コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2020年02月29日

〜進化〜  中断期間に着実に改善進行!

皆さん!!元気を出して、厳しい現況を越えていきましょう!!

コンサのキャップは、第3次熊本キャンプ・
17日目となり、1/13キャンプインから、48日目となり、その間「オフ期間も僅かで」選手の累積ストレスが重い所に、現況の過酷な状態が加わり、最大レベルですね。第3次・熊本キャンプも、2月3日から、17日目で、「4日間オフタイム」です。
オフ前TM・北九州戦は「公開試合」で、マスコミリリースとなりました。
その中から、
<前リーグ戦・柏戦の課題点は徐々に改善が進行>の姿が見えています。

柏戦・大敗の課題点は、大きく3点ありました。

(1)ミシャ戦術・攻撃フェーズ「5ー3ー2ー1」での課題=
【DF裏~GKの広大スペース対策(エリアカバーと被カウンター対策)】
➀ボール支配ポゼッション上昇
無意味なボールロスト撲滅で、「ミスパス、成功の可能性が乏しいチャレンジプレー、2次ボール回収」改善に尽きます。慌てたプレー・集中低下プレー・無謀プレー撲滅と、集中・ボール集散スピードを高め2次ボール回収速度アップ
➁ボール奪取数増加
コンサボールロストで、相手の攻撃への切り替えフェーズの対策
新戦術・ハイプレス戦術です。
問題は、チャージ選手以外選手の「全スペース埋める前進チームプレー」の【サボり】で、ボランチとDF選手。
<最前線でのボール奪取が失敗しても、第2→第3チャージと連動し、ボール奪取プレーを連続させる>、
<全スペースが埋まり、相手パスコースが消滅する>、
<パスは、相手前線から、コンサDFライン方向への放り込みしかなくなり、その準備と対処を用意して誘う>を狙います。
➂広大スペースカバー力上昇 
➃被カウンター防御力上昇
対策は、
田中駿太の起用選択、菅野、カウィン起用。

(2)【シュート決定力】
「シュート数・枠内数」は同数値ですが、
「シュートチャンスに大差」=「ゴールへのシュートコースに大差」で「決定力に大差」となったもの。
対策は、
【シュートコースを作る、見つける、コースに冷静に、正確に乗せるプレイ】がシュート決定力の改善のキーポイント。

(3)ミスプレイ多発
パスミスが多発でパス成功率は75%で5〜10%低下。
理由が、集中力の欠如、相手守備プレーへの予測不足、プレーの遅さを原因とするタイトな寄せを受けて慌てさせられた局面プレー。
特に、自陣内のパス成功率が極めて低率となったもので、ビルドアップのミスパスは、相手攻撃陣のボール奪取=ショートカウンターの失点餌食。
対策は、
テクニックも、フィジカルも全く無関係で、ただひたすら、選手の意識・認識の問題で、低レベル選手は次戦の試合起用を外し、代替選手起用。

「選手起用交代・変更」が大きな改善策でしたが、今回・TG北九州戦の第1・2ゲームかその答え起用でした。
今回TGでも「選手の<サボリ>があり、ポジション放棄の大量失点」を招きましたが、「選手のストレスからのメンタルダウン」もあり、「オフ期間」を活用し、更に、深刻な現況への認識をバネにして、リカバリーを期したいですね。
ジェイも、そんなパフォーマンスのバラツキを嘆くも、オフ明けで解消、との期待感もコメントしてましたね。

posted by yuukun0617 |21:05 |

2020年02月27日

〜進化〜 無観客と延期の選択は大差‼️英断に賞賛‼️

Jリーグは、日程延期の判断となりました。
これこそ、英断として賞賛され、サポーターとして誇りに思います‼️

選択は、制限付き試合〜無観客試合〜日程延期〜日程中止の4選択が有りました。
その中、どのプロ競技よりも早く「日程延期」を選択しましたが、
その根本理由に、納得と共感を抱き、そんなリーグ自体に「誇り」を持ちますね!
その根本理由こそが、「Jリーグの存在理由・理念」で、
『サポーターのためにリーグが在る』との価値観です。
「サッカーチームや選手のため」でも無く、「興行」のためでも無い、との宣言です。
全て大切で、リーグを支え、運営していくための源泉ですが、「最上位・唯一無二の価値」が「サポーター」に在る、との「優先価値と判断・認識」が示された、「英断」でした。

