コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年10月30日

〜進化〜189)感動の残留決定戦・広島戦ポイント

リーグ3位・広島を撃破しての残留決定となる勝利は、今シーズン勝ち抜いた苦闘を象徴するものとなり、その重みと価値をじっくり味わう時間が続いていますね。

指導者と選手からは、来シーズンへの過程と未来へのコメントが続いています。
 先ず、残留を決めたミシャ監督コメントは、
残留を果たした手応えと安堵と共に、「われわれ札幌も次のシーズンの中でしっかりと上を戦っていくようなチームを引き続き目指したいと思います。もちろんわれわれの選手たち、主力の選手が来季も残ってくれればの話ですけど。やはりわれわれ札幌は、良いチームを作っても中心選手が必ず1人、2人、3人と抜かれていってしまうのがここまでの宿命です。経営的な部分でもう少し予算が増えれば、そういった選手たちも引きとどめられるのかもしれないですけど、われわれは引き続き選手を育てながら、チームを作りながら、J1の舞台で上を目指せるようなチームを作っていきたい」。
 しかし、選手からは、その発言への答えに成っているコメントが、この試合前に発せられ、
先制点を決めた興梠の試合数日前コメント「今年は残留争いになってしまいましたが、来年は優勝できるように、みんなで一丸になって挑みたいです。」と、来シーズンへの意欲と意思が表れた発言。
更に、ルーカスもこの試合前コメントで「契約は2024年までと成っていて、これから未だまだ続く」と、来シーズンコンサ参戦意思の表明と、力強い意思表明が続いています。
 それ以外でも多数選手は、現在のチームへの愛着は並外れたもので、「楽しいサッカー追求」こそが、コンサの未来・求めるスタイルであり、その中での苦闘や努力は、そのまま自らの成長と能力上昇に未来を掴む、との強い自覚と満足は、更に成長加速への努力となる循環の中で、チームは動いています。
確かに、「他チームより高額年俸や契約条件でのオファー対象選手はチームの半数以上となる」と人材の宝庫と言えるのが、現在のコンサです。
しかし、何よりの強味こそが「選手自身のチームとそこでの選手生活への満足感と誇りと確信」です。
ミシャ監督の心配想定は「見事に大外れ!」と成る事を、予言出来てしまいます。
では、試合ポイントです。

⑴広島が、メイン戦術を転換により、攻撃力大幅低下。
コンサ・オールコートマンマーク、特に、マンマーク型ハイプレス、の威力に驚異を持った広島は、自陣からのビルドアップを放棄する、[GK・大迫からのロングパス放り込み]を、コンサ戦術上でスペースとなる[コンサCB脇のサイド]へ配球、との戦術転換を主攻撃戦術とした。詰まり、広島ビルドアップへコンサ強烈ハイプレス、連動するオールコートマンマークは、多数のボール奪取、そこからショートカウンター多発、との予想から、完全に、ビルドアップ・パスサッカーを回避しました。
この放り込みは、短多数縦攻撃となり、攻撃スピードは最速となりましたが、精度は極度に低下し、パス成功率はシーズン最低の71%となり、放り込みが成功する僅かな機会のみ攻撃連動となり、攻撃回数大幅減は、
当然の結果で、広島攻撃低迷となりました。
広島のもう一つの攻撃戦術は、ハイプレスによる、相手ゴール近くでのボール奪取とショートカウンターですが、ここは、ハイプレス位置をより以上上昇させ、ゾーン型ハイプレスの欠点である[チャージまでの距離感により、プレス到達時間が有り、ハイプレス強度が甘くなる]事態を防止し、コンサビルドアップは、スタートから、1〜2回まで成功、その後、中盤位置でパスカットとの事態が多くなりましたが、狙いショートカウンターのスタート位置より低く、マンマーク防御やチャージ可能で、元々、コンビネーションによるチャージ回避レベルは、リーグトップも有り、広島攻撃を低下させたものでした。
⑵コンサ攻撃活性化
コンサのオールコートマンマークプレスで、全エリアで広島ボールを奪取し、広島スピード攻撃に対抗して、最速攻撃へ切り替えで、縦攻撃のカウンターが効果発揮し、両サイドから、逆サイドへのピンポイントパスからのクロス攻撃が、何度も成功し、多数の決定機を構築し、先制点、追加決勝打も、このパターンでの得点で、広島は防御失敗が続く展開でした。
⑶試合展開
前半は、広島がハイプレス・ハイラインで、陣形がコンサ陣内とするゾーン布陣のため、コンサ陣内に押し込まれましたが、コンサカウンターには、広島ハイライン裏やサイドスペースが広がる好条件もなり、多数の決定機構築となりました。
後半立ち上がりからは、コンサが布陣を上昇し、広島を自陣に押し込む時間が拡大、広島は益々、単純放り込み型ロングカウンターが主体となり、そんな中、コンサマンマークプレスでボール奪取からのカウンターによる決定機が多数構築し、追加決勝点獲得となり、75分からは、選手交代で、両チーム共に、密度と球際が低下し、しかし、コンサ決定機が大きく上回る展開で、勝利獲得となりました。
⑷シュート精度、ラストパス精度は、好調で、広島GK・大迫のファインセーブ多数で、ナイスシュートで更に得点加算の所、スーパーセーブで、2得点止まりとなったものでした。
選手精度能力が高く、トレーニング成果が現れた試合でした。

