コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年08月31日

〜進化〜 祝砲⁈武蔵、チャナ、ソンユン首途を祝う勝利を‼️

国内選手4人のみの狭き門をくぐり抜け、W杯予選デビューを勝ち取った武蔵、常連=高いレベルを維持し続けているチャナティップとソンユン、更に、U-22遠征にオリンピックを賭ける菅、の門出を祝う勝利獲得のため、全選手とスタッフ、そして全サポーターの力を結集し、明日・神戸戦を闘いましょう!

神戸のここ3試合好調な理由は、イニエスタの全開プレー・ピンポイント長短パスと同時に、3バックへのフォーメーション変更があります。
4バックフォーメーションに合致するポジション選手を補強するも、チーム連携は上がらず、より守備的な3バック・3第2守備ライン(アンカー+サイドハーフ)型で、守備を安定させ、一方で、インサイドハーフに山口を、より前方に守備選手を置く布陣とし、攻撃は、2トップをイニエスタが自在に操るシステムとし、個々選手でのバラバラプレーを、イニエスタで有機的連結・一体化したものでした。
しかし、イニエスタ不在で、システム・フォーメーションを繋ぐパスは消滅し、以前の神戸に戻ります。また、3バックとアンカー+両サイドハーフの強力・高能力選手も、スペースとライン間エリアをポジション優位を加えたコンサビルドアップにとっては、抵抗感無く突破となります。一方で、コンサ前線の圧倒的ポストプレーは、神戸強力CB・アンカーで、いつも通りの起点構築は難しくなりそうです。ここでの、予測力による適正ポジショニングでの2次ボール奪取がポイントで、ジョイの脇のチャナティップ、武蔵、ロペスの活躍に期待です。

イニエスタ不在でも、強敵ですが、手が付けられないレベル、止めようが無いレベルではありません。
やはり、鍵は、沈着冷静な把握と判断、寄せの速さ、パスのプレイスピード、連携組織プレー、そして、シュート精度・決定力です。
2-0完勝で、4選手の門出を祝う祝砲勝利を掴みましょう!

posted by yuukun0617 |10:16 |

2019年08月29日

〜進化〜 第25節神戸戦展望~対戦チーム・コンサ対策予想

W杯予選となる本年は、国際マッチ週間が繰り返されますが、日本代表9/5強化・9/10W杯予選日程となり、9月2日~12日の期間、国内外から選手を招集し、その間、J1リーグ戦のみは停止、ルヴァン杯・J2・3は日程進行となります。
コンサでも、チャナティップ・ソンユンの各国代表招集となり、また、9/30発表日本代表招集で、武蔵・菅の招集歴選手も含め、チーム離脱が発生します。

次節・第25節神戸戦までが、フルメンバー起用可能となります。
現在、フルメンバー・コンサVs絶好調神戸の対戦について、点検してみましょう。

1.対戦チーム「神戸」現況
現況は、
順位12位 勝点29 8勝5分11敗 得点42 失点40 得失差+2
2018シーズン・同節は、
順位 5位 勝点36 10勝6分8敗 得点31 失点26 得失差+5
 同    ・最終結果は、
順位10位 勝点45 12勝9分13敗 得点45 失点52 得失差-7
2018シーズンは、毎試合得点1.29→1.4点、同失点1.08→2.6点と、守備崩壊により、一気に順位・勝点獲得降下との失敗でした。
そのため、今シーズンは、更に、監督やWクラス選手の大型補強を累積し、優勝・上位へのステップアップを狙いシーズンスタートするも、現況は、毎試合得点1.75点、同失点1.66点と、得点力はやや上昇、しかし、守備は、最シーズン後半の崩壊からの改善はあるも、守備弱体化が継続し、シーズン現況は、当初目標とは大きく乖離の「低位順位・一時降格圏争い」と低迷・失敗です。
 しかし、第23節浦和戦-第24節鳥栖戦と、「大量得点・最少失点」の完勝・連勝と、巻き返し感を醸し出し始めたところです。
しかし、そんな好雰囲気も、好転起因となった「華麗なパス回し・起点のイニエスタ」が故障離脱し、次節起用は困難との状況となり、「最中心・中軸喪失」により、前2試合の試合内容は極めて困難となったもの。

