コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年09月30日

〜進化〜 出口はそこに!第20節仙台戦展望

最近のコンサ戦績では、戦術否定・戦略否定、果ては、監督否定のコメントやリリースが増加、逆に、戦績が好調になれば、黙る、との現象は、内容の成否とは無縁となり、参考価値は下がりますね。
ノノが、常々コメントしている「戦績バランスに変更するのは直ちに出来、それなりの結果となります。しかし、その選択・価値・戦略の先には、これまでのエレベーターチームやリーグ上位とは無縁の世界しか有りません。大出血を覚悟して、次世代飛躍するチームへの変革・成長を図っているのです。」との答えに則り、チームは、<前進の道>である事を信じて、挑戦し続けています。
そんな夢の様な価値感よりも、<現実の成績>に重きを置く人は確かに、リアリストかも知れませんが、リアリストだからこその限界=到達限界点があり、一方、ドリーマーはその実現性に苦闘するも、可能性は飛躍的に広がり、到達点も高くなります。
正に、「チームの意思」の問題ですが、そうは言っても、リアリストの人達には、現実の成果=勝利でしか説得出来ません。設定した課題の迅速な改善に、チームの置かれる環境は左右され、不協和音は上下します。逸早く、速やかに課題を1個ずつ改善していきましょう。

では、次節・仙台戦の予想・展望です。
1.対戦チーム「仙台」現況
現況は、
順位17位 勝点18 2勝5分11敗 得点18・失点35・得失差△17
昨シーズン同時期は、
順位11位   22 7勝1分10敗   22   26    △4
得点力はやや減少するも、失点が大増加し、敗戦数はほぼ同数でも、勝利数が激減し、最下位争いと、失敗戦績。現在6連敗中9戦未勝利と、コンサとよく似た状況。
その原因は、
➀故障離脱続出で、堅守と攻撃手段打撃。シーズン直前攻撃の要クエンカ長期離脱後、中断明け再開後も、主力の故障離脱続出~シマオマテ・松下・富田・道渕・ゲデス・赤崎・吉野・蜂須賀・平岡と発生、現在復帰時期となり、ゲデス・道渕・平岡・シマオマテは復帰するも、富田・松下・赤崎・吉野・蜂須賀離脱中で、クエンカも復帰微妙とチーム主軸を欠いた。
➁戦術変更~フォーメーション【4ー3ー3】➝【3ー4ー3】へ変更し、戦術も「ゾーンプレス➝マンマークプレス」変更するも、「大きな運動量」を必要とする戦術のため、過酷日程で、且つ、固定選手起用で「個々選手の累積疲労過多」状態で、「試合開始直後」は相手を上回り、しばしば先制点獲得ともなるが、試合途中・特に後半「運動量低下・精度キレ急落」が発生し、逆転が連続。試合途中交代で、低下する「ボール奪取後の有効パス」のための交代も、ミスパス・ボールロストが多発し、挽回とならず、逆に相手優位増大し、複数失点に至るパターン。<コンサの苦闘内容・状況>と極めて相似の現況です。
前節C大阪戦では、近時試合パターンとは異なり、試合開始初めから仙台パフォーマンス低下しハイプレス不発、C大阪堅守も作動して、前半終了間際にC大阪得点、後半、逆に仙台気合いを入れ直してパフォーマンスアップし同点・逆転まで到達するも、後半戦後半に息切れし、C大阪に同点・逆転を許す「一進一退試合」となりました。文字通り、惜敗でしたが、選手メンタルに打撃となる敗戦で、心身共に追い詰められている状態です。
特筆事項は、「選手層希薄状態」ともなり、コンサ歴選手「兵藤・中原」ボランチコンビがスタメンで活躍していますね。次節・コンサ戦起用は濃厚です。

この様に、元コンサ木山監督は、憧れ?・参考?・客観判断?からか、コンサと同一戦術「同一フォーメーション・マンマーク型ハイプレス」を選択し、その結果の「加重運動量」による累積疲労加重は、過酷日程で加算され、パフォーマンス低下・選手故障離脱の不良状況を継続、ハイライン裏被カウンター、ミスプレーによるボールロスト多発で一気に大リスクと、失点多発要因が急拡大し、大量・複数失点を招く事態、一方、攻撃も、ハイプレスによるボール奪取不発でショートカウンターが減少、更に、主軸選手離脱で、自力ゲームメイク力も低下し、得点獲得力も低下、との極めて苦しい現況ですね。

同一スタイルの「完全マッチアップ」試合想定が濃厚で、その対戦は、仙台も、コンサビルドアップをマンマークハイプレスで封じ、ショートカウンターを仕掛ける展開を狙ってきます。
コンサにとっても、全く同一狙いで、仙台ビルドアツプを、マンマークハイプレスで封じ、ボール奪取からのショートカウンター炸裂を狙う展開です。
その「マンマーク・ハイプレス」勝負を決定づける決め手は、
➀「マンマーク」を外す<逸早いタイミングのパス>と<寄せを躱すプレー>
➁「相手マーキング前」の<ロングフィード精度> 比べです。
どちらも「選手個の力」の能力勝負で、「勝ち切る意思・闘志」の勝負です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー 想定
前項の通り、次戦対戦は、一段と興味深く、意味も深い、戦術スタイル同一の<完全マッチアップ>試合となりそうです。
決め手は「選手個の力」能力勝負となり、チーム全体力の勝負となりますが、試合展開は、「超攻撃的・撃ち合い・得点獲り合い」勝負必至です。
また、前ブログで発見した重大危機的事項<コンサ選手のシュート精度低レベルによる自信喪失・シュート忌避・他選手依存>意識による「シュート精度停滞・シュート数減少」傾向、の撲滅へ手を付け、改善への糸口とする試合実現が、絶対目標です。
良い点は、苦しみ続けて来た「加重累積疲労」から、心身共に解消となり、「闘う意識」は復活・漲り、身体の軽さ・キレも戻り、「想定通りのプレー」を取り戻すことが出来ました。また、全体練習を3日実施出来、当面の問題箇所・プレーの是正、ズレていた連携調整と、「歯車を合わせる」事が出来ます。更に、特別指定・合流してくれている「小柏・小次郎・中嶋」も、11/3まで「合流延長」し、より具体的に「フィッティング」が出来ますし、次戦・ホーム試合への実戦起用も可能となりました。
この様に、試合前の状態・状況は「大きく良化」していて、コンサ戦績低迷の長いトンネルの「出口」も用意されていますね。

