コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年08月31日

〜進化〜156)運命の一戦①次戦・C大阪戦 戦術・試合展開・メンバー予想

いよいよ、[コンサ運命の一戦シリーズ]の①戦目・C大阪戦が来ます。
想わぬ中断期間[チーム整備期間]を活用し、コンサ戦力は大きく変化した筈ですね。

運命の一戦の初戦は、対戦相手としては強過ぎる「C大阪」対戦。
リーグ上位争いを主導し得る戦力とチャンスを持つ対戦相手は、[着実な勝点積み上げ]に降格回避・J1残留を賭けるコンサの初戦としては、試合目標達成き極めて困難試合、と厳しいスタート。
しかし、新戦力加算、既戦力の回復拡大、リーグ最強戦術、最高フィジカルコンディション、最後は[ドーム力]アドバンテージ・女神の後押し、の5つのエネルギーで、強敵を撃破し「勝点3・勝利のみを目指す闘い」です。

オフ明けトレーニング2日目となり、本日の対戦準備の目玉は、後述・C大阪の攻略ポイントとなる「サイド突破・クロスからのシュート」トレーニングを、試合形式の中で徹底しています。狙いを定め、最適トレーニングを積み上げています。

では、対戦展望・予想に入りましょう。

1.対戦チーム「C大阪」現況
現在戦績は、
順位6位 勝点41 25試合 11勝8分6敗 得点39・失点29・得失差10
前年25試合時点戦績は、
順位12位 勝点30      7勝9分8敗 得点33・失点30・得失差3
で、順位は倍位置に、急上昇と好調で、その原因は、失点数ほぼ同数・得点+6により、勝利+4・敗戦△2直結となり、得点増がとても効率高く戦績アップさせたもの。
その原因は、
①攻撃的守備=最前線からのハイプレスが作動し、ショートカウンター急増、②セットプレー得点増加、
③最前線FW加藤・タガート・山田の急成長、
④得点獲得選手数リーグ最多の14名との攻撃参加力急上昇と、
[戦術機能による得点増加と、選手能力上昇による得点増加]によるもの。
という事から、チーム指導・選手育成を行った「小菊監督手腕」が原因となります。

戦術・システムは、2019以降[4-4ー2]・攻守バランス型が継続され、不動のシステムに見えますが、
2022型は、大きく変化しています。
その特徴は、
⑴攻撃型守備=最前線からのハイプレス・ボール奪取・ショートカウンター狙い
⑵長短の縦パスにより「最前線攻撃陣へ短手数・最速攻撃」~「ボール奪取の瞬間からの攻撃」=「守備から攻撃への切り替え」を超ハイスピードとし、鋭さ・威力を上げる
⑶これまでの主攻撃パターン~サイド突破一辺倒を変化させ、より攻撃パターン増加
⑷ハイプレスの代償=ハイラインリスク対策に、高さ・強さ・スピード保有DF・マテイヨニッチ・西尾、SB・山中・松田の堅守DF、最後に砦・キムジンヒョンのスーパーセーブが待っており、失点増を防止 
⑸得点増加要因
 ①最前線FW加藤・山田の攻撃力・ハイプレスの守備力の急成長、
 ②多数選手の攻撃参加積極化で得点選手数14名はリーグ圧倒(コンサも14名・1位)となる得点増加、
 ③流失・乾に頼らない選手層確立~毎熊・メンデス・タガート・奥埜・パトリッキ・北野の活躍

