コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年03月31日

〜進化〜56)コンサオールコートマンマーク考察

コンサ戦術「オールコートマンマーク戦術」については、
このサポーターズブログ・2020.11.05[〜進化〜新戦術考察〜②マンマーク]で、誕生〜現代の推移、概要、具体的ポイント、コンサ例を、詳細に掲載しています。
関心お持ちの方は、一読頂けるとご参考になると思います。
〜[この記事]は、Google検索「サッカーマンマーク戦術」で、検索14位(番目)付近にアップ可能です。そちらからも簡便です。

昨日、J2・横浜FC勝利で、彼の四方田監督が導入した「オールコートマンマーク」を全開し、開幕7試合敗戦無し・6勝1分0敗、首位継続を実現しています。凄いことですね。
コンサで、同戦術導入には今年5月で丸2年となりますが、周知定着には1年近くを要した過程を、
四方田横浜FCは、1月開始から僅か2ヵ月で「形」とし、ミシャイズムの<実戦を強化機会>として更なる完全形・完成形を図っています。
しかし、コンサ型と横浜FC型にも、戦術上の相違点も見えました。
四方田・横浜FCの「オールコートマンマーク」トライは、現在のコンサ戦術実践での検討・考察に、貴重な「活きた材料」となりますね。両チーム、それぞれが、互いに多様にトライし、その内容を材料とし合う事も、素敵な事です!

では、横浜FC型の点検です。
①チーム全体でハイプレスを掛けたスタイルは、コンサと同型。
②プレスのチェック・チャージ強度〜スピードと強さは、合格レベル選手は僅かで、多くの選手は未だ弱く遅いもので、今後の横浜FC課題。それでも、コンサの様に、<相手ビルドアップ完全封止までに到達>はしていなくても、<試合中4〜5回ボール奪取のハイプレス成功〜ショートカウンターで決定機・得点奪取を成功>させています。J2でも、威力発揮!
③大きな戦術上の相違点が、[オールコートマンマーク戦術発動タイミング]=[戦術発動し<ボール奪取の高さ>]です。
・コンサは、相手陣深くゴール寸前の[ビルドアップ開始局面]を戦術発動タイミングとしますが、
・横浜FCは、
a.相手M'3rdの相手陣センターライン内側の[ビルドアップ2列目局面]を戦術発動タイミングとする。
b.相手陣深くに押し込み、そこで横浜ボールデッド・相手ボール回収から相手ビルドアップ開始局面はそこで戦術発動と、
 <局面毎の2段階方式>としています。
コンサも、戦術発動タイミングやボール位置、局面による、[戦術発動のオンオフ]が問題視され、未だ結論は出ていないものですが、
☆横浜FCの方式は、コンサも検討に値する、システマティック手法です。
その欠点は、相手陣深くからの、初期段階ビルドアップをフリーにする=時間と余裕を持ち精度の高いパスを許す、事ですが、ロングパスなら、予想ポジションにチャージ・チェック・回収選手を用意し、ロングカウンターを止め続ける守備・対策を、ショートパスなら、戦術発動タイミングの[ビルドアップ2列目局面]で阻止出来る守備対策を用意出来、大きな欠陥は見当たりませんし、横浜FC実戦でも、発生していません。
逆に、大きなメリットで、横浜FCが新戦術導入を驚異的な早さで可能とした理由にもなった、
[選手の運動量の大幅カット・減少⇒戦術持続時間大幅延長]です。それは、コンサ式だと、[戦術必須の相手陣深くまでスプリント侵入の走量と負荷]が、相手ビルドアップ2列目付近に待機で、自攻勢で相手陣深くまで侵入した局面で、ボールロストにゲーゲンプレッシング・即時奪回に限定され、選手の総運動量・スピードスプリントの負荷が大きく減少し、そんなハードトレーニングも未実施だった選手も、可能な走量とフィジカル負荷に収まった、との内容です。
コンサで、同戦術導入の苦労と問題点を熟知していた四方田監督ならではの「応用編・工夫対策」と考えています。

