コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年07月30日

~進化~  第19節浦和戦・・後日談

昨日、試合直後ブログに、
『浦和は、想定通りの脆さが、そのまま現実となりましたね。
このままでは、再浮上はかなり遠い状況で、ある意味、この試合で「チーム崩壊」状況まで追い込まれた試合となった、ものと今後を占います。』と掲載しましたが、

本日リリースで、ミーシャ監督電撃解任ですね。
驚くのは、現地、即ち、ドームにレッズ首脳陣居残り会議で、緊急決定だったとの事。
昨日のレッズベンチは、「掟破りの勝負手、45分時点の3選手同時一斉交代」後、被交代3選手の怒りとぼう然自失の表情、コーチ・ベンチ選手も声も出ない状況が、酷く印象的でした。ミーシャ(ペトロヴィッチ)監督だけが、コーチコーナーで叫び続けていました。
監督と選手の信頼が切れたあの姿が、チーム崩壊に見え、その旨掲載した理由でしたが、レッズ首脳陣はその姿から、解任を即決したものだったと推測します。

これで、攻撃型「3-4-2-1」戦術の代表格だった「広島に続き浦和」も戦術破綻・監督解任となりました。

本来「3-4-2-1」型戦術は、間違いなく「堅守・速攻」が基本戦術の筈でしたが、ミーシャは、個別独自の戦術として「攻撃型」の【改造3-4-2-1戦術】を確立し、【広島でのリーグ制覇、続いて、浦和では千年王者を夢見た成功】を指向してきたものでした。
攻撃型への改造の主項目は、①高ボール支配率と試合展開支配②多パス数・多攻撃回数・多シュート・多得点力③高攻撃バランス(ボール位置基準で、攻撃選手数>守備選手数)④高陣形布陣位置の4項目でした。しかし、4項目共、より高率を目指す事がチーム成長との認識に陥り、歯止めを無いた追及が続く中、チームバランスは崩れ始め、⑤①②により、多シュート数となるも、決定率の追及を欠く、シュート至上主義となり、多得点に急ブレーキがかかりました。⑥③④も、バランス超過に陥り、少ない守備陣でのカウンター防御は、機能せず、大量失点となり、一気に、戦績・順位転落となっている訳です。
しかし、「常勝チーム」の夢は、降ろす事を、チームもサポーターも決して許さず、戦術転換は不能状態となっていたものです。
そんな浦和でしたから、このブログでも≪十分勝機も、チャンスもあり、勝ち点3獲得狙いで臨みましょう≫とした理由でした。
コンサの基本戦術は、昨年「3-4-1-2」型、今年の「3-3-2-2」型共に、その系譜・系統に並ぶもので、いずれコンサの戦力向上時点では攻撃型へ成長、との進化過程の先端を走る両チームの筈でした。

「3-4-2-1」型の「攻撃型への進化」は、教科書・お手本チームも消滅し「封印」です。
本来の「堅守・速攻」戦術の高レベル化、即ち、戦術に準拠した、プレイレベルのアップ・連係プレーの熟成と現実化・戦術実践可能選手の増加、に徹するべきと思います。

最後にもう一つ、直近5節の期間は、四方田監督も真の勉強をした事でしょう。
一時は、「解任寸前」まで追い込まれましたが、「瀬戸際の勝利・引き分け」を克ち取り、「落ち着いて、采配出来る状態」を掴み取りました。
「選手とサポーター」のお陰でしたので、皆さんに感謝して貰わないと!ですが、現時点では、采配のスピード・質・内容も、期待レベルに近づいて来ています。
「選手起用と練習」は、未だ、信用は低く、要注意・注視レベルから抜け出す段階には至っていませんが、もう暫くで、改善してくれそうですね。

有力2選手加入と有力故障選手復帰で、コンサのチーム状況は劇的改善です。
あらためて、宣言しましょう!!
「全試合決勝戦=全試合勝ち点3狙い」で進撃です!!

posted by yuukun0617 |18:31 |

2017年07月29日

~進化~  第19節 ジャイアント・キラー誕生!

