コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2021年03月30日

〜進化〜44 次戦対戦展望

代表ウィークも、コンサは、田中駿太故障離脱の最悪パターンで終了。
5輪組のアルゼンチンとの第2戦、代表のW杯予選モンゴル戦は、選手候補を益々拡大し、第一選択選手以外に、多数の候補がある事を証明。
と言う事で、「最適チーム編成・チーム選手選択」は、<混迷の極み状態>で、どの選手も、ストロングはあって完成型は未だ程遠い状態。
   5輪チームは、本番寸前にかかわらず、代表に選手供給を続け、チーム完成の方向性では無く、対象選手拡大の方向性のまま。ほんとに、高い連携などのチーム熟成は、間に合うんでしょうか? 
それでも、昨夜アルゼンチン戦での勝利の様に、デュエル・球際強度を中軸とした闘い方は、一貫する中軸戦術となり得るものですね。
対戦相手の、アルゼンチンは、チーム根幹選手・オーバーエイジまで選定し、チーム熟成のため、日本まで遠征してきていて、間違い無く、<チーム根幹完成、現在より高い連携・長所短所確認・より改善進行>の中心編成終了後の[チーム強化]段階です。
これは、アルゼンチンが先行しているのでは無く、出場各国チームの平均的段階・過程です。
日本の、著しい遅滞・段階は、代表と五輪の同一監督戦略の問題かも知れませんね。

さて、コンサは、代表ウィークを「チーム再強化に有効活用」し、激戦予想だった、前試合・ルヴァン杯GS2節・鳥栖戦で、チーム大幅改善を証明し、「5-1の大勝」を果たし、又、普通日程「中6日」となり、累積疲労払拭による良好フィジカルへの復帰で、次戦対戦に集中です。
前日・金曜日移動に向け、今日、オフ明けし、3.5日間対戦トレーニング徹底中ですね。(金曜は、朝トレーニングで、午後移動でしょう。)

そんな対戦チーム「福岡」のチーム現況を点検しましょう。
1.対戦チーム「福岡」現況
順位10位 勝点8 試合6 2勝2分2敗 得点7失点8得失差△1
コンサ
順位14位 勝点4 試合5 1勝1分3敗 得点9失点8得失差+1
コンサが、得点数は高く、失点も同数で、僅差の戦績ですが、試合内容は、真逆スタイル。
しかし、昇格組の中、シーズン前での降格予想候補の下馬評を吹っ飛ばし、堂々の中位は、合格点との自己評価でしょうが、実は、コンサや鹿島、柏、浦和の様に、実力・強力チームでシーズン・スロースタートチームが、ここから、一気にチーム戦力を発揮し、戦績上昇となり、現在順位は大変動必至で、福岡現在順位も、全く安泰ではありません。
福岡のチーム力の源泉、選手層は、
昨シーズンチーム中心だった、期限付き移籍組は、DFサロモンソン以外全員復帰で流出。しかし、フロント陣が本気度を示し、昨季チーム最多得点FW遠野流出も、C大阪FWブルーノ・メンデスを獲得。中盤に、MFカウエを獲得、更にU-19ベルギー代表MFクルークス獲得し外国人選手は7名保有で、コンサと同数レベル。
最終ラインも、鳥栖DF宮の完全移籍、鹿島DF奈良の期限付き移籍、横浜FCDF志知の獲得で強化。更に、MF吉岡(長崎)、FW渡(←大分)獲得で、選手層は分厚いもの。
そのため、課題は明白。
J2最少失点を誇った守備はJ1で簡単に通用せず、
低い得点力の、攻守懸念点。
 チームスタイルは、堅守主導の速攻スタイルですが、
ビルドアップは少なく、ロングボールを前線へ放り込み、2次ボールを狙う「ストーミング=強襲戦術」が主体で、「球際の強さ・ハードチャージで、ハイプレスをガンガン仕掛ける」との攻撃型守備と連動する速攻が主戦術。
そして、実際J1・今シーズンでは、ビルドアップ型チームが本流とのJ1で、ビルドアップ阻止の攻撃型守備は、かなりの確率で成功し、高い位置からのショートカウンターで、得点獲得も実現し、今シーズン当初の、評価される戦績となったもの。
しかし、全ては「相手陣深くへの放り込み」次第で成否が決まるため、
①相手DFラインでの跳ね返し
②相手の2次ボール回収想定準備 で、これまでの様な回収成功率とはならず、ボール回収・保持から、即時、攻撃切り替えも連動せず、一気に攻撃手段の手薄さを露呈となり、攻撃力・得点力不足が前面に出て来るものと予測されます。
これからの対戦では、福岡戦術への対抗ポイントが明白となり、これまで同様の試合内容・戦績は困難でしょうね。