この様に、オールコートマンマークプレス戦術・マンマーク型ハイプレス戦術は、コンサと横浜FCの2チームのみが現状ですが、現代・Jリーグサッカーの最大潮流が、
①フォアチェック・ハイプレス全盛も、ボール奪取位置と守備ライン位置、チェック・チャージ強度で、チーム毎に特徴・バラツキとなり、戦術効果・得点獲得とリスク・失点直結、チーム戦績を左右の状態となっています。
ボール奪取位置J1順は、(大体⁇)
 最高位・ビルドアップ開始〜コンサ・横浜FM・福岡・鹿島
 ミドル・ビルドアップ2列目〜浦和・柏・湘南・名古屋・京都・G大阪・C大阪・鳥栖
 下位・センターライン前後〜清水・磐田・神戸・広島
②マンマーク戦術以外のチームは[ゾーンディフェンス]ですが、実は、[マンマークディフェンス]を随所に使用する【ゾーン・マンマーク混合型】が大半・大勢。
これは[エリアカバーはゾーン守備]・[局面と球際はマンマークプレッシング]が使い分けられている、との実戦実例の内容です。
 本来、高能力・キー選手のパフォーマンス発揮を阻止するプレーはチャージしか有りません。
それを、単独でやるか、複数でやるかで、チャージ・チェックの成功率が上下しますが、[数的優位]は、チャージ力の強度を上げる手段で、エリアカバーとは無関係で、ゾーンでも、マンマークでも、発生するプレーです。
その際、チャージをより素早く、即時を追求すると、自動的にマンマークの[フルタイムカバー]は当然の帰結ですね。実際、
セットプレー時に、マンマークで[人に付く]守備スタイルは、
一瞬もフリータイムを許さず、その選手が得点に絡む事を阻止する狙いで、多数チームが過去より実践継続しています。
更に近時、高能力・キー選手に、フルタイムマンマークを付ける「特定選手限定マンマーク」は、
ゾーン守備チームも常用し、それが、複数選手となるケースも、しばしば発生しています。
そんな[局面と球際]でのマンマークは、「ゾーン守備」と併存しているのが、実体です。

そもそも、ゾーンディフェンスは、チームの選手保有事情とそのための戦術選択から産まれた守備戦術です。
日本のサッカー戦術変遷は、画期的内容では、
・初期個々選手能力主体戦術ー選手の能力と判断により守備・突破・打開・得点獲得
⇒・パスサッカー
⇒・オシム・ムービングフットボールー高い走力でポジションに配置し組織突破    
⇒・ポゼッションフットボール  ・ポジショナルフットボール        
⇒・パスサッカー         ・トータルフットボール     
⇒・ゾーン+ラインディフェンス                         
⇒・堅守速攻戦術 ・混合型ゾーンディフェンス ・マンマークディフェンス
       ゾーン・ハイプレス       マンマークハイプレス
    大半リーグチーム            コンサ
と推移し、現在の3パターンに分離されています。

一番簡単・基本形の堅守速攻戦術は、
ゾーンディフェンスを自陣布陣したブロック守備と、自陣ボール奪取からロングカウンタースタイルで、
コンサでも、チーム創設以来の伝統戦術でした。
この戦術には、普通レベル選手が連携カバーの密集堅陣を組んでも、高い安定性で相手攻撃を阻止し、自陣で守り抜き、ボール奪取した瞬間、最前線の相手守備やその裏へのロングボールで[陣地挽回]し、そのまま、少ない攻撃選手で得点奪取を狙う、スタイルとして、
ロングやミドルパス能力選手と、最前線ストライカーが居れば、堅守速攻戦術として成功・成立し、選手保有戦略としても、多数の普通能力選手に、僅かのパス能力選手とストライカーとの組み合わせは、総選手年俸も効率的で、弱小チームも可能となったものでした。
創設期   バルデス+後藤・ウーゴマラドーナ
岡田昇格期 エメルソン+アウミール・野々村
岡田継続期 フッキ+砂川・芳賀
J2  ダヴィ+クライトン・砂川
同     キリノ+ダニルソン・上里
柳下-三浦-石崎 の3監督で、
堅守速攻戦術からパス・ポゼッション・ゾーンサッカーに導入転換との歴史で、
四方田監督ーミシャのポジショナル・ミシャ戦術ーオールコートマンマーク戦術との系譜でしょう。