では、戦術・試合展開想定から。
既に記載の通り、戦術・スタイル完全同一の「完全マッチアップ」です。
新戦術で挑戦中「マンマーク型ハイプレス戦術」を、試合一杯展開し、「コンサ式ミシャ戦術」はコンサ攻撃時間帯・攻勢時のみが想定されます。
というのも、「コンサ式ミシャ戦術」では、戦術の根幹・開始となる「ビルドアップ」は、仙台「マンマーク型ハイプレス」の絶好のターゲットとなり、相手の狙いそのものとなるからです。
その仙台「マンマーク型ハイプレス」を可能とさせない局面とは、
コンサ式ミシャ基本スタイルの様な「ポジション布陣」を構えるスタイルでは無く、
コンサ「マンマーク型ハイプレス」を仕掛け「ハイライン」とし仙台陣にに殺到している局面となります。
その狙いは、<相手がボール奪取し、攻撃へトランジットし、マークを離し、自チーム攻撃へ移動し始めた局面>で、
コンサは「マーク」を維持し、
相手が「マーク離しで、各選手の『前』ポジションを取った」瞬間に、
コンサがボール奪取すると、
進行方向が逆転し、
仙台選手位置は「前」だったものが『後ろ」位置となり、
各選手は「前方にスペース」が拡がり、自在にパス可能と変化します。
そこから、コンビネーション・サイド・DFハイライン裏スペースへのカウンターで、一気に「決定機」構築し、積極果敢なシュート意識で、僅かなタイミングも逃さず、シュートを多発し、得点を獲得します。
仙台も、同様に、「マンマーク型ハイプレス」を緩める時間帯こそが、コンサの狙っている瞬間・局面だとして、「マンマーク型ハイプレス」を持続しようとの選択も濃厚です。
その場合は、リーグ戦初の「マンマーク型ハイプレス」Vs「マンマーク型ハイプレス」の完全マッチアップ試合が展開されますね。
互いに「一瞬も寄せとマーキング」対「マーキングバス外し」の勝負が全面対決となり、最も「激しぶつかり合い・強度勝負」の肉弾戦となり、ファウル続出・イエロー続出、場合によっては、レッドも発生する<壮絶試合>も想定されます。
当然、互いに「決定機」を阻止し切れず、「得点獲り合い」は濃厚です。
タイムラインで展開想定は、
試合開始~21分 互いに「マンマーク型ハイプレス」を作動させ、
         激しい攻守交代の中、決定機より先制点・失点発生
    ~45分 飲水タイム後も、
         より激しく「同一戦術」を作動し合い、
         互いに、追加点獲得
         「 2ー2 」均衡
後半開始~66分 仙台パフォーマンス低下、コンサ優位
         コンサ追加点
   飲水タイム 選手交代で活性化
    ~90分 仙台パフォーマンス低下で、コンサ追加点
         【 4ー2 】同一スタイル勝負に勝利!
          シュート「恐怖心」を克服し、20本で
          攻撃コンサを復活!です。

では、メンバーですが、故障気味選手;深井・ルーカス・チャナティップ、停止選手;宮澤を除外し、フィジカルは良好。
ポイントは、➀11/3まで合流組の実戦起用体験、➁シュート恐怖症に負けない選手起用、➂新戦術フィット度の高い選手で選択。

〔スタメン〕
       小柏
    ドド    ロペス
  菅  高嶺  荒野  白井
    田中 ミンテ 進藤
       小次郎
〔サブ〕
     金子・福森・駒井・中野・檀崎・ジェイ
     菅野

 何と魅力的なチームじゃないですか!
 
     

posted by yuukun0617 |14:47 |

2020年09月29日

~進化~ 【課題解決】シュート決定力改善への糸口・・・

 「週1試合・中6(5)日」の日程は、普通は意識もしませんでしたが、過酷日程を経験したお陰で、意外に「色々な事も可能な時間である」との事を再認識・再発見となりますね。
お陰で「ブログ更新」も丸々1日のお休みタイムを得られ、本日、【課題解決】をテーマとする事が出来ました。

 現在、コンサの課題は、明白で、集約すると、
➀シュート決定力、➁新戦術で発生・習熟度、➂被カウンターリスク、➃選手フィジカル、➄総合・2021への戦力構築、の5点です。
その中での、最大個別課題は、➀シュート決定力の改善である事は間違いありませんね。<超攻撃的サッカー>を貫いて行く為には、必ず解決しなければその先へは進めない、そのために絶対必要・必須条件との「決定的な課題」です。
本ブログで、その改善への糸口・突破口を探る検討に挑戦します。

1.「前提データ」の確認
「シュート決定力」の問題点を確認するには、
前年数値と対比がポイントですが、
「シュート決定力とセービングのみは、チームプレー要素は絶無で、純粋個人プレー・能力」である事から、個別選手毎の問題点確認となります。
では、確認してみましょう。
全選手、前年対比で、
「シュート本/試合」;出場時間・シュート数より90分換算し、全選手同一基準で、1試合毎のシュート数を算出・記載
「決定率%」;得点/シュート数で、シュートの成功率算出・記載
「評価」;20データを、「前年対比で増加」と「チーム平均以上」を、◎〇△☓で評価・記載  です。

 選手	      2020		      2019 
  シュート/試合ー評価 決定率ー評価 シュート/試合 決定率
FWジェイ  3.2ー〇   7.9ー☓     3.1   17.2
 ロペス  4.6ー〇   8.1ー☓     4.7    9.7
 武蔵  7.0ー◎  19.5 ー◎     3.1   11.5
 ドド  3.6ー〇   0.0ー☓     -	
 小柏  2.4ー〇   0.0ー☓     -	
MF菅   1.5ー△   3.2ー〇     1.0   0.0
 荒野  1.2ー△  17.1 ー◎     0.9   3.7
 金子  2.0ー△   8.1ー〇       1.2   0.0
 早坂  0.0ー☓   0.0ー☓     0.0   22.5
 中野  0.7ー☓   0.0ー☓       1.5   0.0
 白井  0.3ー☓   0.0ー☓     0.9   6.9
 チャナ   2.1ー△   3.2ー△     1.6   8.1
 駒井  1.5ー☓   7.8ー◎     4.6   0.0
 宮澤  0.3ー△   0.0ー☓     0.3   10.0
 深井  0.7ー△   0.0ー☓       0.4   16.3
 ルーカス  1.3ー△  10.0 ー◎     1.2   6.0
 高嶺  1.6ー△   0.0ー☓	     ー	 
 檀崎  0.0ー☓   0.0ー☓     0.0   0.0
DF田中  0.8ー☓   8.1ー〇	     ー	
 ミンテ   0.2ー☓   0.0ー☓      0.3   0.0
 福森  0.6ー☓   0.0ー☓     0.8   6.2
 進藤  0.9ー△   0.0ー☓     0.8   20.0
チーム  14.9 〇     6.6ー☓      13.9    9.7
2020出場全選手の一覧表ですが、少しランキングで整理してみます。