豊富な選手層に拘らず、コンディション不良選手発生で、固定型選手起用の選択となり、試合走行距離過大戦術による累積疲労度が高いチームで、シーズン前に揃えた選手層の厚さが活かされていません。

戦術フォーメーションは、ほぼ「4-4-2」型で、
前線〜LCF山岸固定、RCF流動でファンマ・DF三国・城後・Bメンデスで定着=成功せず
中盤〜LAMF石津・RAMF金森固定、LDMF前・RDMF重廣固定、
守備〜LSB志知・RSBサロモンソン固定、LCB宮とグティエレス、RCBグローリ固定、
GK〜村上固定  この様に、11ポジション中、9ポジションが完全固定、僅か、RCFと LCBのみが交代起用、過酷日程は、全チーム共通で、このままの起用継続で、累積疲労による、パフォーマンスダウン、故障離脱発生、も高い確率で、リスク状態が続いています。
 リーグ戦勝利を飢えているコンサに取っては、対戦し易い理想的な対戦相手で、今回勝利から、連勝開始とする起点試合を想定しましょう。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー展望
 この「幸運ウィーク」となった代表週間で、連敗に苦しんだ連戦での「チーム課題」の多くを改善して、高い戦力復帰で、リーグ戦再開となる次戦・福岡戦を迎えます。
チーム課題は、
①累積疲労、故障多発により、試合起用選手の限定で、攻守パフォーマンス低下。
②特に、プレー強度・スプリント回数と速度・集中度、低下が、特定選手で発生し、結果、連携低下による組織・連動プレー低下、がしばしば発生、守備での致命的なミスやパフォーマンスダウンで、大量失点。
③攻撃回数、決定機数=シュート数は、変動はあるも、高い数値を維持。ビルドアップ〜コンビネーション・サイド攻略〜ラストパスまでの、ゲームメイク力・リーグトップ決定機構築力は、高レベルを維持。しかし、得点獲得の最大課題<決定力=得点となるシュート精度課題>が、勝利喪失・敗因となった、ものでした。
そのチーム課題は、①②の原因〜累積疲労解消と故障離脱一部選手の復帰で、大幅改善となり、故障離脱選手は、ジェイ・小柏・ドドの3選手限定、チャナティップは完全復帰、荒野も練習完全復帰、深井・柳・岡村もコンディションダウン解消、一方で、田中が五輪代表での軽度肉離れで離脱、中野嘉大緊急レンタル流出、ガブリエルも入国は一歩前進となりました。
その結果、累積疲労解消により、前試合・ルヴァン杯第2節鳥栖戦で、パフォーマンス回復過程である事を、大勝結果で証明。
次戦は、更に、チャナティップフル出場、荒野復帰出場で、実戦参戦想定です。

次戦戦術も、ここまでの低迷期も一貫して継続した、
攻撃型守備で攻撃連動一体型のフルコートマンマーク、マンマーク型ハイプレス、コンサ式ミシャ戦術を展開、
ビルドアップでの、コンビネーション中央突破、サイドからのワイド突破、コンサ式=相手からのビルドアップ阻止ハイプレスへの対抗で前線ポストへのロングパスからのショートカウンターの対抗戦術、反復サイドチェンジ、可変型ミシャスタイル、派生セットプレーと、多彩、多様パターンで、試合全時間、攻撃型攻守スタイルのアクションサッカーを展開。
リーグトップの、相手ビルドアップ阻止と相手パス交換そのもの阻止、の攻撃型守備〜フルコートマンマーキングの威力、
走る・闘う・規律追求、のミシャ試合三原則により、走り勝ち、1体1勝負勝ち、戦術勝ちで、リーグ最強デュエル・球際強度を実現、
緩急をつけ、一瞬の最速スピードで、縦の相手陣深く侵入の攻撃を、中央・サイド・DF裏でアタックし、
リーグ最多決定機構築し、
最大課題シュート決定力実現、により、
複数・大量得点獲得での、<得点勝ち>を図ります。