余談的内容ですが、
世界は、WEFAランキング10のフォーメーションは、
  4-2-3-1、 4-1-2-3、  3-4-2-1            4-4-2                 
1位バイエルン 2位マンC         4位チェルシー  8位ユベントス
        3位リバプール                            9位マンU
        5位Rマドリード
        6位パリサンジェルマン
        7位バルセロナ
       3-1-4-2
10位Aマドリード
と、極端にまで[4-1-2-3]型ポジショナルフットボールが隆盛、との現状です。
日本代表が、同フォーメーション採用し、中盤の3ボランチ・アンカー+2インサイドハーフで、中盤守備を強化とポジション流動化型パスサッカーで、エリアフルカバーの4バックの守備と、3トップFWと、守備陣と前線で食い違うスタイルを中盤の守備と攻撃繋ぎで、辛うじて繋ぐ形を構築している実例があります。
そのため、この中盤は、遠藤・田中碧・守田の3選手のみで成立し、それ以外選手を起用した途端、破綻を来すギリギリ体制です。前ベトナム戦で、原口・柴崎は不能と実戦証明されたもので、高等で、成功には大きなハードルや困難を伴う、難しい戦術です。
Jリーグでも、横浜FMの成功から、これから導入・流行化が予想されるスタイルですが、優秀選手の保有と、名監督による最高指導、成功までの時間・日数、が条件で、どれかが不足のチームの導入は、酷い破綻が待っている、条件を持つチームのみ可能スタイルです。

直近の戦術・スタイル動静・動向を、点検してみました。

✳︎コンサは、小柏と期限付き移籍制限の興梠を除き、ホントに絶好調で次戦対戦を迎えますね。
調子の良さは、選手のスタメンとベンチ入りの競争激化に直結し、チーム力を最高値・レベルに押し上げています。今なら、どんなチームも、コンサの威力に組み伏されます!
サポーター全力で、そのプレーにエネルギー注入し、爆発を掴み取りましょう。
✳︎コンサは、第一次ウィンドー最終締切に間に合わせる形で、GK松原の復帰完全移籍を実現。
阿波加流出で、4枠目が消滅したGK枠を、コンサ出身者で最速加入可能状態だった松原獲得を選択したものですね。4番GKで待機ポジションですが、札幌帰還しクラブへ貢献のため、お帰りなさいですね。



posted by yuukun0617 |14:40 |

2022年03月28日

〜進化〜55)チーム完成証明・6節浦和戦勝利への展望は⁈

さぁ、チーム全体、すっかり疲労も抜け、今日からリーグ最強チームの一つである「浦和」札ドーム対戦への準備に邁進です。
「チーム完成」を証明する完勝試合を現実とするため、強力トレーニングで、完成度を盤石なものとします。
前ブログに検討の通り、コンサは[本来・予定チーム力・パフォーマンスレベル]に到達し、最高フィジカルコンディションで、「走り勝ち・戦い勝ち・戦術完遂」で、シーズン前想定・予定した完勝の試合内容と展開を果たすもの。

