コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年03月13日

〜進化〜43)頭緊急冷却しての4節横浜戦点検!

余りの衝撃試合!克つ、ノノさんサヨナラ衝撃も加わり、一日ブログ作成の最低限の落ち着きも失い、茫然自失タイムが延々と続き、今朝やっと、少しだけ頭冷却状態。
と言う事で、昨日試合を点検してみます。・・今朝まで夢の中、昨日サッカーは延々と続いていますが、、

1.先ずは、客観的評価のため、試合内容を速報データから確認。
前後半の両チーム試合項目数値で、①前半・②後半となります。
        コンサ      横浜
       ①      ②       計  ①      ②       計
支配率   48 47 47    52 53 53%
走行距離      56.7  57.7  113.4  58.8   57.4  116.2km
スプリント    124    94     218    121       78    199回
決定機数   5  6 11  5  5 10回
シュート数  5  6 11  9  7 16本
同枠内数   2  3  5  3  3  6本
得点     0  1  1  0  1  1点
パス数   248   174    422   276    179    555本
同成功率      78.2   76.0   77.0  85.1   82.0    83.4%
被決定機数       5  5 10  5  6 11回
被シュート       9  7 16  5  6 11本
失点     0  1  1  0  1  1点

ボール占率  ①   コンサ37 ミドル38 横浜25%
                   ②             34    40   26%
攻撃サイド占率 コンサ        横浜
     ①    L37・M12・R51    L10・M20・R70%
     ②    L46・M16・R38 L28・M19・R53%

コンサ選手別スプリント数〜多い順
  ①興梠20  小柏19  青木18  金子14  高嶺11  ルーカス11
  ②小柏13  駒井11   田中9    高嶺9    興梠9

コンサ選手別シュート内容
        ①                             ②                            
    決定機 シュート  枠内  決定機 シュート    枠内   得点
小柏  2回      2本 1本  1回        1本   1本 0点
福森  0   1  0   FK         1  1  0
金子       1   1  0   1   1  0  0
高嶺  1   1  1   0   0  0  0
菅     ー        1   2  1  1
ルーカス0   0  0   0   1  0  0
興梠  1   0  0   0   0  0  0

各データ値のポイントは、
[試合展開]
・支配率〜やや横浜優位で、一度もコンサの支配時間帯は作れませんでした。
・走行距離〜やや横浜優位、少なくとも、コンサ「走り勝ち」は失敗。
・スプリント数〜コンサ圧倒。両チーム共に後半急減。コンサは、前半攻撃、後半守備スプリント。
・ボール占率〜「横浜4:コンサ2」の割合で、横浜に攻め込まれる展開を示す数値でした。
[攻撃]
・決定機数〜試合支配・コントロールは、やや横浜優位の様でしたが、[決定機数]は同数・互角の数値でした。
・シュート数〜決定機数互角に拘らず、シュート数コンサ大幅優位。決定機にシュートの意識・テクニックの差が露呈したものでした。コンサの「シュート打ち漏れ多発」は、チームの「意識」課題です。
・枠内数〜両チーム共に「枠内率=シュート精度」が課題。コンサは徐々に上昇しつつあるが。
・得点・決定率〜両チーム得点獲得も、コンサ9%・横浜6%は、リーグ最下位レベルで課題。
・パス数〜コンサ大幅劣後・通常数値を下回る。原因は、成功率急減により、「攻撃パス交換途中でのパス失敗・ボールロスト」で、パス交換寸断・停止が要因で、大幅減少となった。
・成功率〜コンサ大幅劣後。ビルドアップは、横浜ハイプレスはほぼ成功せず、問題は、中盤ボランチ〜前線間のパス交換でした。横浜の中盤ボールホルダーへのチャージが、プレー予測してレシーブ瞬間・直後タイミングを狙うスピード・ハードチャージでボールロスト、更に、前線とのパス交換をしばしばパスカットも成功され、コンサストロングとしている中盤〜前線コンビネーションの攻撃局面途中、A’3rdエリアで、パス成功率がダウンしたものでした。
・攻撃サイド占率〜横浜に、右サイド・コンサ左サイドに、起点を作られ、自由自在な突破を許し、再三決定機到達となりました。近時コンサ攻略の定番パターンで、今節も未改善のまま、横浜に焦点・ターゲットにされた事前想定通り課題が、再発したもの。
[守備]
被決定機数〜両チーム共に、攻撃バランス・得点獲得勝負スタイルのため、コンサは左サイド福森裏のフリースペースを起点とされ再三突破を許し、横浜もサイドチェンジの揺さぶりやM’3rd前後・ボランチのゲームメーク阻止、コンサハイプレスなどのボールロストからのスピードパスコンビネーション・ショートカウンターで、決定機を多数与えてていました。
被シュート数〜コンサは、やや個々マッチアップでのボールホルダー力の差から、シュートを許す場面が増加していました。
失点〜横浜失点は、コンサ攻撃や良さにより、阻止困難。しかし、コンサ失点は、福森のポジションミスとクリアープレー躊躇・怠りミスの特定選手の失点で、通常なら失点阻止が当たり前となる[惜悔凡ミス失点」でした。