・制限付き試合;観客数や健康状態等、観戦時条件(チャント中止)で、制限しての試合実施・・・「甘く・殆ど効果の無い」対応は、「制限している」との見せかけ・証拠作りの「偽条件」でしか無く、「観客での感染防止」の観点は無いもので、「非難を浴びる」対応でしか無いものでした。
・無観客試合;観客無しで日程は順調に進行・・・観客・サポーターへ「観戦」させる事を放棄し、「放映とリーグ運営」の価値を優先するもの。「会場観戦の価値・意味」を消滅させる「観客無し・サポーター不在でも、試合は成立する」との価値観は、そのリーグの存在意義は「観客・サポーターでは無く、チーム・リーグに在る」との優先順位を露呈するもので、「プロ野球オープン戦・大相撲(検討中)・カーリング」競技の優先価値観が判明しました。
・日程延長;以降の日程再設定は「チーム・選手」に大きな負担を強いるものですが「全試合、観客・サポーターに披露・一緒に加わって初めて試合成立」との根本思想を示すもの・・・「観客・サポーターのために、チーム・試合・選手が在る(存在している)」との根本思想・価値観を「最上位・最優先価値観」である事を証明しました。それも、僅か2日間で、J1・2・3全カテゴリーチームの賛同の下、発表し、常日頃から、その価値観と価値観順位が確立していた事も証明しました。
僅か2日間での決断・表明は、社会全体へ「模範」として大きなインパクトと効果・効力を与え、社会の危機への正しい対応を導く一重・一因となれたもの。
まさに「英断」!!です。

しかし、今後、1~2週間の「緊急週間」後、徐々に感染は進行し続け、完全収束には「数か月」掛る事態が濃厚との事で、
変則・緊急時対応として、リーグ日程・試合方法も変化・変容は致し方ないものでしょう。
「日程中止・制限付き試合」最悪期は「無観客試合」もあり得るものですが、
今回表明された
「観客・サポーター最優先」「観客・サポーターと一体の試合成立」の価値観を大前提とした上での「判断」であり、「納得・理解」となる変更対応として、サポートし続けたいと思います。
社会の中、社会と共存の「Jリーグ」です。
そんな「Jリーグ」の姿を、リーグ・チーム・選手と一体になり、求めて生きたいと思う今日この頃です!!

リーグ「英断」に、エールを贈ります!!

※コンディション不良・故障選手は挽回チャンス・「最も貴重な『時間』」をもらう事となりました。また、「守備破綻」「その原因の戦術不徹底」「ミスプレイ」「シュート精度・コースを狙うシュート」の改善・修繕時間も出来ました。コンサにつては、「選手メンタルの緊張・ストレス増加」とはなりますが、「フィジカルコンディションコントロール」と「課題点改善」の機会到来となり、大きなプラス要因となりました。ミシャも「本心は良かった」とも思っていますね。
本当に大変な世の中・社会ですが、「災い転じて福となす」もあります。前向きで行きましょう。

posted by yuukun0617 |07:36 |

2020年02月25日

〜進化〜 第1節公式データ点検

リーグ戦第1節の公式試合データがリリースされました。
ポイント内容確認・点検です。
マスコミリリースは、コンサの攻撃力とこれからの打開予想が記載され、リーグ最大失点だったにも拘らず、高評価の内容です。
改善と進歩が条件ですが、明るい未来ですね!
突然、コロナウィルス感染防止対応で、日程変更リリースですが、現在の危機状態の中で、Jリーグが存在するためには必要対応ですね。各団体・競技で対応にバラツキがありますが、観戦状況には大差無く、どんなに言っても、Jリーグ同様対応が常識です。プロ野球・大相撲なども、日本全体の危機へ同一対応が求められている事を自覚すべきですね。
全て、克服し、晴れて再開の試合会場への参戦を期し、ひたすら忍耐と丁寧な日々を過ごしましょう!