1.では、対戦チーム「浦和」の現況は
現在戦績は、
順位6位 勝点7 2勝1分4敗 得点9 失点8 得失差+1
昨年順位6位から、リカルド・ロドリゲス「3年計画」のラストイヤーは、リーグ1位・タイトルとチャンピオン獲得を狙う年との戦略で、本気の大幅な戦力入れ替えを断行し、チーム功労者のベテラン層〜槙野・宇賀神・興梠、サブ層〜汰木・田中達也・山中を大量放出し、高年俸選手を減らし、獲得資金を捻出。若手成長中を含む主力メンバーは残留し、新戦力として、DF犬飼・ロドリゲス最高傑作ボランチ岩尾憲の即戦力、松尾佑介・松崎快・知念哲矢・大畑歩夢と次世代・急成長若手の加入で、戦力入れ替えに成功。更に、DF要のショルツ、得点源FWキャスパーユンカーに加え、オランダ代表歴FWシャルク、攻撃推進力MFモーベルグの加入で、超強力・助っ人外国籍選手も戦力発揮が始まり、貢献や功労評価傾向選手構成から、戦力能力評価選手構成へ転換し、チャンピオン可能な選手構成に成功。
シーズン前順位予想も、リーグA・上位評価チームが多数となりました。
そして、シーズン開幕寸前の、シーズン第一番のカップ戦・富士フィルムスーパー杯で、不敗・川崎に完勝し、スーパー杯を獲得し、シーズン一つ目の優勝獲得を現実化し、シーズンスタートは「最高」で始まった筈でしたが、直後の2/14から、コロナ感染がチームを襲い、多数選手感染・チーム離脱で、開幕から、4試合未勝利となり、一時は16位と大低迷。
コロナ感染で主力選手離脱と、チームコンディション低迷継続・不良コンディション選手複数発生、そこに、ACL参戦のため日程繰上げで「水曜開催」が連続し、開幕から、中3日日程で過密5連戦で、チームフィジカル低下が深化してしまう事態となったもの。
リーグ戦だけ、7試合(通常チームより+2試合)実施
 [2勝1分4敗 得点9 失点8 得失差1も、平均数値換算は、得点8位 失点10位]との大低迷。
しかし、前試合・5節磐田戦で、それまでの6試合・外国籍選手得点も無く、低迷継続の中、過密日程を通り抜け、平常日程もあり、[4-1]の完勝・ユンカー・ショルツ・モーベルクのトリオ得点獲得で、かなり吹き返して来た所。
次戦・コンサ戦は、コロナ感染や過密日程のダメージも払拭し、本来パフォーマンスの強力チーム力発揮は必至でしょう。
主力選手を、次世代代表・五輪代表の若手成長選手が多数占め、ハツラツの勢い良いチーム力が発揮されますね。
リーグ最高のピチピチ・ハードチャージとスピード勝負を展開して来ます!

戦術は、典型的な[ポジショナルサッカー]で、攻撃的守備のハイポジション・ハイプレス、ハードでスピードチャージが、ビルドアップを襲い、ボール奪取から最速カウンターが炸裂し、決定機からの得点狙い、となります。自陣からは、ビルドアップ型のパスサッカーで、ボール優位・複数コンビネーションのポジショナルプレーで、前進・突破を狙います。
弱点は、ハイプレス時のハイライン裏の広大スペースリスク、反対に、ビルドアップをハイプレスで狙われると、安定感低下。
そして、ポジショナルサッカーへの最有力策が、オールコート・マンマークプレスで、ポジショナル優位も、マンマークの常時カバーにより、ポジション優位は消し飛び、狙いのパスコースは封じられてしまいます。パスサッカーは封印されます。
オールコートマンマークは、ロドリゲスが一番嫌な対戦戦術となりますね。
浦和選手の運動量・スピードはリーグトップランクで、コンサ選手は、そのパフォーマンスに追随、否、それ以上・上回る運動量とスピードに、プレー予測・判断が決め手となり、浦和パフォーマンスを凌駕します。

2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー想定
コンサは、故障小柏を除く、全選手がチームに戻り、前試合延期により前試合から「中13日間」日程となり、故障気味選手、疲労累積選手のフィジカルは完全に戻り、最良フィジカルコンディションで、戦術実施度も最高水準に到達。本来想定のチーム最高パフォーマンス発揮が可能との状態です。

