れ!≫ですね。

さて、予想に入ります。
「勝利を確実に獲得するためにこそ、若手選手起用を図る」とのシチューエーションでの予想は、≪ワクワク・ドキドキと心躍る≫ものですね。
  ~今までで一番楽しい予想です!~

1.戦術・システム
システム戦術は、不動の【3-4-2-1】【堅守主導・速攻型】。
相手戦術は、前ブログの通り【4-2-3-1】型が濃厚で、そのままでは、システムマッチアップ上のギャップとして「両サイドDF横~裏のスペースエリア」守備が、焦点となります。そこから、①サイドは「サイドバック」までの守備型が必要です。②守備ラインは、いつもより低目の『D3rd上辺・PAの上2m』位置とした「守備型」で、「焦点のスペースエリア」の縮小を行います。

同時に③中盤制覇がポイントで、この攻防での勝利による中盤での「攻撃起点」設定の成否が、攻撃成功のキーポイントとなります。

コンサの様な「3バック」チームの、天敵「4-2-3-1」システムへの対策は、「DF横・裏の防御」と「中盤制覇」からの速攻が最有力戦術ですね。

しかし、「中盤支配」は、a.相手パス供給元制御、b.相手パス受け手制御の両立がその内容ですが、
a.パス供給元の「ボランチ・CB」は「コンサのトップ下とFW」、「SB」は「FW」が主体となり、豊富な運動量により多数回・タイトチェックを徹底反復し、自由なパスを阻止する事、
b.パス受け手の「3OMF・1FW」は、コンサ「ボランチ・3DF」の「スプリント」による「ボール奪取」となります。
特に、前線選手は、「攻守兼備のプレー、と運動量、反復徹底のための揺るがず・弛まない闘志」が必要です。
 そして、「ボール奪取」後の「攻守切り替え」での「速攻」は、相手システム上「最適の効果・攻撃力」となりますが、前線・サイド選手に、「スピード・テクニック・センス・闘志・運動量」が必要となります。

ポゼッション争奪戦は、両チーム共に、相対的に高い支配率を前提とする(以前のコンサは、問いませんでしたが、夏場の「省エネ戦術」以来支配率の高い展開を目指していますね)ため、発生します。前述「中盤支配」はその上でも必要となります。・・その関連で、前試合で明白となり「引き分け」結果を招いた、大課題【試合での『コンサ、フィジカル低下時間帯』戦術】対処が必須です。この対策抜きでは、どんな得点・素晴らしい時間帯を作っても、無に帰してしまうリスクが常に起き続けますね。
この対策は、当たり前の答えですが、【選手交代】です。しかし、「コンサで多発」の現状は、「今までの選手交代内容とタイミング」の不成功を証らかにしています。つまり【試合展開・支配率を悪化させない様な、早く・計画的な交代実施により、試合をコントロールする】です。

【パススピードのJ1クラス=ショートパス8.29m/秒に到達のため、コンサパススピード▲1.0m/秒を向上】【スプリント回数の倍増】【縦に短距離の密集陣形により、連携・組織型守備で「無失点試合」達成】【多彩攻撃による複数得点】の課題を達成するものです。

2.試合展開 予想
試合開始直後から、スピード感に充ちた「一進一退」展開となりますが、コンサの「中盤制覇・支配」達成からは、コンサの時間帯・得点機会多発となり、この時間帯(20~40分)での得点を達成。後半開始時で、「選手交代2名」を行い、システム・戦術上の緩みを是正、運動量を上げ、支配率55%台を維持する中で、追加得点獲得、更に「選手交代」を60分に起用し、運動量・支配率・展開を維持したままエンド。
【 2-0 】完勝の想定です。

