2007年11月11日
攻撃を建て直すには
コンサの完敗というより、鳥栖の圧勝だった。
かえってサバサバしていいわ。
ただし、次は負けられないからね。次の事は素人なりに考えておきたい。
先制されてから早めの交代を行った。これについてまず分析したい。
① 後半13分 砂川 誠 → 岡本 賢明
② 後半18分 中山 元気 → 石井 謙伍
③ 後半24分 池内 友彦 → 西 大伍
http://www.jsgoal.jp/result/20070200030420071111_detail.html
本調子でないはずの征也。右サイド攻撃一辺倒だったのは、なぜか。
西谷がいない分、スナに余計な負担がかかってしまったのか。
どうもスナが消えていたように思えてならない。
スナだけが悪いわけではなく、全体的に征也側との左右のバランスがあまりにも悪かった。ボールの出し先が「右」しかないというのは、どうしてなのか。
ヤス岡本が出てきた時、交代はスナだと思った。何故なら大伍を右に入れるから。
しかし大伍は、征也と代わるのではなくイケと代わった。ここが一つのポイントだった。監督の右攻撃へのこだわりを感じた。
前で使った方が活きる大伍をなぜかボランチの位置にし、ヨンデを後ろに下げたのだ。この策の意図はナンだったのか?
結果として、「征也とヤス岡本と謙伍と大伍」が同時併用されるという珍しい事態になったが、鳥栖の運動量に対抗することは出来なかった。
さて、次節ドーム京都戦では、黄色累積4枚で征也が出場停止だ。
① 左アタッカーに西谷、リザーブにヤス。 右アタッカーに大伍、リザーブにスナ。
② 左アタッカーにヤス、リザーブに西谷。 右アタッカーにスナ、リザーブに大伍。
③ 左アタッカーに西谷、リザーブにヤス。 右アタッカーにスナ、リザーブに大伍。
勝手な推測であるが、西谷を帯同させなかったのは、ドームの京都戦に温存するため。キーマンは間違いなく西谷になる。攻撃に関しては西谷の出来に懸かっていると言ってもいいだろう。
若手の勢い、ひらめきに賭けるか、それともベテランの技と精神力に賭けるか・・・・
三浦4-4-2の攻撃は、起点である両サイドハーフに全てが懸かっているといっても過言ではない。
【今日の癒しSONG】
http://jp.youtube.com/watch?v=_CptuWCyAoM
(星村麻衣 「桜日和」)
↑偶然通りかかった「11.11ポッキーの日スペシャルライブ」の一曲目
http://www.hoshimuramai.net/
(New Single「かけがえのない人へ」2007.11.14 Release)
http://jp.youtube.com/watch?v=MyDJWO5N7BQ
(星村麻衣 「Get Happy」)
http://hokkaido.nikkansports.com/news/p-hn-tp5-20071113-282536.html
(「星村麻衣が自ら作詞作曲のシングル発売」北ニッカン)
posted by (oDo) |22:34 |
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2007年11月11日
目に飛び込んできた見出し
無意識のうちに脳が興奮しているのだろうか。5時前に目覚めてしまった。
見出しに「復帰」の文字が躍る。昨日はフッキ、今日は復帰。
ヤフーのトップページが新しくなりお試し画面に替えてみたら、
http://contents.kids.yahoo.co.jp/hoshizora/local/sapporo/20071111.html
こんなロマンティックなものを見つけてしまった。
札幌の西の空に「はくちょう座」。
待っててくれ!アルビレックス!! みたいな(笑)
その下にアルタイルも見えている。ベガルタも行こうぜ! みたいな。
http://contents.kids.yahoo.co.jp/hoshizora/local/fukuoka/20071111.html
こうすると、選手や遠征サポ達がいる鳥栖(福岡)の空になる。
ヨンデが昨夜ブログで「決戦の日」というタイトルで心境を綴った。
「熱い声援をバックに戦えるのをとても心強く思います」
「スタジアムには足を運ぶ事が出来ないサポーターの方々の熱い思いを胸に秘めて
こちらも熱い戦いをお見せしたい」
熱 い という言葉が3回。
熱 い 声 援
熱 い 思 い
熱 い 戦 い
この1年を凝縮したかのような言葉ではないか。
いや2004年ヤンツー元年からの言葉にもなるかな。
もっと言えば2002年にJ1最下位で降格した瞬間からの「熱い思い」が、
やがて「熱い声援」となりじわじわと束になって「熱い戦い」へ結びついたとも言えるかもしれない。
例に出すのはアレかもしれないが、ファイターズのファンがコンサの10倍の人数が居たとしても、
一人一人のファンの熱さはコンサが10倍勝っているような気がする。
コンサにはアップダウンの歴史に裏打ちされた熱狂的な熱さがある。その分だけ平均年齢はなまら高いけど(爆)
5年間の辛抱がついに実りを迎える日がやってきた。今日なのかそれとも別の日になるのか。
勝ち点を90に乗せれば、仙台の最大勝点を上回る。鳥栖に勝って90に乗せる。まずはコレだ。
開幕前に監督が定めた目標設定値が、こんなに精度の高いものだったとは!