戦術は、【パスサッカー型攻撃スタイル】で、スペインスタイル~ショートレンジパスサッカー~の再現を目指し、スペインサッカー経験者として、イニエスタ・ビジャ・サンペール・フェルマーレンの4人衆+ポドロスキ・ダンクレー・ウェリントン+西・酒井・山口・田中・藤本・小川・古橋・飯倉・大崎と代表クラス国内選手を加え、元々の神戸選手は、皆無の状況との選手保有を構築。国内最高値年俸チームで、コンサの数倍に至るもの。
選手選考基準は、「スペインスタイル・ショートパス能力」が絶対条件で、「ボールポゼッション確立」で、<ボール保持=試合支配>との思想から、「自チームボール保持時間=自攻撃時間帯=被攻撃外時間帯として守備局面を縮小」し、攻撃は「ビルドアップ~中盤支配~前線突破~得点獲得」とし、試合完全コントロール・完全勝利を図るもの。
しかし、スペインスタイルは、現在、対抗策により、一部チームのみの特殊スタイルとなりました。
というのは、「ショートパス交換」は、「マンマーク」対抗で、「パスの出し手」制約もありますが「パス受け手マーキング=ターゲット封止」で、パスの出し処が消滅し、また、中盤の選手密度集中の局面多発となり、そこの「僅かなスペース・ギャップ」を突くパス交換は、成功率を急激に下げ、「戦術上、最大前提のボール保持」が成立しません。そんな「厳しい局面でパス成立可能選手」は「イニエスタ級の最高レベル選手」しか居らず、流石のスペイン・リーガエスパニョーラでも、成立させられるチームは乏しくなった、という事です。

ここ2試合の神戸・完勝こそ、その「パスサッカーが華麗に大成功」した試合で、浦和・鳥栖ともに、「イニエスタ」独りに、翻弄された試合で、そのスーパーパスを受けた「決定力」ある選手が、決定機に得点獲得、との試合展開でした。
しかし、その根幹・源泉「イニエスタ不在」は、文字通り「替えの効かない・不能」な選手であるが故の弱点が、次節で噴出し、「スーパーチーム」となりかかった神戸は「普通のJ1・高能力選手多数・個々の能力プレイとの自然形プレイ総和のチーム力」で、大きくチーム力ダウンとなりました。

フォーメーションは、イニエスタを「前線下・レジスタ」とするスタイルを追求するも、4ー2ー3ー1、4ー4ー2、4ー1ー3ー2と基本的に4バックスタイルを採用。選手能力も、現行フォーメーションが「最適能力・ポジション」の選手となり、補強・獲得の方法が「ポジション・タスク」を明確とし「そのポジションに最適選手」を選択し、競争獲得として来たもので、「各選手ポジションの流動化・ポリバレント化」は困難・無理な選手層で、変化・流動・柔軟性は乏しいですね。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
1.のとおり、
「神戸・ショートパスサッカー戦術」Vs「コンサ・ミシャ多彩戦術」の闘い。
具体的には、
神戸;ショートパス交換・ポゼッション確立・攻勢時間帯保持・4バックブロック守備・高能力選手の自然形プレー  の「一時代前流行・旧型・攻めるサッカースタイル」 に対して、
コンサ;個々の選手能力を融合しチームプレイとして戦術により攻守を形成、
システム可変・5ライン・ポジショナル・多彩パータンとリーグNo.1セットプレー、守備時は5ー4のダブルライン・ブロック守備の「最新・最先端戦術」
と、<新・旧戦術対決>。謂わば「旧バルサVsMC(マンチェスターシティ)」との対決。

ポゼッションは、意図する「神戸」がボール保持・攻勢、コンサボール奪取から「多彩・華麗・ハイスピード・精密攻撃」のリーグNo.1ゲームメイク・決定機構築力がフル発揮し、一転して複数得点獲得、との展開に変化し、
<神戸・パス戦術攻勢→コンサ堅守・自陣ボール奪取→コンサビルドアップかカウンターのダブル攻撃→コンサ多彩攻撃→決定機・得点獲得プレイ>との試合展開が反復されるものです。
その中、両チーム・決定機での「決定力」勝負で、その結果により、勝敗が決するもの。