3.メンバー 予想
  「若手選手」を起用するメンバー選択の予想です。

     内村    都倉
        神田
  堀米 宮澤    前寛 マセード
    福森      菊地 
        増川
       ソンユン
「神田」の起用で、スタメンスタートです。
 神田には、「守備」・・前線からの守備で、「パス供給元」を抑え込む主役
  「攻撃」・・攻守切り替えでの「速攻」で、高いゲームメイク力で、第一次パス受け手・敵陣形を崩すパス供給役、ラストパス・果敢なシュートも含め、大活躍期待。
 
(交代)
①45分後半開始時で「交代」・・先手での試合展開とする。
「中原」ボランチへ投入 - 「前寛」交代
 「守備」・・運動量を軸にした積極・果敢なタイトチェックでの「ボール奪取力」のテスト。
 「攻撃」・・ボールの出し手として「ゲームメイク」、果敢なミドルシュート、豊富な運動量による「前線への飛び出し」。アシスト・得点期待。
②45分「交代」・・全体運動量の低下を未然に対処。
「菅」FWへ投入 - 「内村」交代
 「攻撃」・・「決定力」「ラストパス力」をテスト。
③60分「交代」
「荒野」サイドへ投入 - 「マセード」交代
 「攻守」でのプレイレベルを確認。特に、「運動量」。
 
(SUB) 中原・菅・荒野 以外に、
      河合・永坂・上原・金山

以上  次戦のコンサ戦術・メンバー・試合展開 予想でした。
有難うございました。

posted by yuukun0617 |09:52 |

2016年10月19日

〜進化〜 東京V戦 事前点検

愛媛戦の試合スタッツが出て、あらためて確認。
試合展開が解るデータで、「時系列の支配率・シュート数・得点」推移です。
[全体]支配率 47.4% シュート数 21本  得点 2点
[15分]支配率 56.0% シュート数  4本  
[30分]支配率 44.3% シュート数  5本  得点 1点
[45分]支配率 56.5% シュート数  6本  
[60分]支配率 37.7% シュート数  1本  
[75分]支配率 45.0% シュート数  1本  得点 1点
[90分]支配率 43.2% シュート数  4本  
前半は、平均支配率52.2% シュート数15本(71%) に対して、
後半は、平均支配率41.9% シュート数 6本(29%) まで激減。
特に「60分」=後半開始~15分間に発生した「支配率30%台」時間帯は、最近試合中でも、時々発生しています。実は、コンサは、15分単位で、支配率が大きく上下する試合が殆どです。つまり、「攻勢時間帯」と「停滞・待機・休憩時間帯」を織り交ぜています。
そして、この試合では、中原63分、上原74分、菅81分投入で、やっと「支配率45%台」まで回復しましたが、最下限まで支配率・試合コントロールが低下し、その後、回復し切らない、72分・78分に連続失点となった過程が、符合します。すなわち、前試合「愛媛戦」の2失点は、「後半開始~15分+@」の【特定時間帯のみに集中する問題】であった事を証明しています。後半全般ではなく、この「20分」の問題という事ですね。
では、この20分に何が起きたか?ですが、
答えは、①愛媛が、システム変更により、攻勢とそのためのキープレイヤー投入
②1得点済みコンサは、後半開始の「慎重な入り」を、フィジカル維持のための「低支配率の停滞時間帯」と、勘違いしたかの様な展開としてしまった。・・緊張感の低下ですね。
③更に、慎重な「入り」=「強くタイトな守備を軸に」とすべき所、「敵システム変更」の把握と対処に、「対応・変化がパニック状態」となり、DF陣は一先ず、陣形を下げて守備陣
形構築、所が、攻撃陣は前半の高い位置のままを取り、『縦に緩い陣形を取り続けた』ものでした。
愛媛は自由自在なパス廻し・展開から、あっという間の「2失点」を食らい、選手投入≪=実は、愛媛変更システムへの対応戦術をチームへ伝達の目的も兼ねた交代≫で回復したもので、選手交代投入時期・タイミングの問題でした。
支配率の上下を回避するまでのフィジカルは、未だ持っていないコンサにとって、今後、継続練習でのフィジカル向上までは、発生する事態で、
大きな課題 【試合での『コンサ、フィジカル低下時間帯』戦術】です。