 となったものです。

対戦上のポイントは、
⑴ハイプレス対策
⑵縦パス型カウンター対策
⑶セットプレー対策 の三点に尽きます。
対策は、
⑴C大阪ハイプレスは、ゾーン型ハイプレスのため、
自陣ポジ局面では低い最前線位置でハイプレス未作動、
コンサビルドアップのテンポが落ち、緩んだビルドアップ局面や、守攻切り替え局面で、激しいポジションアップでハイプレスを仕掛け、チャージが届き、圧倒させる事を狙ってきます。
対策は、無意味な自陣パス回しが最悪で、素早く・焦点を突くビルドアップ徹底と、「コンサ式」~前線ポスト・相手DF裏やサイドスペースーのロングパスからのショートカウンター。
⑵「カウンター」対策は、①第1が、コンサ前線・マンマークプレスで、パス出しを阻止、②CBは岡村メイン・田中駿汰・福森は中村へ代替が必要とし、スピード・高さ・体幹勝負で勝てるDF準備、一方、SB山中の攻撃参加・ポジションUPで、サイドに大スペースがしばしば発生し、コンサ・右サイド突破の絶好ターゲットとなります。
⑶セットプレーターゲットに多数選手を揃えて来るため、競り負けしないターゲット・マンマーキングで抑え込み
、となります。

何よりも、コンサが「戦術ポジショニングを成功」させ、戦術が機能・作動させる必須要件~「走量・総機会・スプリント数・総タイミング・スピードで、勝利する・少なくとも競り負けない」事が、最重要要件で、試合勝利の必須条件となります。

2.コンサ 対戦戦術・想定試合展開・試合起用メンバー予想
⑴戦術は、オールコートマンマークプレッシングを全エリアで展開し、「セレッソボール奪取を徹底」し、セレッソ攻撃への切り替えを徹底的に阻止し、「攻撃不能」時間帯を延長させる事が、勝利ポイントとなりますね。
当然、最前線では、セレッソ・ゴール近くエリアで、マンマークハイプレス炸裂となり、ボール奪取からのショートカウンターで、決定機多数を創出、一方で、セレッソ・最終ラインからの、ロングスルーを、パス起点で阻止する事となり、最大狙い・ハイスピードロングカウンターを阻止する事となります。
しかし、コンサの最近弱点である「途中交代選手能力ダウンにより、パフォーマンスダウン・戦術機能停止」が、ポイントとなり、後半・途中交代失敗は、戦術機能大幅低下・停止、その結果、最大チーム・ストロングである「戦術」の変更を余儀なくされ、試合を一挙に駄目にしてしまう」事となります。
大量得点差の「逃げ切り局面」以外は、コンサの「DF型選手数の少なさ」が災いし、「個々DF能力」で「相手攻撃阻止・防御」は困難で、「守備固め・守り勝ち」は失敗してしまいます。詰まり「自陣深くにブロック守備」は、相手「個の力で突破」で、陣内進出に対して「守り切る力」は無く、失点阻止は失敗必至、という事です。そのため、「僅差局面での守備勝ち」は選択してはいけないもので、大差勝利以外、「僅差」局面では、「オールコートマンマーク」の継続、または、「ブロック堅陣とする場合、高い位置に布陣・前線は相手守備ラインに、ハードプレスをかけ続ける事が必要、となります。

また、「コンサの最大課題~シュート決定力=ミスシュートプレー排除徹底」が、試合結果を左右・決定づける事は、絶対です。
「枠内率・60%以上」必達は、全シューターノルマ=大幅評価ダウンとする、もので、全シューターは、沈着冷静に、得点になる「ターゲットポイント・タイミング・プレーテクニック」必須という事。