コンサの戦術は、コンサ式ミシャ戦術で、「3ー4ー2ー1」基本システムから、5可変システム可変、守備ラインは、神戸ポゼッション・攻勢から、やや守備的な「M3rd'底位置」に守備ライン布陣とし、その「5ー4ー」2ライン・ブロック・複数選手連携守備で、「堅守」するも、自陣ボール奪取から、➀ビルドアップ~中盤侵入・ポゼッション確立・攻勢~多彩攻撃➂DF・GKより、前線へフィード・ポストプレイ起点のショートカウンター➂派生・リーグ最多得点セットプレー攻撃、で決定機構築~シュート・得点獲得、
その攻撃中、ボールロストでは、➀ゲーゲンプレス~その瞬間・2~3秒以内ボール奪回プレッシング、➁前線からの守備で、ボール奪回からのショートカウンターやボール起点パス阻止を図ります。

特に「ボールへの寄せの速さ」「把握・判断の速さ」がポイントとなり、その前提の「プレイ予測」が、勝負を決定します。

試合展開は、
試合開始 ~ 15分 神戸「ポゼッション確立・攻勢」の開始から、
           コンサのボール奪取~素早い攻撃切り替え~
           ポストプレイからのショートカウンターと、
           ビルドアップからの攻勢と、
           神戸ボール奪取からのショートパス戦術が、
           交互に繰り返した「均衡・緊迫試合」
     ~ 30分 コンサ決定機到来し、先制獲得
     ~ 45分 交互に、攻守を繰り返し「1ー0」にて前半終了
後半開始 ~ 60分 後半開始直後、神戸攻勢
     ~ 75分 コンサボール奪取から、反撃。
           セットプレーから、追加点獲得
     ~ 90分 神戸・攻勢強化、コンサ選手交代し活性化を図り、
           「 2ー0 」完勝で試合終了。
     と予想します。

メンバーは、

ポイントは、ジェイ・武蔵・チャナティップとロペスの起用法ですね。
神戸戦は、前後半での試合内容転換は無く、アウェイ・神戸の「夏場試合環境」でのフィジカル低減・変化と、先制点・追加点・失点等の試合展開次第となります。
ここ数試合で、連携面が大きく改善された「ジェイ・武蔵・チャナティップ・トリオ」と、以前効果的だった「ジェイ・ロペス・チャナティップ・トリオ」+後半・神戸フィジカル低下局面での武蔵投入、との比較・対比です。
重要ポイントは「最初・2番目・決定機でのシュート精度・決定力」で、「武蔵よりもロペスの高決定力」が優位となります。更に、後半・神戸フィジカル低下局面に、スピードと裏スペース飛び出しの「武蔵」プレイは、流石の強力・神戸4バックラインも混乱・突破を許す展開が濃厚です。
という事で、

スタメン       ジェイ
      チャナティップ  ロペス
    菅   深井    宮澤   白井
       福森  ミンテ 進藤
          ソンユン

サブ  後半・60分  ルーカス ⇔ 白井
      ・75分  ロペス  ⇔ 武蔵
         荒野・中野・石川・金子・菅野  
    に賭けましょう!!         

posted by yuukun0617 |19:03 |

2019年08月27日

〜進化〜 ミシャ・コンサ研究その(8)と少し第24節点検

第24節・J1リーグ公式試合データがリリースされ、シーズン終盤戦突入でのリーグ動向が気になりますね。
コンサは、今節・引き分けで「現在3位横浜FM・勝点42」との「勝点差6」と「前節・3位チームとの勝点差5」から差が拡大・拡がり、残る11試合で、勝点勝ち越すには、≪コンサの連勝は絶対+対象チームの連敗~それも現勝点40以上・横浜FM・川崎・広島3チーム全ての連敗≫が必要で、現実的には、可能性は皆無と同様状況。
マスコミ・リリースは「1%以下の確率でさえも可能性あり」として、コンサ・今シーズン上位到達不能、とは記載しませんが、実際は、不可能です。
そのため、チーム・監督スタッフのシーズン目標は、過去の第22節から修正され、「勝点積み上げ至上主義」ではなく『チームプレイ内容と個々選手能力上昇』中心目標に変化しています。

しかし、J1リーグは、
上位戦;チャンピオン獲得・上位3位以内(AFC戦参戦権獲得)~現在勝点40以上の5チーム
降格戦;降格圏16位以下脱却戦~現在勝点29以下の7チーム
と、12チームが、そのチャレンジと成果、若しくは、降格・チーム存立・崩壊を掛け「真剣勝負」に突入・そこでは<勝利=勝点3>中心の試合内容が展開されます。
中位;現勝点37~30の6チームは、「今シーズン課題が現存」との原因で、中位に甘んじているもので、「真剣勝負ではなく、成長・進化を掛ける」トレーニング型の実戦、という事に転落しそう。