これらの根拠等速報データを記載しておきます。
     コンサ          広島
     前半  後半  全体  前半  後半  全体
支配率  46  49  49  54  51  51%
走行距離 51  55 106  51  55 106km
スプリント74  81 155  79  90 169回
 支配率と走行距離は互角、スプリントは広島優位もロングパスによる
決定機数  7   8  15   4   5   9回
シュート  9   7  16   9   6  15本
枠内数   6   3   9   3   3   6本
枠内率  66  42  50  33  50  40%
得点    1   1   2   1   0   1点
決定率  11  14  12  11   0   6%
 決定機・枠内数・枠内率・決定率は、コンサ優位で、勝利相当
パス数  173        182    355  232     206     438本
成功率  69  68  68  72  71  71%
 両チーム共に、シーズン最低値で、パスサッカーは、両チームの強い球際と寄せで、相当阻止。

コンサ選手別シュート一覧は、
興梠 シュート4本 枠内3本 得点1 決定率25%
金子     4    1    0     0%
青木     3    1    0     0
宮澤     1    1    1   100
ルーカス   1    1    0     0
GX     1    1    0     0
スパチョーク 1    1    0     0
菅      1    0    0     0
 枠内に飛ばなかった選手は、僅か「菅」一人だけで、個々能力は良好選手が大半でした。

シーズン最終盤となり、川崎・C大阪・広島を撃破、横浜FMに引き分けと、リーグトップチームに勝利や勝点獲得との、チーム力を炸裂しましたね。
来シーズンに繋がる終盤戦は、成功です!

最終戦は、ホームに全力結集し、総決算となる、完勝を掴みましょう。

posted by yuukun0617 |22:30 |

2022年10月27日

〜進化〜188)広島攻略法ー広島直近2試合から

10/24(月) に、後藤健生コメントリリースがあり、広島攻略法が示されたものです。
そのポイント内容は、
①広島直近1週間での2試合は、ほぼ同様試合内容となり、結果は、地獄と天国となった。天皇杯決勝J2甲府に苦杯、ルヴァンカップ決勝で初戴冠、との結果。
②その試合内容は、対戦2チーム共に同様対戦対策を取り、「まるで双子のようにそっくりな試合」となり、試合展開は、どちらの試合でも広島は、攻撃が機能せず、対戦相手に先制を許し、リードされたままゲーム終盤を迎え、天皇杯では84分、ルヴァンカップでは90+6分という遅い時間にようやく追いつき、その後のPK機会で、甲府に阻止されての敗戦と、C大阪は決めての勝利・優勝と、PKの差だけが、試合結果が異なった」もの、との内容。
③その試合内容となった理由が、対戦2チームの広島対戦対策で、「広島の攻撃はあまり機能しなかった」となった成功対策。
その対策は、2対策で、
 「前線の3人を高い位置に張らせることによって広島のスリーバック(右から塩田司、荒木隼人、佐々木翔)のラインを押し下げた。このため、広島は最終ラインを上げることが難しくなり、DFとMFの距離が開きすぎてしまった。
広島は、ミシャが基礎を作り、森保一がうまく運用してJ1リーグで3度の優勝を飾った当時から集団的サッカーチームで、その後の低迷を、スキッベ監督が大躍進させたが、第2、第3の選手がスペースに入り込んでパスをつなぎながら攻める。そして、高い位置でプレスをかけてボールを奪ってショートカウンターを仕掛ける……。それが、広島の集団的サッカーの復活で、パスをつないで攻めるにしても、高い位置でプレスをかけるにしても、いずれにしても選手間の距離を短くすることが必要になるが、そこを、広島布陣が前後に引き延ばされ、広島の攻撃が機能しなくなる」もの。
 更に、
 「広島のもう一つのストロングポイントである、両ウィングバックからの攻撃を封じて、攻撃起点を作らせない、との対策。最前線のシャドーとSB(SH)の2選手が、サイドに張り、広島両ウィングバック(右・野上、左・川村)にチェック・チャージで、広島サイド攻撃を封じ込む」、とのもの。