⑵想定する試合展開です。
コンサのビルドアップ型攻撃スタイルは、パスサッカーの遅攻の中、突然、スピード攻撃を、コンビネーション、トラブル、ピンポイントパスで仕掛け、左右ワイド、裏への縦ワイドのエリアの広さにより、相手密集を解く、それに、緩急スピード変化でタイミングをずらす、サイドチェンジパス反復で陣形揺さぶり、とギャップ・スペースを作る、多彩多様な攻撃、
C大阪は、そんな複雑さとは逆で、縦へのスピードによる[守備振り返り・置き去り]で、守備陣が乱れた局面を作り出し、決定力で得点を仕留める事を反復する、との単調スタイル、で
コンサのビルドアップ型攻撃が支配する中、C大阪カウンターが時々炸裂、と時間推移が別次元の展開で、継続します。
コンサは、多数回の決定機を決め切り、複数得点獲得と成るか、
C大阪は、カウンターの成否が、試合結果と成る試合展開ですね。
結論的には、
決定機数は、大きくコンサ優位となりますが、試合成否は、[決定機・得点獲得勝負]との[シュートプレー勝負]に尽きます。
具体的な想定の試合展開は、
試合開始〜15分  スタートは、両チームが攻守を激しく展開も、暫くすると、
          コンサ攻勢・C大阪カウンターの構図が定着し継続。
          コンサ最初から2〜3回決定機で先制獲得し先行。
          [ 1-0 ]
              〜45分  コンサ攻勢で前半終了。試合をコンサ支配・コントロール。
          追加点奪取で、この成否が勝利への決定的ポイント。
          [ 2-0 ]
後半開始〜60分  C大阪攻撃姿勢積極化で、両チーム、激しく攻守を入れ替える展開。
          C大阪も、決定機を掴み、得点獲得
          [ 2-1 ]
                  65分  選手複数交代タイミングとなり、2枚替えをW-4枚替えで、
          選手フィジカル回復し、オールコートマンマークフル機能維持
    〜90分  コンサ攻勢復活し、決定機に追加点奪取
          [ 3-1 ]へ拡大し、タイムアップ。
    想定試合結果は、【 3-1 】快勝! です。

⑶選手起用メンバー予想
運命の一戦・初戦ベンチ入りメンバーは、
[スタメン]
       興梠
    小柏    金子
 青木  高嶺  駒井  ルーカス
    中村 岡村 田中駿太
       菅野

[ベンチ・サブ]
  キムゴンヒ・GX・スパチョーク
  菅・荒野・福森
  大谷

 ✳︎深井・宮澤・ミラン・西大伍はベンチ入りに溢れ、完全にチーム補完メンバーです。
 ✳︎田中宏武・ドド・井川・西野は、簡単にはベンチ入りも困難となりました。

新戦力加入は大きいですね。途中交代で、キム・GX・スパチョークのトリオ投入は、強烈・強力となり、更に、菅のサイド、福森の攻撃CB、万能荒野は、スタート・スタメンのチームパフォーマンスを、維持・上回る事も可能となり、途中交代でパフォーマンスダウンとの弱点は、解消されましたね。

総合力で、C大阪撃破を果たし、運命の一戦・スタート試合で、一挙に勝利・勝点3獲得です!



posted by yuukun0617 |07:16 |

2022年08月30日

〜進化〜155)新戦力・次シーズンの目玉!?テスト

昨日、オフ明けトレーニングから、テスト生が参加。

順天堂大学4年・181CM長身FW・大森真吾(22歳)。

順天堂では、あの川崎からセルティック移籍の旗手怜央と、クロス・ターゲットラインを組んでいた、高校サッカー東福岡高校で大活躍の上、順天堂大学へ進み、最直近U19・パリ五輪代表の筆頭CFW選手で、数少ないJリーグ入れしていない、最有望次年大学卒・即戦力FWです。

ミシャサッカーへの憧れで参加組、、です。

中島大嘉と将来有望コンサ強力FW陣を組める有望選手!
SNS動画でのプレースタイルは、決定力ターゲットFWとして、ピンポイント・点で合わせるプレー、連続攻撃で、こぼれ球押込みプレーと、点取り屋、そのものです。

テスト合格→来シーズン新加入の成功を願望します!

posted by yuukun0617 |13:42 |

2022年08月29日

〜進化〜154)三上GMの意図は?!