では、
1.リーグ第1節 公式試合データより
サッカースタイルがそのまま出た試合データです。

A.パスサッカースタイル〜パス数500本以上チームは、
①787神戸②764横浜FM③658川崎④622鹿島⑤608大分⑥605名古屋⑦551清水⑧508湘南⑨507コンサで、コンサは意外の9位となり、パス不足でした。
このチームは、そのまま次項に連動し、
B.30m侵入数〜50回以上チームは、
①103回神戸②75横浜FM③71川崎④60大分⑤57名古屋⑥55回コンサ、以下⑦鹿島・湘南⑨清水となりますが、パスサッカーチームと完全付合しています。
ここからは、パスサッカースタイル=相手陣への多攻撃チーム、です。
ここでも、コンサは、6位に止まり、昨シーズンレベルには到達していません。パス数の増加=相手陣への攻撃数増加、となるものです。
C.今節の勝敗の分かれ目は、シュート決定率
シュート数ー決定率を確認すると、
シュート数の多い順は、
       決定率         決定率
➀27本コンサー10位ー負 ➉12本仙台 - 9位ー分
➁26本  柏 ー 7位ー勝  12 FC東京ー 2位ー勝    
➂24本川崎 -14位ー分  12 湘南 ー 5位ー負
➃20本横浜FMー13位ー勝  12 広島 - 2位ー勝
 20本名古屋ー13位ー分 ⒁11本浦和 - 1位ー勝
➅19本鹿島 -0% -負  11 C大阪ー 8位ー勝
➆18本大分 -0% -負 ⒃10本G大阪ー 5位ー勝
➇17本神戸 -12位ー分 ⒄ 5本 鳥栖 - 0%ー分
➈16本清水 -11位ー負 ⒅ 4本 横浜FCー 2位ー分
では、まとめると、
シュート数9位までの9チームで、勝2チーム
10位~18位の9チームでは勝5チーム、
一方、
決定率9位までの9チームで「勝」6チーム
10位~18位の9チームでは「勝」1チームとなり、

シュート数多数=パスサッカースタイルは「負」、
シュート数少数=決定率高いスタイルが「勝」となった第1節でした。

2.コンサの試合データからリーグ対比すると、
各項目のリーグ順位は、
順位ー16位 勝点0 
[攻撃]
得点ー5位 シュート数ー1位 枠内数ー2位7本 
PA内シュート数ー1位22本 PA内シュート率ー1位81.5%
決定率ー10位7.4% 30m侵入数ー5位
パス数ー9位507本 パス成功率ー9位75%
クロス数ー3位22本 クロス成功率ー2位40.9%
~評価~
30m侵入数の攻撃数➝シュート数(チャンス構築数)➝PA内シュート数・率➝枠内数
の連動するプレーは、リーグトップ水準で、チャンス構築・シュート数は圧倒的なトップです。ここには「何も文句はありませんね!」、また、クロス=サイド攻撃も、圧倒的な成功率=精度を証明し、サイド選手(菅・白井・ルーカス)の高レベルプレーが証明されました。
問題は、
「決定率・パス数・パス成功率」の3項目に絞られます。
先ず、「PA内シュート」=充分に相手陣への侵入したポイントでのシュート回数は、リーグトップで、「ラストパス」の侵入度合・相手ゴールへの接近度は、大合格です。という事は、【シュートそのものの決定力】しか残りません。詰まり、コンサ低決定率の全原因は【シュート内容】で、「シュートシチュエーション」など一切無関係という事です。
【シュート内容】は、シューター=前線選手=ジェイ・武蔵・チャナティップのシュート力で、「枠内には撃てても、GKを破れない」シュート=「GKへのパス型シュート」しか撃っていない=「コースを狙ったシュート」が無い、との原因です。
その「意識」を変える【意思の在りや無しや!】の問題に帰結します。
変える意思が無いのなら、答えはただ一つです=「そんな選手は起用しない=正しい意思・意識でプレーする選手を起用する」ですね!!
次に、
パス数の不足・パス成功率低率課題ですが、
これこそ、
「パス成功率低率」=「パス交換失敗多発」➝「パス交換の途中で、停止」=「パス数減少」との図式に帰結しています。
詰まりは、「パス失敗」により「パス交換が停止」され、「パス数減少」となるもので、【パス成功率】が原因です。
その原因が、相手陣・A'3rdでの「チャレンジパス・縦パス」ならば、未だ理解出来るも、単純「ミスパス」で、安易・易く「相手にボールプレゼント」を発生させ、相手カウンターや攻勢で失点多発は、リーグ水準以下のプレーです。
単純「ミスパス」は、「集中力のバラツキ・まだら」で、選手の「意思・意識」そのもので、【そんな選手は起用しない】としか対策はありません。
「疲労やストレス」などでしたら「プロ辞退・廃業」しかありませんね。
この様に攻撃面では【決定率・パス成功率】の改善=起用選手交代で、一気に、全事項でリーグトップとなり、より得点増加となります。
[守備]
失点ー18位 被シュート数ー17位 被決定率ー12位
タックル数ー9位 クリア数ー14位 インターセプト数ー7位
~評価~
守備項目は殆どが最下位レベルで、相手に「シュート機会・チャンス構築」を許しています。しかし、被決定率=シュートブロック=DF・GKの得点阻止力は、リーグ水準で、「被チャンス構築回数」に対抗し「得点を減少させた失点数」となっています。守備項目は、酷い状態です。
[その他]
支配率ー9位 走行距離ー4位 スプリント数ー4位
~評価~
支配率は、ボールロスト・パス成功率低率でダウン。
運動量は「リーグトップ水準」で「走り負け」は無いもの。