コンサ 2得点での勝利!!
予想通りの結果で大感激。

浦和は、想定通りの脆さが、そのまま現実となりましたね。
このままでは、再浮上はかなり遠い状況で、ある意味、この試合で「チーム崩壊」状況まで追い込まれた試合となった、ものと今後を占います。

しかし、「33353の入場」は、圧巻でしたね。
2000人超の浦和サポの声は、ほとんど掻き消され、オールコンサ状態が完成しました。

サポーターの力を、リアル大有利試合環境に実現し、試合は、コンサの想定通り内容を成功させました。

先ず、反省ですが、本試合前まで、「外国籍選手の試合出場数制限」で、上限「外国籍3人+ACL枠1人か提携国枠1人」の最大4人との認識でしたが、
大間違いで、「提携国枠選手登録1名」は、国内選手との取り扱いで、提携国枠チャナティップを含むと、最大5名までベンチ登録出来、本日試合で実現したのですね。
その意味でも、外国選手5名をベンチ登録した第1号チーム・試合だった、記念の試合だったのですね。

本日の殊勲者は、多数挙げられますが、トップランクに、チャナティップ・兵藤・菊地・ソンユン・福森・都倉・ジェイ、第二ランクに、ヘイス・菅・マセード・小野・宮澤、第三ランクに、進藤 で横山以外の全選手でしたが、

チャナティップは、サッカーセンスが溢れるインテリジェンスが際立ち、テクニック・闘志・スピード・強さ・センス良いシュート力もJ1ランクの凄い選手でした。
貴重なスタメン候補、当確です。

本日の「勝利」の要因を。
1.コンサの最大課題であったシュート決定力(率)の大幅改善
 本日、シュート11本で2得点は18.1%となりますが、この数値は、リーグトップの平均決定率が13.9%で、遥かにそれを上回る高率でした。
しかし、もっと凄かったのは、枠内シュート数が、10本(推定値)で、枠内率は、驚異的な90.9%で、相手の浦和は、シュート数7本、枠内シュート数2本の枠内率28%で、この差が、そのまま得点差となったものでした。
しかし、実は、もっと深いプレーが展開されていたのです。
今日のシュートは、間違いなく「枠内では無くて、枠内の中の一定ターゲットに集中させていたもの」だった、つまり、全シュート「ターゲットシュート」を実践するプレイだった事です。 
多分ですが、
【本日のシュートターゲットは、GK西川の両足元脇狙い】でしたね。
 確かに、西川のシュートブロックでは、特に近距離からの両脇下位置シュート阻止は弱点で、シュートターゲットとして最適でした。
本日試合では、「枠内シュート」を狙った結果では無くて、「枠内ターゲット」を狙った結果という事です。
この変化は、以前より、「決定力改善へ即効力のあるプレイ」として、再三指摘し続けたましたが、実は、W杯の予選試合で、相手チームが直前練習のメニューとしていたプレーで、その練習内容は目から鱗が落ちるものでした。その対戦相手は、サウジアラビアとタイでした。
チャナティップ効果かもしれません。

いずれにしても、コンサは「枠内ターゲットシュート」に一掃・統一され、決定率課題を脱却し、多回数攻撃機会・シュート数が、得点数に直結との段階へランクアップしたのではないでしょうか!!
2.攻守の柱となる選手層構築
ジェイ・チャナティップの獲得が契機となって、堅守・速攻の中軸選手が確立してきました。
横山代替の菊地、攻守の要の兵藤、ボール奪取主力・攻守切り換え起点・ピンポイントキックの福森、広いカバーエリアを活かし始め高阻止率のソンユン、前線のボール配給・コントロール天才のヘイス、DFを弾き飛ばす都倉、キレのプレー発揮の菅、ピンポイントスピードクロスのマセードは、戦術理解・連携理解が高レベルに到達し始め、2人加入で、チームを、より高レベル化のプレーとし始めました。
一方、YBC戦でも明らかな様に、そのレベルに未到達選手との乖離が急速に拡大し、チームの二分化が起き始めています。ランク以下の選手のボトムアップしか対策はありませんが、その中から、1名でも多く、主力層とすべき段階に至ったという進化です。