三上GMから「サポーターの皆さまへ〜残り8試合に当たって」との決意表明が公式リリース。その中味は、「残シーズン、ミシャ監督は不動とし、J1残留を目標に全クラブを賭けてその実現を果たす!」との内容。

サポーターへのメッセージ、との形式でしたが、同時に、ミシャ本人・全選手へも宛てたメッセージでも有りました。

 現在、クラブの根幹スタイル・特徴と成る事を目指す[ミシャ攻撃型スタイル]は、既にクラブ全体に浸透し、揺るぎ無いレベルにまで到達の筈ですが、一部の指導陣や選手、サポーターに、その事自体への、不安と疑問が発生する事は、世間的には、他チームでも、極めてよくある事柄です。思惑の相違、起用不満などが変形し、危機のタイミングで頭を持ち上げる様に、伝播・拡大し、問題化してしまう物。
コンサも、そんな空気や声が聞こえ、三上GMは手を打ったものですが、そんな後ろ向き話・チーム瓦解リスクへの楔・反撃の言葉をバネとし、あらためて、チーム全体・クラブ全体を引き締め、限定目標必達への勢いを強化するものでした!
選手も指導者も、<サポーターのためへ・ミシャのためへ>を合言葉に、チーム一丸、残留達成への闘いに、全集中・全身全霊とこれからのサッカー人生を賭ける!との決意を固めましたね!
この動き・ベクトルは、具体的プレーに直結し、より高いフィジカル、より高い運動量、よりスピード・精度アップ、を引き出し、チームと個々選手のパフォーマンスは拡大します。

但し、現体制へ、この時点だからこそ重要点としてしっかり指摘する事は、
【コーチ陣の奮起・改革・パフォーマンスアップ】です。
これまでの、コンサ苦戦の大きな原因に、コーチ陣能力低下・各種課題改善不徹底により重大課題放置、が有り、コーチ陣責任によるものだった事は、否定しようが無い事実でした。
しかし、残り8試合の、一瞬も誤りを選択する事が許され無い事態では、コーチ陣の最高パフォーマンス・スーパー活躍が絶対要因ですね。
これまでのマイナスを一挙に挽回し、チームへの大きな貢献と成る、奮起・スーパー指導を期するものです。

これからの闘いは、勝点をどれだけ多く積み上げられるか、となりますが、
ここで質問?
・守備主導で、失点阻止の上、得点狙いの[堅守型]〜負けないサッカー、と、
・攻撃主導で、得点加算で、その上で、守備バランスを図る[攻撃型]〜勝利指向サッカー、と
どちらが、勝点加算がし易い、成功率が高いでしょう?

答えは、
勝利は、[勝点3を1試合で掴む]、
負けないは、[勝点3は、負けないが得点も取れず勝てない、詰まり引き分けなら、3試合掛る]、との内容が全てで、残試合数が限定された場面では、<如何にして、1試合毎の勝点を多く上げられるか>、<勝点加算の成功が、少ない試合数で済むか=成功試合を1試合ずつ増やす事の方が、得点ゼロを大半以上の多数試合で成功させるより、やり易い>となり、
[攻撃型・勝利を目指すスタイル]の方が、圧倒的に有利!となりますね。
リーグ戦では、[負けないサッカー・毎試合勝点1達成]の[堅守主導サッカー]も、有力戦略となりますが、トーナメントや、試合限定の勝点勝負となると、完全に逆転し、【攻撃型サッカー・勝利至上戦略=得点狙い主導サッカー】の方が、成功率を大きく上昇させ、闘い易くなりますね!

ミシャサッカーこそ、最強と共に、最善形となっています!

J1で、上位争いでは、圧倒的な勝点奪取=得点最大化必須となりますが、実は、試合数限定での残留争いも、全く同一で、[攻撃型サッカー]は、残留し易い・降格し難いサッカー、と言う事です。

クラブ全体・チーム全体、一丸で、残留を果たす闘いを邁進しましょう!
そのためには、全サポーターも結集ですね!

posted by yuukun0617 |07:22 |

2022年08月27日

~進化~153)最後の勝負への「戦力整備」~最適構成と戦術選択は?