いかがですか。
とても明白な「課題点・問題点」で、「圧倒的な攻撃力」「守備力低レベル」を証明しています。



posted by yuukun0617 |19:31 |

2020年02月24日

〜進化〜 リーグ戦第1節のリーグ動向は。

波乱のリーグ戦第1節が終了しました。
コンサ大敗のはずですが、意外に「高評価」リリースがあります。
「柏の4得点は、ケニア代表FWオルンガのスピードによる個の選手由来、対する、コンサは2得点にとどまるも、サイド・中央を使った組織・戦術由来で、攻撃の内容は、圧倒的にコンサが良かったもの。今後、柏はオルンガを止められれば一転厳しくなるのに対し、コンサは、組織・戦術の攻撃により、決定力の上昇に伴い益々得点力が上昇」です。更に「コンサは守備の安定化を果す事で、試合戦績は上昇し、今の攻撃スタイルを継続する事が大切」との武蔵の試合後コメントに繋がっています。
いずれにしても、リーグ戦の初戦・第1節で、トーナメント・勝ち抜き戦では無く、34試合続くリーグ戦で、次戦以降の「好試合内容」にその浮沈と成果が懸かり、決定となります。悲観よりも、攻撃スタイルを信じ「継続する」事が最優先ですね!!

リーグ全体では、「何とも不思議」と、ある意味で「いつも通り」、の2つが交錯した第1節となりました。

先ず「不思議」とは、
前シーズン上位チームは、好調持続とはならず、敗戦のスタートが多く、
第1節 昨シーズンと今シーズン順位の差は、
1位広島  【守】~昨年6位  5差
2 柏   【攻】~  J2 17差
3 FC東京【守】~  2位 △1差
4 浦和  【守】~ 14位 10差
5 G大阪 【守】~  7位  2差
6 C大阪 【守】~  5位 △1差 
7 仙台  【守】~ 11位  4差
7 横浜FC【守】~  J2 11差
7 名古屋 【攻】~ 13位  6差
7 神戸  【攻】~  8位  1差
11 川崎  【攻】~  4位 △7差
11 鳥栖  【守】~ 15位  4差
13 湘南  【守】~ 16位  3差
14 横浜FM【攻】~  1位△13差
15 大分  【攻】~  9位 △6差
16 コンサ 【攻】~ 10位 △6差
17 清水  【攻】~ 12位 △5差
18 鹿島  【守】~  3位△15差
昨シーズン順位と今シーズン第1節対比で、△マイナス順位差を並べ直すと、
△15差 鹿島
△13差 横浜FM
△ 7差 川崎
△ 6差 大分・コンサ
△ 5差 清水
△ 1差 FC東京・C大阪 となります。
正に、昨シーズン上位陣が並んでいますね。これ程となるとは、予想外・びっくりな事態です。
確実に言える原因は、昨シーズン最上位チームは、「今シーズンのシーズン前準備期間=キャンプ期間の短さ」による悪影響が反映し、シーズンイン・スタートの失敗となりました。
最悪の「鹿島」は事前予想通り、「シーズン当初より、準備未了でいずれ破綻」は現実化し、シーズンを進行しながら再整備完了は、シーズン過半以上時期が必至です。早や「鹿島」の今シーズンは、沈没・終了したかも!?です。「鹿島」がチームとして変貌するタイミングとの想定が濃厚です。