➀〔毎試合シュート数順〕
1位 武蔵  7.0本 ◎+3.9本
2位 ロペス 4.6本 〇△0.1本で同水準
3位 ドド  3.6本 〇
4位 ジェイ 3.2本 〇+0.1本で同水準
5位 小柏  2.4本 〇
6位 チャナ 2.1本 △+0.5本もやや低数
7位 金子  2.0本 △+0.8本もやや低数
8位 高嶺  1.6本 △やや低数
9位 菅   1.5本 △+0.5本もやや低数
10位 駒井  1.5本 ☓▲3.1本大幅減少
11位 ルーカス1.3本 △+0.1本も低数
12位 荒野  1.2本 ▲+0.3本も、かなり不足
以下、
0.9本進藤☓・0.8本田中☓・0.7本深井✖・0.7本中野☓・0.6本福森✖✖・0.3本白井✖✖・0.3本宮澤✖✖・0.2本ミンテ✖・0本早坂✖・0本檀崎✖

合格点は、断トツ武蔵◎・〇のロペス・ドド・ジェイ・小柏で、武蔵は去ったので、4名しか居ません。やや不足の△選手は、チャナ・金子・高嶺・菅・ルーカスの5選手で、合計9選手。
問題は、▲・☓・✖・✖✖選手で、12選手は不合格状態です。
しかし、チーム全体では、前年対比「毎試合+1本・14.9本」確立出来ていますが、武蔵と、新加入・本格合流選手の頑張り分によるもので、既存選手の低迷・成長にはなっていません。
結論は、全体・全FP選手での「毎試合シュート数基準設定」が必要で、

【毎試合シュート数目標
 前線選手3本以上、ボランチ・サイド・DF選手2本狙いの1.5本、チーム全体15本以上】
 を設定し、シュート数目標を全FPが意識するだけで、一気に、シュート「チャンス発見・プレー」意識により、チームシュート数増加が必至です。
全選手を点検する事で、期待通りにプレーする「真摯な選手」と、明確な基準が無い事から期待外れで納得している「ボンヤリ・甘い選手」が明らかとなりました。期待に達する4選手に、甘さのあった5選手の活性化、加えて、意識の希薄・甘かった12選手が活性化すると、急激な増加が達成できます。

➁〔シュート決定力=シュート精度順〕
1位19.5% 武蔵 ◎ +8%と急激な上昇で、開花しましたね。
              でももう居ません。
2位17.1% 荒野 ◎ +13.4%意識改革がそのまま開眼。
         シュート数が絶対的に不足で、決定的な場面しかシュート出来ておらず、決定率大幅上昇も全く活きていません。
3位10%   ルーカス◎ +4.0%一気に上昇。
         シュート数が不足で、決定率上昇が活きていません。
4位 8.1% ロペス☓ △1.6%減少、精度が低下
        金子 〇 +8.1%と上昇、更にアップ
        田中 〇 まあまあ精度もシュート数不足で活かされず
7位 7.9% ジェイ✖ ▲10%の激減がチーム得点に直結。
        自信が無く、シュート数低減の原因
8位 7.8% 駒井 〇 +7.8%と上昇も、極端なシュート減で、得点必至の場面まで、シュートせず、とのシュートタイミングの中から、自信あるタイミングのみに選択してしまっている。
9位 3.2  菅  〇 +2.2%アップ、未だ低率
        チャナ△ 5%と大きく低下、自信不足がシュート減を招く
その他10選手は、全員「0%」の「シュート精度を持たない」にも拘らず、シュート89本打っていて、チーム決定率低下・得点獲得失敗の原因です。
 このデータからは、
急成長しチーム1位決定力の武蔵離脱は大きかった(5本シュートを集めれば1得点はチーム戦略の柱と出来たもの)との事が明らかです。
しかし、同時に、否、それ以上に「チーム決定力」での問題点が、
 2位・3位の荒野・ルーカスで「シュート精度の自信不足・不安」から「シュート本数を大きく減少」させています。この「精度低レベル」意識は、ジェイ・駒井・チャナティップも同様に「シュート数減少」を招き、
また、ロペスは「精度低下」、菅は積極性あるも「シュート精度低レベルのまま」と、致命的な欠点となっています。
要約すると、
「シュート数」と「シュート精度」は完全相関関係である事が、証明されています。
【シュート精度とシュート数公式】

      高い~自信上昇➝〔シュート数〕意識上昇➝増加・積極
〔シュート精度〕 
      低い~自信喪失➝〔シュート数〕意識低下➝減少・回避

コンサの多数選手は「意識=自信の有無」に問題を抱えている事が明らかです。この「意識=自信」課題がある限り、「シュート」回避・消極化意識・減少との傾向は止められません。そして現在は、未だ、そのチーム・シュート減退意識に歯止めを掛ける動きもありますが、それは、新加入選手と、既存選手では、驚く事に、新加入選手の好刺激を受けた「菅」のたった1選手のみで、チーム全体シュート数の減少を食い止めています。
しかし、その限定された防止効果も、チーム全体のシュート意識が下降したままのなら、それに逆らう事も出来なくなり、一気に「シュート数減少」の最悪事態が想定されます。
 また、仮に「誰か・ヒーロー」が出たとしても、その選手の「シュート意識は改善」しますが、全体選手の意識変革は起こらず、チーム全体ベクトルは「シュート減退」のままで、チーム全体改善とはなりません。
要は、「選手全体のシュート<苦手>意識と、シュートへの積極性」は、選手全体でしか改善出来ない、という事です。

