2008年01月13日
帰省の話(3)・・・赤平は"3丁目の夕日"だった。
帰省の話(1) ~帯広、新得 帰省の話(2) 富良野 富良野から列車で約1時間、赤平へやってきました。 赤平には友人がおりまして、今日はそこに宿泊させてもらいます。 待ち合わせの時間まで余裕があったので赤平駅周辺を散歩。 すると・・・・。 こんな年季の入った建物の中華料理店があったり・・・。 パーマ屋さん ラーメン屋さん なんだか3丁目の夕日に出てくる街のようで良いです。 街を散歩しても時間が余っていたので喫茶店で休憩・・・。 クリームあんアイスを注文・・・。 4時に友人が車で迎えに来てくれてました。その後、芦別温泉に行き、友人の家に戻って、タクシーで街へ繰り出します。 友人がお勧めの焼き鳥屋に行きました。この店がおもしろかった。食べたものデジカメで撮影したかったのですが、 「デジカメ撮影はやめたほうがいいですよ。店の人、みんな気が難しいから」と釘を打たれる。 残念ながら画像はありませんが、記述のみで・・・。 赤平で30年以上やっているらしいその焼とり店の店内に入り、カウンターに友人と腰かける。壁にかかっている舌代をみると、焼きとりや居酒屋メニュー以外に定食なんかもあり、居酒屋と定食屋を兼ねている感じである。私達以外にカウンターに座っている男性は、トンカツ定食を肴に日本酒を飲んでいた。なんか渋いぞw カウンターの中には、ご主人と奥さんと息子さんらしい人がいた。 ご主人と息子さんは無口。奥さんのみが友人ににこやかに「いらっしゃい」と声をかける。やあやあって感じでこたえる友人Y氏w。 メニューを見て、やきとり、ザンギ、つぶ貝の刺身、瓶ビールを注文。 「漬物は何がありますか?」と奥さんに聞くY氏。 「あなたの好きなの入っているわよ」 「じゃあそれを一つ」と嬉しそうに注文するY氏なのであった。 すっかりこの店の常連ですねw やってきた漬物はにしん漬けであった。これは私も嬉しいな。 そして瓶ビールとグラスが出てきて乾杯!! 瓶ビールはキンキン に冷えていた。やはりビールはこうじゃなくちゃ!! 続いてカウンターに小さなコンロが用意されて、大皿に載った生肉と野菜と小皿に載ったタレが出てきた。この店の焼きとりは、自分で焼いて特製のタレにつけて食べるのだ。これはおもしろい。 ザンギは1枚の鶏をあげて、トンカツのように包丁で切り分けていた。 焼きとりもザンギも非常においしかった。そして、つぶも非常に新鮮で肝までついていたな。 Y氏とはスポーツの話なんかで盛りあがった。私もY氏もスポーツ好き。ただし、私は集団競技、Y氏は個人競技で微妙なズレがあるw。 Y氏はフィギュアスケートの話をメインに展開していたけど、私は全然見てなかったな。ただ、共感したのはスポーツにいれ込むにはストーリが必要であるということ。安藤にストーリーはあっても浅田にはストーリーがないと言いきるY氏・・・。なるほど・・・(浅田ファンの人ごめんなさい)。その点、サッカーはなかなかストーリーをつくりづらい競技であるようにも感じる。今、サッカーでストーリーを持っている選手はキングカズぐらいじゃないかな。
それはさておき、ザンギを食べるうちに、ザンギを焼きとりのタレにつけて食べてみるとおいしいのではないかと気付いた。釧路ではやっているザンタレというやつだ。一応、Y氏に断りをいれつつ挑戦してみた。
「これはうまい!!」にこにこしながら食べていると、カウンター内の奥さんが怪訝な顔でこちらをみつめている・・・。その瞬間しまったと思う。KYだ!!
「こんな食べ方しておいしいの?」と奥さんの鋭い突っ込みが入る。「いやあ、釧路でザンタレがはやってまして・・・。」とY氏がフォローしてくれる。「ザンタレ? しみったれ!!」と奥さんに軽く罵られる・・・w
「さて、そろそろ出ましょうか」とY氏。え、まだそんなに時間が経ってないとおもうけど・・・。「あまり長居すると叱られるんですよ。」とY氏。ハハハ、これはおもしろいお店だと思い店を後にする。この店はラーメンも名物らしいけど、それも食べずに・・・。
2次会はY氏が常連のスナックに行った。スナックなんて場所はほとんど行ったことがないけれど、他の常連客の方々と飲んで歌って楽しいひとときを過ごした。アルフィーにサザンに中森明菜と80年代ソングをうたいまくりました。なんだか不思議とここだけ時が止っているように感じたのであった・・・・。