現在、コンサは、現況・大困難苦境の中、想定外の「中13日・オフタイム」が恵まれました。「困難が重なり過ぎたコンサに、戦力整備の奇跡時間」が与えられたもの。(・・誰からのプレゼント?)

という事で、戦力整備の主要課題は、
(1)故障復帰・新加入の現状で、
 ①選手組み合わせの「最適構成」、
 ②その「最適運用」  による「戦力急増」
(2)戦術上課題である
 ③オールコートマンマーク戦術による後半・パフォーマンス低下課題
 ④戦術実践度の「選手毎バラツキ」によるパフォーマンス低下課題
(3)戦績低迷の最大原因
 ⑤「全FP・シュート決定力」課題 ③④⑤課題改善による「戦力増加」
(4)フィジカルコンディショニング
 ⑥全選手を、心身両面、「最高コンディション」 による「戦力増加」
と、主要4内容・6課題となります。
中13日の[ミニキャンプ]でも、多過ぎの質と量で、必然的に、その優先順位が与えられますね。
優先度は、
⑥は、全ての大前提・基礎部分として15%を占め、①25%・⑤25%>③10%・②10%>④15%との順番と占率でしょう。

各選手・ミシャ以下指導陣の、今後の未来・生活・将来に直結する「戦力整備」だ、という事で、その価値・重要性・真摯度が、最高レベルと成る筈・・!  ですね。

では、検討に入る前に、コンサのクラブ・大前提について。

現在、コンサの最大特徴が「ミシャスタイル」である事は、周知の事実・客観事実とされていますね。
現在の状況~ストロング・ウィークも、そこに根差したものとなる事は、必然です。
という事で、今回テーマに関連する前提「重要ポイント」です。

 コンサの選手層は、ミシャ以前は、[堅守速攻]戦術が基本であり、堅守を支える[強力な中軸DF]と、速攻成功率を上げる[決定力のFW]を指向するものでした。しかし、そのポジションを、若手有望選手の獲得・育成より、前線・中盤、特に手薄の中盤に重点を置く選手層戦略バランスにて、そのどちらも、ベテラン層主体となり、ミシャの[走るサッカー]への転換と同時に、走れる・若手・パス能力重視選手への代替が進行し、それまでの中軸・ベテラン選手流出が続き、現在、DF選手〜高さの空中戦・体幹の当たり勝ち負け・スピードと瞬発力・危険察知能力の複数守備能力保有選手、決定力FW選手は、ほぼ不在となりました。
現存のDF選手は、岡村・中村桐爺に、若手西野・井川の4選手に留まり、中軸は、岡村選手のみとなり、FW陣は、都倉、武蔵・ロペス流出後、ゼロ状態となっています。
その現状が主因となり、ミシャスタイルは、初期段階から変化せざるを得ず、現在のオールコートマンマークプレス戦術に到達、となる訳です。
即ち、初期ミシャスタイルは、広島型の自陣ゾーン型ブロック守備の[堅守]で、相手攻撃・得点阻止、そこでボール奪取からの、パスサッカーのビルドアップ全体陣押し上げと、ワイドと中央コンビネーションの、全エリア対象・突破を狙い、4バック型陣形を数的優位を加えて突破、その際、サイドからのクロス攻撃が有力手段となり、最前線中央の決定力FWが、ターゲットと得点者となるスタイルでした。
その後、ビルドアップ対策として、ハイプレスが隆盛となり、ビルドアップ手順を省き、相手ハイプレスを到達前にパスで無効化する、前線ポストへのロングパスからのショートカウンター戦術の「コンサ式」への変化・修正形を使用するも、最前線の決定力FWと、守備ラインのDF型選手の消失と不在常態化で、[全員攻撃(全員シューター)・全員守備(最前線・中盤・守備ラインの全てで、マーキング・パス交換阻止・ボール奪取)]との戦術〜オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス戦術に到達したもの、です。
詰まり、現在の主戦術〜オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス戦術は、現在選手構成を理由として、必然、必須となるものだ、と言う事です。
 この大前提から、キムゴンヒ獲得は、決定力FWの復活となり、オールコートマンマークプレスだけで無く、コンサ式ミシャスタイルも、攻撃面では適正な機能発揮となる、しかし、DF型選手の乏しさが継続し、堅守は構築し切れず、安定化は未改善、との構図と目的を持ちます。