本ブログで、各選手の前シーズン対比をしなければ、浮かんで来なかった「チーム現況・全体意識問題」でした。コンサのストロングポイントで、選手全体の根幹は「攻撃的サッカー」との認識で、当然、最も攻撃的なプレーと言える「シュート」は最も積極的であろう、と思っていましたが、現況・現実は、その逆で、実態は「シュートプレー回避・消極姿勢・別選手に依存」との意識は衝撃です。その観点で試合を見ると、「シュートタイミングでシュートしない」局面だらけの理由が理解・納得出来ます。
<<これが本当の姿なんでしょうか??>>

2.打開・改善
前項の結論「自信が無いから、シュート回避」が正しいか否かは、極めて重大なポイントですが、
どちらにしても「コンサ・シュート精度」改善は決定的な課題です。
そして、「意識」問題だとしても、その改善は、唯一つしか方法は在りません。
 ・・当然ですが、「徹底練習」に尽きます。
何度も記載しますが、「シュートプレー」はチームプレーでは無く、純粋「個人・単独プレー」ですので、「練習」も「個人練習」となります。
ミシャの言う通り「全体練習」の中に「シュート練習」はあり得ませんが、「全員」で「個別練習」は、当たり前に在ります。
そんな「練習」には、外に「セービング・フィジカル」練習がありますが、GK・コーチだけで、また、淡々とマッスルトレーニングも普通に、必須練習です。「シュート」も全く同一で、必須練習に拘わらず「選手自主性」に任せ、一切関与しない事は、無責任そのものです。(トレーニングコーチの能力問題ですが)
「シュート」練習は、どのレベルのチームも、個人練習の通常メニューで、

〔認識〕・・シュートポイント・タイミング、入り方・ポジショニング、ターゲット設定、イメージ化
〔テクニック〕・・種類、弾道、強さ
を徹底反復して練習(100本シュート等)で、
身体に反復刷り込みし、植え付け、その練習量こそが「自信の源」、との典型的な取り組みで充分機能・改善します。
実は、決して難しい内容では無く、難しいのは練習「徹底度」ですね。
基本です・・・!

という事で、最終結論は【個別シュート練習を全員で、徹底練習】です。
実に簡潔明瞭です。
 

posted by yuukun0617 |19:44 |

2020年09月27日

~進化~ 第19節神戸戦・問題は単純明確、そんなに深刻ではありませんね!

またまたの大敗・・との結果は「若手育成層有望選手機用の練習兼用試合」であれば当然、逆に「勝利」は夢を見過ぎ、という所でした。
巷では、挙って・コンサ失態・混乱の極み的なコメントが溢れていますが、
そんなに言う程「良い点も全く皆無で、失敗・問題だらけ」ではありません。
寧ろ、良かった点満載で、「コンサの2021・2022原型を示す」チームが逸早く、この時点で、目の前に観せられ、その内容に手応え一杯となった局面も随所に在りました。一方で、大量失点の原因も、極めて明確で、現在(ここ)に来て発生したものでは無く、従来から継続の、謂わば「単純明白課題」で、逆に、守備でも「威力・パフォーマンス発揮」もしっかり高評価内容も多く、決して「ボロボロ守備・破綻」ではありませんでした。
大量失点との結果ならば、ボロボロ守備であろう、との短絡思考は、正しい認識が出来ず、問題の所在を誤解する事となってしまいますね。
という事で、
試合設定~「チーム主力・累積疲労過多の試合可能コンディション未達」のチーム事情により、「フィジカルコンディション良好な・若手育成層選手起用による<実戦体験獲得・蓄積>トレーニング兼用試合」、からは、
その目的は充分に果たした、貴重な高価値試合となりました。
ではその内容を再確認してみましょう。

1.試合ポイント~良かった点・課題点

試合内容は、大敗に拘わらず、複雑さは無く、単純明快。
一言では、
「攻撃はパスサッカーを各選手個性を活かしゲームメイク力を構築、ラストパス精度と決定力が課題点、守備はマンマークハイプレスが機能し、相手ビルドアツプ制限し相手ゴール近くでのボール奪取も多数回実現となり、新戦術は作動、問題点は、攻撃時間帯・攻勢時の被カウンターリスク対策で、従前よりの、ミシャ戦術でのハイライン裏スペースの被カウンター課題によるもの」で、
【課題は従来課題の中、若手選手が、豪華・J1レベル神戸に十分通用する能力・才能を証明した試合】という肯定感満載との内容でした。