今日の実戦でのプレイポジションは、背番号
   ⑱     
         ⑨
     ⑪  
  ㊳       ㉓
    ⑥
     ⑩
    ㉔
        ⑮
       ②
       ㉕   が実際各選手のプレー位置で、
システムは「3-1-3-1-2」で、全選手、違和感無く伸び伸びプレーでした。
DF-②⑮㉔ 、A-⑩、ボ-⑥、両SH-㉓㊳、トップ下-⑪、FW-⑨⑱
⑱⇒㊽、⑨⇒㊹⇔⑪、②⇒㉟⇔⑮
チャナティップ・都倉+ヘイス
ジェイ・都倉・ヘイス
ジェイ・ヘイス・小野  どれも、J1屈指の攻撃陣です。
「ターゲットシュート力=決定力」満載です。

もう一つ、チャナティップのプレー能力で大事なポイントがありました。
運動量・スプリント力・パス成功率です。
運動量・・試合1位兵藤・2位駒井でしたが、チャナティップの毎分当り運動量は、125m/分で、兵藤と同数値でした。両チーム合わせて1位が兵藤・チャナティップの2人に増えたという事です。
スプリント数・・1位関根・90分2位駒井90分・3位チャナティップ63分・4位兵藤90分でしたが、90分換算では、1位関根と同数値で、実は1位ランク。
パス成功率・・チームは65%の低数値でしたが、チャナティップは別物で、同一戦術に関わらず、89%の高率で、パスミスはほとんど無いもので、攻撃への推進力そのものとなっていたのですね。 ヤッパリ、小さいですが、本当に凄~い選手が、チームに加わってくれたのですね。
3.ジャイアント・キラー誕生
コンサは、ジャイアントキリングの様な弱者戦略の段階は、閉幕になったかもしれません。
本戦からは、「ジャイアント・キラー」=強い相手・高レベル戦術チームにこそ、「堅守・速攻」戦術が、より強力に発動し、倒す確率が上昇するものです。
下位ランクの「守備優先相手」から勝利・勝ち点3を獲得するためには、「遅攻での得点獲得」力が必要となり、相手のスペース・ギャップを殆ど消された相手からの勝利の確率は、思う程は、上昇しません。逆に、攻撃型チームのスペース・ギャップを突く「速攻」の方が、確率は上がるものです。
ここは、今後のシーズン戦略の転換点となり、「強い・上位チームからの勝ち点獲得」も狙う段階に進化です。

本日大宮、明日広島・新潟の戦績次第で、降格圏から離脱が開始です。
「全試合決勝戦」との四方田監督コメントの通り、全試合勝利獲得を狙う段階に進化ですね。

posted by yuukun0617 |21:03 |

2017年07月28日

~進化~  第19節決戦!浦和戦

決戦は土曜日! いよいよ、シーズン再開し、降格圏脱出戦のスタート。

チーム・サポーター一丸で、積極果敢に怖気ず、どんな強敵にも最後の最後まで、したたかにしぶとくチャンスを狙い続け、番狂わせ=ジャイアントキラーを目指しましょう。

明後日、浦和は、最適な獲物です。

浦和の現況は、
守備破綻となる複数失点の連続で、順位は、優勝候補転落となる第8位に低迷し、特に失点は、新潟・仙台に続くワースト3位の34失点で、コンサのワースト6位28失点を大きく上回っています。しかし、実は守備破綻は、最多攻撃回数に拘わらず得点が伸びず、そのため、攻撃バランス優先となる結果です。
試合中、相手を遥かに上回る攻撃機会とシュートチャンス・シュート数に拘わらず、得点が成功しないケースで、相手の得点(浦和の失点)がある場合、
より強く攻撃バランス(ボール基準位置で、攻撃選手数>守備選手数状態)となり、守備陣は試合開始時から大きく変化し、人数不足の少人数でのエリア管理が、管理・コントロール不成立状態で、更なる攻撃時間継続も重なり、その代償が、複数失点、との試合展開に苦しんでいます。
全試合全勝のノルマに嵌っているチームが故のトラウマで、<より大量得点>で失点も上回り、勝利とする、とのチームコンセプトが故の事態です。
結局、シュートを打つも、枠内にも飛ばない「ホームランシュート」だらけで、【決定力】が全ての原因・出発点です。  常々、コンサでも重大課題として「決定率」直近では「シュートターゲット成功率」を指摘して来ましたが、常勝レッズが得点出来ない状況に転落した主因です。広島低迷、横浜FM低迷、全て同一原因です。