<次戦戦術>は、チーム追求戦術【オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス戦術】で、
攻撃型守備を前線から中盤に至る全エリアで、パスレシーバーのオールカバーと、パサーへのハードチャージにより、パス交換阻止・ボール奪取し攻撃切り替えと、守備から攻撃開始の攻守一体戦術を展開。相手パス交換阻止・徹底ボール奪取から攻撃と、相手パスサッカー封印・コンサ攻撃で試合支配を狙います。
浦和が、弱点とするビルドアップへのハイプレスは、リーグ最強マンマークハイプレス・浦和ゴール前のボール奪取からのショートカウンターで、決定機構築・得点奪取。
浦和中盤には、マンマークプレスでパス交換阻止・ボール奪取からは、コンサ多彩多様パターン攻撃で、スピード・ギャップスペースを突く鋭く独創性溢れるコンビネーション中央突破、ワイドなサイド突破からのクロスとカットイン攻撃、DF裏を突く飛び出し攻撃、反復サイドチェンジで浦和陣を揺さぶりギャップスペースを構築、派生するリーグNo1プレスキックのセットプレー、で、どんな堅陣も崩壊・突破し決定機構築・得点奪取となります。更に、
コンサビルドアップでは、相手ハイプレス対抗策として、ポストへのロングパス・その起点からのショートカウンターとの「コンサ式」ミシャ戦術が待っています。
この様に、戦術強度・優劣度・破壊力では、リーグのどのチームにも優位となりますが、戦術集中力・強度持続力の安定性がポイントで、激しいフィジカル消耗によるパフォーマンス低下の弱点も、昨年より戦術追求継続、トレーニング継続により、走力とフィジカル能力が高い選手を揃えたコンサは、着実に上昇を続け、試合後半途中での効果的交代で、同レベル・それ以上サブ選手を揃える態勢となり、試合全般戦術強度持続が可能となり始めました。
あとは、選手の意識強度と、最後まで課題の戦術上全FPが対象の[決定機得点力=シュート決定力]次第で戦術強度が戦術成否を決定します。

<想定の試合展開>は、
先ず、今シーズンデータは、
        コンサ     浦和
      前半	後半	合計  前半 後半 合計
得点     3	 2	 5            7	 2	 9
失点     1	 4	 5            2	 6	 8
シュート  27         27   54         41     33    74
被シュート 22        24    46         24    34    58
このデータから、
コンサは、           浦和は、
・得点=攻撃は前後半どちらも  ・得点=攻撃は前半>後半
・失点=守備は後半低下     ・失点=守備は後半低下
・シュート数は前後半同数    ・シュート数はやや前半・後半やや減少程度
・被シュート数前後半同数    ・被シュート数後半増加・守備低下
・後半失点増ミス・レベル低下  ・得点後半減は攻撃=シュート数減では無く
                 交代選手の決定力低下
この様に、
コンサは、攻撃は前後半維持、守備後半低下はミスやパフォーマンス低下で決定機発生によるもの。
浦和は、前半攻撃活性化、後半低下、守備は後半低下で、フィジカル消耗の激しい戦術実施のため後半フィジカル切れ・パフォーマンス低下、との試合展開パターンとの傾向です。
このパターン・傾向に、上記の戦術実践を前提とした想定試合展開は、
試合開始直後から、浦和は攻勢狙い、コンサも超攻撃スタイルで、激しいハイプレスと攻撃勝負を展開するもらコンサの戦術優位を実現し、コンサ攻勢圧倒の時間帯を構築。その間決定機を複数構築しますが、その得点奪取力=シュート決定力次第で、コンサ先制成否が決まります。
コンサの複数シューターの決定力改善で、得点奪取で[前半1-0]。
後半再開直後から、再度激しいハイプレス合戦と攻撃勝負となるも、後半途中の選手交代で、高能力選手投入効果で、追加点獲得を図り、最終試合結果は【3-1・完勝】を想定します。

<試合起用選手>は、
✳︎興梠は、期限付き移籍制限で、出場禁止となり、
[スタメン]
                      ミラン
    青木   金子
 菅  高嶺   駒井 ルーカス
   福森 宮澤 田中駿太
      菅野

