後半戦スタート試合は、試合内容・シーズン最低とした大敗・完敗で、[完全な失敗]であり、
次戦は、あらためて後半戦スタートを切り勝点前進との勝利となるのか、
リーグ最強・イニエスタ送迎・フル満杯動員とした神戸の記念祝勝試合となるのか、
リーグ注目試合!
間違い無く・絶対的に、各広報は、フルパワーリリースの注目試合。
試合内容と結果への注目は、コンサ通常試合の数倍反響となり、勝利によりチーム魅了への注目となるのか、圧倒された無様試合でリーグがマスコミの嘲笑の中、となるのか、
その差は、これから将来に大きく波及します。
仮に、前試合の内容から改善・挽回とならなければ、自滅連続の前試合以上の大敗!恥試合・連敗ですね、
しかし、対戦意識は、選手・指導陣で、事前に覚悟と決意を固め、不退転の意識・認識と出来ているか?と問われると、事前には変化も無く、全く改善の意識認識が見当たらず、このままなら、当然の事として、練習も意識・メンタル強化指導も、ゼロレベル。
このままなら、次戦は最悪試合を更新する、悲惨試合、、、カモ。
クラブ危機、チーム大変革しか立ち直り困難、を自覚・認識し、正しくトレーニングは、本当に在るのか?
結構な、チーム危機 ですね。
では、対戦展望です。
1.対戦チーム「神戸」現況
神戸の現在戦績は、
順位2位 勝点36 11勝3分3敗 得点36失点13得失差23 で、ここ12年間で最高。
その原因が、
前シーズン同節までの平均得点0.88点・平均失点1.47点、
今シーズン同節までの平均得点2.11点・平均失点0.76点と改善され、
得点攻撃力は、2.39倍リーグ2位、失点守備力は、51.7%半減と守備力倍のリーグ1位。
「文句無し数値の攻守両方」に、急上昇の理由があります。
因みに、コンサとの対比は、
[コンサ 勝点26 7勝5分6敗 得点39失点36得失差3]で、
勝点差10、得点はリーグ最多2チームと並ぶも、失点・守備は、コンサの3倍差です。
より成功の具体内容は、昨シーズン比で、
攻撃回数 シュート 構築率 得点 決定率
2022 J1 117.0 12.3 10.5% 1.0 8.2%
(9位) (10位) (10位) (12位) (15位)
2023 J1 120.4 12.5 10.4% 2.1 16.5%
(7位) (7位) (9位) (2位) (1位)
*リーグ突出の得点2位は、攻撃回数・チャンス構築率その結果のシュート数は、僅かな上昇のみでほぼ同レベル・変化は有りません。最大ポイントが、決定率の倍増との驚異的上昇とその結果得点倍増で、同チーム12年間最高値となっています。
証明する今シーズンデータとして、
[ゴール期待値1.417ーゴール2.06ー差分0.643] とのデータとなり、
標準レベル攻撃回数・シュートからは、期待値1.5点以下の所、シュート決定力のハイプレーレベルから、150%増しとなる、得点実績を挙げているもの。
詰まり【シュート決定力が劇的変化・急上昇】が理由、となります。
と言う事で、具体的選手別シュート決定率を見ると、
ゴール期待値と実際ゴール数・選手ランキングは、
期待値 ゴール 期待値とゴールのプラス差
大迫 勇也 6.359 12 5.641 ◎
武藤 嘉紀 6.247 8 1.753 ○
汰木 康也 2.590 3 0.410 ○
佐々木 大樹 1.939 4 2.061 ○
山口 蛍 1.578 3 1.422 ○
泉 柊椰 1.286 1 -0.286 ×
パトリッキ 0.873 1 0.127 ○
井出 遥也 0.859 0 -0.859 ×
酒井 高徳 0.680 2 1.320 ○
マテウス 0.559 0 -0.559 ×
*期待値を倍超えている大迫、以下、超過○選手6名を加えた、[7選手のシュート決定力]が、決定的原因です。
因みに、戦績低迷主因・低シュート決定力を悩むコンサ数値は、驚きで、
[ゴール期待値1.619ーゴール2.17ー差分0.551]と神戸に匹敵する数値を挙げています。正に、リーグ最多レベル期待値のゲームメーク力と、意外に高いシュート決定力が、リーグ最多得点の源泉です。
同様に、選手個々数値も、○選手7選手と、同数が、期待超えの得点=シュート決定力を発揮しています。
コンサの問題点は、[高い筈の決定力のバラツキ・ムラ・不安定]で、本来なら安定すべき[走量・スピード]の走る・闘うパフォーマンスに連動し、その不安定は、本来能力と言うより、マインド・メンタルの試合集中力・全力発揮力の問題、です。
神戸の注目もう一点が、「戦術転換・徹底」で、具体的には、[ハイプレス・ハイライン]本格徹底で、
指数 成功率
2022 36.2% 46%
2023 53.2 46 で、成功率は変わりませんが、回数が146%の約1.5倍となり、
[ハイプレス指数5位・成功率6位]で、ハイプレスチームです。
そのため、ゾーン型ハイプレスと連動ハイラインで、激しいプレスは、スプリントと走力、激しい上下動が必要となりますが、イニエスタ・サンペール除外の選手起用がそれを可能としました。オーナーから厳しい選手起用方針が出ている神戸も、さすがに、故障離脱で戦線に未合流では致し方無し、として可能となり、現在の戦績確立で、その姿勢は不動となり、イニエスタ移籍となりました。
「現代流戦術強度サッカーが、バルセロナ風個別能力サッカーを超えた」シーズン、です。
最早、スタイルは確立し、変動は起き難い場面まで進展。
それもこれも、
[走力は12位→8位、スプリントも15位→9位]と大幅アップ。[走る・闘う]が現代流サッカーの真髄だと言う事ですね!