まだ5時半か(苦笑)
昨夜帰宅途中にケータイ画面に保存したデータがある。オフィシャルモバイルサイトの「チーム内データ」だ。
チーム内得点ランキングを書き写してみよう。
1位 ダヴィ 15
2位 西谷 10
3位 曽田 7
3位 征也 7
5位 元気 6
6位 謙伍 5
7位 池内 2
7位 砂川 2
7位 カウエ 2
10位 西嶋 1
10位 相川 1
10位 ブルーノ 1
10位 芳賀 1
10位 岡本 1
10位 大伍 1
同順位の場合は背番号順にならんでいる。
得点者が全部で15人。
開幕前、監督は「FW全員で50点取りたい、ダヴィは15点取れ」と言っていたが、どうよ?
謙伍まででちょうど50点。FWの不足分をちゃんと両サイドアタッカーと唯一神ソダンが穴埋めしてくれているではないか!
フィールドプレイヤーのレギュラーでは西澤と大塚以外全員が取っている。
これが今年のコンサなのだ。
平均1失点以下に抑えた堅守だけクローズアップされているが攻撃もなかなかたいしたもんだよ。今年はちゃんとした攻撃の「型」がある。
これはアシストについても守備についても言えることだ。
全員で守り全員で攻撃する。戦力的にJ2首位ではないはずなのだが、
戦術的に一つになれば強くなる。バラバラに守ってバラバラに攻撃しても上手くいかない。
歯車がガッチリあった今季。潤滑油の名は「ハードワーク」といった所だろうか。
5時45分か。
京都について触れておこう。
コンサが鳥栖に勝てる保証はないから、ドローもあり得るだろうし、負けももしかしたら無いこともない。でも鳥栖に勝ったとして。
昇格確定のために、引き続き16時からの西京極「京都-山形」に注目が集まる。
京都のモチベーションが半端じゃないであろう事を想定しておきたい。
昨日仙台がヴェルディと引き分けたため、京都が勝てば、勝点81となり仙台を追い抜き3位に浮上するのだ。(仙台も京都も45試合消化)
京都が山形に勝つと想定すると、緑85、京都81、仙台80となる。
試合数の少ない京都と仙台に3足しておくと、緑85、京都84、仙台83となる。あーら大混戦!えらいこっちゃ。
コンサが鳥栖に負ける コンサ87、緑85、京都84、仙台83
コンサが鳥栖とドロー コンサ88、緑85、京都84、仙台83
コンサが鳥栖に勝つ!! コンサ90、緑85、京都84、仙台83
ライバルの最大勝点が、緑91、京都90、仙台89
コンサが鳥栖とドローの場合、勝点88なので、
昇格内定ライン91まで「1勝」、優勝決定ライン92まで「1勝1分」となる。
18日のドームで京都と引き分けだとして。
京都の最大勝点が2減って88。コンサの最大勝点が94(鳥栖&水戸に勝利)。
今日も18日も12/1もドローだったら、勝点90。極端だがそれでも昇格はできる。
6時を過ぎた。
えらく長文になっちまった。一旦エントリーしよう(笑)
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/leisure/soccer/41/33028.html
鳥栖スタの天気は「曇り」である。
やばいよ。テンション上がってきたよ。(早杉)
「コンサティック浮かれモード」って感じだな。
ある意味幸せなんだけどな。
posted by odo5312 |05:10 |
しんぶんし |
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2007年11月11日
走り抜けるだけ
ここまで来たら、風のように走り抜けるだけ。
先頭で走り抜けるだけだ。
まぐれも偶然も運も奇跡も、積み重なったらそれはもう実力。
勝つべくして勝ってきたのさ。
自信を持って、胸を張って戦ってこい。
最後のアウェー、最後の鳥栖。
そしてラスト2試合は俺達のホーム、SAPPORO DOMEだ。
http://www.geocities.jp/theroadtothetop/j2/2007.html
しっかし、すごい逃げっぷりだなぁ。
最強の逃げ馬ちゃうか?
追いつかれそうで追いつかれない。
追う方がバテるという・・・・
恐るべしミウラマジック!!
只今勝ち点87
鳥栖に勝って90、これが今季の目標値だった。
必ず達成しよう。明日必ず。
2位東京Vが残り2試合全勝で85+6=91
つまり92取れば優勝だ。
鳥栖に勝って90、ドームで京都に勝てば93=優勝!
コレしかない。コレで行こう!
【今夜のモチベアップ曲】
http://jp.youtube.com/watch?v=vTQXIkcUipM
(Knight's Song)
http://jp.youtube.com/watch?v=8w5Jv1fzSzo
(Moon Over The Castle)
posted by odo5312 |00:18 |
今日の一曲 |
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2007年11月10日
林とフッキ
讃えあう両雄
posted by odo5312 |23:10 |
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2007年11月10日
縁起カツぎ
昇格&優勝に王手だ!