次に「いつも通り」とは、
シーズン当初、リーグ全体は、
[攻撃型チーム] < [守備型チーム」 の図式・公式で、その公式通りの試合結果となったものです。
攻撃型【攻】チームの戦績は、
〇勝利 柏
△引分 名古屋・神戸・川崎
☓敗戦 横浜FM・大分・コンサ と、7チームは、1勝3分3敗と「大きく負け越し」で、守備型【守】チームが圧倒しました。
これこそ、チーム作りは、毎シーズン、新加入選手があり、その新たな選手分の低下・ダウンを、既存選手の基礎部分に加算し、トータル少し低下・マイナスから、キャンプイン・シーズン前トレーニングとなり、キャンプ期間で、その少し低下部分を埋め、更に、上積み部分を加算し、キャンプ終了時では「前シーズンより、加算した戦力」を用意し、シーズンイン、との過程が理想展開です。
大量選手入れ替え・加入となったチームは、「少しの低下」ではなく「大幅低下や極度の低下」まで到達し、キャンプ期間では「通常キャンプより以上に、激しく・濃密なトレーニングで大幅ダウンの挽回・回復」が必須ですが、その想定通りには進まず「大幅ダウン」を埋めきれないままシーズン突入し、シーズン前半戦では「低下の挽回回復過程」で「チーム戦力最大化・より戦力アップ」はシーズン一定以上進行した時期となり、当然シーズン前半の戦績低迷となる訳です。
そんなチーム作りは、
コンサは「攻撃型キャンプ・シーズン前準備」を採る稀有なチームですが、
多くのチームは、「守備戦術」からトレーニングを開始し、徐々に「攻撃戦術」を追加していくスタイルで、更に、「攻撃戦術」は「細かい連携・戦術意識共有化・同一化」が必要ですが、「守備戦術」は「ポジショニングとカバーの確認」が主項目で、早期に「習得」し、結果が先に現れます。
要は、先ず「守備」を構築し「攻撃」がその上に乗る、との過程で、
当然チームの仕上がり具合は、
「守備型チーム」の方が、「攻撃型チーム」よりも「先行」する、との図式ですね。
そのため、シーズン序盤~毎シーズン・2~3節目で、逆転が多い~は、「守備型チーム」勝利が、「いつもの通り」となるものです。
シーズンの日程・節の進行に従い、
試合価値は変動しますね。
シーズン開始~10節 「失点しない」=守備型戦術~引き分け・勝利
    中盤~20節 「守攻逆転」=攻撃型戦術に転換~勝利が急上昇
    後半~最終節 「勝利・勝ち点3」=攻撃型戦術最優先
シーズンの日程・節の進行通りに、チーム戦術のバランス・傾向を変動させるチームは、未だJリーグには出現していませんが、今後、出現の可能性は高いです。
昨シーズンの神戸は「中盤期のシーズン中断期間に強力選手獲得を実施」し、「守備型・バランス型」を一気に「攻撃型」へ変動させました。「シーズン中途の有力選手獲得・戦力化」は「攻撃型戦術へ変貌」の効果となります。
いずれにしても、このシーズン過程に伴う「試合価値変化」からは、シーズン成果のためには強力な「攻撃型戦術」が必須で、「守備型戦術チームにトップは無い」となります。
いかがですか!!
コンサは「超攻撃型攻撃+新戦術・超攻撃型守備」のチームを目指し、シーズン・リーグの頂点を目指している訳です。
現スタイル・方向を、力強く推進・継続し、「強い信念と自覚」の下、現課題を確実に改善・克服し、最強チーム・常勝チーム・チャンピオンチームへの道を邁進する過程・日々に、エール・サポートを惜しみない!!
ですね。