では、その良かった点・悪かった(課題)点は。
〔良かった点〕
(1)若手選手は「想定~想定以上のパフォーマンスと更なる才能」を実証しました。
a.◎小次郎~リーグ離れのWクラス体幹と瞬発セービング・広いカバーエリア・高精度キック力・強いメンタリティーの両立で、若手随一の才能と能力はその通りでした。間違いなく、ソンユンなき後の「コンサ守護神」で、直ちに主力起用可能の状態で、成功経験の累積~自信拡大は、より高いセービング力とプレー判断・予測量アップ、戦略性の高いビルドアップパス、力強いコーチングを産む、超愉しみレベル。
b.◎小柏~最前線は、まるで「興梠2世」プレースタイルで、「チーム合流・練習不足」なのに、「高い戦術理解力・高いプレー予測力と最適なポジション取り能力」で、チームの中心・ボール集中選手とのチームフィットし、「ゲームメイク、キレの鋭いプレースピードからの強烈シュート、マークの相手GK(前川)・CB(大崎)への強烈・素早いハイプレスは大半のビルドアツプを阻害」と高い攻撃力・強い守備力を証明。シュート~ピンポイントでの合わせ技・当たり負けしない体幹・素早いタイミング強烈シュートは、サイズも似ている「興梠」によく似ていましたね。より高いチームフィット・連携など、未だまだ課題点は多く「決定力~シュート精度」は改善・解決が必要ですが、その前提条件は、現時点で全て持っている逸材ですね。「コンサの絶対的ワントップ(興梠)」はここに居ます。小柏も、実戦起用での経験値累積が大きく成長させるもので、残る今シーズン、可能な限り起用すべきです。
c.◎田中・高嶺・金子の大学トリオ~昨試合では、チームの主力として高い戦術とプレー成長はあるも、その実践での「認識ズレ・ミス、ブーレ予測未熟」は失点・リスクの原因の一つとなり、実戦経験値の加算・累積による「課題点認識・改善~打開・改善」が必要です。或る意味「しっかりと成長している」との〔課題➝成長➝新課題~サイクル〕の中で、フィジカルも含め、着実に成長を続けています。
d.○菅・ルーカス・白井~これからも主力としてサイドポジション能力を成長させている段階で、
・ルーカスは、未だまだ「潜在能力」は埋もれ、戦術熟知・チーム連携を深めると「コンビネーション(パス交換)突破力」が一気に拡大と予想します。「スピードに乗った高速コンビネーションを絡め、ドリブル突破が本領能力」で、ルーカスはリーグ最強サイドハーフが可能となります。
・菅は、課題満載ですが、闘争心・勝負魂の精神力、高い吸収・学習能力はチームトップレベルで、累積疲労も溜め難いフィジカルは魅力で連続起用・全試合起用も可能です。図抜けたスピードは持っていないため、「抜き去る技術」「躱し・外す技術」「パス・シュート精度」のテクニック課題の早期改善・解決・レベルアップが、ステップアップの鍵です。
・白井は、「成長幅は少しずつ限定的」となり始めていますが、「勝負強さと強引突破」は図抜け、また、右サイドは深くまでの突破・高精度クロス、左サイドは切り返しからの、カツトイン・スルークロスが魅力で、残る課題は「チーム連携」程度で、トレーニングで改善します。
e.△進藤・荒野~運動量・チーム一体意識・攻撃意識一杯で、これからの「要」選手ですが、現在「伸び悩み真っただ中」で、最大課題が「プレー予測力の低さ」に苦しんでいます。トーレニングの決まったパターンでは完璧な対応も、実戦の臨機応変対応で、誤判断・遅判断による「ミスプレー」続出・失点と、チーム中心課題ともなっています。実戦は多数回となり、既に実戦での経験値回数の問題とは言えません。両選手の「頭・意識」課題のため、改善出来るか否かが、両選手の今後を左右する重要課題です。
若手有力選手の加入の中、「チーム内競争が激化必至」で、「頭・意識」課題での停滞は、大きく響きます。
f.✖️駒井・宮澤~e.の進藤・荒野以上に「成長は僅か」の状態で、フィジカル能力低下や、チームプレースピード化の中で、求められている領域は縮小しています。しかし、問題は「対戦チームのプレー想定の判断・認識誤り・甘さ」により、決定的となる問題プレー・失点起点プレーをしばしば産み、チーム中心課題です。
宮澤は、更に、相手スピードに負ける場合のサブ対策プレーの乏しさから、「完全スピード勝負負け」で相手前線選手にフリープレー・失点を許し、試合スタメン起用は遠のいてしまいました。このまま「若手選手へ世代交代」てしまうのか、それでも、テクニック・判断能力を武器に巻き返すのか、瀬戸際の局面となっています。
g.✖️檀崎・藤村~大学トリオ・2021加入トリオに劣後してしまいました。濱も含め、ミシャトレーニングを受け続けているにも拘らず、成長スピードの甘さは、精神力の甘さ以外には在りません。このままでは、最悪パターンが地近づいて来ます。昨日、檀崎も、プレー内容は、交代した菅に遥かに及ばず、大きな差を示してしまいました。スピード・テクニック・判断の3基本での劣後は、豊富なハイレベルトレーニングを実施しているのに、その3項目共、獲得・成長は出来ない、となると極めて厳しくなります。実は、不足しているのは「厳しい練習の量・質」であり、その徹底的な「地獄の訓練」しか解決し得ない、という事です。

(2)挑戦中新戦術「マンマーク・ハイプレス」戦術は、充分作動し、神戸ビルドアップを阻止していました。
後述しますが、失点は、新戦術に依る物では在りません。
逆に、神戸の特徴であるパスサッカー〜ビルドアップは、マンマークで大半が阻止・制約され、自由なパス交換は諦めた程でした。実際、神戸の誇るパス数・成功率は、ここ暫く見ない程の低数値となり、ビルドアップを阻止された為、唯一の守備〜攻撃へのトランジットパターンは、コンサハイライン裏へのロングパスしか無くなっていました。
但し、そのロングパスは、通常精度低下のアバウトパスとなる所が、パス起点・イニエスタにより、超精度の超ロングスルーパスとなった点が、驚異的で、コンサの想定不足・対策不足としてしまったものでした。
何れにしても、新戦術を、前線の小柏・金子、トップ下荒野、ボランチ田中、サイドルーカス・菅は、走り負けず、大量スプリントで、鋭いマークを継続し、結果、神戸最終ラインを上げる事も封じられ、深い位置に押し込めるチーム戦術は作動しました。ロングボールカウンターから派生した神戸攻撃時間帯も、極めて限られた時間に縮小され、試合全体では、神戸による「意図的に、コンサにボール保持させその中のカウンターを狙う」との戦術では無く、
三浦監督の試合前コメント「コンサの現戦術はリーグでどのチームも遣り辛いもので、短期間の中で準備して来た想定対策を実施、あとは試合の中の状況把握で修正」、また、試合後コメント「選手が試合の中で、想定以上のものを遣ってくれた。ボールを持つのは上手く、前線に人を掛けて来るので、しっかり守備に徹し、DFライン背後にチャンスを賭けた」と、
「通常以上に守備を優先し、通常ビルドアツプを阻害された事により、個々のマッチアップからのコンサDF裏スペースカウンターで勝負」となったもの、という事でした。
詰まりは【コンサ新戦術は機能し、神戸のストロング・高精度ビルドアツプは封じ、神戸陣深くでのボール奪取からのショートカウンター成功】となったものでした。

