コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年09月30日

〜進化〜 出口はそこに!第20節仙台戦展望

最近のコンサ戦績では、戦術否定・戦略否定、果ては、監督否定のコメントやリリースが増加、逆に、戦績が好調になれば、黙る、との現象は、内容の成否とは無縁となり、参考価値は下がりますね。
ノノが、常々コメントしている「戦績バランスに変更するのは直ちに出来、それなりの結果となります。しかし、その選択・価値・戦略の先には、これまでのエレベーターチームやリーグ上位とは無縁の世界しか有りません。大出血を覚悟して、次世代飛躍するチームへの変革・成長を図っているのです。」との答えに則り、チームは、<前進の道>である事を信じて、挑戦し続けています。
そんな夢の様な価値感よりも、<現実の成績>に重きを置く人は確かに、リアリストかも知れませんが、リアリストだからこその限界=到達限界点があり、一方、ドリーマーはその実現性に苦闘するも、可能性は飛躍的に広がり、到達点も高くなります。
正に、「チームの意思」の問題ですが、そうは言っても、リアリストの人達には、現実の成果=勝利でしか説得出来ません。設定した課題の迅速な改善に、チームの置かれる環境は左右され、不協和音は上下します。逸早く、速やかに課題を1個ずつ改善していきましょう。

では、次節・仙台戦の予想・展望です。
1.対戦チーム「仙台」現況
現況は、
順位17位 勝点18 2勝5分11敗 得点18・失点35・得失差△17
昨シーズン同時期は、
順位11位   22 7勝1分10敗   22   26    △4
得点力はやや減少するも、失点が大増加し、敗戦数はほぼ同数でも、勝利数が激減し、最下位争いと、失敗戦績。現在6連敗中9戦未勝利と、コンサとよく似た状況。
その原因は、
➀故障離脱続出で、堅守と攻撃手段打撃。シーズン直前攻撃の要クエンカ長期離脱後、中断明け再開後も、主力の故障離脱続出~シマオマテ・松下・富田・道渕・ゲデス・赤崎・吉野・蜂須賀・平岡と発生、現在復帰時期となり、ゲデス・道渕・平岡・シマオマテは復帰するも、富田・松下・赤崎・吉野・蜂須賀離脱中で、クエンカも復帰微妙とチーム主軸を欠いた。
➁戦術変更~フォーメーション【4ー3ー3】➝【3ー4ー3】へ変更し、戦術も「ゾーンプレス➝マンマークプレス」変更するも、「大きな運動量」を必要とする戦術のため、過酷日程で、且つ、固定選手起用で「個々選手の累積疲労過多」状態で、「試合開始直後」は相手を上回り、しばしば先制点獲得ともなるが、試合途中・特に後半「運動量低下・精度キレ急落」が発生し、逆転が連続。試合途中交代で、低下する「ボール奪取後の有効パス」のための交代も、ミスパス・ボールロストが多発し、挽回とならず、逆に相手優位増大し、複数失点に至るパターン。<コンサの苦闘内容・状況>と極めて相似の現況です。
前節C大阪戦では、近時試合パターンとは異なり、試合開始初めから仙台パフォーマンス低下しハイプレス不発、C大阪堅守も作動して、前半終了間際にC大阪得点、後半、逆に仙台気合いを入れ直してパフォーマンスアップし同点・逆転まで到達するも、後半戦後半に息切れし、C大阪に同点・逆転を許す「一進一退試合」となりました。文字通り、惜敗でしたが、選手メンタルに打撃となる敗戦で、心身共に追い詰められている状態です。
特筆事項は、「選手層希薄状態」ともなり、コンサ歴選手「兵藤・中原」ボランチコンビがスタメンで活躍していますね。次節・コンサ戦起用は濃厚です。

この様に、元コンサ木山監督は、憧れ?・参考?・客観判断?からか、コンサと同一戦術「同一フォーメーション・マンマーク型ハイプレス」を選択し、その結果の「加重運動量」による累積疲労加重は、過酷日程で加算され、パフォーマンス低下・選手故障離脱の不良状況を継続、ハイライン裏被カウンター、ミスプレーによるボールロスト多発で一気に大リスクと、失点多発要因が急拡大し、大量・複数失点を招く事態、一方、攻撃も、ハイプレスによるボール奪取不発でショートカウンターが減少、更に、主軸選手離脱で、自力ゲームメイク力も低下し、得点獲得力も低下、との極めて苦しい現況ですね。