悲観するなら、「汗よこせ!」ですぜ!

posted by yuukun0617 |09:50 |

2020年02月23日

~進化~ リーグ戦第1節・最下位発信は、期待外れの想定通り。

表題の通りリーグ戦第1節は、大量失点によるリーグ16位発進となり、<期待外れ・予想通り>の結果で、
ミシャは、「悪いレベル想定内」で、敗戦ショックと言うよりも、
実戦の厳しい結果による「課題点の再認識」を強烈に突き付けられたもの、
となりました。
前シーズンからの継続課題点が、
リーグ全体水準での攻守強化の進展・上昇が急速に進行し、より大きな「穴」として拡大し、
コンサに「大量失点リスク・危機」として現実化している現況が証明された試合でした。
その対策として「新戦術・ハイプレス戦術」を用意した筈でしたが、
戦術理解と実践は「未完成が継続」し、全く機能しません。
更に、その反動・反作用として、元々の課題点は、更に拡大させていて、その対策が無い状態でシーズンインとなり、
ミシャに「シーズンインに拘わらず、準備が出来ていない」との苦渋コメントになってしまう<シーズンイン前準備・キャンプの失敗>が現在露呈しているものです。
という事から、
楽観論は成立せず、
当然の結果としての「ミシャの想定内」破綻、となったものです。
ここで、既に、あちこちで指摘されていますが、
コンサの致命傷となっている課題点を確認しておきましょう。
(1)ミシャ戦術・攻撃フェーズ「5ー3ー2ー1」での課題=
【DF裏~GKの広大スペース対策(エリアカバーと被カウンター対策)】
具体的には、
➀ボール支配・保持時間の延長=相手攻撃時間の縮小
➁ボール奪取数増加
➂広大スペースカバー力上昇
➃被カウンター防御力上昇 の4つしかありません。
この課題は、2018シーズン・ミシャ戦術導入時からの継続課題でした。
しかし、各チームとの相対戦力の変動=相手の対ミシャ戦術攻略法としての「コンサ攻勢時のボール奪取からのカウンター」は強力化が進み「コンサの被カウンター力」との相対比は弱体化しつつあります。そして、今シーズン・キャンプ~初戦で「破綻状態」となっている訳です。
対処法がポイントです。
①ボール支配ポゼッション上昇策
無意味なボールロストは撲滅です。ミスパス、成功の可能性が乏しいチャレンジプレー、2次ボール回収の改善に尽きます。慌てたプレーや集中低下プレー、無謀プレー撲滅と、集中・ボール集散スピードを高め2次ボール回収速度アップとなります。
集中は、選手の意識と意思そのもので、「闘うヘッドを持つ選手のみ試合起用」の徹底が決め手です。この観点からも、昨日試合の選手起用選択は誤りましたね。
不安だらけ選手は、不思議な事に、不安を打ち消すプレーではなく、不安通りのプレーをするものです。ソンユン、ミンテ、宮澤、進藤の問題です。
GK・CB・ボランチが✖︎は、大量失点も当然です。
②ボール奪取数増加
ブロック守備「5-4-1」の相手攻撃・コンサ守備フェーズでは、当然ですが、大量失点の防御は出来ています。また、その堅守陣で、「相手ボールを奪取し、コンサ攻撃へ切り替え」は、過去2シーズンで定着しています。
そのため、ボール奪取数増加が可能となる狙うべきフェーズは、
〈コンサボールロストで、相手の攻撃への切り替え〉フェーズしかありません。
その対策戦術が、新戦術・ハイプレス戦術です。
問題は、2点に凝縮され、
●最前線で相手終盤はチャージするボール奪取力
●最前線で相手選手へのチャージする際の他選手の全スペースを埋めるチーム全体前進の2点で、相手DF・GKへチャージする最前線選手のボール奪取能力も低過ぎますが、問題は、チャージ選手以外選手の「全スペース埋める前進チームプレー」の【サボり】で、ボランチとDF選手にあります。ハイプレス戦術の大前提・必須プレーこそが、このチームプレーにあります。
その理由は、