そんな中、本ブログは、明日からの「次節名古屋戦対策トレーニング」の中心課題から、ミシャ研究がテーマです。
では、先ずは、
1.第24節試合データより
前書きで、リーグ戦での〈勝点3・勝利至上主義〉戦略が邁進、と記載しましたが、試合データに、特徴的変化が現れました。
恒例の、過去3試合対比で、リーグ平均データ比較。
22節  
得点1.2  攻撃回数35  シュート12.4  枠内4.0  決定率9.9%  走行距離105.9km
23節
得点1.6 攻撃回数42 シュート12.6 枠内4.6 決定率12.8% 走行距離105.8km
24節
得点1.7 攻撃回数39 シュート14.8 枠内4.9 決定率11.2% 走行距離110.2km
ここ3節数値を確認すると、
ほぼ同値=変化なし;得点・攻撃回数・枠内シュート数・決定率
変化=シュート数<+2.3本/試合急増> 走行距離<+5km/試合急増>
「勝利至上主義」の具体化こそが、「シュート数増加」の試合戦略と実践でした。また、気温低下による試合環境向上の結果として「走行距離増加」の実践数値となりました。
しかし、シュート数急増するも、「枠内シュート・決定率」のシュート精度は低下し、結果として「得点」数は増加していません。単なる<シュート数増加=シュート至上主義~可能ならより深い突破よりも、シュートを選択し、シュート数を増加~>は、「得点増」に至らない、という事が改めて証明されたものでした。

結果、コンサの試合数値のリーグ順位は、
項目 得点 攻撃回数 シュート 枠内 決定率  走行距離 被シュート
     1    34     16    6  6.3%  108km  13
順位 9位  13位    7位   4位  12位   13位   6位
攻撃項目は、前節の圧倒的1位から、中位~下位レベルまで低下し、前節の試合数値-内容は、リーグトップから大幅低下した、その分、守備数値は、リーグ上位~中位レベルとなり、攻守バランスが取れていた試合だった、という事を証明しています。

前回ブログで、コンサの、今節・対FC東京戦での、浮上・顕著となった「課題」を確認し、
➀「状況把握・適正判断」のスピードと精度⇒「パス・プレイスピード」・「寄せのインテンシティアップ=寄せの速さ時間短縮」
➁「決定力」~前第23節「高決定力」再現失敗 が課題となりました。
同一分析であれば、本日・基本戦術トレーニングでのメニューとなるでしょう。
例えば、「タッチ制限パストレーニング(ロンド・ミニゲーム等)」を「2~3回制限ではなく、<ワンタッチ=1回>制限」とするトレーニングに、ランクアップする段階に入るタイミングが到来しています。

2.ミシャ研究~その8
テーマは、個々選手の「今シーズン・成長度」について、です。
ミシャ流の根幹は、「毎週・定例トレーニングでの個々選手とチームの成長・進化」~「その実戦テスト・試合」~「そこでの新たな課題設定を翌週トレーニングに反映」との<P・D・C・Aサイクル・循環>にあります。
しかし、「チームの成長・進化」は毎試合の「実戦テスト」からの「再課題」の中、一定・着実な成長・進化は間違いありませんね。
しかし、「個々選手の成長・進化」には、選手格差はどうしても発生してしまいますね。
その選手格差が、本ブログのテーマです。

所謂「優位」には、数的優位・ポジション優位(縦方向・より敵陣近く位置)・選手能力優位(マッチアップで勝利)の3内容、は現代サッカー本流ですが、
その「選手能力優位」は、
➀フィジカル(スタミナ・体幹・スピード・高さ)
➁テクニック(フィジカルをより創造的に具体化する多彩さと正確さ)
➂情報把握・適正判断(より適正・より速い) の3分野です。
そこに、
➃戦術理解(チーム統一プレイ規律・基準の理解、役割理解・実施、実施上課題の予測と対策)が加わったものが、「個々選手の成長・進化」となる訳です。