では、次戦の試合展開・戦術・起用選手予想です。

1.試合展開
浦和の最悪試合展開とするためには、
①「シュート阻止」で、シュート数・攻撃回数は多数回になっても、最後のシュートブロックで「得点阻止を継続する」だけで、浦和は更に攻撃バランスを高め続け、守備破綻状態を継続し続けます。DF・GKの最終守備が最大ポイントで、複数・組織守備で阻止は可能で、30分その状態で、シュートは、より遠くや無理態勢での「ホームランシュート」比率が急上昇し、「枠内」には殆どシュートが飛んで来ない状態に転落させられます。
攻撃機会は、30分以降に守備破綻度がどんどん増加しますので、それまでは、絶対無理攻めをせず、待つのがポイントです。
②①の状態から、カウンターへの守備が薄まり、スペース発生・マッチアップズレも多数産まれ、ボール奪取からの攻守切り換えでの「スピード(遅い敵帰陣以上に停滞しない事)・精度勝負」で、決定機が複数回コンサに来ます。
③決定機での「シュート決定率・シュートターゲット成功率」がコンサの勝敗の分岐ポイントです。落ち着いて、ゴール枠内のターゲットに冷静シュートを撃つのです。
複数機会ですので、ちゃんと遣れば「複数得点が必ず取れます」。
④以上の通り、試合展開は、
 試合開始~前半   無理な攻撃、特に、攻撃バランスではなく、
           守備バランスでの攻撃に限定し、
           「シュート阻止」最優先の守備時間帯で良いです。
 後半 ~ 終了   浦和の守備破綻・自壊の「超攻撃バランス」時間帯
           が続き、その中の、スペース・ギャップを突いた
           カウンター・セットプレーで複数得点獲得

 試合結果      【 2-1 】 
           守備勝利と鋭いカウンターとセットプレーの複数得点
           ジャイアント・キラーのスタートにしましょう。
2.戦術
試合全般、守備「シュート阻止」最優先戦術ですので、
【3-3-1-1-1-1】(3-3-1-3類似型)超守備的、アンカー+ボランチ型です。「堅守・速攻」ですが、一点重要点が、
守備ラインは、これまでよりも高い「38m~40m」を維持し、より高い位置取りで、「縦に短く横の密集陣形」をより敵ゴールに近づき、カウンター攻撃力・パス交換が容易で、一方、守備ライン裏スペースはリスク対応可能なエリア範囲となり、超守備を少しだけ攻撃的に変化させます。
パス精度を上げてボールロスト率を下げ、ロング・ショートカウンターを、DF陣だけでなく
ボール奪取のアンカー・ボランチからも開始し、両サイド・中央突破も含めた攻撃展開とします。また、攻撃派生の「セットプレー」での得点も大きく期待出来、ピンポイントパスへの「決定力」がポイントです。

3.メンバー
明確に、水曜YBC戦・土曜ムアントン戦の起用選手を分離し、次戦主力メンバーを温存しました。逆に、その点から、次戦のメンバーはほぼ推定出来てしまいますね。

          ジェイ
                都倉
        ヘイス
               兵藤
     菅    稲本(宮澤)  マセード  
        福森      菊地
            横山
           ソンユン

      アンカーを稲本か宮澤か、程度で、あとは鉄板気味ですね。
      SUB  YBC一部起用の
           早坂・小野・内村  は可能です。
           宮澤
           石井・上原  位でしょうか。           
           金山
      外国籍制限で、ミンテ・チャナティップはベンチ外。
    スタメンは、強力・リーグ中位レベル以上ですね。
    