a.最前線でのボール奪取が失敗しても、第2→第3チャージと連動し、ボール奪取プレーを連続させる、
b.全スペースが埋まり、相手パスコースが消滅する、
c.パスは、相手前線から、コンサDFライン方向への放り込みしかなくなり、その準備と対処を用意して誘う、の3点です。
先ず、最前線でボール奪取、駄目なら、第2・第3チャージのボール奪取、更に、相手放り込み対処でのボール奪取と、3段階ボール奪取戦術と構成された、確実に、高い成功率との戦術となります。
しかし、コンサは、b.がありません。結果として、最前線選手と中盤の間、又は、最前線・中盤とDFの間に、スペースを産み、そこにボールを運ばれ、自由・フリーでパス・ゲームメイクを許し、決定的パスから失点となります。
更に、混迷が進み、
➂広大スペースカバー力上昇 と、
➃被カウンター防御力上昇
c.の準備と対処に、スペースをカバー出来るスピードと、タイトチェックで相手前線選手を封じられる守備力を併せ持つ選手の不在が問題化してしまいました。
ミンテは
並のスピードとタイト守備力はあるも、プレー予測力が不足し、しばしば、ポジショニングミスをし、充分放り込み対処が可能な場面を危機的状況や失点としてしまいます。代替の宮澤には、スピードとタイト守備力が不足し、相手前線に置き去り状態が多発します。進藤はタイト守備力はあるも、スピードとプレー予測力が低く、ミンテ・宮澤よりは上でも、不足です。福森に至っては、全て不足し、穴状態で、左サイドのカバーが常時必要となっています。
只今、直ちに、田中駿太の起用選択しかありませんね。
昨日試合では、柏前進3選手の内、江坂・クリスティアーノは、ギリギリで対処出来るものでしたが、オルンガのスピードとフィジカルは、コンサ対処能力を大きく超えてしまいました。こんな、超リーグ級の高速前線の相手には、結果論に近いですが、3DFでは不足し、もう1枚追加した、コンサ攻撃態勢=4DFが必要だったですね。ボランチ宮澤か、サイド菅を加えたフォーメーションとなります。つまり「5-3-2-1」を「4-3-2-2」で、ダブルスイーパーの特殊型となります。柔軟に変容はミシャ戦術の真骨頂ですので、、、。
もう一点、GKによる広大スペースカバー、詰まり、ソンユンのスペースカバー力が大問題で、又々露呈してしまいました。
オルンガのスピードも傑出ですが、スペースカバー力の必須項目、タイミングとスピードが初心者レベルの如く低レベルで、判断スピードとその良否の問題で、ソンユンのヘッド能力です。併せて、パス・フィード精度の低さも致命的欠点です。このままでは、念願の韓国代表正GKもあり得ません。GKからのショート・ミドルパスの精度の低さは、そのまま相手攻撃選手へのパスとなってしまい、失点リスク直結です。昨日試合も、ソンユンのミスパスは、試合開始からのコンサ攻勢の勢いを削ぎ、一気に不利態勢に転化させた大きな影響を与えたものでしたし、その後、数度、同様なミスパスがありました。ミシャのビルドアップ課題でのGKパスとして、かなりのウェートを占める重要ポイントで、次戦以降、菅野、更に、タイ代表カウィンへのGK起用を考慮するレベルに至ってしまいました。セービング能力はそこそこで良く、スペースカバー能力とパス能力がポイントで、チーム課題改善のキーとなる選手起用です。
(2)【シュート決定力】
昨日試合のシュート本数は、両チーム合計50本を超えた「超撃ち合い試合」で、ひょっとすると、「今シーズン最多シュート試合」の記録試合となったかもしれませんね。そんな撃ち合いで、勝利を分けた理由は、守備力の差では無く、【決定力の差】でした。
(速報値)  コンサ   柏
 シュート数 25本  26本 ・・差は無し
 枠内数   16本  17本 ・・差は無し
 得点     2点   4点 ・・決定力の差
 支配率   51%  49% ・・差は無し
 数値上は、均衡・拮抗の撃ち合いで、決定力のみ大差が勝敗の分岐点と示しています。