先ず、①フィジカルは、プロ選手に至る迄多くのハードル・フルイにかかり、J1選手はほぼ全員、基本レベルは保持し、そのからは、選手特徴のストロングポイントとなります。しかし、最高レベルを基準としてみると、最高レベル選手は、ごく一握り・少数で、比較的優位がかなり多数、平均レベルがその他大多数となりますね。WクラスBIGチームの最高僅かのチームは、保有選手全員を最高レベル化を図りますが、普通のチームは、夢の話で、平均値の底上げは目指すもそこまで、で移籍獲得の別世界からの獲得以外、成長・進化課題にはしません。
②テクニックは、フィジカル以上に、選手は一定・基準レベル能力を保有していますね。しかし、所謂「テクニシャンと普通選手との差」は、創造性・多彩性・精度です。コンサ・福森は、<BIGプレスキッカーで、リーグNo.1>との評価が付与されています。「どこにその差があるのか」は、第1に「精度」、やや下がって「創造性」で、「多彩性・保有数」は最下位で、おまけ程度。詰まり、「ずば抜けた精度」がその理由となります。「精度勝負」だとしたら、有効・最適トレーニングとその量次第で、「テクニシャンへの道」は全選手に開かれている、という事です。

この様に、➀と➁は、個々選手能力成長・進化では、最低・絶対条件としてクリアー・合格は、大前提であり、
その上で、最重要点として、
➂情報把握・適正判断(より適正・より速い)と➃戦術理解が、課題となる、との過程になります。

本テーマ「選手個々の成長・進化の差」の答えこそが、この➂・➃の差だという事で、その差の解消が、トレーニング上「重点ポイント」となる訳です。
➂情報把握・適正判断(より適正・より速い)と➃戦術理解は、
「ヘッドワークと認識」分野で、選手個々の<取り組み姿勢と努力量>により、その進捗度;レベルと早さに「差」が出る理由となります。
ミシャ・コンサは、昨々シーズン終了時の電撃獲得就任より、既に「20ヶ月」経過しますが、
選手のトレーニング期間は、コンサ現存30選手中、
18選手がフル期間、
移籍6選手と2種3選手が今シーズンの8ヶ月、
特別指定3選手は1~3ヶ月と、3グループで相違しています。

選手の成長・進化、特に「戦術理解」のレベルを証明する<現主力メンバー=スタメン・サブ起用選手>は、
フル期間メンバー18選手中・・12選手
 ⇒【未達6選手中、故障離脱1選手と起用枠制限にて不起用2選手を除外すると、3選手が合格レベルに未達】
8ヶ月メンバー  9選手中・・ 4選手
 ⇒【未達4選手が合格レベルに未達】
1~3ヶ月メンバー3選手中・・ 0選手
 ⇒【未達3選手は、来季入団から本格化】
 となっています。
つまり、試合起用レベル未達の【6選手は、成長・進化が遅れ気味】という事ですが、「育成・基礎能力低ランクよりスタート選手」で、ここからの「1~3年程度期間」留保となります。
この様に「試合起用の有無」の基準から、「選手個々の成長・進化」は見えませんが、これも、コンサ・特異の内容です。と言うのは、現在「スタメン・サブ起用」選手も、合計すると19選手となり、「成長・進化した合格選手のみでの固定起用」方針ではなく「やや未到達選手」も積極登用し、個々選手の経験累積・実戦テスト機会を付与する戦略・方針です。ここも、ミシャイズムの一つで、チーム全体での「底上げ・レベルアップ」を大方針とするものです。