[コンサ選手別データ]
・スプリント数〜前半は、攻撃選手だらけ、後半は、中盤から守備が主体でした。
・シュート内容〜シュート精度合格選手は、小柏・福森・高嶺選手だけで、金子・ルーカスは精度、興梠は意識の問題でした。小柏の決定機3回・無得点は、シュートテクニック・意識問題で、トレーニング緊急項目。
興梠は、決定機ポジション=シュート不足で、意識問題。

[得点場面]〜福森〜荒野ヒールパス〜菅ゴール反対側ポイントへのシュート
[失点場面]〜ロスタイム・横浜ラストプレーで、アバウトゴール前放り込みへの①福森ハイボール落下ポイントの判断・ポジションチェンジミスで、レシーブクリアポイントがズレ、横浜實藤にバイシクルシュートを許すタイミング・局面余裕を与えた。②福森がハイボールへ、僅か一歩のズレに過ぎず、ハイボール落下に、ヘッドクリアプレーをしさえすれば、横浜實藤にバイシクルシュートを与えたり、シュートブロックが出来たが、そのプレーを怠った、との考えられない、ボールウォッチャーに成り果てた決定的ミスと、福森単独致命的ミスが原因でした。試合後、宮澤コメント「(ノノさんへ勝利を贈るため全選手が懸命にプレーして来たにも拘らず、福森の)あと一歩の寄せの甘さによる失点(勝利喪失)で、口惜しさ・悔いの残るプレー」の通り、コンサ全チームが、原因明白に認識し、悔しがる凡ミスプレーでした。
試合終了直後、福森が[自己プレーによる失点]との意識で、ピッチに崩れ落ち、チーム控室へ戻る事も出来なかったものでしたね。福森による勝利喪失試合がまた一試合加算された内容で、本当に厳しく自己反省により<二度とその怠慢プレーを撲滅する>しか挽回は出来ません。再三の福森による勝利喪失は、最早、若手選手の経験の無さ、とのいつものミシャ弁明は不可能です。