と言う分析でした。
火曜ブログで記載の、対戦想定した内容は、ほぼ同様見解で、
広島の対戦対策は、
・広島CBへのハイプレス
 ビルドアップやロングパス阻止と同時に、ボランチやサイド選手との距離を広げ、分離させる効果も有る。
・広島サイド攻撃封じ
 マンマークプレスで、サイドとその周り選手を封じます。
 を想定し、同一内容でした。
更に、
・オールコートマンマークプレスで、全エリアで広島パス交換阻止と積極ボール奪取を図り、そこから攻撃切り替えは、カウンターと遅攻を連続する、攻守一体連動チームプレー
・多彩多様攻撃〜コンビネーション中央突破、サイドとDF裏スペース突破とクロス・カットイン、反復サイドチェンジで広島陣揺さぶり、多彩なドリブル突破にスルーパス、派生セットプレー
で、広島守備での絞り込みや組織的な準備を困難とさせ、集団的サッカーを、バラバラの個々単体的サッカーのままとし、撃破する。

との対策を用意、との想定です。

プレーポイントは、2チーム連続して採用の通り、既に明白、と言う事で、
広島が、更にそれを上回る対戦対策への対抗策を用意する事は、困難で、そのまま、想定通りの展開は、濃厚ですね。

チャンスは、充分に有ります! 確実に、勝点獲得、それも勝点3ポイントを奪取し、残留決定です!


posted by yuukun0617 |10:01 |

2022年10月25日

〜進化〜187)勝点奪取に全てを賭ける33節広島戦予想

勝点あと僅か1点不足に、ラスト2戦で苦しむコンサは、リーグ3位・ルヴァン杯チャンピオン・天皇杯準優勝に輝き、絶好調の広島との対戦は、現在、最も勝点奪取困難な対戦となり、コンサ苦戦必至!
普通なら、12位チーム(コンサ)の付け入る隙は完全に封じられ、勝点獲得失敗が濃厚と言う所!
果たして、コンサはどう戦えば良いのか。
残留が掛かるチーム一大事で、勝点獲得必須となったコンサはその難題を克服した先にしか、残留は乏しいもの、となっていますね。
では、