試合展開も、福岡は、ハイプレスを仕掛けて来るも、素早いプレー判断スピードによる最速パス交換のコンビネーションと、コンサ式の前線ポストへのロングパスで、躱し攻撃は転換後は、コンサ攻勢継続となり、シュート精度がある限り、先制点・追加点獲得、更に、後半再開直後の福岡攻勢を凌ぐと、その後再度、コンサ攻勢継続となり、更なる追加点獲得の大量得点獲得大勝、が実現するものと推測しますね。
試合結果は、【 4-0 】完勝 が達成すべき・可能な試合です。

問題となる試合メンバーは、
チャナティップと荒野の本格参戦、田中離脱もあり、
スタメンも、ベンチ入りも、激戦競争となりました。
次戦出場・ベンチ入りを獲得した選手も、試合の実践プレー評価で、次々試合が決定され、フルパフォーマンスが絶対条件となりました。
選手は、フィジカルは当然、高い戦術理解と実践、それ以上に、高い精神力・集中力・全力発揮覚悟が絶対条件で、甘い選手、緩い選手排除がチーム一体の姿勢・スタイルです。

では、スタメンメンバーは、
        ロペス
     チャナ   駒井
  ルーカス 深井 宮澤  金子
     福森 ミンテ 岡村
        小次郎

 サブ  荒野 →   駒井
     高嶺 →   宮澤
     菅  →   ルーカス
     柳  →   金子
     中島・小野
     菅野
 現状での、最強スタメンで、
 サブ上記3選手交代でも、戦力ダウンは無く、
 ハイパフォーマンスを、全試合時間維持と出来るメンバーとなります。
 リーグでも、ハイレベル達成の、メンバーです!

 次々戦は、4/7水曜の「中3日・アウェイ戦」で、前日移動のため、実質「中2日」で、今回サブ交代→スタメン、ベンチ外メンバー中村ベンチ入り、に加え、
スタメンメンバーの疲労累積を考慮して、後半開始期など、早いタイミングでの交代が絶対で、そのためにも、前半早くから得点獲得し、勝勢確立の試合展開が必要です。
矢張り<得点獲得力=高いシュート精度>の、沈着冷静かで、最適なシュートプレー実現の一点がポイント、成否の分岐点です!

しっかり、トレーニングして、最適タイミング、ターゲット、実践プレーとなる、シュートテクニックを徹底的に身に付けましょう!


posted by yuukun0617 |11:32 |

2021年03月27日

〜進化〜(43)成長を見せられたチームの勝利!

これまでの、コンサに垂れ込めた暗雲を一気に吹き払う勝利で、チームの精神的課題を克服した証明試合となりました。
コンサ全選手が、躊躇やためらい無く、全身で思いっきりのプレーを出し切り、長所も短所も含めた、全力プレーに徹し切れた事は、当然、チームプレーレベルをトップまで上昇させ、相手チームを随所で上回る局面勝利を連続させ、戦術実践度をハイレベルの達成としたもの。
ミシャ試合三原則<走り切る、戦い続ける、規律=戦術=共通理解に徹する>が作動し、ターンオーバー選手起用の鳥栖チーム力に対し、大きく上回り、勝ち切り、試合圧倒の内容と結果は、必然でした。

コンサは、
リーグ戦4連敗・5試合連続勝利無し、そして、前試合の、3得点後の4失点敗戦で、最底まで落ちたチーム状況でしたが、チームの精神力・その前提の個々選手の精神力を、徹底して鍛え抜く試練そのものでした。
そして、過酷日程の隙間となる、代表ウィークによる「幸運週間」で、
現時点・現状で、個々選手での「反省と自己改善点の理解・認識、明確な改善内容を再確認・再決意」し、その総和・集合として、チームの精神力・適正理解を、再設定し直したものとなりました。
今シーズンの展開上、<必要不可欠な過程だった>との評価となる、チーム精神力と正しい共通理解が、前進・成長した瞬間でした。