[サブ]
     中島・GX・荒野・深井・岡村・田中宏武
                  小次郎

 サブに、中島抜擢し、途中交代でチャンス起用を。

浦和には、決して負けない選手チームです。

3.補足
W杯最終予選・代表[ベトナム戦]は、メンバーがサブ変更すると、一気に戦力ダウンとなり、課題だらけとなる事、サブメンバーもフィット感低レベル、代表チーム選手構成未完成、を証明する試合でしたね。
対戦のベトナムチームの中に、コンサ獲得狙い報道となっていた[ベトナムのハイパフォーマンス中核選手・
攻撃的MF・ グエン クアン ハイ本人が、シャドーとして出場し、その現物プレーを存分に観察出来ました。
ベトナムの中、唯一ハイクオリティ選手として突出していましたね。[チャナタイプ]で、ゲームメーカーとして、鋭いスルーパスを連発していましたね。
しかし、小柄な体幹はチャナ以下で、ボール保持力やチャージ強度、矢張り高さで、物足りないレベルと見えました。絶対・何があっても獲得、とまでは、達していませんでした。

代表戦試合は、6月4試合で、そこがW杯出場を賭けた最終チャンスです。全Jリーガー、全海外組選手への最終チャンスで、Jリーガーは、シーズン試合でのパフォーマンスと実績勝負です。
その意味でも、次戦で大爆発を目指す試合です!
コンサ全選手の奮起を期待するものです!
先ずは、次戦完勝とその試合での大活躍から始まりです!

posted by yuukun0617 |23:22 |

2022年03月27日

〜進化〜54)リーグ戦・6節浦和戦の意味⁈

『次戦・6節浦和戦の意味』

1.概要
残念ながら、コンサの2022シーズンも、昨シーズン同様「極めて困難な展開と結果」の現状となりました。
期待した[リーグ最長キャンプの感染完全阻止の中最強度トレーニングと成果」⇒「シーズンスタートダッシュ成功・リーグ上位ポジション確保」の計画・想定は、完璧に崩壊。
現状は、降格圏チームと勝ち点僅差のリーグ下位ポジションを余儀なくされ、やっと[シーズン中、コロナ感染ダメージ」も重なるWショックの内、<チーム感染による悪影響のみ離脱かどうか>と、非常事態は継続中、と「やや上向くも低迷状態のまま」です。

そして、偶々の[京都コロナ集団感染によるルヴァン杯GS試合延期措置の中断・1週間」により、チームを、コロナ感染ダメージを払拭した、「元々のスタート地点に復帰」させる事まで到達出来、あとは、キャンプ終了時点[想定以下となってしまったチーム力]の改善・向上を図り、シーズン前に想定した本来チーム力の発揮まで、パフォーマンスアップを図る段階です。
事前想定していたチーム力と現状との乖離項目は、
・興梠・GX加入を改善要因とするチームシュート力・決定力アップの改善遅延
・興梠・GXのフィジカルコンディション遅れ
・戦術理解段階の次の、戦術実践力の不安定・ケアレスミス撲滅失敗
・サブメンバーのパフォーマンスアップの想定以下
の4項目、との見方が相当と考えます。