そして、
〔悪かった点・課題点〕が、
(3)シュート決定力の低さ
後記の通り、シュート数は、神戸を上回る15本で、「決定機・シュートポイント」構築力の高さを証明するも、「酷過ぎるシュート精度」は得点獲得・実現を奪いました。枠内数「2本」では、得点獲得は不可能で、継続する「枠内シュート数の少なさ」が大課題です。
大切なポイントは「ゲームメイク力・決定機構築力・パス交換力と質」は高く、大量の「シュート数」となっています、。詰まり、シュートまでの「チームプレーは極めて優秀・リーグ高水準」という事です。
しかし、肝心の「シュート」そのものの問題が「決定力」です。
チームプレーでは無く、純粋に「個人プレー」で、「個別能力」の問題です。
サッカーは、チームスポーツで、パス交換には、出し手と受け手の2人が居る様に、とことんチーム連携・共同により作られるプレースポーツですが、ただ唯一、単独・孤独の1人のプレーが「シュート」です。
その「精度」が大問題となっているのですね。
ミシャが、全体練習不要、とする理由は、この点ですが、個人練習が不要とは全く言っていません。寧ろ、全体練習の後、どれだけ多くの、効果的な練習を積み上げるかは、選手の努力、成長やランクアップへ直結し、そんな要・必須トレーニングは、「シュートとフィジカル」の2つに限られています。
そして、コンサの「シュート決定力」は永年の課題に定着し続けていますが、その事自体、「有効・改善へのトレーニングの不足・欠如」がそのまま放置され続け、改善に手が付けられなかった事を証明してしまいます。誰の責任かと言えば、監督が第一義で、全体練習不要公言で終えているミシャの責任です。しかし、実際は、トレーニングコーチのメニュー構築が最大の原因で、しっかり「個人練習」メニューとして、対象選手に「必須事項」として指示するか否か、が問題、言うと事が本質と思います。
何回も記載していますが

(4)コンサ攻撃時間帯(攻勢時)での「守備ライン裏大きなスペースの被カウンター守備」の低さ
この課題も、ミシャ戦術選択以降、一貫している課題で、更に言うと、ミシャスタイルの広島・浦和も共通する課題。又、最近のハイプレス戦術流行によるハイライン戦術流行も、同一課題チームが急増した共通課題です。
その対策現況も共通していて、スピードと対人守備力を併せ持つ優秀DFの獲得と配備のみが、有効な対策となっています。しかし、そんな優秀、且つ、獲得可能選手は数が限られ、獲得は極めて困難で、又、膨大な獲得資金力も必要となります。そのため、この対策可能なチームは、横浜FMのチアゴマルティンス、の様なごく限られたチームのみとなり、次善策として、リスク想定し、攻撃時も一定数DF選手を最終ラインに配置、との対策となります。
 対して、コンサの失点多発となっている問題点は、
「攻撃時の最終ライン設定は、被カウンターリスク対策として、1選手をライン奥に配置の対策で、通常ミンテがCB陣で唯一上げ残り、スイパーの如く、DFライン裏スペースへの被カウンターへの用意DFとしています。
しかし、その対策には、2通りの対抗策が用意され始め、➀その最終ラインの被カウンター対策選手ポジションを狙い、その選手をカバー・バックアッパーから、第1「跳ね返し選手」へ強制変更し、そのカバーは用意無く、最前線に残した相手前線選手の自在フリーカウンター、との対策、➁カウンター前線選手を突然2名と複数化し、別位置でのカウンター開始受け手で、1名のコンサカバーを外す、との対策です。 
同時に、コンサ攻撃時「被カウンター対策」に大きな弱点が発生しています。
それは、攻撃時に「全員攻撃参加のパス交換・ドリブル突破」を図る中、「前方への飛び出し・ドリブル」の攻撃位置前進は多発します。そのプレイは、「相手マッチアップ選手を抜き、自分の後ろ位置」とし、数的優位ともなり、攻撃・突破力を増加します。そのままならば、相手ゴールへの前進となり、後ろにマッチアップしていた相手選手を背負い、前にはスペース・エリアがあり、攻撃となります。しかし、その瞬間、「ボールロスト」し相手がボール保持となるとどうでしょう。一転して、背負っていた筈のマッチアップしたいた選手は、反対に「相手攻撃方向・前に居る選手」となってしまいます。つまりは、逆に、相手に背負われ、その相手選手前には、スペース・エリアがあり、自在プレーが可能となってしまいます。
要するに、「攻撃継続の中、前進したコンサ選手がそのまま前に居るため、相手ボール保持に逆転した瞬間、フリー、コンサマークの無い選手となり、自在にプレー出来る事から、高精度・的確パスの強力被カウンター」となってしまいます。気付くと、最終ラインの筈のDF選手が、相手陣内選手となり、肝心の守備ラインに、居るべき選手が不在、となり、当然、フリープレーからは高精度・的確パス・プレーとなります。
昨日試合では、「荒野・駒井・宮澤」が頻繁にその状態、肝心のミンテも、最終ラインを捨てて前進していました。
そして、荒野のマークしていた「イニエスタ」が、その直前荒野の、イニエスタのストップ・守備を突破した前進で、ボール保持逆転(酒井がボール奪取からイニエスタへパス)しの瞬間、完全フリー状態で、フリーなイニエスタは、スーパー・ロング・ピンポイントスルーパスを、古橋へ通し、2失点・3失点と連続失点となりました。典型的な失点でした。
つまり、失点原因は、「コンサ攻撃時、攻撃プレーでの前進プレーの後、元々ポジションへ復帰が欠如」した点が原因で、ここは今迄は「ノーケア部分」で、未認識・未対応の「戦術上注意点」でした。
しかし、失点パターンが頻発しているので、こんなに、原因と対策が不徹底は、チームととして許されない失態です。監督・コーチの問題ですね。

失点パターン・原因は、
1失点目~イニエスタの華麗スルーパスー酒井の鋭い侵入と高精度スルーパスー予期・準備していた古橋の狙いすましたコントロールシュートと、神戸の得意・ストロングが偶然重なった「神戸の特徴発揮による防ぎ様が少ない失点」で諦めても良い失点。
2・3・4失点~コンサ攻撃中のボールこぼれの神戸回収から、前記の通りフリーとなったイニエスタ(荒野マーク放棄・甘さ)から、ここもフリー状態の神戸残した前線(古橋)への縦・高精度・ロングスルーパスが通った決定機での失点で、「パスの出し所イニエスタとカウンターターゲット古橋をフリー」にしたものでした。
最後に、皆さん!4失点目は「オフサイド」で、ファウルパスと思われませんでしたか?
オフサイドの除外項目には、有名なのものが「フリースロー除外」ですが、
今回の様に、相手陣に、GK以外の全(コンサ)選手が入った場合、オフサイドラインは、コンサ最終守備ラインでは無く、センターラインに修正され、コンサ最終ラインとセンターライン間に相手選手が居てもオフサイドは除外される、とのリーグ規則でした。恐らくは、コンサ選手は知らなかったのではないでしょうか。コンサ選手の不勉強による失点でした。「リーグ規則」の勉強も、得失点に直結となる重要内容ですね。