posted by odo5312 |16:10 |
スタジアムグルメなど |
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2007年11月09日
勝てよ、仙台。
【J1昇格への道】残り4節。次節、昇格争いの天王山 [ J's GOAL ]
http://www.jsgoal.jp/news/00056000/00056436.html
・北日本ワンツーでJ1へ行きたい(個人的願望)
・9/15ドームで敗れた時に2位は仙台を指名(勝手に)
・またユアスタへ行きたい
・札幌も仙台もJ1へ上がるべきチーム(と仙台サポとも意気投合)
・そういえば、林がいる(林!フッキを止めろ)
・緑が勝てば、勝ち点87でコンサと並び暫定2位になってしまう
・本当はドローが一番いいんだろうけど・・・・北日本(以下省略
という具合で、明日の大一番は仙台に肩入れする。
http://www.izumiku.net/vegapara/archives/2007/11/091729.php
(ベガパラさま「第49節 11月10日(土)東京ヴェルディ1969戦に向けて」)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20071109-OHT1T00107.htm
(報知「仙台サポーター1万人、味スタジャック…10日東京V戦」)
すごいやね。いくら陸続きとはいえね。
http://blog.so-net.ne.jp/VegaltaSendaiGoAhead/
(Vegalta Sendai go ahead!さま)
によると、2006-2007のラモスヴェルディとの対戦成績は、
仙台の ○××△ △×× と相性が悪い上、
東京の地でもあまり勝っていないようだ。
でも、仙台ならきっとやってくれる。
根拠は無いけど、そんな気がしている。
【おまけ】
コンアシのGコード判明!
9550248
21:54~22:00 TVH
ヤフーTVで「北海道」「コンサにアシスト」で検索すれば出てきます。
味スタは雨。
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/leisure/soccer/13/33005.html
うちらが1-5でやられた時も雨だった。だけど、プレースタイルが違うからね。
仙台の緻密なパスサッカーができますように(祈)
ベガサポの大群がいよいよ敵地に乗り込む。
http://jb-a.net/vegalta.html(JBA仙台)
posted by (oDo) |19:21 |
相手チーム |
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2007年11月08日
鳥栖でも頼むぜ! / スポンサーHP巡り
ダイゴ~ル。
マジ期待して舛添!
どれどれ。
どーれどーれ。
こんさどーれ。さっぽろ。
http://www.consadole.dev-asp.net/toJ1/
(勝ち点自動計算機「Consadole札幌 POWER to J1!」)
【11日にコンサが2位以内を決め昇格内定するための条件】
10日に仙台が勝たないこと。
11日にコンサが勝つこと、京都が勝たないこと。
【それに対する当ブログの予想というか願望】
10日に仙台が緑に勝つ。よってコンサの昇格内定は最短で18日ドームで。
http://www.jsgoal.jp/news/00056000/00056897.html
(【J2:第49節 東京V vs 仙台】プレビュー:今季最高の大一番。
J1昇格へのゴールデン・ロードがはっきりと見えるのは、2位・東京Vか
3位・仙台か。勝敗が大きく未来を変える。 [ J's GOAL ])
つーわけで、
やっぱ、鳥栖に勝たにゃ何も始まらねってこった。
あまり考えたくないが、例えばよ?
仙台が緑と湘南に勝って、コンサが鳥栖と京都に連敗したら、
最終節で、仙台91、緑90、札幌90と一気に形勢逆転も。
また、コンサが1勝2敗、緑が2勝1敗(仙台に負け)、仙台が3勝1分(京都と分け)なんてシュミると、
最終節で、緑90、札幌90、仙台89という際どさだ。しかも水戸と分けて1分2敗だったら、88で京都と並び得失点差で圏外という事も。
(((p(>o<)q))) キャアアア!!! (今更)
鳥栖に勝たにゃ、何も始まらね。
鳥栖に勝つことだけに集中、集中!!
~昇格カウントダウン!久々に盛り上がろう特別企画~
【第1回 オフィシャルパートナー&スポンサーHP巡り】
順不同 2007.11.09現在
http://www.pivot-clip.co.jp/
(ピヴォさま・赤黒バナー、ドーレくん、応援キャンペーン)
http://www.aquahokkaido.com/
(アクアクララ北海道さま・ドーレくん)
http://www.hokkaido.ccbc.co.jp/comunication/consadole.html
(北海道コカ・コーラボトリングさま・ドーレBOX他)
http://www.support-sapporo.or.jp/
(さぽーとさっぽろさま・ドーレくん)
http://www.hankyu-travel.com/spk-d/