では、前置きが長くなりましたが、次戦「東京V」のチーム点検・確認です。

1.現況
順位18位 勝点38 9勝11分16敗 35得点 49失点 得失差-14
第1節、コンサに1-0で快勝した筈が、酷い低迷で、場合によっては、J3への降格の可能性「勝点5差」もある状態のシーズンでした。その要因は、低得点数19位と大失点数15位に尽きますが、そうなった原因です。
『名門・強豪チーム』も長いJ2リーグ在籍は、高能力選手の移籍と引退により、現在、「育成選手への世代交代期」で、大幅に戦力低下状態です。資金規模も、スポンサー縮小が大きく有力選手の獲得は困難。高木善朗・大輔の様な活きの良い育成選手も出現するも、今シーズンの「三竿」(引き抜かれた鹿島では埋もれてしまいましたが..)の様に、引き抜き多発し、中々、主力選手の定着になって来ません。当面、この状態の継続となる状況ですね。
ここ5試合、降格阻止のためにも、連勝必至の所ですが、〔 1勝2分2敗 〕で負け越し状態。
状況を現す特徴的なデータがあります。
試合起用選手数が、36試合で、全選手30人中、15試合以上起用18名、10試合以上では22名で73%、試合起用選手数では27名90%となり、試合起用選手数の多さがトップクラスで、ベンチSUBも含めると、ほぼチーム全員を起用したシーズン展開となっています。・・当然、起用選手の能力レベルは低下してしまいますね。〔選手層の薄さ〕の大課題。

2.戦術・システム
①システム 
【4-2-3-1】・・【攻守万能型】最新・最強システムですが、個々の能力保有が前提。
【4-4-2】・・【攻守バランス型】
の2システムが主戦術。
戦績は、
①【4-2-3-1】17試合
 5勝3分9敗 15得点 22失点 
   1試合勝点1.05同得点0.88 同失点1.29
  〔対3バック〕3勝0分2敗 7得点 1試合勝点1.80同得点1.40
  〔対4バック〕2勝3分7敗 8得点 1試合勝点0.75同得点0.66
②【4-4-2】15試合
 3勝5分7敗 17得点 25失点
   1試合勝点0.93同得点1.13 同失点1.66
  〔対3バック〕0勝1分2敗 1得点 1試合勝点0.33同得点0.33
  〔対4バック〕3勝4分5敗16得点 1試合勝点1.08同得点1.33

①の勝点獲得率は、②を大きく上回っています。
対3バック・4バックの戦績から、
【対3バックは、①『4-2-3-1』戦術、対4バックは、②『4-4-2』戦術】が、実績のある戦術となります。
これは、
対3バックは、システム(マッチアップポジション)で優位の【4-2-3-1】によるものです。すなわち、相手前線の「-3-1」対して、コンサ守備「(-4)-3」ですが、前線のスピードによる突破・進入により、(-4-)のMF・SHラインを突破されると、守備・DF陣形「-3」で、相手4人に対し数的不利となり、「両サイドDF横・SHの裏」の「スペースエリア」を突破されるシステム上での「マッチアップ」優位によるものです。
また、対4バックは、システム・マッチアップで、同数・一致となる【4-4-2】型が安定しているものです。

対コンサ戦は、【4-2-3-1】型ですね。・・サイド裏の防御と中盤~守備陣が薄くなり、鋭いスルーパス・サイドスペースアタックなどで、速攻が有効です。「サイドの攻防」と「速攻」勝負。

ポゼッションは、平均53%。①②の両戦術ともに、ショートパスの連続によるパス交換が主戦術となります。では、戦術想定通り、戦績が産まれているか・・・です。
〔支配率53%以上〕16試合
2勝4分10敗 シュート数258 1試合勝点0.62 同シュート16.1本
〔支配率53%未満〕20試合
7勝7分6敗  シュート数240 1試合勝点1.40同シュート12本