その結果、最も基本の「個々選手の高い精神力と共通理解こそが、チーム一体プレー、チーム精神力と共通理解、高い戦術実践となる」との、精神の根幹をあらためて全選手で再確認・再強化し、「高いチーム精神力再構築」となった、重要過程、でした。

今日のプレーは、集中力低下は、失点時間帯の短時間のみで、ミスプレーは少なく、判断遅れも皆無で、アグレッシブな攻撃スタイルで、守備も攻撃も展開し、鳥栖スタイルの、アクションサッカーを、我らコンサが実現出来た、安定の内容でした。

決定機数は、
前半 コンサ6回    鳥栖1回
   シュート数5本      1本
   枠内数2本      1本
   得点 3点      0点
後半 コンサ12回     1回
 シュート数9本      4本
   枠内数4本      2本
   得点 2点      1点
全体 コンサ18回   鳥栖2回
 シュート数14本     5本
   枠内数6本      3本
   得点 5点      1点
  決定率 21%     20%
 (OG2点は除外、3点のため) 
決定機得点率27%

唯一、見逃してはならない問題点が、
枠内率が低く、決定機得点獲得率が基準値40%より大幅低下の27%に止まっています。

コンサは、FWだけで無く、FP全員が、シュートチャンスに、ラスト・シューターとなります。
ポジショニングを、ゴール前に詰めるプレー習慣の修正だけでも、こぼれ球、2次ボール得点が倍増しますし、DFの裏取りや隠れるプレーだけで、DFのシュートブロックを回避出来、シュートタイミングを奪えます。
シュートトレーニング不要論は、点取屋の専門FWの<前時代型での常識論>で、現代サッカーの、<シューター多選手化時代>では、専門経験、選手によっては、基本知識さえも皆無な選手も、ラスト・シューターとなり、ストライカートレーニングは、FPの必須トレーニングメニューとなっています。
但し、ミシャの言う通り、<個人能力>が大半ですが、ラストパサーが、そのポイントを理解して出すか否かは、決定的な大差となります。まして、全FP、自分がシューターとなるコンサでは、個人能力を、全員でトレーニングは、必須です。
何年にも亘り、コメントし続けていますが、本当のストライカー知識、そのためのトレーニングを知らない、理解していない指導者が大半で、これは、FW出身の指導者しか分からない事として、リーグ全体が対応せず、結果、日本で、過去存在した様な、決定力あるFW選手が、若手から喪失している事となっています。
コンサも、同様で、リーグで得点王レベルの実績ある指導者が、コーチ陣や監督に、一度も無く、手付かずで、高能力選手を獲得する事しか理解して来なかったツケが、資金不足で決定力保有選手獲得不能と、今の決定力不足を嘆くだけのものとしてしまっている元凶です。

専任ストライカーコーチを起き、トレーニングを本格化する方が、決定力保有選手を多数、現在資金だけで、直ちに成功させられます。

今日の、本当の獲得可能得点は、7得点、が適正数でしたね!


posted by yuukun0617 |22:04 |

2021年03月24日

〜進化〜(42)ルヴァン杯GS第2節・鳥栖戦展望

コンサ公式戦引き分けを挟んで3連敗を止める一戦で、その後の日程も、中6日の通常日程で、余裕もあり、戦力ダウンチームでは無く、トップチーム戦力を投入し、負の流れを転換させ、連敗阻止とする試合実現が、必須事項となっていますね。
前ブログで記載の通り、シーズン目標・上位=3位以内獲得のためには、
今後の試合毎目標、シーズン進行を、
戦績基準<2勝1分1敗>ペースとなりました。
一方、次戦のルヴァン杯・チャンピオン獲得への道は、グループステージGS第2試合目で、初戦勝利で、順調スタートとなり、次戦は、連勝によりGS突破確実化を目指す試合。リーグ全体では、代表戦・U-24戦招集により、活躍中選手がチーム離脱し、チーム戦力は大きく変動しています。コンサは、残念ながら田中駿太1名のみでしたが、逆に、戦力ダウンの少ないチームとなり、その相対影響ではやや有利となっています。
そんな状況の試合展望を展開しましょう。