    勝利は十分あります。
    ジャイアント・キラー コンサドーレ札幌の誕生としましょう。

posted by yuukun0617 |00:19 |

2017年07月25日

~進化~  明日、YBC戦プレーオフステージ第2戦

シーズン中断期間明けの第19戦から、一気にシーズン終盤へなだれ込む16試合です。
シーズン終幕時を笑顔で迎えるための「真剣勝負」!
全選手・全チーム・全サポーターは、その存在と将来を賭けて、雄々しく、しかし、厳しい波乱・苦闘の中、今の自己を捨て去り、新たな能力と力を心と肉にした、確かな成長を掴んでいる事が、チーム・選手・サポーターの歓喜・将来となる展開です。

そのため、最良の準備と試合前環境を、第19節「浦和」戦に用意しなければなりません。

ここから、明日の「C大阪戦」の対応・準備は、限定されたものとなりますし、それ以外の対応は、チーム管理のミス・大失策となります。
限定内容を確認しましょう。
①7/29 14:00~ 第19節に、スタメン起用予定主力選手コンディションを最良状態とする。
②2日前の26日YBC「C大阪戦」では、29日スタメン起用予定主力は3選手までで、、短時間限定のコンディション調整用起用とする(最大45分、基本は30分まで)。・・「26日30分ハード実戦トレーニング~27日中程度負荷トレーニング~28日軽負荷リフレッシュタイム~29日実戦時に軽い感覚=良コンディション状態」のサイクルです。
③26日YBC戦の主力メンバーは、29日スタメン候補の短時間限定起用は3名までとし、残る8名+SUBは、29日スタメン起用予定外選手とする。
の3点です。

ここから、29日スタメン起用予定候補選手は、
GK-ソンユン、DF-横山・福森・菊地、SH-Rマセード・L菅、A-稲本、RDMF兵藤、LAMFヘイス、RSFW都倉、LTFWジェイとします。
26日にコンディション調整用短時間起用は、LSH菅・RSFW都倉・LTFWジェイの3名とします。

では、26日YBC「C大阪戦」メンバーを予想します。
システムは、変化形の「3-3-1-1-1-1」型で。

(※ちょっと、無修正しますね m(__)m)

       ジェイ
             都倉
       チャナティップ
             荒野
   菅     宮澤      早坂
      進藤     ミンテ
          河合
          金山

     SUB :  金園 ・・30分 ジェイと交代
            内村 ・・30分 都倉と交代
            兵藤 
            田中 ・・30分 菅と交代  
            小野
            石井
            杉山

  試合結果は、堅守・速攻戦術を意識するも、成果は困難で、
  寄せな突破し、勝ち上がりのためには「3点以上の点差勝利」しか方法は無いものです。

            
       
      

posted by yuukun0617 |22:20 |

2017年07月24日

~進化~ シーズン後半戦へ進め-4完

「~進化~ シーズン後半戦へ進め」シリーズも第4章完とまとめとなりました。
最終章は、選手起用と試合展開について、です。

過去3ブログで、戦績からの課題発見・確認~改善策策定と進み、直前ブログで、
◎システム戦術進化;【堅守・速攻】戦術再獲得・【3-3-1-1-1-1】の「3バック・1アンカー・3列-3.5列-4列‐4.5列に左右ジグザクにボランチ・インサイドハーフ兼トップ下・シャドー・1トップの現システムの変形陣形」(見方によっては、「3-3-2-2」にも、「3-3-1-3」にも見える布陣ですね。)
◎陣形布陣位置(DFライン);【38~40m】・・現在平均より3~5m上昇
◎攻守切り換えから、ショート・ロングカウンター、敵ギャップ・スペースを突いたサイド+中央突破、ストロングポイントのセットプレー攻撃の復活・活性化
◎パス成功率アップと攻撃時間拡大と低フィジカルの改善での前半30分~後半75分の45分時間帯低フィジカル失点パターン改善
◎練習;効果の高い適正内容・改善成果となる方法 が要約ポイントでした。

1.では、選手起用法です。
選手起用の大原則を確認しておきましょう。
【起用選手の選択基準は、システム戦術を最大に実現する選手】です。
あくまでも、「チームで共有した統一戦術」の最良実現選手ですね。
そのための「選手固有能力発揮」の最大値となる組み合わせ選択が、最適正選手選択です。
そのため、各ポジションで求められる役割・能力の設定と明示が、前提となりますね。