(阪急交通社さま・アウェイ応援ツアー、炎の宴)
http://www5.mediagalaxy.co.jp/ja-chokin/
(JAバンクさま・コンサロゴ)
http://www.sanko.ac.jp/sapporo-sports/
(札幌リゾート&スポーツ専門学校さま・コンサエンブレム)
http://www.noguchi-g.com/
(野口観光さま・ドーレくん)
http://www.fujimegane.co.jp/index2.html
(富士メガネさま・コンサエンブレム、コンサロゴ)
http://apros.jp/
(アプロスさま・ドーレくん)
http://www.alpha-business.co.jp/
(アルファビジネスさま・コンサロゴ、ドーレくん)
http://www.sspc.or.jp/topics/topicslist.html
(財団法人さっぽろ健康スポーツ財団さま・コンサ支援募金トピック)
http://www.ainj.co.jp/
(アインファーマシーズさま・コンサロゴ)
http://www.city.sapporo.jp/st/consadolecard07/consadolecard07.html
(札幌市交通局さま・共通ウィズユーカード)
http://www.hokkaido-np.co.jp/
(北海道新聞社さま・FORZA!コンサドーレ)
http://homepage3.nifty.com/hfa/
(財団法人 北海道サッカー協会さま・コンサドーレカップ、祝い金)
http://www.ncmac.co.jp/
(エヌシーマックさま・ドーレくん、コンサロゴ)
http://www.needs.cc/img/2005culbsupplier.htm
(ニーズ札幌さま・コンサ育成部専用バス)
http://www.yoshida-syatai.jp/news/trainer-j.html
(北海道体育大学校さま・トレーナー実習)
http://www.sapporobeer.jp/csr/community/simin.html
(サッポロビールさま・ユニ背中ロゴ)
http://www.jal.co.jp/consadole/
(JAL日本航空さま・集合写真、ドーレくん、コンサロゴ、スローガン)
http://www.jalcard.co.jp/topics/soccer/index.html
(JALカードさま・サッカーフェスティバル)
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/071031-3.pdf
(JR北海道さま・「6社合同サンクスマッチ開催!!!」)
http://www.kappa.ne.jp/supply/supply.html
(Kappaさま・集合写真、コンサエンブレム)
http://www.sapporo-u.ac.jp/whats-new/070509_cheer.html
(札幌大学さま・チアリーディング部がコンサの試合で演技を披露)
http://www.stv.ne.jp/tv/consadole/index.html
(STVさま・スピカスタジアム他)
posted by odo5312 |23:40 |
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2007年11月05日
We've Got The Wind
季節外れの芝桜が2輪。
あと2勝で昇格だ。
もう一踏ん張りだ。
そんな花からのメッセージに思えるんだな。
まだ何も手にしていない。油断大敵だ。
昇格は確かに手にしていない。
だが、残り3試合を堂々と戦いきり結果を出す予感がある。
確かな戦術があるから、選手達に迷いがない。
三浦監督の組み立て通りにここまで来ている。
勝利の積み重ねが自信になり、自信が確信に変わっている。
春先から一度もブレなかった確固たる戦術。
戦術浸透を怠らず一体感を高めながら勝てる組織を育てた。
長いJ2ロードを終盤までもつれると読んだ監督の分析。コンサは戦力的には決して下馬評は高くなかった。
開幕前のインタビューで「下馬評が上がってこない」と苦笑していた三浦監督。だが、腹の中ではどう思っていただろう。「監督の腕の見せ所」だと逆に思ったのではないか。
現有戦力を適材適所で効果的に使う事を考え、スタメンとサブの仕事を切り分けた。選手達に自分達の役割が何であるか明確に教えた。
ソダンが開幕前、昨季からの戦術変更に関してこう言った。
「4バックでゾーンディフェンスというのは、いかに要領よくやるか」
「自分達から無闇にスペースを作らない」
「ボールを回されてるのではなく、回させる」
「全員が動かないと成り立たないので、1つになってやっていく」
「チャレンジして力をつけて自信につなげる」
「全員が動かないと成り立たない」サッカーは、後に
「ハードワーク」というキーワードとなって三浦07版サッカーの象徴的言葉へ昇華していく。
スカパーのJリーグプレビューショー「People」という番組で、三浦監督はサブの起用法について次のように明言している。
「やっぱりリザーブのメンバーにスタメンより能力の高い選手、ある短い時間だったらその選手の方が良いという選手を、わざとリザーブに置いておくっていうのも“手”だよね」