1.対戦チーム〜鳥栖 現況
現在、破竹の勢いで、リーグに旋風を吹き荒らす大活躍となっています。
順位3位 勝点14 6試合 4勝2分0敗 得点10 失点0 得失差10
              リーグランキング 5位  1位
は、敗戦0チーム現在4チームの中、首位川崎をも凌ぐ、唯一の<失点0での敗戦0>チームです。
[参考]1位 川崎  負0 失点4
    2位 名古屋 負0 失点1
    3位 鳥栖  負0 失点0
    5位 広島  負0 失点7
2020シーズンでは、
順位13位 勝点34 7勝15分12敗 得点	37失点43得失差ー6
            リーグランキング 14位  7位
から、守備は更に強化し、攻撃も大幅改善、との変化、進歩の現状で、シーズン前順位予想で、最有力降格候補チーム、とは劇的転化とのスタートダッシュ成功を達成しています。
その原因が、現代サッカー本流となっている戦術進化によるもので、「戦術による勝利・成功」です。
その内容は、
監督金明輝の就任3年目となり、チーム伝統スタイルの「堅守・速攻」スタイルから、
攻守での<アクティブサッカー>指向で、
最新流行「ポジショナルプレー」+「強力デュエル・プレッシング」で、チーム強度は、昨シーズン走行距離2位、スプリント4位、今シーズンも、走行距離2位、スプリントは18位は低下。
ポジショナルプレーとは、「ゴールを取ると言う目的のためにポジション(位置)で相手より優位に立つということで、ゴールを取るため、より突破が出来るプレーが効果的となるポジションでの優位の連動により、ボールを相手ゴールの近くまで運ぶ」戦術ですが、「より突破に効果的なポジション」のため、選手毎に、ポジションを激しく変化させ、常時可変するシステムとなります。昨シーズンは、「4-2-3-1」からの可変でしたが、今シーズンは、「5-3-2」の守備システムから、→「4-4-2」、→「3-5-2」、→「3-4-3」と多種多様に可変し、更に、そのシステム内でも、選手が激しくポジション転換し、ローリング・ポジション転換の左サイドDF・ボランチ・サイド4選手、更に、上下や横での転換が、前線・サイド選手、DFラインスライド、SBの偽SBの3ボランチ、と、
相手チームのシステム、プレーに連動して、システム可変と選手ポジション転換で、変化するもので、ここまで完全形でのポジショナルプレー実行は、鳥栖以外には無いレベルです。
その結果、ゾーン型攻守チーム対戦では、数的優位とポジション優位を奪い、アクション型=攻撃的守備、攻撃を展開し、ボール支配も優位となり、今シーズンボール支配率川崎をも凌駕する、58.4%の断トツ1位で、各試合で、ゲーム支配・コントロールしている内容となっています。
個々の選手が、決して高能力選手と言う事では無く、2〜3年前の経営破綻状況からで、資金力は乏しく、「高い高能力選手」獲得は不可能で、むしろ、高年俸選手は、積極売却し、若手や獲得資金が高く無い選手を集める選手構成でした。但し、「デュエルの高い選手」=「走れる、速い選手」揃いで、その中から編み出された、鳥栖ならではの戦術でした。
矢張り、リーグトップの戦術・戦略家である、金明輝監督ならではのチームスタイルです。
現在までのリーグランキングは、
ゴール  ランキング5位 〜コンサ7位
シュート ランキング5位 〜コンサ1位
枠内数  ランキング5位 〜コンサ3位
決定率  ランキング10位〜コンサ13位
パス数  ランキング4位 〜コンサ5位
30m侵入 ランキング6位 〜コンサ5位
PA内侵入 ランキング11位〜コンサ1位
攻撃回数 ランキング18位〜コンサ11位 
失点   ランキング1位 〜コンサ10位
意外な事に、コンサと極めて近い、相似数値が並びます。
戦術優位のチームスタイルも含め、アクションサッカーの現在代表チームの対戦となります。
昨シーズンは、圧倒的な皇帝・川崎に、一敗もせず、2引き分けと、選手能力優位型チームに対しては、かなりの対抗力を発揮していましたが、マイナスイメージ(▼ω▼)ジーー未だまだ多く、チーム評価が低く、そんな印象が強かったですが、今シーズンは、そんなチームを、複数得点差の完勝で撃破し続けており、甘い認識や理解では、大敗もあり得ます。
戦術と選手が一体、合致した強力チームとの対戦です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー展望
累積疲労と酷い敗戦ショックを振り払うため、予定外の2日完全オフ対応となり、明け日からは、酷い敗戦後のお決まり<最強度・覚悟トレーニング>を実施し、起き上がれ無い程、激しいトレーニングで、汗と共に、悪意識やイメージ、感情も出し切り、精神上悪物・不要物の除去を図りました。
その上で、絶対にしてはならない<禁止行為>を、全員で理解共有し、統一意思の再確立を行いました。
<禁止行為=走らない・闘わない・規律を守らない>はチームで徹底!、としておきましょう。