因みにコンサは、ミシャ試合三原則の通り「発祥・発信チーム」の筈が、
[走力が14位→14位、スプリントに至っては14位→17位]と、
走力は改善せず低いまま、スプリントは更に低下の体たらく値が今シーズン。
リーグ上位への前提が、決定的に欠けていますね!
このままならは、神戸に走り負け・球際負け、が必至。
頑張って、普段とは違う「走る・闘う]が可能か否かが、ポイント!
また、特筆が、リーグ1位の失点・守備力ですが、
その最大ポイントが、
ボール奪取1,744.74回・リーグ4位です。
実は、守備ポイントは、236.58・11位で、決して、リーグ最強守備陣、と言う訳では有りません。
しかし、前記、ハイプレスとハイラインによる、コンパクト陣形により、ボール奪取数が激増し、[ボール奪取力の高い強力中盤守備]が、その源泉です。
ワイド陣で、選手間距離が長いコンサ中盤で、そのままマッチアップすれば、ボール奪取の嵐となる事濃厚・必至です。中盤は、ハイスピードコンビネーションで通過し、サイドや前線展開しか手は無さそうです。
中盤で、ショート多数パス交換は、神戸の狙い目・所に嵌る、と言う事です。
結論は、
神戸は、ハイプレスハイラインの高い布陣で、前線からの強烈守備・中盤のボール奪取から、リーグトップ決定力選手によるショートカウンターが炸裂し、最多レベル得点と、リーグ最少失点守備を果たす、走る闘うの典型現代型チーム、です。
コンサ対戦では、
前ブログで明白とした、高嶺流出の代替が未だに埋められず、[走れない・闘えていない]コンサハイプレス・マンマークプレスの強度低下、守備力低下の中、その対策を取らずに来たシーズン前半から「改善が有るのか無いのか」、その成否が全く見えなかった前試合・大敗を払拭・挽回出来るのか、
かなりの正念場となる、[覚悟と厳密・厳正・全身全霊が必須となる]対戦チームです。
2.コンサ対戦対策展望〜試合戦術・試合展開・試合メンバー予想
最近ブログでは、コンサの弱点・課題を浮き彫りとの結論が連発していますが、これが、現在のコンサ現況です。
そこでは、
間違い無く、攻撃力は高いレベルを維持も、走力とスプリント低下で「球際が弱体化」し、[ボール奪取成功率低下]となり、「決定的ショートカウンター場面が激減」。また、シュート決定力は平均は高くも、試合毎の格差・バラツキが、走力・スプリント力・スピード低下に連動して発生し、[決定力低下の得点獲得失敗]が続出。
更に、守備力は、他チームハイプレスの「ゾーン型」の弱点〜[マーク・チャージ選手・ターゲットまでの距離により即時チャージが困難]よりも、よりマーク・ターゲットに近いポジションの[コンサ・マンマークハイプレス]の筈が、走力やスプリント不足で、本来ポジションを取れず、[フルタイムマンマーク]が完全放棄されている状況では、コンサ型マンマークハイプレスの優位は消えてしまいました。
ハイプレス順位の低下原因です。
詰まり、現在、コンサは、肝心のチームスタイル兼ストロングの[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス]を、全選手が同レベルで実施するのか、一部選手の、試合途中停止を許すのか、の選択と決断が重要です。
しかし、同戦術の徹底を緩め、低下させた代替戦術は、横浜FCが苦闘している通り、「コンサ式ミシャ戦術」では、リーグで対策が既に完成され、ほぼ完全に阻止・対策されてしまいます。
現行戦術の徹底度アップを追求するしか方法論は無いと思いますが、いかがでしょう?!