この時期、「スタメンより能力の高い選手」とは砂川誠を、「ある短い時間だったらその選手の方が良いという選手」とは石井謙伍を差していた。
スナ:「これだけ戦術的な監督はホント初めてだし、哲学とか戦術的な部分が自分の中である監督なのかな」
ソダン:「ベーシックな事が多いんですけども、戦術というキーワードでチームがまとまっているのが大きいのかな」
三浦:「シンプルに物事を伝えること。そして俺が選手に伝えた時に、結局伝えた事により選手が変わらなければ意味がない。言っても変わらないないなら言わないほうがいい」
上記のコメントが、今までの監督と一味違う三浦式の指導法なのだ。
そしてこの指導法が“今の”コンサにぴったりハマったと言えるだろう。
☆ ☆ ☆
コンサドールズが「ゲット・レディ」を踊る。2007年コンサ躍進の思い出として記憶に残る1曲になるだろう。その一節とこじつけの解釈。
♪Whenever I'm asked who makes my dreams real, I say that you do
(俺の夢を現実にできるのは誰かと言えば、もちろん君って答えるさ)
J1昇格のためには、三浦戦術を理解し(選手だけでなくサポーターも)信じるしかないと思った。
♪So get ready, so get ready, 'cause here I come
(覚悟しろ、俺は[J1へ]行くからな)
三浦監督は就任記者会見で既に言い切っている。
「J2の目標は、唯一J1昇格しかない」
去年ヤンツーから「J1へ行きたい選手が何人いるのか」と嘆かれた選手達が、一つの目標に向かって再び走り出した。
☆ ☆ ☆
3月10日、第2節ドーム鳥栖戦、コンサの今季初得点を決めたのは藤田征也だった。
西谷と共に両サイドから起点を作りワイドに攻撃を仕掛ける型が見えた。
1-0鳥栖。三浦監督がホームゲーム初戦で今季初勝利(開幕アウェー京都に敗戦)を飾ったことは非常に大きかった。
「まず、コンサドーレの監督となれたことを非常に光栄に思います」
「熱狂的なサポーターが後押ししてくれる雰囲気、地方のエネルギーです。その辺に魅力を感じた」
就任記者会見での三浦語録に沸々と湧き上がるものを感じていた。サポーターの一人として。それを勝利と言う形に変えられた事は凄く大きかった。
この試合から新チャント「俺達を揺らせ」が歌い始められる。
熱いプレーで 俺達を揺らせ
もう焦らさないで 我慢できない
3月17日アウェー、3-0徳島。
西谷が「ツートップがしっかりとボールを収めてくれたので、前を向いて思い切ってプレーできました」と言えば、
元気が「勝とうという気持ちが相手より勝っていたと思います」と言った。
戦術をマスターし、結果を出そうとする意気込みが伝わってきた。
この頃から三浦監督の人心掌握術に興味を持ち始めた。
三上強化部長が「ハートに火をつけるのがうまい」と発言し、練習場で効果的な檄を選手一人一人に飛ばしチームを一体化していった。
これについて西嶋が「瞬時に分析して的確な指示をくれるし、気持ちを奮い立たせてくれる」とコメントしている。
3月21日ドーム湘南戦は0-0のスコアレスドロー。
三浦監督は「最終的には互いが決定力を欠いたというゲームだった」
「・・・・後半流れがこっちに来たという考え方もできる」というコメントを残した。
前半が良ければ、後半は向こうに、逆に前半が悪ければ、後半はこちらに。バランス感覚で試合の流れを表現した。スカパー解説やドイツ時代の経験だろう。シーズンの好調時でも同じような事を言っていて「ここまで連敗しないで順調に来たから、これから連敗するかもしれない」と予測していた。力の差が無いJ2だからこそ、常に相手とフィフティ・フィフティの前提で戦術を編み出していた。連勝しても浮かれない、連敗しても悲観しない。いつも「やる事は同じ」。選手も異口同音にそう語っていた。一本筋が通った信念は、勝ち点を重ねるほど揺らぐ事はなかった。
3月31日室蘭、1-0セレッソ大阪。
「前半からオーガナイズされた(組織的な)ゲームができた」
「一進一退のなかで、1点が重い試合になった」
「戦術的な理解が上手くいっている」
「全員がしっかりハードワークできていた」
監督が春から秋まで同じ戦い方を貫いているのがよくわかる。
芳賀主将も「みんなが最初からハードワークできていた」。
今季の札幌スタイルが「ハードワーク」でしっかり守り1点を大事にするスタイルだと知らしめた試合だった。
第1クールでは4試合の「1-0勝ち」があった。
4月22日ドームの東京ヴェルディ戦。4-3で激勝し首位に立つ。
前半の16分までに3点を奪い、3-1でハーフタイムへ。ここで監督は次のように選手に語った。
「これだけのお客さんが入ったなかで、逆転されるというのはあってはいけない」
前半で3点取ったということは、逆に後半にヴェルディの逆襲がある・・・そう伝えているのである。
三浦流のバランス感覚は危機管理能力でもある。
5月6日厚別仙台戦から、6月10日アウェー鳥栖戦まで7連勝を記録する。開幕前、昇格要件として「10連勝」を挙げていたが、事実連勝する力を持ったヴェルディが2位に来て、仙台が3位につけている。