次戦鳥栖戦は、上記の通り、リーグトップの実力・戦力チームとの対戦です。
コンサは、<最強レベル戦術・プレー>しか、勝利の途・方法はあり得ません。
戦術は、<フルパフォーマンス>の、「オールコートプレッシング守備で相手パス交換阻止」、「マンマーク型ハイプレス」、「コンサ式ミシャ戦術」〜ビルドアップのコンビネーション中央突破、ワイドのサイド突破、ポストプレーとサイドへのロングパスをからのショートカウンター、「反復サイドチェンジ」、「派生セットプレー」により、攻撃型守備と多彩多様攻撃を実施。より速く、球際が強いパスサッカーを目指し、複数得点獲得型の試合目指します。
最高距離140km以上、スプリント数180回以上は最低基準です。
それでも、鳥栖には、互角〜劣後で最低ラインです。
<走り切り、スプリントし切らなければ>、勝利の目は遠退きしてしまいます。
特に、ポジショナルプレーで、厳しいマークと数的不利、を突破するには、ハイスピードの、ワンタッチ・高精度パスの最速連動パスしか、躱す事は出来ません。

試合展開は、今シーズン、最高レベルの緊迫試合となり、互いに戦術の打ち合い、仕掛け合いが展開され、一瞬も目を離せない、激しい攻守を切り替わりしあう展開となり、互いに複数得点を狙い合う、得点獲得勝負で、2得点で引き分け、3得点で勝利を争い合う試合が想定されます。
想定では、鳥栖は、前半戦、無得点・無失点となるも、後半、コンサマーキングの外れ、ズレにより、複数得点チャンスとなり、決定力の差により、試合結果が決定されるものと想定します。
コンサは、前半に決定機複数回構築、シュート精度改善の決定力次第ですが、前半で先制点獲得、後半で、2得点獲得に、試合結果•成否が掛かります。
想定の試合結果は、
【 3-2 ギリギリ勝利】との想定です。

メンバーは、
リカバリー組が本格参戦。
チャナティップはフル試合、青木亮太も完全リターン、中野嘉大もOK。
荒野拓馬も遂に、完全練習参加し調整中。ドド・柳はもう暫く、リカバリートレーニング。不明なジェイと、昨年末の大学サッカーから連続と、実戦での累積疲労が根本原因のため、リカバリー期間が長期化した小柏は、未だまだ、リターン時期は未定。
ガブリエルも、入国への秒読みが近づき、待望の高能力選手合流も見通さる段階が近づいています。
取り敢えず、3選手は、起用制限は無し、です。
代表で離脱は、田中駿太のみ。