本題に戻り、チーム・トレーニングの中、<全選手に・均一・平等>にトレーニング実施されても、「ヘッドワーク・認識」分野は、本人以外、本当は誰もわかりません。フィジカル・テクニックは、目に見え・客観評価と指導も可能となりますが、この分野は、「本人の意識」次第と、本人に委ねられている=本人のみに全責任、となるものです。
実際、「選手の資質」評価で、小野の「金子評価」も、森保代表獲得の「武蔵評価」も、「本人の吸収・向上の姿勢と意欲」の強さ、「素直に・最大効率良く受け入れられる能力」を示し、その姿勢での結果・成果獲得、との「成功サイクル」の評価だったりします。
逆に、Jリーグ選手登録される選手は、毎年大量ですが、「成長・進化がトップレベルまで到達」する選手は、ほんの一握りで、大量の「未到達・普通の選手」となってしまう理由が、「本人の姿勢と正しい方法と努力量」に起因し、<大量・多数の選手も保有する「原石・資質」を開花させる事を失敗>してしまう訳です。
そんな「吸収力こそが成長力」として、本人の「適正取り組み姿勢=サッカー人生」への指導こそが、監督・スタッフの最大課題です。
その観点で、ミシャ・コンサを点検すると、
(1)大前提となる「最適方法」が、
ミシャトレーニングそのもので、
Jリーグでも屈指の「選手を成長・進化させるトレーニング」として、多数の他チーム選手や、先程の「代表・森保監督~ミシャさんの所でトレーニングすれば、上手くなる~コメント」の通りです。
(2)「吸収力=成長力」の高い選手こそが、そのまま「高能力選手」である、という事が通常です。即ち、「サッカーへの素直さ」を持つ選手という事。
コンサでは、この差が、今シーズン当初では「大きな格差」でしたが、この8ヶ月間経過では「多くの選手では格差縮小~消滅」に変化しています。
個々選手別カルテをトライしてみると、
レベル   初歩  基本  応用  創造 ;成長評価
ソンユン      〇ーーー-〇      ; ◎
進藤        〇ーーーー〇      ; ◎
ミンテ      〇ーーーーーー〇     ; ◎成長No.1選手
福森         〇ーーーー〇     ; ◎
白井      〇ーーーーーー〇      ; ◎成長No.2選手
宮澤         〇ーーー〇      ; 〇
深井       〇ーーーーー〇      ; ◎
菅         〇ーーーー〇      ; 〇
武蔵     〇ーーーーー〇        ; ◎チャレンジするも
チャナティップ   〇ーーーーー〇     ; ◎
ジェイ      〇ーーーーー〇      ; ◎2017低レベル脱却
荒野       〇ーーーー〇       ; 〇なお一ランクダウン
ルーカス   〇ーーーーーーー〇      ; ◎高吸収力・クレバー
岩崎     〇ーーーー〇          ; △吸収・伸び悩みNo.1
檀崎     〇ーーーー〇           ; △吸収・伸び悩み
藤村       〇ーーーー〇       ; 〇順調に成長過程
菅野       〇ーーーーー〇      ; ◎
石川・早坂   〇ーーーーー〇       ; 〇
阿波加    〇ーーー〇            ; △伸び悩み
成長評価 ◎11選手 〇5選手 △3選手 となりますが、いかがでしょうか。

高吸収力=高能力選手の中、毎試合、チーム戦術・課題とは別に、「個別課題」をテーマとして実戦する選手がいます。例示すると、きっと、あ~ぁ!当然!となります・・昨年のイニエスタが代表例です。Jリーグの現況把握と合致する戦術理解は、僅か2試合目から始まり、そんなクレバー選手は、国内外からリーグチーム参戦があります。
1試合毎に「明確なテーマと実戦検証・その後次試合までの改善」とのサイクルを常態とする選手は、「成長進化スピード」は最速となります。特に「ヘッドワーク・把握と理解」分野は、「適正理解」の瞬間、そのプレイを実行可能となるもので、「改善、成長・進化に時間が必要」とは限りません。
今週の「対神戸戦・対策トレーニング」の中、こんな「成長・進化」がトライ・チャレンジされています!

posted by yuukun0617 |19:11 |

2019年08月24日

〜進化〜 第24節テストの点数は?!

リーグ首位・最強チーム FC東京による「コンサの現在と未来」のテストとの意味合い試合が、終了。
<勝負付かず、引き分け>との試合結果、その試合内容から、評価と課題が産まれました。

1.試合速報値から試合内容
〔速報試合項目数値〕
      コンサ    FC東京     
     前半 後半   前半 後半
シュート 5本 11本  8本 4本 ・・前半FC東京、後半コンサ
枠内数  2本  8本  5本 2本 ・・ 同上
枠内率 40% 72% 62% 50%・・両チーム共驚異的な枠内率 
決定率  0%  9% 12% 0% 
支配率 36% 50% 64% 50%・・前半FC東京、後半互角
バス数 213本 241本  321本 199本 ・・前半FC東京、後半コンサ
成功率 81% 79% 87% 81%・・合格レベル
走行距離  108km   106km  ・・コンサが走り勝ち
スプリント数  170回   200回  ・・FC東京スピード源泉
〔ボール占有率〕
      前半  後半
コンサA  31%  31%  
中盤 A  49%  44% ・・後半、中盤A減少しFC東京A内プレイ増加
FC東京A  20%  25%
〔攻撃サイド率〕
      前半     後半
    L-M-R  L-M-R
コンサ 27-23-50  43-29-28 ・・前半白井/後半菅・チャナ突破  
FC東京 46-26-28  46-26-28 ・・試合全般オジェソク・永井突破