この時は不幸にもアウェー愛媛戦で唐紙主審が試合をぶち壊し、連勝がストップしてしまう。しかしながらゴールデンウィーク開けからの7連勝は後々まで勝ち点の「貯金」として活きてくる事になる。7連勝のうち完封勝ちが実に5試合、1点差勝ちも5試合。この頃からサポーターは内容がどうであれ「勝ち点は減らない」と口にし始める。三浦1-0サッカーが認知されてきた印象です(笑)
6月16日厚別徳島戦から7月21日厚別東京V戦まで、ドローが4試合(2勝4分)。過密日程や台風中止など移動疲れの影響もあって微妙に失速を始める。
7月25日、負ければ首位陥落の危機だったアウェー仙台。
藤田征也が大活躍し、元気&ダヴィがアベックGOALを決める(死語混じり)。しかし試合後の三浦コメントは征也に対しまだまだ辛口だった。
「2点目をああいう強引な形でアシストしたのでそこは評価できるが、
前半はどうもいまひとつゲームに乗れていない印象があったし、
後半の途中も交代しようかなと思うほど、息が上がったのか守備に戻れなくなったり。最後はまた良くなったが。やっぱり、試合に出ていないとダメ、ということだ。
ヨーロッパにいくら行こうが、試合に出ていない選手は落ちる、ということ」
後で振り返ってみると、右サイドアタッカー・藤田征也に対する期待の表れなんだと思う。
まだまだ伸びると踏んでいるから、4-4-2の肝である右アタッカーで使い続ける、という事なのだろう。
開幕ゴールを決めてからレギュラーを手放さなかった征也と、抜擢し続けた監督の信頼関係が躍進の原動力の一つだと思っている。開幕前、左は西谷で計算できたが、右は未知数だったのだから。
仙台に関し「パスサッカーという意味では、J2で一番しっかりとしたチームだ」と評しているのも興味深い。
9月15日、第4クール初っ端の大一番で0-1で仙台に敗れた後も妙にサバサバしたコメントだったのは、仙台の組織力を認めているからこそなのだろう。
4月11日西が丘ホーム福岡戦0-0の次、15日水戸戦から、9月2日函館愛媛戦まで、コンサは27試合連続ゴールという大記録を密かに作っている。27試合完封されず連続で誰かが点を取っている。「攻めろ!攻めろ!」とアクション&ムービング(今では愛媛のスローガンだが)にこだわった昨季でもできなかった素晴らしい記録だ。昨季の得点源フッキが抜けた分、全員で得点するという意識に切り替わっていった。
8月 5日アウェー草津戦3-0 の得点者は、元気、スナ、征也。
8月11日ホーム桜大阪戦3-0 の得点者は、征也、ダヴィ、西谷。
8月16日アウェー京都戦3-2 の得点者が、西嶋、ダヴィ、謙伍。
3試合連続3得点。日替わりヒーローが、昇格チームの原動力と言われるが、この頃のコンサはまさに勢いがあった。
☆ ☆ ☆
8月19日の室蘭湘南戦から、三浦監督が危惧していた「連敗モード」に突入する。チーム全体もサポーターもスランプ状態に陥り、ネガティヴな雰囲気が漂い始める。今季最大のピンチを迎え三浦監督は次のように述べた。
「チームがまるでハーモニーを失ってしまった」
「負けが込んできて、みんなが精神的に非常にネガティヴになっている」
「プロのメンタリティとしては弱いんじゃないかという印象」
そして、監督自身も未知の世界へ突入していた。
「特に誰かが欠けたというわけでもないのに、
これだけおかしくなるというのは、私としては初めての経験」
×○×△×××○××
湘南、水戸、徳島、仙台、湘南、東京緑、桜大阪 に7敗を喫してしまう。
そんな中、強力な助っ人がやってきた。
閉塞状態のコンサに新しい息吹を入れてくれた。
鄭 容 臺
チョン・ヨンデと呼んで、だ。在日韓国人なので外国人枠ではない。
外国人枠はブラジル人で一杯だし。(ブルーノ、ダヴィ、カウエ、イタカレ)
守備的なMF兼DFとして、大塚と西澤の穴を見事に埋めた。獲得した強化部もまた適材適所な選手に目を付けたものだ。三浦監督と三上強化部長の信頼関係があってこその補強だった。このまま昇格を決めたとすれば、後半戦最大のキーマンだったと言える気がするヨンデ。
満月の厚別ナイトゲームで芳賀とボランチを組み札幌デビュー。昨季横浜FCでJ1昇格を経験している頼もしい男が、選手の遣り繰りに苦しむコンサを救った。セカンドボールが拾える場面が増えたのはヨンデのおかげである。この夜、藤田征也が2アシスト1ゴールで3得点に絡む大活躍を見せた。
「ストライカーの2人の貢献度というのは、(2得点のダヴィだけでなく)中山は点を取ってなくても大きかったと思いました」
ダヴィも「まだまだ伸びる選手」と評しており、「守備が出来るFW」が監督が最優先で求めるFW像だということが改めてわかる。
この頃、相川がFC岐阜へレンタルされ、西大伍がブラジルへ留学する。
9月30日、味スタでヴェルディに歯が立たず1-5で大敗。
この時点で「眼下の敵」がヴェルディだと意識する。眠れる獅子(の髪型のラモス)が覚醒したのだ。あーコワイコワイ。
ヴェルディは4月7日第7節から5月3日第13節まで7連敗してくれたのだが(22日ドーム3-4札幌含む)、ここに来てフルスロットルの快進撃。超獣金髪フッキが大暴れモードで手に負えない。
8月19日から負け無し △○○△○○○○○○○○△ と8連勝を含む怒涛の勢い。
その意味では前節の「ザ温泉草津」に大感謝である。
コンサは1年目のヤス岡本がラッキーボーイ1号、ブラジルから緊急帰国の西大伍がラッキーボーイ2号となって勢いを取り戻した。
自分達のスタイルを思い出したここ4試合。4連勝。