1.対戦チーム「広島」現況
ここ数シーズンの悔しさを払拭するかの様に、今シーズンは、強い広島が復帰した、大成功シーズンとなりました。
現在戦績は、
順位3位 勝点54 15勝9分8敗 得点49・失点37・得失差+12
前年同節は、
順位10位   勝点45 11勝12分9敗 得点38・失点31・得失差+7
昨シーズンを大きく上回る戦績で、昨年対比[4勝差・勝点9差]は、[得点+11が大きく]、失点も+6と増加するも得失差が大きく拡大し、攻撃性=得点力上昇がその原因なのは明らかですね。
リーグ戦同様、天皇杯準優勝、ルヴァン杯チャンピオンと、上位総舐めと、 シーズン前想定を大きく上回った戦績です。
では、そんな戦績激変原因ですが、
過去の[攻撃型ミシャスタイル]の効果がシーズン経過で徐々に薄れ、[攻撃力低下傾向と共に戦績低下]となり、
近時は、失点減少戦略=[守備主導の堅守速攻]にまで、積極型サッカーから消極型リアクション傾向サッカーへの転換が定着し、失点は少ないが、得点力に問題を持つ戦績低下チームとなっていました。
しかし、今シーズン、[攻撃型守備=ハイプレススタイル]の、ミヒャエル・スキッベ監督就任が、ターニングポイントとなり、[攻守攻撃型]サッカーチームに変身し、大成功を掴み取ったものでした。
 ミヒャエル・スキッベ監督は、
2002年W杯ドイツ代表監督ルディフェラーを支える[ヘッドコーチで戦術担当]として活躍、その後、ブンデスリーグ、特にドルトムント監督として活躍し、岡田監督下の四方田戦術担当コーチの様にその後監督、と言う経歴で、最新流行発信地の一つである、ブンデス戦術の申し子と呼べる知性派監督です。
では、今シーズンの広島スタイルですが、理論的には意外にシンプルで、
[ハイプレスハイライン戦術]+[ストーミング(強襲)戦術]のW戦術徹底で、
現実的には、
[攻撃型守備の最前線ボール奪取]+[徹底した縦パスとボールポイント殺到]をチーム全体・全員連動し、
・最前線ボール奪取からのショートカウンター、
・縦の短多数・ハイスピード攻撃、
・縦パスレシーブポイントは殺到するプレスとボール奪取からのショートカウンター、
・それに、元々あったサイドクロス攻撃、
を合わせたスタイルとなりました。
 前監督城福の[消極型スタイル]との差があまりに大きく、[チーム激変]に見えますが、
戦力は、ほぼ同一でのスタートで、選手が入れ替わったものでは有りません。
詰まり、[新監督と戦術転換のみでの成果・成功]となった、[戦術転換による典型成功例]となりました。
 個々選手は、他チームの様な[高能力代表主力クラス揃い]とはかなり遠く、若手新人や下位カテゴリーからの抜擢移籍が多数で、そこにベテラン・有名選手を組み合わせ、共通項は、[全選手、高い走力とスピード、無尽蔵なフィジカルとエネルギーを保有]と[個々ストロング発揮]で、相手側が後半途中から、フィジカルダウンの時間帯に、更に、ギアアップ・スピードアップが可能で、試合時間全体では、[後半途中から勝利を決める]試合展開で、戦績を積み上げて来たチームパフォーマンスです。
第2列・第3列目からの飛び出し、殺到は、リーグトップレベルとなり、最大ストロングですね。

この戦術・戦略の対抗策は、なかなか簡単では無く、実際、上位から下位まで、圧倒された勝利を成立させています。
 第1ポイントは、[ハイライン]で、3CBの裏スペースや、ダイナゴル(斜め)攻撃は、ターゲットです。
広島CBは、広いカバーエリア、身体フィジカルと守備力を誇りますが、前後左右への揺さぶりは、ギャップやスペース、ズレを生みます。飛び出し、深い抉り、激しい揺さぶりがポイントです。
 第2ポイントが、[縦パス出所・配給元]を抑え込む事で、GK・CB・DMへの完璧マーキングが必要です。
ハイプレスへの耐性は意外に低く(コンサ程のパスコンビネーションは有りません。しばしば、チャージが到達します。)、ボール奪取からのショートカウンターが可能です。
 第3ポイントは、[前線選手動き封じマーキング]で、スピードと走力で劣後しないマンマークがポイントです。コンサCBやDMには、スピードと走力が有る選手起用が必須、となります。

しかし、ミシャ三原則[走る・闘う・規律を守る]を、そのまま実践するのが広島で、選手能力を最大限引き出す能力も、スキッペ監督の最大ストロングです。各選手、ストロングを最適ポジションとプレーで発揮し、ウィークは、チームカバー、組織プレーで補完し、消えてしまうマジックの様に、カバーされてしまいます。
監督勝負も、注目です。

2.対戦コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
残り2試合に[僅か1勝点獲得]を賭ける、との展開は、普通なら、そんなに深刻とはならないものの筈ですが、対戦相手が問題で、
・絶好調で、[最も勝点獲得し難い対戦チーム]の次戦・広島、
・残留に、コンサ最終戦での勝点3必須となり、チーム全力で臨んで来る最終戦・清水。清水は、残留のため、豊富な資金力を掛け、複数高資金選手を緊急獲得し、その選手がチームにフィットし始め、潜在チーム戦力ならば、リーグ中位以上に急上昇し、順位とは全く異なる[勝点獲得し難い対戦チームの一つ]に到達しています。
この様に、一時の、戦力ダウンしていた当時のコンサ戦力なら、連敗も高い可能性となったものですが、現在コンサ戦力は、かなり回復、上昇しており、ギリギリ勝負可能となっています。
しかし、[僅か1勝点獲得]と言っても、チームスタイル[超攻撃型スタイル]を変化させる事は、禁忌で有り、絶対有り得ない戦略です。
その結果、両試合共に、複数得点獲得が飛び交う、激しい撃ち合い試合となる事必至です。
2試合共、<どちらのチームが、より多く得点獲得するか>の試合となるものです。