スタメン
        ロペス
    チャナティップ 金子
  ルーカス 深井 宮澤  青木
     福森 ミンテ 岡村
        菅野

サブ
    高嶺・中島・小野・菅・中村
               駒井(前試合問題の駒井もベンチ入り)
    小次郎

  矢張り、FPは全員ベンチ入り、のフル起用体制が継続です。

  サブメンバーに、強力ストロングタイプが皆無なのが、寂しいですね。

 明日、前日現地入りで、移動で、候補メンバーは、本日夕刻にチーム発表です。
明日朝、最終確認の上、福岡へフライトでの現地移動し、夕刻調整。
本日、代表戦もあり、刺激は満載。選手のモチベーションと、闘う意識を証明し、前試合の悪夢と叱責を吹き飛ばす活躍を期するものです!


posted by yuukun0617 |14:28 |

2021年03月23日

〜進化〜(41)コンサ、リーグ目標到達条件確認。

残念ながら、シーズン前の準備状況からの期待とは一変の戦績しか果たさず、スタートダッシュには成功せず、現在、「選手故障者急増の戦力ダウン」に加えて、頼みとする、ストロングポイント「高い戦術理解・実践」にも、選手実施不徹底の規律違反かあり、イエロー信号点滅、のシーズン低迷期突入です。
では、試算に入ります。

現在、コンサは、5試合終了し、勝ち点4。

(1)今シーズンのリーグ上位以内=「3位」予想勝ち点数
今シーズンの勝ち点推移から点検すると、
 2020シーズン  3位6節時点勝点ー13
    2021シーズン  3位6節時点勝点ー14  と、ほぼ同数値で推移しています。
 詰まりは、今シーズンの勝ち点動向は、ほぼ昨シーズン同様推移、です。
では、過去シーズン最終勝ち点を点検すると、
 2020シーズン 3位勝点ー63・名古屋 因みに、1位勝点ー83
 2019シーズン 3位勝点ー63・鹿島  同  、1位勝点ー70
 2018シーズン 3位勝点ー56・鹿島  同  、1位勝点ー69
 昨年・一昨年連続して同一勝点「63」が、極めて濃厚です。
以上の通り、今シーズン最終時点リーグ上位・3位想定勝点「63」以上、となります。
(2)コンサ到達条件は。
今シーズン最終時点勝点目標「63」以上 が、シーズン具体的予想目標です
現時点から、今シーズン残り試合数「全38試合ー5試合=残り33試合数」で、
予想目標勝点「63」ー現時点勝点「4」=ここから獲得目標勝点「59」、となります。
その残獲得目標勝点「59」以上に到達するには、
数字上、
①20勝 0分13敗 ・・獲得勝点ー60〜最終勝点ー64
②19勝 2分12敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
③18勝 5分10敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
④17勝 8分 8敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
⑤16勝11分 6敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
⑥15勝14分 4敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
⑦14勝17分 2敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
⑧13勝20分 0敗 ・・獲得勝点ー59〜最終勝点ー63
の8パターンしかありません。
この内、実現可能性で、フィルター、ふるい別けを掛け、
敗戦数「⑧0〜⑤6敗(33試合で6敗戦=11試合で2敗戦≠6試合で1敗戦まで)」は、実現性乏しく除外です。
では、残ったパターン①〜④のたった4通りに限定されています。

いよいよ最終検討段階で、
①20勝0分13敗・・・ペース<3勝0分1敗>
②19勝2分12敗・・・ペース<10勝1分9敗>
③18勝5分10敗・・・ペース<9勝2.5分5敗>
④17勝8分 8敗・・・ペース<2勝1分1敗>

となり、最低減レベル<2勝1分1敗>が結論で、
4試合毎カウント・旬クールで、
2勝と1分以上、1敗はOK、を追求・クリアーとなります。
4試合単位で設定、絶対勝利ターゲット2対戦、互角・引き分け1対戦、敗戦可能対戦1、と対戦チームを見て、試合目標を建てながら進行です。

(3)ここからの展望
4試合単位で、対戦チーム毎、試合毎目標設定。
  節〜対戦チーム〜試合目標〜獲得目標勝点
 7節〜 福岡  〜 勝利 〜  3
 8節〜 FC東京〜 敗戦 〜  0
 9節〜 鹿島  〜 勝利 〜  3
10節〜 横浜FM〜 引分 〜  1
       <獲得勝点10> となります。
 メンバーも、この対戦に合わせ、フィジカル・コンディションを加え、起用メンバー、選手が揃い選手層形成となれば、Aチーム・Bチーム選択となります。

対戦チーム毎、戦術変更は絶対無いコンサでも、対戦チームに合わせた「選手起用、A・Bチーム選択」は当然実施され、合理的、効果的なシーズン展開、が、シーズン目標到達への、必須戦略、となります。

全試合勝利、の姿勢であっても、現実目標、具体的試合目標と実践は、合理的で、効果的である事が最大ポイントは、間違いありません。

posted by yuukun0617 |08:17 |

2021年03月22日

〜進化〜(40)プロ失格!特定選手プレーがチームを崩壊!