2.問題ポイント具体内容と検討

①その中、興梠・GX特定内容は、両選手のコンディションアップとチーム浸透の個別課題と全体波及課題ですね。両選手の改善・良化が、今後のコンサ・チーム力アップの[キー・要]だと言う事は、万人が認める所。
・先ずは、興梠は、以前よりダメージ・弱点箇所の[膝]コンディションは、完治は困難で、「痛みコントロール」を伴う管理に尽き、現在は、痛みも少し減少し、パフォーマンス回復に近づいている所と想定されます。
興梠フルパフォーマンスの80%辺りまで到達で、キレとプレーは通常レベル、なお、フィジカル持続力とスピードレベルは低下ですが「最適判断とプレーは可能」状態です。また、全体シュートの中、お手本シュートプレーを全体に示し、<生きる教科書>として全選手へシュート力強化を指導し始めています。その効果と、各選手の意識変革が重なり、シュート練習では[GKへのパスシュートや枠外ホームランシュート]は完全に撲滅されてます。トレーニング段階では、シュート力は着実に改善されて来ています。
・一方、GXのコンディション改善は、未だまだの段階の様で、フィジカルコンディションの問題なのか、チーム戦術との問題なのか、チーム連携レベルの問題なのか、不明ですが、こちらは、一歩ずつ、焦らずに、しかし、着実に進める、との段階と想定されます。昨シーズン、試合離脱が長く、所謂[試合感]の問題も大きそうで、頭では理解・意識するも、プレー実現で遅過ぎや誤りやミス発生、との段階で、所謂[チーム合流の遅れ]と想定され、今後、トレーニングで改善する所ですね。
<ピッチの魔術師>は、もう暫く「待ち!」と言う所。

②戦術実践力の不安定は、[トップメンバーの意識]問題で、戦術実践での熟成過程で発生し[メンバー間格差の是正]は避けられない課題です。
ポイントは、特定選手の
 ・フィジカルや集中力の低下により戦術上の役割を低下させるプレー
 ・意識低下によるミスプレー の2点ですが、
対策は、当該選手の集中改善か、試合起用停止の2選択に尽きます。その当該選手は、DFライン〜福森・深井・荒野の3選手で、判断ミス・集中低下による、パスミスとプレー遅滞、スペース発生で、決定的なボール被奪取やロストプレー、相手にスペースを与えるプレーを多発しています。
それ以外のポジション・選手は、その弱点は許容範囲内ですが、当該選手は失点直結レベルが連続、とのポイントで、以前よりチーム全体に指摘されて来たポイントも、経験値で改善選手が大半に転じるも、なお未改善、と言う事です。「失点の痛み」を本当に自覚・認識の上、反省するのなら、改善しない方がおかしいですが、未改善は、自プレーの反省からの課題設定・改善・成長のステップを理解していない証明とされてしまいます。ミシャの最直近選手起用で、深井のスタメン落ち・荒野のボランチからAMF役割へチェンジは、そのポジション起用を減少・回避する措置と見えてしまいます。福森も、ポジションチェンジはボランチ起用の選択肢が想定されますが、代替選手も乏しく、未実施とも見えます。いずれ、左CBに有力代替選手が現れた瞬間、その選択が濃厚となるものと想定します。西野・井川・中村の台頭次第。

③サブメンバーパフォーマンスが想定以下は、
ここ2試合の若手選手活躍で、大きく打開されつつあります。そして、チーム全体のフィジカルコンディションが大きく改善され、累積疲労解消や故障箇所改善が進み、チーム・フルパフォーマンス状態に到達しています。試合での、走力とスピード・プレーのキレ、状況判断力とその速さと、全面アップとなり、「走り勝ち・闘い勝ち・戦術完遂」の試合三原則を最高レベルで完徹出来るチーム戦力に達しました。
昨日、公式試合消滅の代替・紅白戦は、トップメンバーとサブメンバーを混成した2チーム対戦を実施しましたが、活躍選手はトップと若手サブの双方から出現し、メンバー間のパフォーマンス格差は、著しく縮小している事を証明していました。
これまでの実戦試合は、トップメンバーがスタメンとなり、途中交代でサブメンバー起用の順番が定着していましたが、現時点、スタメンメンバーには、これまでのトップ・サブ混成メンバーでスタートし、途中交代も、トップ・サブ混成起用が定番化となる状況が来ています。
この問題点は改善解消となりましたね。