と言う事で、コンサ対戦戦術は、不動の[オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス+コンサ式ミシャスタイル]です。
・攻撃型守備で、前線ハイプレスから、オールコートでボール奪取を狙い、広島パス交換を阻止し、ボール奪取からのカウンター、多彩多様攻撃との攻勢展開
・自陣からは、ビルドアップ型前進、コンサ式の最前線ポストへのロングパスからのショートカウンター、スピードと変幻自在ドリブル突破、サイドやDF裏のスペース突破と折り返しクロスにカットイン、反復サイドチェンジの陣形揺さぶりによるギャップ・スペース構築とそこへの侵入、スピードと創意溢れるコンビネーション、と多彩多様攻撃が展開
・派生セットプレーは、福森不在時でも、有力手段・得点源
これらを駆使し、多数回の決定機を構築する、リーグトップのチャンス構築力が炸裂し、試合結果は、決定機の得点獲得力・[決定力]のシュート精度・タイミング・狙い所へのプレー、に成否が掛かります。

想定試合展開は、試合開始直後から、一瞬も目を離せない、緊迫・拮抗状態となり、交互に攻守を繰り返す事となりますが、一定時間後は、コンサのボール支配が継続し、攻勢が継続する中、複数決定機に先制点獲得、そのご、互いに、有効攻撃から得点獲得が有り、試合の決勝点は[3点]で、最終試合想定は、[3-2・ギリギリ辛勝]です。

最後に、試合メンバー予想です。
前日移動まで、3日間有り、基本候補は明日・明後日のトップチーム選択選手となりますが、
2日前での予想メンバーは、
[スタメン]
        GX
     青木    小柏
 ルーカス 高嶺  荒野  金子
     菅  岡村  田中駿太
        菅野

[サブ]
     興梠・ゴニ・スパチョーク
     宮澤・福森・中村
     大谷
  です。

広島参戦組サポーターの活躍と、全サポーターの総力結集で、厳しい戦い・試合を勝ち取る、試合としましょう。



posted by yuukun0617 |11:11 |

2022年10月23日

〜進化〜186)トレーニングマッチの収穫

トレーニングマッチ戦の収穫は、
①選手個々の現時点能力の実戦での証明
②選手ポジション適正テストと確認
③選手コンディション確認
 の3点に絞り込まれていましたね。
シーズン当初では、戦術と戦術関連が最優先ポイントでしたが、最終盤では、戦い方は不動のものとなり、課題から除去され、偏に、[チーム戦力を上げる選手と組み合わせ]が最大課題、[来シーズンチーム構成選手洗い出しと確認]が第二課題です。

この観点からは、個々選手評価は、①②③合算・一緒に判定され、実際、適正ポジションでのパフォーマンスと、やや適正が下がるポジションでのパフォーマンスは、かなりの差となるものです。
かなり、[ピンポイント型評価]=「選手○」の「◇ポジション」は「○評価」と言う様に、個別指定毎評価となるものです。しかし、その集約が、[チーム全体のポジション毎選手配置・選択順]となり、来シーズンなどの、選手構成となるもので、チーム構成は、[〇〇選手の◇◇ポジションの▽▽プレー]の集合体で作られる訳です。

では、昨日トレーニングマッチでの評価ですが、
30分×4本の4試合マッチで、コンサは、⑴チームが準A、⑵チームはその変形準A’、⑶チームはB、⑷チームがCチームと見えました。
Aチームとなる[A評価]候補で、離脱組〜興梠・GX・小柏・菅・ルーカス・荒野・田中駿太・菅野、故障〜深井・駒井は、当確除外ですね。それ以外全選手が、テスト・まな板の上となったものでした。
評価の鍵となりそうな事項が、出場時間で、
[90分]✳︎[福森CB・中村LSH]
[60分][ゴニ・青木・スパチョーク・宮澤・金子・岡村]、✳︎[西大伍・田中宏武DM.RSH]、[ミラン・ドド・中島・西野・井川]、菅谷(練
[30分][高嶺・小野]、[GKソンユン・大谷・小次郎・松原]、飯野(練・赤須(練・漆館(練
まとめると、
90分組は、明確な意図が有り、✳︎[能力と適否にコンディションの3項目のテスト]
60分組は、多様で、[コンディション確認組]、✳︎[ポジションと能力テスト]、穴埋め練習生
30分組は、[コンディション確認]、穴埋め練習生
注目は、✳︎のテスト組で、90分・60分の差は、現時点での、[選手への価値・期待の差]と推測され、重要度が異なる=ミシャがより確かめたい、との事。
 