ブログ記載への意欲を完全喪失。
プレーで、ファン・サポーターの力を奪う、熱意・情熱に水をぶっ掛ける事は、長い期間では、何回かあるのでしょうね?
ここ数年で、最悪で最低な試合中、後感情は、ミシャが全て投げ出したくなるのも納得です。
いつもの通り、試合内容を分析したり、課題を確認するのも、この試合に限り、真平ご免で、考えるだけでも、、、!

唯一つ!
この壊滅試合は、精密な時計仕掛けの様に、全選手が自分の役割のプレーをフルパフォーマンスする事で、チームが作動するチーム、スタイルですが、
誰かがその役割を果たさない瞬間、歯車の様な、プレー連動がズレ、その一瞬停止となります。
この崩壊・破綻が起きましたが、それは、文字通り、チーム中心位置のボランチで起きた事で、全ポジションでのノッキング・空回り波及となり、それまでの努力や勢いを喪失、それ以降、チーム不審・不信が高く、相互理解と信頼を崩壊させ、チームとしてのアイデンティティ・尊厳さえも失わせる事となりました。

駒井の、試合フル出場のため、パフォーマンスコントロール癖は度々あり、出来にムラある選手として、浦和レッズ放出の最大原因でしたが、この試合、当然、相手前進へ、当然スプリントし、担当マークはタイトチャージの役割を、サボりました。コンサのボランチは、チーム前線とディフェンスを繋ぎ、エリアカバーしますが、守備ラインに埋もれ、そこで、フィジカル調整の怠慢プレーにより、担当マークをフリーにさせ、はコンサの精密連携は崩壊、実際、フリーな中での、ラストパス・切り裂きパスで、失点となる決定機を相手に与えました。
宮澤は、動かない駒井のマークもカバーしようとするも、ギリギリのフィジカルでは、自分担当マークまでしか出来ず、中盤の穴は、埋められませんでした。
駒井は、ベンチは下げられず、前線シャドーはポジションチェンジでしたが、その間に、同様パターンを狙われ続け、複数失点喪失、変更後も、チーム全体の、相互信頼は欠けたままで、役割とマーク混乱は、修正出来ず、試合最後まで破綻したまま。

試合崩壊の主因は、駒井の、コンサ3得点獲得の直後からの、役割・責任放棄による、マークチャージサボり・ノーチャージでした。

駒井は、ミシャの一番弟子、の筈でしたが、ミシャを苦悩の底に落とした原因選手で、ミシャの試合中、後の大混乱、酷いショックも、納得し、理解・同情するもの。
チームメート全員、累積疲労からのフィジカル悪化の中でも、自分に与えられ役割・責任を果たすプレーに徹し続け、必死に、チームを組み立て、機能させるための努力を続け、また、チーム全体も、同じ努力さを必死に続ける中で、共通理解と共同意識、信頼を維持させ続けました。それを、一緒にして、崩壊させるプレーで、
ミシャ試合三原則<走る、闘う、規律(戦術)プレーに徹する>の崩壊、走らない・闘わない・戦術役割を果たさない、となり、ミシャを落胆させました。

久々に、チームに、寒々とした空気が一杯でしょうね。大きなダメージが続きそうです。

たった一選手が、0-3圧勝を、大敗へ転落させる事がある事を深く経験し、もう記憶から消える事は無いものとなりました。

正直、本人は自覚していますし、それ以上に、チームメートは、苦く想い、記憶に残り続けます。監督がどうかは、これからの起用で解ります。
これから、深く尾を引きます。

posted by yuukun0617 |07:37 |