戦術想定とは逆に、支配率の低い方が、倍以上の戦績です。シュート数は減少しても、失点減少により試合内容は安定化し、5分以上の戦績です。「採用戦術と実績は連動していません」・・選手の「個」能力を軸とするシステム戦術で、支配率も「個」の勝負での勝利の「積み重ね」結果によるものとなるべきものですが、支配率を保持しても、「個」の有効プレーが無ければ、得点獲得・失点防御は困難との構図です。

得点・失点パターンを確認しておきます。
得点・・セットプレー昨年より拡大し40%・ショートパス17%。昨年からクロスが半減し11%。
失点・・失点原因が分散し拡大。守備弱体化。セットプレー24%・クロス20%・スルーパス14%・ドリブル12%・その他12%と5穴。
DF・守備陣とクロスの弱体化ですね。しかし、30m進入回数J2第4位で、高木善朗の突破・進入が要注意です。

3.選手
前述の通り、27選手を起用、特に、18選手を中心にメンバー構成ですが、①②の2システム戦術の選択で、使い分けとなっています。
①【4-2-3-1】では、前線に「スピード・突破力」型を起用し、ショートパス・ドリブル・走り込みでの攻撃。
②【4-4-2】では、サイド攻撃も加えたオプションで、サイド選手を起用です。
27選手起用の理由も、育成・成長もありますが、両戦術使い分けにより、起用選手変更となったものですね。

ただ、両戦術とも、中軸選手は、GK柴崎・鈴木の使い分け、DF井林、RSB安西・LSB安在、ボランチ中後ー攻守の要・ゲームプレイヤー、ROMF澤井・LOMF高木善朗、直近はCOMF二川、CFドゥグラスです。J2上位~下位クラス選手の構成ですね。

以上 東京V チーム点検・確認でした。
有難うございました。











posted by yuukun0617 |15:11 |

2016年10月17日

~進化~  愛媛戦 総括

<Jリーグマッチデーハイライト・Jリーグタイム>で、J2第36節の注目試合、特にマッチデーでは、是非もう一度見直しのお勧め試合の”熱戦”でした。
<引き分け>結果の意味と内容を解明する「総括」としたいと思います。

先ず、この結果によるシーズン展開の変化、確認です。

順位と今後の試合結果予想、必要勝点の3点を確認します。

上位6+1チームの現況・残り試合前回対戦結果による予想を記載。

               残り試合前回             最終予想  上位7との
1位 コンサ 勝点78 対戦戦績4勝1分1敗=勝点13 勝点91  対戦数0
2位 松本    71         4勝1分1敗 =   13   84     0
3位 C大阪   67         5勝1分0敗 =   16   83     0
4位 清水    66         2勝2分2敗 =    8   74     2
5位 岡山    63         2勝4分0敗 =   10   73     2
6位 京都    59         2勝4分0敗 =   10   69     2
7位 町田    52         1勝2分3敗 =    5   57     3
に修正されました。
最終予想は、コンサ首位、2位は松本で7差で、自動昇格、
以下、3位は松本で8差、4位清水、5位岡山、6位京都の4チームでプレーオフとの予想です。松本が、前回対戦比+2、C大阪が逆に▲2、コンサも含めたそれ以外のームは、前回対戦通りの試合結果で、最終予想値の変更はありませんでした。つまり、「松本」のみ、前回対戦以上=前回対戦を改善出来た結果です。

しかし、想定通りとは言え、「清水」の猛追が特筆ですね。

さて、コンサの必要勝点の確認ですが、
「自動昇格」・・勝点「8」  (方法) ⇒ 3勝 か 2勝2分
「優勝」  ・・勝点「12」 (方法) ⇒ 4勝 か 3勝3分