計り知れない意味を持つ重たい4連勝だ。4連笑と書きたいくらいだし、その「笑」は涙交じりのものだった事は内緒にすることもない。
ドローに終わった函館愛媛戦で「唯一の救い」だったオカモッチャンとダイゴが得点を決め、しかもそれが貴重な貴重な決勝ゴールになった。
10月20日のアウェー福岡戦 得点者:岡本
10月27日のアウェー愛媛戦 得点者:西
三浦監督は愛媛戦翌日のトークショーで、2人に関する質問に次のように答え爆笑を誘った。
「岡本はヘディングが下手なので、何度も練習させていました」
「たまたま決まりました、ですねぇ」
『「あれ岡本?」と聞いたら「そうだ」というので・・・・ハプニングゴールですね』
「まさか岡本が決めるとは思わなかったです」
「スカパーで秘密兵器があると言ったのはハッタリでした」
「西がゴールするとは思っていませんでした。奇跡的です」
「西にですか?試合後は特に声を掛けていません」
監督は若手が活躍しても手綱をぎゅっと締める。そこら辺はヤンツーとも被るところがある。
だが、こうも述べている。
(アウェー福岡戦、ホーム徳島戦、アウェー愛媛戦 全て1-0勝ちと本来の勝ち方に戻り)
『3連戦で「運があるな」という直感があります』
監督は第4クールに入る頃に「これから先は理屈でない部分が強くなってくる」と述べている。若武者が決勝点を生み出したのは「理屈ではない」何かが働いたとしか思えない。
ヘディングが苦手なヤスがスナのクロスをヘッドでゴールに叩き込み、ブラジルから帰国後合流しドーム弁当に「涙が出る程美味い」と言っていた大伍が、帰国3日後の愛媛でロスタイム弾をぶち込んでしまうのだから・・・・。
ゴール直後の監督の飛び跳ねる喜びようは何度見ても感動的なシーンだし、試合終了後の大伍の弾ける笑顔と祝福するイレブン、ゴール裏でサポ達と握手する大伍を見て「チームはまた上昇気流に乗った!イケる!」と思ったサポも多いのではないか?今季、いや過去をさかのぼっても最大級の喜びインパクトだった。間違いなくコンサ史に残るメモリアルなゲームになった。
それまでアウェー5連敗を食らっていたことを考えると、この2人の若武者がコンサを救ったと言っても過言ではない。
中途加入でフル出場「戦術が自分に合っている」とまで言ってくれるヨンデ、ルーキーながら今までのコンサの選手になかった創造性を身に着けているヤス岡本、ブラジル帰りで結果を出してしまうミラクルボーイ西大伍。ニューフェイスが怖いもの知らずでパワーを発揮してくれた中、前半を支えてくれていた故障者が次々帰ってきた。
フロントの計らいでヴェルディ戦大敗直後から勝利給が2倍になったという。全員が勝者のメンタリティを身に着けたのは三浦コンサになってからの収穫である。
西大伍のミラクルゴールは全員が戦術を理解していたからこそ、もぎ取れたのではなかったか。征也が故障欠場、右アタッカーを岡本が務め、途中交代した大伍が果敢にアタックした。その前の場面、曽田が後ろから元気の場所に上がっていた。ダヴィとの2トップで元気の代わりにハイボールを落とす役割をこなした。そのたったの1プレーが相手DFに当たって跳ね返りが大伍の前に落ち、ドリブルで突破しシュートに持っていった。
4-4-2のパーツパーツでやる事が決まっているサッカー。誰が入っても同じ事をやる「オートマチズム」こそ三浦サッカーの真骨頂なのかもしれない。
ラストスパート、最後の決戦。
残り3試合(アウェー鳥栖戦、ホーム京都戦、ホーム水戸戦)を残し、勝ち点87は堂々たる成績である。
開幕前の目標勝ち点「90」まであと1勝。自力昇格まで1勝1分、2勝1分なら自力優勝だ。
俺達はスローガン通りJ1昇格へ向け一つになっている。
文字通り「Power To 1」だ。
大塚真司選手、もちろん貴方も入っていますよ。
We've Got The Wind
(私達は風を得ました)
風は間違いなくコンサに吹いている!!
posted by odo5312 |09:10 |
三浦俊也監督 |
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2007年11月03日
西澤250&西嶋100
次の鳥栖戦で、西澤“画伯”淳二選手が復帰すれば、
J250試合出場達成!!
J1で127試合、J2で122試合(現在まで)の大記録。
詳しくは、
http://f57.aaa.livedoor.jp/~nyamnyam/p0891587928.htm
そして、西嶋“ヒロくん”弘之選手が、
J100試合出場達成!!
ヒロくんは途中移籍してきた2004年9月23日厚別水戸戦でデビューし、J2の99試合を全てコンサで出場しているので、赤黒100%濃縮100試合ジュースだ(何?)
詳しくは、
http://f57.aaa.livedoor.jp/~nyamnyam/p1852725409.htm
いやー、
http://f57.aaa.livedoor.jp/~nyamnyam/
(Jプレイヤー ランキング&チェック)
ってすんばらしいサイトですね。
ヒロラー達が「鳥栖戦で100試合ダー!(not 猪木)」とそわそわしてるもんだから、一応ホントかどうか調べてたらですねー、画伯さんの大記録まで発見できたって訳ですよ。
まさに芋づる方式だな、
と、おぢさんは、思うわけです。(真似かよっ!)