 ちょっとだけ、個別選手については、
福森は、今シーズン、良好コンディション時期は僅かとなり、出場困難や試合パフォーマンス問題、特に、集中やミス多発での敗戦も有り、本人・監督共に不満足一杯のシーズンで、ラスト場面で、能力ダウンなのか、コンディション問題なのかも含めたテストでしょう。昨日内容はベスト評価には差が有りそうで、完全復活到達しなかったシーズンで終わりそうです。ラスト2試合のスタメンは遠のいたカモで、今後契約更新内容にも直結しそうです。
中村桐爺は、高い期待のシーズンでしたが、ポジション定着にも至らず、本人・監督共に、矢張り不満足シーズンでしょう。依然として、適正ポジションのトライとなるテストでしたが、LSHは、菅・青木・田中宏武・ルーカスとも違うパフォーマンスとなり、ポジション奪取の可能性も高く、今回も着実に評価を積み重ねた、と言う所でしょう。LCB・JSH、実は、DM・左シャドーも有り得る高選手は間違いありません。
更に、焦点の、外国籍選手2人〜ミラン・ドドは、最新・オールコートマンマークまで戦術理解が進んだ、との評価が有れば、潜在能力の高さや条件は充分満たしており、来シーズンに戦力発揮・活躍を見込めるとなり、在籍を獲得となりますが、ドドはまあまあ、ミランは物足りない、との評価に見えました。ここまでの、戦術習得と、今後の見通し次第ですが、ドド残留、ミランは残念、と予測してしまいますが、どおなるでしょうね。
中島・西野・井川は、来シーズンは試合有力戦力に登場、との評価となりましたね。
最後に、フォーメーション図を記載しておきます。練習生*
①ゲーム     ゴニ        [0-0]
      青木    スパチョーク
  中村   高嶺  宮澤   金子
     福森  岡村 西大伍
        ソンユン
②ゲーム     ゴニ        [1-0]
      青木    スパチョーク  得点 金子
  中村  田中宏  宮澤   金子 
     福森  岡村 西大伍
         大谷
③ゲーム     ミラン       [2-1]
      ドド     中島     得点 小野・井川
  中村   小野  菅谷*       田中宏
     福森  井川  西野
         小次郎
④ゲーム     ミラン       [3-0]
      ドド     中島     得点 ドド・中島2
  田中宏  漆館*      菅谷*      飯野*
     西野  井川  赤須*
         松原

しかし、昨年トレーニングマッチに離脱した、主力組のパフォーマンスの高さは、今回出場選手パフォーマンスと比較する事となり、かなりの差=強力戦力だ、と言う事も証明されたテストでした。

次戦・最終戦は、主力組の出番です。

posted by yuukun0617 |15:45 |

2022年10月22日

〜進化〜185)来シーズンへの戦力整備を兼ねた残り日程

現在、リーグ大半のチームは、天皇杯〜ルヴァン杯決勝戦ウィークで、残り試合への準備と並行して、来シーズン戦力整備を進行中です。
その基本段階は、
①既存戦力分析・選手別評価→来シーズン用選手選択
並行して、
②高卒ルーキー・育成昇格・加入交渉・・将来用選手獲得
③大学組加入交渉→来シーズン用選手獲得
併せて、
④育成型レンタル移籍組・復帰検討交渉→来シーズン用選手獲得
ここまでが、現在進行形でしょうが、チームに不足や必要戦力補強のため、
⑤移籍獲得交渉→来シーズン用選手獲得
は、欲しい選別候補の中から、各チームでの①既存選手保有選別やターゲット選手の契約状況と本人意識現況の判定後に、交渉開始となる事が多く、タイミング的には、未だ尚早、となります。
そして、一旦チーム編成第一段階を想定出来る段階となると、
各種選手構成を図るも、尚不足がある場合、
⑥カテゴリーを問わず、加入交渉実施→来シーズン用選手獲得
との段階となります。