コンサ観点からはこの通りですが、2位以下チームに取っては、
残り試合数【 6 】が最大の課題です。
 ・・・追いつくために何試合使えるのか。
   =1試合でも低下すると、急激に必要結果の「現実化」困難度が上昇します。
   既に、【全勝以外の試合結果】不可のチームが増加中し、
   試合消化毎に、どんどん対象可能チームが減っていきます。
(昨日試合は、勝利を逃す残念な結果でしたが、仮に、「勝点3」でも「勝点0」でも、ダメージを受けるチームがある現状なんですね)

それでは、試合内容の点検・確認です。

1.試合前半 内容
前半終了時点のスタッツ「 1-0 」
 コンサ;シュート数11本(枠内5本)
 愛媛 ;      2本(枠内1本)
 見た感じですが、支配率(ポゼッション)60%
愛媛が「守備強化」を狙い「陣形」変化。【3-3-2-2】3ボランチ・1アンカー型で、「中盤強化」狙ったもの。
しかし、結果ですが、「神田」のフリー状態を産み「攻撃だけでなく『守備』に大機能」を果たしました。

ちょっと、マッチアップ図を記載してみます。
   コンサ      ✖ 愛媛選手
    ↑    
           増川

      菊地 ✖    ✖ 福森

      ✖  前寛 ** 宮澤 ✖
         *******
    石井 ✖    神田   ✖   堀米
             ✖
        ✖都倉    内村✖
             ✖         となりました。
神田がキー選手となり、
アンカー=パス供給元を抑え、また、神田~前寛・宮澤の**エリアを制圧出来、
パス交換阻止・二次ボール獲得・自由にパス交換しゲーム組み立てました。
前線の✖FWは、菊地・福森で、パス受け手阻止、
サイド✖は、ボランチとサイドで挟み込み、
DF✖からのパス供給も、都倉・内村で阻止。 
・・完璧守備となり、全面制覇状態完成。「あと2得点追加」で試合決定と出来なかった点が大問題=『決定力』問題

2.後半試合内容
後半のスタッツは、「1-2」で、試合全体で「2-2」
 コンサ;シュート数5本(枠内3本)・・前半の半減以下
 愛媛 ;     6本(枠内4本)
「愛媛」が、前半の不良状態を改善のため、陣形を変更し、基本戦術【3-4-2-1】型とし、シャドーにFW「表原」を投入し、
結果、前半産まれた「中盤のスペースエリア」はカバーされ消滅、また、選手のマッチアップが「フル1対1型」(全選手にマーカーが付いた状態)となりました。
特に、コンサ3DFも、1FW・2シャドーで、マッチアップとなり、「個々の戦い」で、スピードで突破されると「フリー状態」が産まれる状態。

これに、コンサの「前線と後ろとの距離感をしっかり意識して」とのハーフタイム監督指示の徹底を欠き、
都倉の飛び出しとDF陣とで、共通意識が消失し、縦に密集陣形が緩み、「小範囲のスペースが多発」しました。
更に、「神田」の運動量急低下が、50分から重なり、トップ下位置での「守備」も弱体化となり、パス供給元;ボランチ・DFからは、フリー状態で、自由なパス供給を何回も許しました。ここに、前寛の不安定守備、「神田代替の中原」も「守備ポイント」が一貫せず、守備に行くときに行かないなど、スペースを作り続けました。
(昨日、試合直後談では、若手選手のイケイケ管理の問題を指摘しましたが、よくよく見てみると、前線・都倉が主因で、若手の守備ポイントの「甘さ・緩さ」が副因でした。