posted by (oDo) |22:42 |
Hiroyuki NISHIJIMA |
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2007年11月02日
最後の決戦バス停
posted by odo5312 |09:10 |
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2007年11月02日
最後の決戦バス停
posted by odo5312 |09:10 |
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2007年11月01日
ドラゴンズ日本一に思う
緊張感があって素晴らしい試合だった。
8回までパーフェクト、完全試合目前の山井投手をどうするか注目していたが、
落合監督は岩瀬にスイッチ。継投での完全試合を達成し53年ぶりのシリーズ優勝に導いた。落合監督の勝負師ぶりにまず感服した。
そして、ナゴヤドームの雰囲気にも感動した。
ビジター(アウェー)で×○の後、ホームで○○○の4勝1敗。昨年とまったく反対の結果になった。
昨年の札幌ドーム第5戦にナマで立ち会っているから、「地元スタジアムで日本一」の興奮はテレビからでもよく伝わった。昨年のファイターズが44年ぶりなら、今年のドラゴンズは53年ぶり。生粋のドラファンなら今夜は朝まで飲みたい気分だろう。
おそらくドラゴンズの日本一を夢見ながらも、この世を去ってしまったファンも多いだろう。遺影を抱えながら涙してテレビ画面を見つめていた人もいるだろう。
コンサはチーム発足12年目。来年13年目で久々のJ1復帰予定、1998年、2001、2002年に次いで2008年が通算4回目のJ1挑戦の予定だ。まだたったの4回目よ?
1996年+53年後 ⇒ 2049年か。いま2007年だから42年後。
ドラゴンズファンが日本一を待ち続けた思いを考えれば、J2暮らし5年なんて大したことなかったかな(嘘)
今のブロガーのうち何人がコンサのJ1優勝を見届けられるだろうか。いや、例えばの話。
野球のように12チームしかない世界でも半世紀も優勝から遠ざかるチームがある。まして2部リーグ制のJリーグならJ1優勝なんて・・・ホントに数えるくらいのチームしか経験できないんだろうな。
実際J1は「優勝を狙える層」「どっちつかずの中位層」「下位・入れ替え戦常連層」に分かれている。コンサはまず中位層にしがみつくってのが当面の目標だと思う。その前にさっさと上がらないと。
落合監督を見て思った事、思い出した事を箇条書きで
・ドラと言えば星野だったが、落合が日本一をもたらした不思議
・その星野は阪神で日本一にはなっていない
・正直、巨人時代の落合は好きになれなかった
・ロッテオリオンズとかドラゴンズの方が似合う。野武士だから
・セは落合ドラゴンズがクライマックスシリーズで巨人を下した
・パはヒルマンファイターズがクライマックスシリーズで千葉ロッテを下した
・落合~巨人、落合~ロッテ、因縁だらけの「落合シリーズ」だったんだな
(↑強引な結論)
さて、53年ぶりということで、落合監督のヒーローインタビューでも触れられていたが、1954年というのは、落合監督が生まれた年なんだそうだ。
調べましたよ、1954年。すごいラインナップですよ。
一部抜粋して見てみましょう(今夜の本題)←ここかよ
BOOWYのドラマー・高橋まこと、中畑清、田尾安志、石田純一、ルー大柴
プロレスラー・渕正信、松任谷由実、カルロス・ゴーン、ランディ・バース
アルフィー坂崎幸之助、高見沢俊彦、デーブ・スペクター、清水アキラ
ギタリスト・安藤まさひろ ⇒『ANDY'S』より『MOON OVER THE CASTLE』(コンサ入場テーマ曲)
コンサティックな人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
古舘伊知郎、片岡鶴太郎・・・
濃くて、熱くて、芸人魂あふれる顔ぶれ。
この世代、簡単にまとめると「一世を風靡した後もそこそこの影響力を今も持ち続けている世代」になるだろうか。
というわけで、そんな世代が世に誕生した1954年に優勝したのが、中日ドラゴンズだったわけである。ちなみにパは西鉄ライオンズだす。
昭和29年。
青函連絡船の洞爺丸が沈没、映画『ゴジラ』第1作公開 ですと。
参議院、「自衛隊の海外出動(≒自衛隊海外派遣)を為さざることに関する決議」を全会一致で可決 なんてのもある。
昨日、テロ特措法が期限切れで自衛隊撤収・・・なんか因縁めいているな。
1954年 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
特別付録:「日本シリーズとコンサ」
西暦 プロ野球日本一 コンサ最終順位
1996 仰木オリックス4-1長嶋巨人 JFL 5位
1997 野村ヤクルト 4-1東尾西武 JFL 優勝 昇格
1998 権藤横浜 4-2東尾西武 J 1st16位、2nd10位 降格
1999 王ダイエー 4-1星野中日 J2 5位
2000 長嶋巨人 4-2王ダイエー J2 優勝 昇格
2001 若松ヤクルト 4-1梨田近鉄 J1 1st8位、2nd14位
2002 原巨人 4-0伊原西武 J1 1st16位、2nd16位 降格
2003 王ダイエー 4-3星野阪神 J2 9位
2004 伊東西武 4-3落合中日 J2 12位
2005 バレンタインロッテ 4-0岡田阪神 J2 6位
2006 ヒルマン日ハム 4-1落合中日 J2 6位
2007 落合中日 4-1ヒルマン日ハム J2 優勝(予定) 昇格予定
【12丁目的法則】
1997年、2000年、そして2007年。(1998年、2002年)
セ・リーグが日本一の年にコンサは昇格する(降格も)
posted by odo5312 |22:22 |
時事 |
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