④まとめ
この様に、問題ポイントに僅かに残課題は有りますが、多くが改善・解消され、本来想定・予定してたパフォーマンス発揮の瞬間が来ています。
 次戦対戦の浦和は、選手に錚々たるネームが揃い「難敵試合」と想定されますが、
試合開始直後に、<コンサのスピード・強度・戦術の優位>が際立ち、
コンサ戦術で想定通りの展開に、浦和を嵌めてしまい、<想い通りの試合展開>との事態が現れる、とまるで予言の様ですが、試合展開成功を想定するものです。
走量とスプリント速度、球際への速度と強度で、浦和選手の狙い・戦術を外し、浦和想定外の展開を実現し、名選手への最善策〜浦和の[1:1勝負]単能力勝ちに対し、[1:2や3]の連携組織プレー勝ちで、完封してしまう戦略勝ちを果たします。

では、次ブログは対戦展望点検に参りましょう。








posted by yuukun0617 |20:40 |

2022年03月26日

〜進化〜53)絶好のコンディション調整期間!

京都の想定以上のコロナ感染による「クラブ全体活動停止]との保健所指導で、ルヴァン杯GS第3戦が延期措置をJリーグチェアマンにより決定を受け、

コロナ感染と、シーズンスタート失敗、とのWパンチに陥ったいたコンサに、
想定外の[中断・チーム整備期間]が到来。
このチーム再整備のチャンスは、サッカーの女神さまからのプレゼントカモ?ですね。

今日の、三上代表GMのラジコメでも「選手は、休み自宅待機した期間×試合可能コンディションリカバリーには3倍の期間が必要」と発言の通りだとすると、
<3/12〜15に襲って来たコロナは、5日間治療〜3倍の調整期間・15日間→20日間→4/4〜6試合可能に復帰>となり、3週間戦力ダウン継続となります。
そして、チームは[3倍の調整期間]をより短縮し、試合可能コンディションを、4/2・リーグ6節浦和ホーム戦・試合出場を目指している所。
今週試合には、未だ間に合わず、やり繰りが必要となった展開でしたが、試合延期措置で、想定スケジュールに、完全適合する事となりました。
流石に、小柏リカバリーはダメージの大きさから、未合流ですが、シーズンスタート時から、コンディション未了のGXも、同時に間に合うのではないか、との期待も持てます。
と言う事で、今回のルヴァン杯GS京都戦の試合延期は、プラス措置と評価します。
 延期試合は、45日ルールで、週2回戦の大原則からは、4/20(土)しか有りません。日程競合しそうな日ハムは、ダイエーとのアウェイ戦で、試合設定は有りません。
この日で決定、と想定されますが、仮に他利用日で使用不能なら、試合開催条件合致ホーム会場が無いと、再設定不能措置=京都責任中止試合となり、【3-0勝利】扱いとなります。
それでも、コンサ・クラブ収入がゼロとなり、経営打撃は必至です。
札ドームに合わせ、対戦・責任元の京都意向もあり得ますが、自チーム勝敗直結となり、開催日了承は当然でしょう。
7月短期間中断期まで、完全に[週2試合開催]が確定し、トップ・サブのWチーム編成とそのレベルアップが、シーズン成否を左右する展開となりました。

次戦までの丸々1週間で、一気に体制整備と致しましょう。


posted by yuukun0617 |11:36 |

2022年03月25日

〜進化〜52)明日ルヴァン杯試合中止リリース

明日、ルヴァン杯GS3戦目・京都ホーム札ドーム戦は、京都のコロナ複数選手感染で、未だ開催可否のリリースが出ていません。
「14時時点で未決定」とのマスコミリリースでは、<何らかの内容待ちの上決定>とのスタンスが垣間見れる所。京都は、前日移動可否タイミングを、かなり遅くまでずらし、開催の場合でも、夜移動と負荷を掛ける事が想定となりました。

しかし、夕刻17:007に、
リーグから、試合中止リリース発表。
京都は、クラブ全体活動停止措置を、保健所より指示。
コンサもリリース。

京都は、濃厚接触者無しとリリースしていたが、保健所からは全体停止のダメ出し。
信頼性の問題とならなければ良いですが、クラブにより、かなりの差や意識の差の問題は明らかにされたカモ、ですね。

posted by yuukun0617 |17:13 |