3.「若手選手」のテスト結果は、  

①「神田」・・豊富な、自由自在プレーのスペース・エリアがあり、神田の攻撃力テストは、十分出来ました。「得点・アシスト」の明確な結果を出せなかった点は、「未だまだ」だとの証ですが、最低限、素材・潜在能力は、証明できました。つまり、継続起用での「得点・アシスト」現実化・結果化で、才能開花のプレー全開となる確実な成長の可能性を証明しました。
テスト結果は【70点】ですね。
②「前寛」・・【?】です。非常に良いプレーと、信じられない様な低プレーとが混在し、「安定性」を欠いています。問題で、改善出来なければ、「起用継続は、今の困窮期しか通用しない」です。テスト結果は、【45点】不合格です。
③「中原」・・「冷静で、きれい、パワフルなシュート」でした。しかし、「前線での守備」は、「守備ポイント」が一貫していないと記載しましたが、GK・最終DFへ「単騎で」プレスに行ったり、「パス供給元」の愛媛「ボランチ・DF」へNoチェックで、全くフリーでのパス供給を許したりと、守備実施ラインが、「センターラインの2mも前」~「センターラインより後ろ3m」でもフリーだったりと、担当スペース管理の意識・認識が間違っていました。「攻撃プレイ」でも多々ありますが、【守備に大課題有り】です。
テスト結果は、う~ㇺ難しいですが、【55点】くらいですね。・・もうちょっと、です。

若手ではありませんが、どうしても、
都倉は【50点】、赤点となる「決定力」でした。・・奮起を期待します。

次戦も、「若手」台頭での試合展開が、必至ですね。
流石のコンサも、シーズン終盤では、故障者発生との闘い状態ですが、優秀な「若手選手」がこれまでの四方田監督・コーチ陣による育成実績のお陰で、待機しています。

難敵「愛媛」と同レベルの対戦相手が多いですが、こんな激戦の中でこそ、成長と真の実戦テストとなりますね。「若手選手」の全能力の発揮による「溌剌プレー」を加えた実戦・闘いにより、自動昇格・優勝を獲得するシーズンを戦い抜いて行きましょう。

有難うございました。

posted by yuukun0617 |14:25 |

2016年10月16日

~進化~  愛媛戦 引き分けの意味

何という試合だったのでしょう。
【 2-2 】のドロー結果を、予見した人は無かったですね。
「0-0」の引き分けはあり得るものでしたが...

第一に、「愛媛の変化」です。恐らく、今シーズン、もっともアグレッシブで勝利の執念に充ちた内容で、最高戦力値でした。現順位・J2得点ランクとは、雲泥の差。
結果、この試合結果も、納得の第一原因となります。

第二に、「コンサの得点力」です。ズバリ、「都倉の決定力」です。【決定的局面での得点喪失】が原因で、本来の決定力なら、【5点獲得】となるべき、コンサ全体の「チャンスメーク・攻撃力」でした。

第三に、「コンサ若手起用の結果」は【試合展開コントロールを(見)失う・冷静さが低下する『イケイケ状態』を産み出す】となりました。結果、「FW~DF間縦に短距離の密集陣形」が縦に緩み、守備陣と攻撃陣が分断し、中盤にスペース・希薄化エリアを産み、二次ボール獲得困難などは勿論、パス元のフリーと受け手のフリー、自由にパス交換やダイナゴルランを愛媛に許し、当然、「複数失点」となりました。つまり、前線は、フレッシュな運動量豊富な若手を中心に、どんどん前線へ進入・飛び出しますが、守備陣は、同時のタイミングやスピードで、ラインを上げられず、攻撃の都度、中盤にスペース・エリアを作る事となったのですね。 「若手起用」の場合は、「コントローラー」選手が必須との点を逆証明しました。
それでも、ソンユンの大々活躍で、+2失点を免れ、【2-4】を回避できました。危なかったですね。感謝・感謝です。

第四の、「若手選手の大活躍」は、上記コントロール・試合展開での課題が明白になりましたが、個々のプレーでは、「十分、能力発揮・結果も出しました」ね。でも、これは、ビックリ事項ではなく、想定通りの内容でした。その点では、大成功でした。

以上の通り、4点からは、「引き分け」結果は、理解・納得できますし、選手はよく頑張ったものでした。 前節で「松本」が、今節でも「C大阪」が、「引き分け」の「息継ぎ」をしています。最強?コンサにも、「引き分け・息継ぎ」は許されても良いですよね。

ただ、次戦は、「勝利」のみですが...

試合内容の詳細は、明日以降で...

posted by yuukun0617 |21:07 |

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