この様に、良否が明確な試合でしたが、トータルでは、若い育成層選手に、大きな手応えや自信と課題を付与する貴重な試合でした。

2.試合内容~スタッツより
最後に、試合スタッツを確認。
今節は、いつも通りの➀試合開始~前半飲水タイム<➁その後前半戦後半=➂後半試合開始~後半飲水タイム>後半戦後半と、ベストタイム➁・➂の45分とはなりませんでした。どの時間帯も、走力は上回り、パス数・成功率も高く、ハイプレスディフェンスとゲームメイクは展開・機能し、しかし、リスク・被カウンター防御には、課題があり、失点を続けた展開となったもの。
前後半で、内容・推移を確認しましょう。
 コンサ;前半 後半 全体  神戸;前半 後半 全体
支配率  47 61 54%    53 39 46%
走行距離 60 56 116km   59 55 114km
スプリント98 78 170回   94 76 170回
シュート  6  9 16本     6  5 11本
枠内数   1  1  2本     4  4  8本
得点    0  0  0      2  2  4点
決定率         0%          36%
パス数  313  343 657本   302  141 443本
成功率  81 83 82%    83 75 79%
ボール占率
  コンサ26 18 22% 
  神戸 29 33 31%
  ミドル45 49 47%
※1 コンサの後半は「2失点」状況から反攻とすべく「パス数増加~シュート機会増加」としたもの。神戸は受け身姿勢で、堅守・速攻に徹し、パスサッカー戦術は封印していました。
※2 枠内シュート数・決定率の「シュート精度」は圧倒的に神戸優位で、戦績・試合結果の最大原因です。・・「個の能力」の差という事です。
※3 このスタッツからは、神戸圧勝との試合結果は到底想定出来ず、試合内容は良好、試合結果は最悪の、どうしようもないパータンそのものの再現でした。
最後に、個別スタッツとして、シュート数・枠内数を記載します。
~シュート数順~
金子 シュート4本 枠内数1本
菅      3     1
小柏     3     0
ルーカス・駒井・ミンテ・荒野・ドド 1本 枠内 0本
今回も「8選手」がシュートするも、枠内に飛ばしたのは、金子と菅が1度づつのみ、と【シュート精度は無い】との結論で、シュート能力改善対象選手は、全FP選手の全員です。
これまで、真面なシュート練習など皆無の選手達では、当然の能力で、謂わば「未開発能力・手付かず能力」で、短期間・基本的訓練でも、即座に効果が出る状況で、少なくとも「枠内へのシュート精度」程度は全シュートで改善したいです。パス精度からは考えられない程の低精度で、信じ難いレベル。
基本・基礎の知識と技術習得程度でも大きな改善となる事必至です。

結構、良い点も明確な、貴重な試合となったのですね。自信と期待で、前進です。

posted by yuukun0617 |19:28 |

2020年09月26日

〜進化〜 2021・22?を見せます19節神戸戦!

コンサの将来の原型が、今夜19節神戸戦となりそう!
夢見るコンサ将来像を、垣間見れるとの豪華な実戦試合が実現するなんて、今シーズン異例シーズンも、ダメな事計りではありませんね!
と言うのも、
今夜試合は、これまでのスタメンからは脱却し、コンディション第一優先で選手起用選択が濃厚で、結果、疲労困憊でプレーパフォーマンスダウン必至のベテラン・中堅主力選手から、若手有望選手とフィジカル良好な試合未起用や起用少数選手が中心の試合選手選手となったもの。
結果、今夜のコンサチームは、次世代主力想定選手が集合の構成となる、夢起用が実現ですね。
と言う事で、メンバー予想の修正です!
スタメン
      ドド
    金子  小柏
 菅  高嶺  荒野 ルーカス
   田中 ミンテ 進藤  
      小次郎

サブ
   ジェイ、駒井、白井、
   宮澤、福森、ロペス、
   菅野
サブには、ベテランさんが勢揃い!
 本当は、これに、中嶋、檀崎、藤村、濱も加えた、
その分、サブのベテラン層減少ですね。

posted by yuukun0617 |09:32 |

2020年09月25日

〜進化〜 前進の第19節神戸戦は、豪華対決が待っている!