と言う事で、戦力整備チャンスに、戦術トレーニングと局面指定シュートトレーニングを[2日間実施]し、新加入2選手の戦術理解を急進展し、選手能力と攻撃陣組み合わせを確認し、戦力最大化をトレーニングしています。その結果は、既にスパチョークは、トップチーム選手に達しようか、との急速なレベルアップを果たし、戦術理解を大きく前進させました。[タイの至宝]評価は、サッカー脳の素晴らしさ・戦術理解の高さを現実化していますね。もう一方のキムゴンヒは、コンサの最前線守備・連動するポジションチェンジのフリーポジションとコンビネーション構築を中心に取り組み中ですが、保有する本来能力高さで、理解すれば可能プレーが全てで、その理解を進め、基本ポジション・マンマーク型ハイプレスは、相当レベルに到達し、残す大きな課題は、選手連携・コンビネーションとなり、トレーニング量を重ねる事で、順調に前進となっています。

昨日の、札幌大学対戦練習試合では、30分×4本の変則120分試合で、トレーニング結果・各種課題の確認と、実戦でのトレーニングを実施しました。
その内容は、
①トップ 結果◎ 3-0 得点;小柏2・岡村
     興梠
  GX    小柏
青木 高嶺  荒野 ルーカス
  福森 岡村 田中駿
     大谷
②    結果× 0-1
     キム
  GX    スパチョーク
青木 高峰  荒野 ルーカス
  福森 岡村 田中駿
     大谷
③    結果〇 3-1  得点;中村・OG・井川
     キム
  中島    スパチョーク
田中宏 藤村 青木  金子
  中村 井川 西大吾
     小次郎
④    結果△ 2-1  得点;キム2
     キム
  練習    スパチョーク
田中宏 藤村 練習  金子
  中村 井川 西大吾
     小次郎
[総評]
①3-0 ・・トップチームが攻守に連動・ハイプレスから決定機・前線トリオ完成形・前線からオールコートでボール奪取の堅守・小柏決定力
②0-1 ・・前線守備急ダウンで、攻守にバラツキ。戦術プレー・走力とスピードダウン
③3-1 ・・中島・チェック・キムの前線トリオで、ハイプレス復活・攻守に連動・中村攻撃参加炸裂・中村と井川のDF型選手起用で、守備安定化。青木ボランチチャレンジ。キムへの「コンサ式」機能。
④2-1 ・・キムが決定力発揮。
②・③・④ ・・最前線トリオの守備低下が、ハイプレスダウン→ビルドアップ機能・ゲームメークを許すため、失点惹起。