では、上述システム【3-3-1-1-1-1】で設定しましょう。(GK側から)

第1列;3DF 〔守備〕シュート機会と失点阻止の守備力(賢さ・予測力・ポジショニング・高さ・強さ・高さ・スタミナ+あったらスピード・テクニック・キャプテンシー)
〔攻撃〕賢さ、運動量、攻撃起点力ロングカウンターのフィード力、ショートカウンターのパス力、セットプレーでの空中戦支配力

第2列;両サイドハーフ 〔守備〕5バックで最終ラインを形成する事から、敵味方プレイ予測力、より速いリスク管理力からのポジショニング、攻守共により速い上下動のための運動量とスプリント力、敵サイドからの侵入阻止とパス供給阻止とボール奪取の守備力
〔攻撃〕攻守切り換えでのカウンターでのもサイドスペースへの侵入・突破、最前線へのアシスト・クロス役で、より速く積極的な予測力、スプリントのスピード・反復力、パストラップと高精度・速く・強いパスキック力
アンカー(A) 〔守備〕中盤の底のポジションに留まり、バイタルスペースのエリアカバーの専任役で、同時に、攻守共にDFとMF・FWとのボール中継役。最重要能力は、プレイ予測力と適格なポジショニングでエリアカバーの成否に直結する能力、またカバーエリアを大きなものと出来るのか、小さくしかならないかは、運動量の豊富さ次第。高さ・強さ・ボール奪取力。 
〔攻撃〕DFとMF・FWとの中継役=ゲームメイカー・攻撃起点パス供給役が主役割。合わせて、ロング・ミドルシュートでの攻撃参加力。 最短での最適攻撃経路判断力、プレイ予測力、高精度・速く・強い 長・短パス力。

第3列;RDMF 〔守備〕アンカー前の右ミドルエリアカバー。中盤での相手パス・侵入突破阻止、ボール奪取の追い込み・奪取役。カバーエリアの縦・横への大きさは、運動量の豊富さ次第で、各ポジションエリアカバーが重なるためには豊富な運動量選手が必要。プレイ予測力、強靭なタイトチェック力、ボール奪取力、適格なポジショニング。
〔攻撃〕ショートカウンター・中央突破・右サイド攻撃 での連携パス交換・スルーパス役、前線への3列目からの飛出し攻撃参加役。 高いプレイ予測力、高精度・速く・強いスルーパス・パス力、飛出しの攻撃参加でのスプリントの速さ・相手スペースへの侵入。

第3.5列;LAMF(トップ下) 〔守備〕中盤の相手パス交換の阻止・ボール奪取の追い込み役、前線守備からショートカウンターの第1順位守備主役。プレイ予測力、速く・強いタイトチェック力により相手パス供給でのパス選択先抑制・阻止力。そのため豊富な運動力・強靭な体幹。
〔攻撃〕前線へのラストパス・スルーパスのパサー・最前線ゲームメーカー役と、前線へのフィードの受け手・シュートチャンスでの積極果敢シュートストライカー役。素早く正確なプレイ予測力、独創的なゲ-ムメイク力、高精度・速く・強いパス力、高決定率シュート力(特に、高いシュートターゲット成功率)、ポスト役のためのフィードトラップ力・キープ力。

第4例;RSFW(シャドーストライカー)
第4.5列;LTFW(1トップ)
〔守備〕前線からの守備力。パス供給元へのタイトチェックで、ボール奪取・パス供給先の抑制役。 プレイ予測力、タイトチェック力、そのための豊富な運動量。
〔攻撃〕攻撃のクローザー、ポスト、ラストパサー役。素早く・高精度のプレイ予測力と創造性の高いゲームメイク力、高い決定力(高シュートターゲット成功率)、ポストターゲットのトラップ・ボールコントロール・パス供給力、スペース飛出しのスピード・創造性とラストパス力、セットプレーターゲットとしての高さ・支配力。

以上の通り、どのポジションも、攻守共に、多項目・高レベルの役割とそのための能力が必要となり、言い換えれば、どの能力を有するどの選手を選択するかにより、戦術上の役割のプレイ遂行度と効果が決定されるものとなりますね。