だとすると、[走る・闘う]のミシャ試合三原則の復活と徹底に尽きます。
問題は、その内容を果たす、実現する意識・認識選手を試合起用する、と言う事です。
では、そんなコンサ対戦展望です。
⑴対戦戦術想定
昨シーズンまでの対神戸戦略は、[神戸・個別能力VSコンサ組織連携プレー]が継続するも、その傑出個の力に、コンサ組織プレーが間に合わず、併せて、超緊張感の中、集中を切らしたメンタル負けで、大敗が続出しました。
しかし、遂に、その組織連携プレー対抗も無効となる[神戸変化・大改善]で、「個々能力だけで無く、走る闘う、組織戦術強度、球際強度、全てで、コンサを上回る戦力」にまで上昇され、
唯一の対戦戦略が、一点突破の「傑出した、走力やスプリント・スピード、ダイレクトパスコンビネーション、徹底した反復」しか無くなりました。
全選手が、これまで最高パフォーマンスを現実とする、そのための不退転の覚悟と強烈な意識、一心同体の団結で、「走る闘うを緩めるや、集中や全身全霊・一球入魂を弱める選手は一切除外し、覚悟を固め決めた選手のみ起用」により、これまでを越える最高パフォーマンスを発揮させる、しか有りません。
「ゆとりも余裕も徹底死語」!
一番のポイントが、選手選択に在り、となります。
と言う事で、想定戦術は、泣いても笑っても、全身全霊で、
[オールコートマンマークプレス、マンマーク型ハイプレス]戦術の完全パフォーマンスを取り戻す試合です。
そのため、神戸の走行距離・スプリント数・スピードを上回る[走り勝ち]、正しいマンマークプレスで、[球際強度勝ち]、神戸全選手へ襲い掛かる[リーグ最強チャージのマンマークプレス]が必須ですし、そのため、今シーズン最強メンタル・マインドが必須です。
当然、神戸の強烈ハイプレスを突破するビルドアップ攻撃、両サイド・ハイライン裏の広大スペースへの突破、ハイスピード・縦・コンビネーション突破、リーグトップドリブル突破で決定機構築やゴール寸前ファウル誘引、反復サイドチェンジで堅陣揺さぶりでギャップ・スペース創出、派生セットプレーと、攻撃は、多彩多様で、全面発揮し、多数決定機で、高い決定力を発揮し、複数得点獲得で、「得点獲得勝負勝利」を図ります。全選手連動の強力ストロングフルパワー全開です。
⑵想定試合展開
ここまで記載の通り、攻守全項目で、穴が無く、ストロング満載で、試合は、コンサが走り負け・球際負け・2次ボール回収や奪取負けとなれば、神戸の一方的な展開、複数失点が必至です。そうならないためには、走り勝ち・スプリント勝ち・球際勝ちとする事で、その場合には、両方攻守が発揮される、超緊迫・拮抗展開となります。
コンサは、「試合開始直後からの走力・スプリント・スピード圧倒が必須」です。
大迫・武藤・汰木のリーグ最強トリオへのボール供給をとことん制約する事、その分、神戸ゴール前でボール奪取し、ハイスピード・短多数カウンターで決定機とする、更に、サイドや裏スペースを最大効果活用とし、決定機には、枠内率100%・GKの届かないポイントへの沈着冷静流し込みプレーに徹する、との内容・展開を果たし、それでも、神戸反撃からの失点も有り、
勝点獲得をとことん狙う、もの。複数得点差勝ちは、無理でしょうね。
想定試合結果は、[3-2ギリギリ勝利]の最良から、[3-3引き分け]、更に、大量失点大敗まで有ります。
コンサ全選手の、走力・スプリント・スピード勝負での勝利→戦術強度勝負での勝利→得点獲得勝負での勝利・拮抗結果、との連携公式を成立させましょう。
⑶試合起用メンバー予想
神戸の[走力・スプリント数・スピード]を越え、一瞬も戦術実践徹底を緩める事の絶対無い[強靭なメンタルマインドを持つ選手]を揃える、との命題です。
その基準からは、ベテラン勢は原則消滅し、良くてサブ・ベンチ入り程度です。
では、
[スタメン]
スパチョーク 浅野
駒井
菅 深井 荒野 金子
中村 岡村 田中駿
菅野
[サブ]
ゴニ・ルーカス・小林・馬場・ミラン・福森
ソンユン
宮澤は、フィジカル不足で、ベンチから漏れました。
前線・FWやシャドー選手の離脱からの復帰が、ほんとに欲しいですね。
中々、マッチアップでは、後手気味のスタメンですが、
走力とスプリント、球際での優位・優勢で、乗り切るしか有りませんね!
神戸は、イニエスタ壮行・お別れ試合として、会場満席・4万人狙いで、一面神戸だらけですが、コンサも負けずに、声援と応援を送り、チームの激闘を支えましょう!