しかし、実態は、そんな甘いものではありません。
「枠内数」は同数値ですが、
「シュートチャンスに大差」=「ゴールへのシュートコースに大差」がありました。これは、相手DF陣の「隙・穴・スペース」を突き、「GKとの勝負」となったシュート回数の差です。
具体的には、
柏は、ゴールまでの「シュート・得点コース」を見極め、そのコースへのシュートプレイをしたもの。
コンサは、「コースは見えない=空いていない」にも拘らずシュートし、その殆どは「相手DFによりシュート阻止」となり、極く僅か4~5回「柏GKとの勝負」(3回柏GKファインプレーで得点阻止されましたね)となったものでした。どんなに「枠内であろう」シュートをしても、GKにも到達しないシュートで、「無効打シュート連発」でしかないものでした。
ミシャの試合後コメントは「柏GKのファインプレー賞賛とともに、コースの無いシュートの無効さ=決定力の無さ」を指摘したものでした。
この点は、コンサは「決定的チャンス」に至らずにシュートしていた、という事で、相手守備陣を突破・崩す攻撃展開の不足・不徹底が、大きかったという点も示しています。ミシャが常々「ラストパス」のレベルアップと言う課題点、そのものが露呈していました。
しかし、「あと一手間・ひと崩し」まで到達していた事は、攻撃手順の中、得点寸前まで到達を意味し、大きく評価できる点です。また、「シュート選手」の能力により、「あと一手間・ひと崩し」も抜いた展開もあり得ます。
ジェイ、武蔵の「決定力」は低いですね。柏の中盤選手よりも低レベルで、昨シーズンよりの継続課題です。相手GKへパスは「シュートではありません」ね。柏のシュートは、「シュートコースを狙い、そのコースに乗せるプレイ」で、その認識・理解が無いのかと、少なくとも、極度に乏しく、自己満足し課題克服の意思が無いもの、という事しか残りません。「自己満足選手」=「成長自己停止させた選手」で、改善も進歩もありません。選手の強烈な自己認識の問題で、言うほど簡単な事ではないでしょうが、監督・指導者、社長も含めたスタッフの指導責任です。
【シュートコースを作る、見つける、コースに冷静に、正確に乗せるプレイ】がシュート決定力の改善のキーポイントです。「福森のFK」は正にそのものですね。教えてもらったら=FK練習をさせたら、良いかなぁ~!
何にしても、シュートの無駄打ちこそが、最たるボールロストプレーで、相手にボール支配をあげるものです。枠外は勿論、枠内も、シュートコースの無いシュートは、厳禁で、一旦下がるプレーが現代サッカープレーです。昔の、シュートで終われば、、、は、最早過去の認識ですね。
(3)ミスプレイ多発
パスミスが多発です。パス成功率は75%で5〜10%低下しました。その理由が、攻撃的な縦パスチャレンジならば、良かったですが、実態は真逆で、集中力の欠如、相手守備プレーへの予測不足、プレーの遅さを原因とするタイトな寄せを受けて慌てさせられた局面プレー、がその原因でした。
特に、エリア別パス成功率は、通常は、D'3>M'3>A'3となりますが、昨日は、D'3=M'3>A'3となっていました。詰まり、自陣内のパス成功率が極めて低率となったもので、ビルドアップのミスパスは、相手攻撃陣のボール奪取=ショートカウンターの失点餌食となったものでした。
絶対成功させるための「意識=確信」が無いパスは、スピード・方向・ターゲット判断も、低内容で、現在のJ1では「ボール奪取の格好の獲物」とのレベルです。
テクニックも、フィジカルも全く無関係で、ただひたすら、選手の意識・認識の問題で、低レベル選手は個別問題として、指弾・指摘され、次戦の試合起用を喪失する危機です。

こんな試合でした。
改善策は、戦術上の問題点は、そう簡単に改善は困難ですが、意識・認識は、選手起用も絡め、改善可能です。



posted by yuukun0617 |17:08 |