2021年11月30日
〜進化〜154)有終の美を飾る最終・横浜FC戦勝利への展望〜①対戦チーム現況
長かったシーズンも、いよいよラストゲームを迎え、今シーズン最終準備週間を実施。
各選手は、前試合・快勝のご褒美となる「完オフ2日間」を堪能し、ルーカス以外の全選手が宮の沢に集合。焦点の金子の姿も有り、交渉のための離脱等の動きも表面化は無く、集合選手全員で、トレーニングを愉しみながら実施の姿がリリースされていますね。
全体トレーニングメニューには、ラストの[ポゼッションゲーム]~連続10本目でミニゴールへシュートし得点を競争、でのミニゴールシュートだけで、シュートトレーニングは「0ゼロZERO!」・・ミラン一人が改善しただけなのに、<シュートトレーニングがメニューから離脱>は、不可解の極み!です。
リーグは最終盤、J2京都昇格・千葉失敗、J1鳥栖・名古屋、J3福島・金沢、のコンサ選手レンタル先チームで、大活躍選手が続出していますね。
特に、鳥栖の来シーズン上位狙い、京都の来シーズン昇格で、両チーム共に戦力大幅拡大必至で、大活躍の京都・白井は右SBの有力スタメン候補、鳥栖・中野嘉大は左SHの攻撃突破口のキー・スタメン候補、同じく、鳥栖・岩崎もシャドーFWのスタメンとサブ起用のベンチ確定候補、名古屋・ミンテはCB絶対的スタメン候補で、4選手は、完全に各チーム中心選手に定着し、強烈な残留要請が必至で、本人の意思・希望もそれぞれのチーム所属に大きく傾いている事でしょう。残念ながら、千葉・檀崎、福島・ガブリエル、金沢・濱は、レンタル打ち切りの相手チーム要請が濃厚で、コンサ復帰・一旦復帰後再レンタル交渉・レンタル終了と同時に契約非更新の3通りが待っています。
元々、コンサでの[別チームへレンタル]の考え方は、
①武者修行〜目的:実戦経験値加算・個々能力拡大
→相手チームで必須戦力化で完全移籍要請も有り。
流出完全防止のため[育成型レンタル]の指定契約も。
②完全移籍含み試験移籍〜目的:相手チームでの戦力化テストで、
合格すれば、移籍金のある完全移籍へ移行契約。
③レンタルでの実戦経験値加算よりも、コンサチーム内トレーニング選択
〜目的:コンサのチーム戦術は、どのチームにも無い独自戦術で、
他チームでの経験値は、戦術進化の上乗せに成らず、逆に、
移籍期間中チーム水準の進化に取り残され、戦術理解低下と
なる事から、敢えて実戦試合出場は遠のいても、コンサ所属
を維持する。
この3パターンで、現在レンタルは、
②は、鳥栖・中野嘉大はその可能性が高く、①が、その他の、名古屋・ミンテ、鳥栖・岩崎、千葉・檀崎、金沢・濱、 福島・ガブリエル、と言う所と推測。③の代表例が中村で、今後、中島・阿波加あたりが選択となりそうですね。
さて、最終戦展望〜①対戦チーム「横浜FC」現況を確認です。
1.対戦チーム「横浜FC」現況
現在戦績は、
順位20位 勝点27 6勝9分22敗 得点32 失点76 得失差-44
何とも、残念な戦績で終了です。
2020シーズンは、
順位15位 勝点33 9勝6分19敗 得点38 失点60 得失差-22で、
今シーズンでの残留・降格圏脱出に「自信有り」と言う所でしたが、
△3勝・+3敗に泣き、得点△6・失点+16で得失差△22とマイナス倍増で、
守備の大幅破綻に、得点不足加算と、攻守のパフォーマンス大幅ダウンによるもの。
その原因は、
①選手総入替の選手保有
2020シーズン若手台頭もありJ1昇格1年目ながら15位。しかし、大流出で、FW一美・斉藤光毅、DF小林友希の主軸選手、チーム一筋のMF佐藤謙介・MFレアンドロドミンゲス・MF中山克広、FW瀬沼、FW皆川、FW草野の攻撃陣を一掃の状態。守備陣も、DF志知・星キョーワァン・熊川翔・川崎と、若手有望選手流出。
代替加入は元実力者揃いでFW渡邉千真、FW伊藤翔、FW小川慶治朗の有名ストライカー、MF高橋秀人を獲得。J2からFWクレーべ・スピードのFWジャーメイン良と有望選手に、ベテラン選手多数獲得で即戦力を想定。選手のネームバリューは、圧倒的なリーグトップレベルですが、名前だけてわ
パフォーマンスが伴わず、との選手構成とみえます。
そして結果は、ポゼッション指向サッカーを目指すも、ベテラン層は、コロナ禍対応の過酷日程に追随出来ず、起用されてもパフォーマンス不発で、守備陣の安定性も取り戻せず、セットプレー守備が大破綻し、大量失点状態となり、攻撃も、スピードに乗ったショートパスサッカーは喪失し、ビッグネームだらけで、全く機能せず、との状態となった。
②監督交代4月下平→早川は監督交代
下平サッカーは、[4-4-2]フォーメーションを基礎に、ポゼッション指向パスサッカーを目指すも、戦績低迷で早期交代。
その後の戦術は、[3-4-2-1が5-4-1]に変化し、守備主導で自陣に堅守の消極型戦術となり、戦術強度が一挙に下がり、個々選手プレー主体で、組織プレーはブロック陣は、被攻撃回数はリーグ8位に機能するにも拘らず、被シュート・被ゴール・被成功率はリーグ最下位レベルで、ハイプレスも僅かで、コンパクトな密集陣を保持し、ひたすらに相手攻撃に耐え続ける展開から抜け出せないもの。
既に、降格確定し、目ぼしい選手の流出報道が飛び交い、チームとしての求心力は最早希薄ですね。
コンサ最終戦としては、力強い溌剌プレーに徹していた横浜FCとの戦いが望みでしたが、しっかりと
コンサのシーズン最終解・パフォーマンス・戦力を証明する試合とし、大勝で撃破!としなければ成りませんね。
〜では、この辺で、①は終了し、続く〜その②コンサ戦術・試合展開・メンバー予想へ。
posted by yuukun0617 |22:18 |