※前半・FC東京/ポゼッション確立し、パス交換~攻撃~~シュートと優位し先制、
 後半・コンサ/ポゼッション均衡、パス交換~攻撃~シュート優位と優位し同点弾
※シュート精度は、両チームともに、驚異的高率(枠内シュート率)
※サイド突破は、コンサは前・後半でサイド変更、FC東京は、一貫してLサイド(オジェソク+永井コンピ)
※※両チーム共、攻撃力~シュート多回数・シュート高精度、守備力~高シュート阻止力、とハイレベル攻守力を証明し、戦力・チームのどちらかへの偏り・バランス優位は無く、「引き分けの試合結果」相当の試合数値

でした。
2.評価と課題
ミシャ監督・試合後ワンポイントコメント「試合の入りは良かったが、何度かチャンスがあるも決め切らず失点した。(その理由は)選手が少し下がり過ぎた(ため)。後半ギアを上げて、逆転すべく闘った。試合内容から、試合結果は妥当な結果。」
一方、FC東京長谷川監督の試合後ワンポイントコメントでは、その満足そうな笑顔が印象的で「前半のFC東京攻勢・先制点獲得は、コンサが引いて来た訳で、攻勢を採ったものでは無い。試合は、札幌さんとは、いつも<切るか切られるか>の勝負で、本当に厳しい試合となる。(真剣勝負の)良い試合だった。」と、満足・試合を愉しんだかのコメント。
両監督とも、試合結果は<妥当・相当・納得する>ものとの評価ですね。

本ブログでは、試合前、この試合を、
【コンサのチーム力の現在と未来への試金石、トライ・テストゲーム】と設定。
コンサの攻撃力〜リーグ最強決定機構築力=シュートチャンスメイク力、そして、前節で掴み掛け、今節でその真偽を明らかとするリーグ最強決定力、をリーグ最強堅守の分厚い壁のFC東京守備力により、
コンサ守備力〜シーズン開始当初は、撃ち合い・失点必至の守備力が、シーズン展開での、トレーニングと実戦を経て、J1攻撃力への防御力を獲得したかの成長を、リーグ最強・最速FC東京カウンターにより、テスト。
「コンサの現在地点・チーム力」を計る最高の絶好の対戦・機会で。
その試合結果によっては、
コンサ攻撃力・守備力が、リーグ首位・最強チーム・FC東京を撃破するレベル=リーグ最強攻撃力・守備力であり、残りシーズンでの、大連勝・奇跡的連勝への道、進路、一度手からこぼれ掛けた、今シーズン目標を再び掴む、との「奇跡」への道を拓く「コンサの未来」を賭ける試合 と設定していました。

では、それに対する「試合評価と課題」です。

 その前提に、本日試合を経験して、「FC東京の堅守の秘訣・ポイント」が見つけられた点を記載しておきます。
 それは、「FC東京~インテンシティの高いプレー=球際の強いプレー」と謂われるものですが、その真意は、<強靭な体幹や激しくラフ気味のチェック・チャージなどでは全くありません>。それは、≪相手よりも速いポールへの寄せ(スピード)≫との点に尽きるものです。
詰まり、≪寄せの速さが全ての最優先事項≫として徹底・全選手に浸透している特徴こそが、FC東京の「守備の根幹」という事です。コンサ守備陣と比較すると、その差は「大人と子供レベル」が現状で、実際、コンサボールホルダーへの寄せの速さで、しばしば、ボールロストの危機・パス交換失敗が多発となりました。
更に、DF陣の特徴が「帰陣スピードの速さ」で、コンササイドの菅・白井の前進・スピードと同等・それ以上のスピードで帰陣、武蔵・ジェイの前進スピードも、追い抜き・突破は成功しませんでした。
先ず、この2つの特徴のための「共通(前提・必要)能力が、プレイ判断スピード」で、「寄せの速さ、帰陣の速さ」共にその大前提が、FC東京全選手の「状況認識と判断のスピードの速さ」にある点、日頃のトレーニングと実践・プレイ方針の素晴らしさに、圧倒されるものでした。