選手個々の立場からは、①の来シーズン用選手構成の中に入る事が、第一ステップとなり、チームへの貢献・期待評価が明白とされ、契約更新内容、その前に、更新・非更新を決定する事となる訳で、現在の残り日程の中、最後の判定場面・タイミングを迎えているものです。シーズンの中、或る意味、最も緊張し、力が入る期間であり、試合での実践機会は当然、トレーニングでのアピールも最高調レベルとなっていますね。
例えば、外国籍選手では、完全に当確組は、GX・キムゴンヒ・ルーカス・ソンユンの4選手で、ミラン・ドドは、極めて流動的。残留決定済みであれば、ラスト試合で、抜擢・温情起用で、活躍の場面もあったかも知れませんが、それも残留を決める試合で、且つ、絶好調のリーグ3位広島戦では、ベストメンバー起用しかあり得ず、次戦でのチャンスは有りません。無事次戦で、残留決定となれば、最終戦でのチャンスはあり得るものでしようが、実際は、ノーチャンスで、トレーニングでのアピールのみ。
有力代替外国籍選手が候補となった瞬間、厳しい選択が待っていそうです。
また、大関心事が[興梠レンタル延長の有無]ですね。[ミシャへの恩返し]のため、コンサ加入との経緯から、[今シーズン未達]の内容だった、との事からならば、[レンタル延長]は高い可能性と思われますね。
更に、[チーム根幹・ミシャ監督]の次シーズン参戦は決定済みですが、それ以降シーズンの動向では、体調面から、監督続行は微妙、寧ろ低いものとなるものでしょう。
その場合の、後継者、ミシャの立場や役割、指導体制は、コンサチームの根幹に直結する大事態となり兼ねません。ミシャの監督指導を受けるため、コンサに加入した選手は、近時加入選手の大半に亘り、ミシャ離脱=主力大量流出、との事態は問題です。
この、ミシャ後継問題は、実は、クラブの最大課題で、現時点も含め、最近急課題となっています。
この答えのヒントは、ミシャの魅力に匹敵する指導者は、誰?との問題でも有りますが、ズバリ答えは[小野伸二]に関連すると考えます。当然、公開されているS級資格者には非該当で、即座に監督就任はあり得ませんが、推定では、B級資格まで保有、とすると、A級資格も、昨年改正となった国際Aマッチ20試合出場基準56試合出場でクリアし受験条件は果たし現時点進行形、付近まで到達では無いかと推測します。S級・監督資格には、未だステップがありそうで、その間、代替監督となるもの、でしょうか?!
四方田監督辺りが、一番ありそうに思われ、来来シーズン・助っ人監督など、良さそうですが、どうでしょう。
ミシャは、監督離脱となっても、鹿島ジーコの様に、クラブ指導やアドバイスを継続させて欲しいですし、ミシャイズムやミシャスタイルの追求は続けて行き、その進化を極めたいものです。

コンサの戦力整備・来シーズン準備は、
①は、現在進行形の真っ最中
②は、少し後
③は、今回の目玉選手・大森慎吾選手加入決定で、大成功で既に完了。コンサ卒大学組の継続ウォッチ選手は、大学リーグでの大活躍までは乏しく、そこからの有力候補は未だの様ですね。
④は、岩崎は鳥栖完全移籍の方向性、檀崎は基本はレンタルバックの上検討
⑤は、ソンユンは異例の決定済みですが、現在注目は、興梠レンタル延長、スパチョーク完全移籍へ変更は、現在交渉中でしょうが、興梠は浦和選手構成絡みとなり、簡単に妥結とはならず、強力な交渉が必要が知れませんね。それ以外、特に外国籍選手有力候補は、最終ラインアップと言う所で、ここから1ヶ月の勝負となり、先ずは有力候補の有無が優先で、それと、ミラン・ドドが連動するのでしょう。
ここには、従前から話題の、スパチョークの実弟、FWスパナット・ムエアンタ(18)・16歳に飛び級でU-18タイ代表入りし、「タイ最年少得点を獲得」の天才FWが候補に挙げられ、Jリーグで成長加速との意向から、可能性がある候補選手です。来シーズン始めだけで無く、シーズン途中も含め、獲得動向があり得る選手ですね。

この様に、現時点でも、来シーズンへの準備は着々と進行しており、特に、選手個々は、直ぐの未来を決定する日々、期間で、奮闘している所です。
クラブも、個々選手も、大きな成長を掴み取る成功を果たす様、サポートしたいですね。

posted by yuukun0617 |12:22 |