敗戦にも負けず、早い季節の移ろいにも負けず、累積疲労に勝って、闘う喜びと沢山の経験を積み上げ、助け助けられ、チームの仲間と自らが輝く明日のコンサリーガーに成たい!全員一致団結し、悩みも痛みも分かち、互いの存在を信じ、困難だからこその成果を目指しひたすらな努力に全てを傾け、
だからこそ、次戦の必勝を手にするのですね。
今シーズンは、サポーターも鍛え上げられるシーズン。しっかりと、共に前進です!
次戦、第19節神戸戦展望を。
1.対戦チーム「神戸」現況
戦績は、
順位11位勝点23 5勝8分7敗 得点31・失点35・得失差△4
優勝、少なくとも、上位を予定し、戦力をリーグ最大資金を賭けて整備し、リーグ最高選手群をシーズン前に準備。又、バルサ型パスサッカーを目指し、バルサ関連者で監督スタッフを構築するも、戦績は極めて低調で、監督辞任し、Jパスサッカーの体現者三浦淳が後任となった瞬間です。
戦績低迷の原因は、絶対に無いのが「選手層の乏しさ」との原因ですが、意外にも、球団公式会見では理由のひとつでしたが、客観的には、「一部超高額選手」を複数獲得、とすると、バランス上、それ以外選手は「格安選手」で構成もあり得る戦略です。しかし、その高額選手の数は、ポドロスキー・ビジャが居なくなっても、6選手に上り、チーム中軸となっています。
しかし、そこに問題点があり、戦績低迷の原因になったのでした。
先ず、6選手は「外せない選手」の筆頭に上がりますが、結果として、当然「集中起用」となり、過酷・過密日程では、「年齢の高いベテラン層」でもあるため、さすがに耐えられず、起用機会減少・パフォーマンス低下・故障離脱必至に陥りました。同時に、「高過ぎるパフォーマンス・能力選手」のチーム加入は、「他選手との大きなレベル差」が多発し、連携・組織プレーは極めて困難となります。そのため、大原則が「個々選手能力自由発揮」を中心とし、他選手がそのプレーのカバー・アシストに回るものとしか対応選択肢は無くなりますが、どうしても「他選手レベルに合わせてプレー」も多発し、「本来のWレベルプレーからは低下」となります。そして、謂わば「組織プレーは封印、超能力スペシャルプレーで突破・打開」との独自戦術となる事は当然の結果でした。
そこに、肝心の「頼み選手の離脱・喪失」で、チームは混乱となりました。一気に「バラバラで、統一性の乏しい、個々能力頼みチーム」となり、チーム戦力は大きく低減したもの、でした。
実際、イニエスタが居る時の攻撃と、居ない時の攻撃は、完全に別物、ですね。そんな選手が多ければ多い程、戦力の高低変化は激しくなり、複数不在時チームは、リーグ下位レベルに転落すれば、当然の戦績です。
但し、そんなチーム構成にも、一点だけ良い点があります。それは「若手有望選手には<直ぐ傍に生きた教科書>となり、育成に大きな効果」となる点ですが、これも別視点からは、「超豪華・高額教材」との贅沢経営で、普通の感覚からは、考えても決して実施しない「無駄遣い気味」戦略・経営ですね。
 過密日程とチーム低迷に、心身共疲れ、休み勝ちのイニエスタも、監督辞任・交代の激変・チーム危機で目覚め、実戦起用・フルパフォーマンス発揮とジャンプアップしています。しかし、次戦も起用濃厚ですが、「集中起用」中で、9/16・25節90分ー中2日ー9/19・17節90分ー中3日ー9/23・18節90分~中2日~次戦19節コンサ戦と、「90分フルタイムを、短期間で3試合連続し、更に短期間で次戦」では、累積疲労が加重・加算され、フルパフォーマンス困難なフィジカルコンディションとなり、「破綻タイミングチーム戦力」となりチャンス濃厚、と想定されます。
また、偶々、パス起点・アンカーサンペール、右サイド突破・西大吾の出場停止で、山口蛍は、インサイドハーフからボランチに下がり、最前線ドゥグラスも3戦連続フルタイム起用で、次戦起用は微妙で、選手入れ替えが必至です。フォーメーションは「4-1ー2ー3」~攻撃時「3ー4ー3]が想定されます。
いずれにしても、
<神戸の個々高い能力プレー Vs コンサ組織チームプレー>の試合想定です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
今節は、ジェイスタメンは回避となりそうですね。
前ブログで詳細記載の通り、新戦術挑戦・実施ー☓ージェイ先発起用と、両立は困難、戦術機能低下の「中途半端なサッカー」となり、
「ジェイスタメン起用回避で、試合途中、戦術転換時に起用」に転換とすべき、その代替は、ロペス・ドドで、暫くは育成成長を見込んだ起用、とする、との結論でした。

戦術は、残りシーズンを2021への準備・実戦トレーニングを主目的とし、出来る限り早い時期に完成、シーズン終盤には、完成形チーム力で「圧倒的チーム力」を実戦結果で証明、との戦略転換の下、新戦術「マンマーク・ハイプレス戦術」を追求です。フルタイムのフルマンマークと出来るか否かは、試合中のフィジカルコンディション次第ですが、フルタイムパフォーマンス=試合全時間帯コンサコントロール、を目指します。
実際は、試合経過4局面推移のパフォーマンス・パターン
「➀試合開始~飲水タイムまで<➁前半戦後半=➂後半戦開始~飲水タイムまで>➃後半戦後半」と、チャンスタイム➁・➂で、パフォーマンスアップ~得点獲得・追加点獲得を図ります。➃タイムには「戦術転換し、コンサ式ミシャ戦術」も選択肢とします。
神戸も「頻度は少ないですが、ゾーン型ハイプレス戦術」を仕掛け、ビルドアツプを時々狙います。しかし、ハイプレスのマーキングを外すと、マーキングプレーの選手が居たエリアにスペースを使い、自在にパス出し・攻撃転進となります。
コンサ・攻勢確保時間帯には、「ミシャスタイル全開」で、コンビネーション中央突破、サイドと前線裏スペースの突破・ショートカウンターとクロス攻撃、反復サイドチェンジで神戸陣揺さ振り産れたスペース・ギャップ突破、派生セットプレー、の多彩パターン攻撃で、複数得点獲得を狙います。

想定の試合展開は、
試合開始~飲水タイム➀ コンサ新戦術で、試合コントロール狙い
            一進一退で均衡
    ~45分  ➁ チャンスタイムでフルパフォーマンス
            コンサショートカウンターで先制獲得
後半開始~飲水タイム➂ コンサチャンスタイム連続で攻勢
            ハイプレス・ボール奪取から速攻で
            追加点獲得
     65分    選手交代で活性化
    ~90分  ➃ コンサ式ミシャスタイルに戦術転換
            堅守速攻で、均衡の中追加点狙い
          【 2ー0 】完勝 の想定です。

試合メンバー
遠征メンバーとなりますが、
ポイントは、「ジェイ・宮澤のスタメン回避」と選手フィジカルコンディションです。
では、
〔スタメン〕
       ロペス
    チャナティップ 小柏
  菅  高嶺  荒野  ルーカス
    田中 ミンテ 進藤
       菅野
〔サブ〕
    65分 福森In 進藤Out
        ドドIn 小柏Out
        白井In ルーカスOut
    宮澤・駒井・金子
    カウィン

 ※本当は、中嶋・檀崎・藤村・濱の実戦経験積みも行いたい所ですが、その選手枠がありませんね。「ギリギリ、大学トリオと小柏」までしか出来ません。次戦以降、「週1試合」日程に復帰すると、益々その機会は縮小し、試合起用チャンスは「狭き門」となります。感染対策緩和で、トレーニングマッチが「地元大学・チーム」も解禁となり、「練習試合」でのアピール機会は出来ますが、試合メンバー入りにも、余程の大活躍パフォーマンスプレーが必要となります。次戦は、その意味でも、「若手選手登用機会」での転換日となっています。激しい「試合メンバー入り」獲得のチーム内競争こそが、チームの躍動の源泉となります。次戦以降には、その激しく・将来に掛かる「チーム内競争」の開始!です。

posted by yuukun0617 |07:46 |