そこでは、
⑴新加入2選手が、極めて順調に戦術理解・連携構築で、チーム合流の上、戦力アップを示しました。
 キムゴンヒの決定力は、未だまだ改善余地が有るも、この時点で高能力を証明する2得点を挙げ、スパチョークも、惜しくも、自己得点では無く、相手OG失点となる決定機成功、それ以外の決定機構築に成功する能力を証明し、残すは、小柏二世の[相手裏スペース攻略・飛び出しプレー]獲得を期する所です。
⑵最前線トリオは、[興梠・GX・小柏][キム・中島・スパチョーク]の2グループのみが、マンマーク型ハイプレスが機能し、チーム全体のオールコート・マンマークプレスが機能し、全エリアでのパス交換阻止・ボール奪取の堅守を達成。前線守備のキープレーヤーが、小柏・興梠・中島・スパチョークである事を証明。
⑶戦術整備は、前線守備・攻撃面は前進しましたが、前線守備が低下した瞬間、マンマークのずれ・スペース発生で、堅守が縮小が産まれるもの。コンサの守備低下が「前線守備=ハイプレス低下」起因だ、という事が証明されました。前線選手の「前線守備力」は、小柏・興梠>中島・スパチョーク(・駒井)>GX・ドド>青木・ミラン・キム の順に並びますが、その組み合わせで、大きく低下する事は間違いありませんね。
⑷選手起用テストの無かった選手
昨日・4試合で、起用されなかった=組み合わせテストをされなかった選手は、ミラン・ドド・深井・菅野・菅・駒井・宮澤・西野・松原の9選手でしたが、深井~宮澤の4選手は、特に課題・問題点も無く[テスト不要]、西野・松原も、起用機会・可能性がほぼ皆無で[テスト不要]でしたが、
【問題が、ミラン・ドド】で、今回のテスト機会ゼロは、そのままも起用機会ゼロに直結し、当面、試合起用順はベンチ入りも困難となったとの事でしょう。
⑸シュート決定力改善は、小柏・キムは大きく前進を証明する結果となりましたが、全体では、シュートミス(枠外)と得点不能シュート(GKへのパスシュート)だらけで、チームのシュートプレー・レベル改善は、低レベルのまま。
⑹その他
 サイドに、シャドーポジション豊富となり、青木・金子が加わりました。
菅・ルーカスのW体制が、田中宏武も加えた5選手体制に強化となりました。
 更に、ボランチに、青木の可能性もトライし、高嶺・深井・荒野・駒井の4選手体制に、宮澤・西大吾・藤村・青木も加え、8選手体制に強化となっています。
また、DFラインも、岡村・田中駿・福森・宮澤の4選手は、中村・高峰・西大吾・井川が加わり、8選手体制に強化です。

この様に、昨日試合での結果を纏めると
①トップチームの強力攻守戦力確認
②前線トリオ・組み合わせは、マンマークハイプレスを機能させられる「興梠・小柏を軸に、スパチョーク・中島・GX・駒井に、キムゴンヒが主体」となります。
③各ポジションを同レベル選手増加で強化
④シュートプレーレベル・内容改善は、一部選手のみで、大半未改善・継続緊急課題のまま
⑤選手メンタル強化は、特定選手の精度不足が多数で、集中・徹底不足がある
との内容となりました。

ライバルチームは、今週試合で「勝利」とは中々ならず、コンサの順位は、「13位」までの降下で留まっていますが、試合数のプラスアドバンテージも有り、次節以降、コンサ戦績次第で、一気に降格争い真っただ中か、少し息付く所か、となりますが、
ここからの8試合こそ、直前試合での1勝に集中し、勝ち点を積み上げる事のみに視線を集中する事が、やるべき・すべき姿です。

あと、1週間を最大に活用し、課題克服・改善・前進を重ねる事こそが、これからのコンサの未来を創る、という事。
着実に、前進です。





posted by yuukun0617 |21:06 |

2022年08月24日

〜進化〜152)コンサ降格争い予想⁈ 〜どれだけの戦績が必要か?

ミシャから、【コンサ・降格争い真っ只中宣言】がコメントされ、絶体絶命・背水の陣が、クラブと我らサポーターも含めた関係者に布告され、持てるエネルギーの大半を注ぎ、その争いに打ち勝つ!との残り8試合・シーズン方針となりましたね!

【全ては、J1残留に!】を合言葉に、一致団結の闘いが展開!ですね。

それでは、先ずは、
[2022・J1降格争いの展望と未来予測]から、スタートし、果たして<コンサは、何勝をどこから獲得し、この降格争いに打ち勝つのか>への道程・方法を確認しましょう。