以上が、試合項目毎のデータ値とポイントでした。

2.試合要点と課題
(1)事前試合予想は、大多数「横浜完勝」・[コンサ1:4横浜]でしたが、
実戦は、事前想定の「撃ち合い・得点獲得勝負」展開とは真逆で、互いに、相手パスサッカー・ハイプレスなど戦術を激しい球際・寄せ合いの潰し合いとなり、<相手攻撃途中での阻止合戦・勝負>となりました。
前半・やや横浜気味・試合コントロール時間帯が少し多くなるも、決定機数は同数と均衡、
後半はコンサが盛り返し、試合コントロールは再開直後コンサに傾きその後均衡となるも、決定機・チャンス数も同数と、超緊迫・均衡の【1点差勝負試合】となりました。
現時点、リーグ首位最強チームと評される横浜と、真っ向勝負で、がっぷり均衡勝負とのコンサチーム力は証明された試合内容でした。
(2)コンサの弱点として、各チームが認識する[両CB裏スペースへのボール放り込みカウンター]は、右サイドは、金子やルーカスのサイドハイポジション突破で、相手サイドを押し込み、更に田中駿太・駒井で、ほぼリスク対策となりますが、「問題が左サイド」で、攻撃時、青木やルーカスのサイドハーフは、ハイポジションからのバックスプリントが乏しく、福森も攻撃参加のハイポジションで同様、バックスプリントは殆ど行わず、結果として、福森のいた筈のエリアに大きなスペースが発生します。ミシャがハーフタイム指示の「サイドに起点を作られ過ぎでカバー不足」は、正にその問題ポイント指摘でした。前半、横浜に主導権を取られ勝ちとなった、再三[エウベル]突破・決定機多発の原因でした。
後半ハーフタイム明け直ぐの「菅」交代投入は、青木のプレーの判断とキレと精度不足の不調、そして、コンサ弱点を突かれ続けた展開を改善するための交代でした。「菅」の最大の特徴こそが、鋭く、速い前進突破・クロスとカットイン攻撃と同時に、チーム最速バックスプリントで、素早いエリアカバーのポジションチェンジ能力です。詰まり【攻撃力と守備力を、高いレベルで両バランス保持の高能力選手】との特徴です。一番似ている【長友スタイル】選手ですね。
左サイドハーフで、[攻撃型選手]は、青木・ルーカスですが、[攻守バランス型選手]は、菅・中村桐耶で
今後の選手起用組み合わせで、福森左CBに組み合わせなら、攻守バランス型選手起用がポイントとなるカモ、ですね。
(3)[シュート決定力]が継続課題とされていますが、実は、決定機=シュートチャンスに、正しくシュートプレーを選択・実施する能力=[シュート意識力]が、重要課題で、それら全てを含んだ[シュート力]の低レベルが問題です。シュートは、コンサスタイルでは、GK以外全FPがプレー対象となり、前線攻撃選手だけに限定されるチームとは、比較外の別次元スタイルです。シュート力は、全FPの共通課題だからこそ、これまでトレーニングを重ねて来たFW選手でさえ、獲得選手が僅かなシュート決定力・意識力のシュート力トレーニングが必須です。昨日試合も、決定機に、得点獲得出来た名は「菅」一人で、小柏3・金子2・福森1・高嶺1・興梠1回を全て外す、レベルが問題でない筈はありません。
①決定機との判断と認識、②その認識でのシュート勇気、③そのシュートのターゲット・タイミング・内容、と3つのステップに、最適判断とプレーが必要となりますが、本当に、そのトレーニングはメニューになっているのでしょうか。シュートトレーニングの方法・内容は、トレーニングコーチの担当・責任ですが、その能力を保持するコーチは、誰なんでしょうか。
そこの問題、、、だとすると、いくら待っても、いくら練習するも、単なる徒労・無駄にしかなりません。
「シュート・攻撃専任コーチ」を置くチームもある位、根幹課題直結のポイントです。

(4)チームコンディション問題
[チーム完成度60%]との、リーグ水準に大幅劣後・フィジカル劣後・試合後半チームパフォーマンス急減との、コンサ課題が問題となりましたが、昨日試合で「起用選手の多くが合格水準達成」との改善を証明しました。しかし、肝心の興梠とGX、青木のコンディションは、未だまだで、試合起用は、途中投入・切り札起用が最適、との事も証明していました。
残念ながら、小柏はかなりの「肉離れ故障」に見えましたね。ワンドリブル突破で、GKと一対一勝負の絶対的決定機となり、ここまで成功するも、ラストドリブルでボールを前出しし過ぎ、シュートタイミングが一瞬遅れたため、GKセービングが届くポイントとなり、セービングシュートブロックで得点阻止、同時に、ブロックした手が、小柏の右足に掛かり、激しく足首を伸ばし、その瞬間に大きな力が足首に掛かり、筋断裂濃厚事態となりました。僅かに掛かったGKプレーのため、ファウルにもならず、小柏も一旦は立ち上がり、自陣エリアへ戻る途中、故障発生で、そこからロスタイムの時間帯となる、プレー中断・ピッチ離脱措置となり、その後の、最終盤・ロスタイム20秒での、失点悲劇を産んだ劇的試合展開となりました。
本当に残念ですが、明日の診療結果待ちですが、1ヵ月程度の故障離脱・リカバリー覚悟をするものですね。

以上、試合内容を検討してみました。今、ノノさんの最後ラジオを聴きながら、記載しましたが、
昨日試合に、感謝一杯で、後腐れや未練も無く、爽やかに、現実を受け入れるも、これからの改善や打開を常に目指すスタイルに包まれで、これからのコンサ成長を期す、約束するものですね!

次戦こそ、これまでの全てを活力とし、リーグ初勝利を果たしましょう!
ノノさんに、約束しましょう!



posted by yuukun0617 |14:59 |