候補選手です。シーズン前のチーム点検の中で、各選手の個別能力を詳細に確認しましたが、本ブログでは、上記必要条件の中で、総合値の順番で記載してみます「-」一定レベル以上、「・」一定レベル以下
第1列
(DF)  増川(9月初復帰予定)-横山-福森-菊地-河合・(宮澤)・ミンテ・進藤
第2列
(RSH) マセード-早坂・石井・荒野・ミンテ・上原
(LSH) -田中-福森-早坂・石井・荒野・上原
(A)   稲本-宮澤-荒野-横山-菊地・ミンテ・前 
第3列
(RDMF)稲本-兵藤-宮澤-荒野・菅
第3.5列
(LAMF)ヘイス-兵藤-小野-チャナティップ-都倉-内村-荒野
第4列
(RSFW)都倉-ヘイス-チャナティップ-内村・早坂・上原
第4.5列
(LTFW)ジェイ-都倉-ヘイス-内村-・原
第一順位でシステム形式で記載すると、

      ジェイ
             都倉
     ヘイス
            兵藤
  菅     稲本      マセード
     福森      菊地
         横山
        ソンユン      となります。

ジェイ・チャナティップの加入に伴い、今シーズンの外国籍選手起用では注意点が発生しました。今シーズンより、外国籍選手登録枠は「5枠」に拡大されましたが、試合起用は、「外国籍選手3名+AFC枠か提携国枠どちらかで1名」と限定されました。
コンサでは、
・外国籍枠・・ヘイス・ジュリーニョ・マセード・ミンテ
・AFC枠・・ソンユン(ミンテと交換しても可)  の5名
 でしたが、
・外国籍枠・・ジェイ
・提携国枠・・チャナティップ が加入・合流しま、その代替策として、ジュリーニョの故障離脱からチーム登録抹消し、
・外国籍・・ジェイ・ヘイス・マセード・ミンテ・ソンユン
・提携国・・チャナティップ 6名チーム登録としましたが、

試合起用は、「外国籍3名+AFCか提携国で1名」までで、
GKソンユンが決定とすると、
「AFCソンユン」+「外国籍3名」しか起用法はありません。
その外国籍対象は「ジェイ・ヘイス・マセード・チャナティップ・ミンテ」の5名の中から、「3名のみ選択」となります。
結果、ジェイ・ヘイス・マセードをスタメン起用する限り、チャナティップ・ミンテは試合登録も出来ない訳で、スタメン候補がフィジカル低下等となった場合のバックアップメンバーとしかならず、特にチャナティップの試合途中の切り札起用は不能となってしまいます。
ジェイ・ヘイスが好調の場合は、マセードとチャナティップの試合登録の選択ですね。

2.試合展開
18節までの平均的試合展開は、
試合開始~ 15分 高目の守備ライン・高い選手スプリント数と運動量・積極的攻守姿勢
30分 ~ 75分 45分間の試合半分時間帯、フィジカル低下で、スプリント・運動量低下、守備ライン低下、守勢一辺倒で消極姿勢で失点タイム
75分 ~ 90分 失点・敗勢を挽回のため、選手交代・攻勢態勢とするも逆失点も。
でしたが、

時間帯「30分~75分(45分間)」に大問題があり、
①消極姿勢:試合コントロール放棄
②プレイの量が急低下し、意識・質のレベル低下
③低い試合展開の打開意欲から、極度に遅い「選手交代・戦術変更」の75分時点集中

チーム戦術・試合コントロールで、監督の指揮官の問題と、
選手フィジカル低下の試合プレイ直結・連動の課題です。
30分時点での戦術指示・選手交代検討、
45分後半開始時での同対応、
60分時点での同対応 で、試合コントロールのベンチワーク。

あくまでも、全選手60分時点まで全力プレーの維持・実践を実行し、45~60分で選手交代2名まで完了しておく。【60分まで積極姿勢を維持・継続する展開】です。

試合展開・試合コントロール力の改善です。



posted by yuukun0617 |12:21 |