実は、コンサの攻撃~ゲームメイクは「シュート数}16本からは合格点となりそうですが、所謂「決定機」の回数は、清水戦より大幅に低下・減少でした。
その原因の一つが、前記の「寄せの速さ」のFC東京ストロングポイントですが、本当は、もう1点重要点がありました。
それは、コンサのウィークポイント・低レベル部分です。
・・・「パススピードの遅さ」ですが、「パス自体のスピードとそのテクニック」ではありません。「ボール保持からパスまでのプレイスピード」~プレイをするためのスピード~の問題で、「状況把握・適正判断・プレイ」の遅さは、FC東京の「リーグ最速の寄せ」に対して、ズタズタとされてしまいます。コンサは、「パス交換成功・有効」を、大きく阻害され、トレーニング通り、想定通りプレーは成立し難い物でした。
具体的には、「ワンタッチパス」でのパス交換は、コンサでは皆無ですね。コンサで皆無なのは、当然で、その課題まで「チームトレーニング」のメニュー化は到達していませんね。トレーニングしていないのですから、試合で実践プレイとならないのは当然です。川崎・鹿島は、ワンタッチパス交換、パスプレイスピードの速さが特徴的です。

総括すると、
「状況把握・適正判断」のスピードと精度、が大きな課題として浮上し、これこそが、課題レベルの急上昇の現れですね。
また「高決定力」再現は無く、その獲得は「夢のまた夢」で、課題改善は遠く、「奇跡的大連勝」は作動なく、今シーズン目標、再現は極めて困難のまま、です。

posted by yuukun0617 |19:06 |

2019年08月24日

〜進化〜 第24節の奇跡達成を賭けて‼️

さぁ〜!   運命の、リーグ首位・最強チーム;FC東京戦との、コンサのチーム力の現在と未来への試金石、トライ・テストゲームとなりました。

コンサの攻撃力〜リーグ最強決定機構築力=シュートチャンスメイク力、そして、前節で掴み掛け、今節でその真偽を明らかとするリーグ最強決定力、をリーグ最強堅守の分厚い壁のFC東京守備力により、現実証明する、
そして、コンサ守備力〜シーズン開始当初は、撃ち合い・失点必至の守備力が、シーズン展開での、トレーニングと実戦を経て、J1攻撃力への防御力を獲得したかの成長を、リーグ最強・最速FC東京カウンターにより、同じく証明する、
「コンサの現在地点・チーム力」を計る最高の絶好の対戦となり、
更に、その証明の結果、コンサの攻撃力と守備力が、リーグ首位・最強チームを撃破するレベルである、となる事は、今後、残りシーズン試合を、リーグ最強の攻撃力と守備力で、戦い、そこでの、大連勝・奇跡的連勝への道、進路を作り、その必然として、一度手からこぼれ掛けた、今シーズン目標を再び掴む、との「奇跡」への道を拓くもので、「コンサの未来」を賭ける試合です。

対戦相手、FC東京の監督・選手の事前コメントは、「コンサに複数失点を想定し、それを跳ね返す方法を探す」との内容がリリースされ、このコメントがリーグの客観的評価という事は間違いありません。
実際、コンサの複数得点獲得に対して、FC東京の複数大量得点との対抗策は、現在FC東京攻撃力・得点獲得能力スタイルとは相入れません。詰まり、FC東京の最大特徴「堅守・速攻」スタイルは、最小得点・無失点を基本とするスタイルで、リリースコメントとは、矛盾している訳ですね。
コンサ対策で、有効対策、止め切れる・上回る対策は構築出来ておらず、事前トレーニングも不十分で対戦、とのFC東京現況が推測されてしまいます!

直前での、必須試合スタンス・姿勢こそが、
ミシャの試合3原則
【強く闘う・走り切る・規律(チーム戦術)を粘り強く守り抜く】そして、そんなゾクゾク・ワクワクのスリリング場面・サッカーを心から愉しむ、更に、選手とサポーターの為に、その力を信じ、一瞬も集中を下げず維持し続け、そして、沈着冷静の中こそ、最速スピードと、最高精度を実現する、

そんな奇跡を成し遂げる、最高トライ、チャレンジ日‼️

全サポーターの総力が無ければ、成し得ない奇跡です‼️
全員、この試合に結集し、奇跡を成し遂げましよう‼️

posted by yuukun0617 |06:19 |