現在、降格争いに巻き込まれて居るチームは、11位・清水〜⑫コンサ〜⑬福岡〜⑭京都〜⑮湘南〜PO・⑯神戸〜自動降格・⑰G大阪〜自動降格・最下位⑱磐田、の8チームで、これは、ここ暫くでは、最多チーム数となり、[アンダー10全チームで降格争い]は、今シーズン・中位安定グループが形成されなかった特異シーズンだったとの結果ですね。
今後の予想・予測の根拠は、直近〜過去5試合〜戦績での1試合平均勝点に、残り試合数を掛け、予想獲得勝点算出を、現在勝点に加算した[想定・残シーズン到達勝点]が、最も、直近戦績を反映させる計算式となります。
その、対象チーム計算一覧を記載します。
 現在           平均 予想獲 予想到 予想 降格争い
順位 勝点 チーム 残試合 勝点 得勝点 達勝点 順位 結果予想
11 28 清水   8  1.6      12.8      40.8     11 残留
12 28 コンサ  8  0.8       6.4      34.4     14 残留・得失差で14位
13 27 福岡   9  0.8       7.2       34.2     13 残留・得失差で13位
14 26 京都  10  0.6       6.0      32.0      15 残留
15 26 湘南   9  0.6       5.4      31.4      16 PO入れ替え戦
16 24 神戸   9  1.4      12.6      36.4     12 残留
17 22 G大阪        9  0.2       1.8      23.8      18 自動降格
18 22 磐田   8  0.6       4.8      26.8      17 自動降格

直近5試合の戦績が変わらなければ、詰まり<直近5試合戦績を大きく上昇するチームが出て来ない限り>、この通りの予想結果となり、
✳︎コンサは、14位で残留、降格圏寸前のかなり際どい順位結果
✳︎神戸は、終盤挽回成功し、12位で残留
✳︎自動降格は、磐田・G大阪、PO入れ替え戦は、湘南  、との予想です。
✳︎✳︎コンサを始めとして、直近5試合戦績を大きく凌駕・上昇させる奇跡チームの出現があり、予想結果を変化させるのか、そんなチームは無く、予想通り・的中となるか、が最大の注目ポイントですね!

次に、この予想戦績の実現性を、対戦相手から点検しましょう。
現在順位順に、記載します。戦績[勝ー分ー負]勝:対戦相手、分:対戦相手、負:対戦相手
11位清水[4-1-3]勝:京都・湘南・福岡・磐田、分:コンサ、負:広島・川崎・鹿島
12コンサ[3-1-4]勝:磐田・福岡・清水、分:浦和、負:C大・横F・川崎・広島
13 福岡[2-2-5]勝:G大・神戸、分:清水・コンサ、負:鳥栖・名古・横F・柏・浦和
14 京都[2-0-8]勝:神戸・磐田、負:清水・鹿島・横F・F東・鳥栖・名古・川崎・C大
15 湘南[1-2-6]勝:神戸、分:清水・F東、負:川崎・横F・浦和・C大・鳥栖・柏
16 神戸[2-0-7]勝:G大・湘南、負:京都・名古・F東・福岡・広島・川崎・横F
17G大阪[0-2-7]分:神戸・磐田、負:名古・福岡・鳥栖・F東・柏・横F・鹿島
18 磐田[1-2-5]勝:G大、分:コンサ・京都、負:柏・C大・清水・鹿島・横F
対戦予想では、相互に戦績は付合せず、一方では勝ち・他方は引き分け等が多発していますね。
その部分は、結果が左右するレベルと言う事。

*コンサは、直近5試合の戦績から[3勝1分4敗=勝点10]が予想される戦績予想ですが、【3勝・1分】が絶対戦績目標となります。これで、到達勝点は【38】となり、今シーズンの降格ライン予想〜例年の安全勝点34を大きく超える安全勝点「42」には「▲4勝点」で、ギリギリの結果です。
磐田戦・福岡戦・最終清水戦での絶対勝利、その他対戦での勝点獲得を図るものとなります。
この3試合の勝利条件は【複数得点奪取】にあり、先制後の連続追加点を現実化する、切れず連続姿勢がポイントとなるものです。
試合の【入り】が、ポイント!と言う事です。


posted by yuukun0617 |15:15 |