同一スタイルの「完全マッチアップ」試合想定が濃厚で、その対戦は、仙台も、コンサビルドアップをマンマークハイプレスで封じ、ショートカウンターを仕掛ける展開を狙ってきます。
コンサにとっても、全く同一狙いで、仙台ビルドアツプを、マンマークハイプレスで封じ、ボール奪取からのショートカウンター炸裂を狙う展開です。
その「マンマーク・ハイプレス」勝負を決定づける決め手は、
➀「マンマーク」を外す<逸早いタイミングのパス>と<寄せを躱すプレー>
➁「相手マーキング前」の<ロングフィード精度> 比べです。
どちらも「選手個の力」の能力勝負で、「勝ち切る意思・闘志」の勝負です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー 想定
前項の通り、次戦対戦は、一段と興味深く、意味も深い、戦術スタイル同一の<完全マッチアップ>試合となりそうです。
決め手は「選手個の力」能力勝負となり、チーム全体力の勝負となりますが、試合展開は、「超攻撃的・撃ち合い・得点獲り合い」勝負必至です。
また、前ブログで発見した重大危機的事項<コンサ選手のシュート精度低レベルによる自信喪失・シュート忌避・他選手依存>意識による「シュート精度停滞・シュート数減少」傾向、の撲滅へ手を付け、改善への糸口とする試合実現が、絶対目標です。
良い点は、苦しみ続けて来た「加重累積疲労」から、心身共に解消となり、「闘う意識」は復活・漲り、身体の軽さ・キレも戻り、「想定通りのプレー」を取り戻すことが出来ました。また、全体練習を3日実施出来、当面の問題箇所・プレーの是正、ズレていた連携調整と、「歯車を合わせる」事が出来ます。更に、特別指定・合流してくれている「小柏・小次郎・中嶋」も、11/3まで「合流延長」し、より具体的に「フィッティング」が出来ますし、次戦・ホーム試合への実戦起用も可能となりました。
この様に、試合前の状態・状況は「大きく良化」していて、コンサ戦績低迷の長いトンネルの「出口」も用意されていますね。

では、戦術・試合展開想定から。
既に記載の通り、戦術・スタイル完全同一の「完全マッチアップ」です。
新戦術で挑戦中「マンマーク型ハイプレス戦術」を、試合一杯展開し、「コンサ式ミシャ戦術」はコンサ攻撃時間帯・攻勢時のみが想定されます。
というのも、「コンサ式ミシャ戦術」では、戦術の根幹・開始となる「ビルドアップ」は、仙台「マンマーク型ハイプレス」の絶好のターゲットとなり、相手の狙いそのものとなるからです。
その仙台「マンマーク型ハイプレス」を可能とさせない局面とは、
コンサ式ミシャ基本スタイルの様な「ポジション布陣」を構えるスタイルでは無く、
コンサ「マンマーク型ハイプレス」を仕掛け「ハイライン」とし仙台陣にに殺到している局面となります。
その狙いは、<相手がボール奪取し、攻撃へトランジットし、マークを離し、自チーム攻撃へ移動し始めた局面>で、
コンサは「マーク」を維持し、
相手が「マーク離しで、各選手の『前』ポジションを取った」瞬間に、
コンサがボール奪取すると、
進行方向が逆転し、
仙台選手位置は「前」だったものが『後ろ」位置となり、
各選手は「前方にスペース」が拡がり、自在にパス可能と変化します。
そこから、コンビネーション・サイド・DFハイライン裏スペースへのカウンターで、一気に「決定機」構築し、積極果敢なシュート意識で、僅かなタイミングも逃さず、シュートを多発し、得点を獲得します。
仙台も、同様に、「マンマーク型ハイプレス」を緩める時間帯こそが、コンサの狙っている瞬間・局面だとして、「マンマーク型ハイプレス」を持続しようとの選択も濃厚です。
その場合は、リーグ戦初の「マンマーク型ハイプレス」Vs「マンマーク型ハイプレス」の完全マッチアップ試合が展開されますね。
互いに「一瞬も寄せとマーキング」対「マーキングバス外し」の勝負が全面対決となり、最も「激しぶつかり合い・強度勝負」の肉弾戦となり、ファウル続出・イエロー続出、場合によっては、レッドも発生する<壮絶試合>も想定されます。
当然、互いに「決定機」を阻止し切れず、「得点獲り合い」は濃厚です。
タイムラインで展開想定は、
試合開始~21分 互いに「マンマーク型ハイプレス」を作動させ、
         激しい攻守交代の中、決定機より先制点・失点発生
    ~45分 飲水タイム後も、
         より激しく「同一戦術」を作動し合い、
         互いに、追加点獲得
         「 2ー2 」均衡
後半開始~66分 仙台パフォーマンス低下、コンサ優位
         コンサ追加点
   飲水タイム 選手交代で活性化
    ~90分 仙台パフォーマンス低下で、コンサ追加点
         【 4ー2 】同一スタイル勝負に勝利!
          シュート「恐怖心」を克服し、20本で
          攻撃コンサを復活!です。

では、メンバーですが、故障気味選手;深井・ルーカス・チャナティップ、停止選手;宮澤を除外し、フィジカルは良好。
ポイントは、➀11/3まで合流組の実戦起用体験、➁シュート恐怖症に負けない選手起用、➂新戦術フィット度の高い選手で選択。

〔スタメン〕
       小柏
    ドド    ロペス
  菅  高嶺  荒野  白井
    田中 ミンテ 進藤
       小次郎
〔サブ〕
     金子・福森・駒井・中野・檀崎・ジェイ
     菅野

 何と魅力的なチームじゃないですか!
 
     

posted by yuukun0617 |14:47 |