2019年12月20日
北海道コンサドーレ札幌カーリングチームを応援しよう!
今年も「北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2019」に参加させて頂くこととなりました。 「北海道コンサドーレ札幌アドベントカレンダー」はコンサドーレを様々な視点から書かれた記事をまとめたものです。どれも楽しく興味深い記事ばかりですので是非ご覧ください。 私がアドベントカレンダーに参加させて頂くのは今回で6回目ですが、他の皆さんが書かれた素晴らしい記事の「箸休め」として気楽にご覧いただければ幸いです。 拙文ではありますが、どうぞ最後までお付き合いください(*^^*)
昨年は家の事情で不参加だったアドベントカレンダー。 今年の募集も始まり、さて、どうしょうかな~と思案していたところ「バドミントンやカーリングの話題でも良いですよ」という投稿を発見し、書きかけのままになっているカーリングの記事があることを思い出しました。 この機会に記事を手直ししてアドベントカレンダーに参加することにしましたが、なにぶん夏に投稿する予定でしたので少し時期がずれておりますが、その分たっぷりとカーリング生観戦の魅力をお伝えしたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします(*^^*) それでは、まず始めにカーリングチームの紹介から。 北海道コンサドーレ札幌カーリングチームは北見市を活動拠点とするカーリングチーム「4REAL」の活動を引き継ぐ形で2018年8月1日に発足しました。 発足前の7月22日(日)に札幌厚別公園競技場にて開催されたジュビロ磐田戦(19時キックオフ)の試合前のピッチにてサポーターへ初お披露目。 コンサドーレカーリングチームとしての初戦は発足翌日の8月2日(木))に開催された「どうぎんカーリングクラシック2018」となっております。 チームメンバーは5人。 まずは最年長でリードの 阿部晋也(あべ しんや)選手 北見市常呂町生まれ コンサドーレ北海道スポーツクラブ所属 セカンドの 谷田康真(たにだ やすまさ)選手 名寄市生まれ 北海道クボタ所属 サードの 清水徹郎(しみず てつろう)選手 長野県軽井沢町生まれ 株式会社シズナイロゴス所属 スキップの 松村雄太(まつむら ゆうた)選手 長野県軽井沢町生まれ 永山運送株式会社所属 そして唯一の学生さんでフィフスの 相田晃輔(あいた こうすけ)選手 北見市常呂町生まれ 北見工業大学在学中 以上の5人で「2022年北京冬季五輪」出場を目指し、世界に向かって挑戦中。北海道コンサドーレ札幌のサッカー、バドミントンとともに、その活躍が期待されているところです。 ※コンサドーレカーリングチームの活動などはオフィシャルWEBサイトからご覧いただけます。 清水選手と松村選手はサッカー経験者で大のサッカー好き! 小2から高校生までサッカー部だった清水選手は発足会見で 「カーリングを通して大好きなサッカーに繋がったのは本当にありがたいし光栄。それに応えるようにしっかり結果で返していきたい」と語っております。 同時期にカーリングもやっておりましたが本当はサッカー選手になりたかったのだそうですよ(*^^*) そんな清水選手が所属するシズナイロゴス様は、こんな素敵なトラックで応援(゚∀゚*)
コンサドーレのサッカーとカーリングが並んでますね♪
縁あってコンサドーレファミリーとなったカーリングチーム。 コンサドーレ大好き。カーリングも大好きな私にとって、この2つが合わさったのは、まさに夢のコラボ! ひとつ粒で二度おいしい世界なのであります( ≧∀≦) そんな夢のようなカーリングチームの試合を観に行きたい、応援したいと思いつつ、本州や海外での試合だったり、日程が合わなかったりで、なかなか観戦が叶いませんでしたが、ようやく叶う時がやってきました。 今回はその時の様子を振り返ってみたいと思います。 ときは 2019年8月2日(金) 地下鉄東豊線の「月寒中央駅」で下車し歩くこと数分で今日の会場である「どうぎんカーリングスタジアム」の看板が見えてきます。 この看板を右に曲がって少し進むとスタジアムに到着。
カーリングの試合自体は隣接する月寒体育館では「世界選手権」や「冬季アジア大会」など何度か観戦したことがありますが、このスタジアムに来るのは初めてのこと。 フィギュアやアイスホッケー等の試合も行われる月寒体育館と違い、カーリング専用の施設とはどんなものか、ちょっぴりワクワク。 ここで開催されるのは「どうぎんカーリングクラシック2019」という国際大会で、 8月1日~3日まで予選4試合、8月4日に準決勝、決勝、三位決定戦が行われます。 今日はその2日目。コンサドーレカーリングチームの初戦を観戦します。
観覧席は試合ごとの総入れ替え制で、予選ラウンドは1試合1000円(発券手数料別)とチケットもかなりお安い価格設定です。 今日は第1試合の男子4ゲームから始まり、女子、男子、女子の順で入れ替え予定となっております。 私は発売日にチケットを購入しておりましたので「チケットをお持ちの方はこちらから」の列の最後尾に並びました。
勝手が分からないので開場の20分前(試合開始50分前)に到着しましたが、まだ5人くらいしか並んでおりませんでした。 中は寒いですものね~。早すぎたか(ノ∀`) 列に並んで待っていると清水選手が中へ入っていきました(゚∀゚*)キャア 割りとギリギリの会場入りなのですね。 開場は競技開始30分前。入場受付でチケットを確認。 「どうぎんカーリングスタジアム」は土足禁止ですので玄関で上履きに履き替えて2階の観覧席へ向かいます。(上履きと靴袋は持参) ちなみに女子の試合のチケットは全試合完売しており、 今日の第2試合に行われる「北見のロコ・ソラーレ」と「道銀フォルティウス」が、たぶん大会の目玉なのではないかと思われます(あくまで個人の感想です) 北京オリンピック以来、女子カーリングの人気は「そだねー」効果もあり、うなぎ登り。 お陰さまでカーリング全体の人気も高まっているものの男子は、まだまだ女子には及びません。 ですので、男子カーリングを見るならチケットが入手しやすい今がチャンスなのです! 入場時に小冊子とお菓子をいただきました。
小冊子の裏には簡単なルール説明が載ってましたが気づいたのが帰宅してから(;´д`) 会場内に入ったら想像以上に寒く、ダウンやらひざ掛けやらの装着に忙しく、さっさとバックにしまいこんでしまいました。 もっと早く気がついていればカーリング用語を使って『通な』解説できたのにな~残念(笑) 次は、ちゃんと頂いた物を確認してからバックにしまうことにしよう。 会場にはA~Eシートがありますが本日はB~Eの4シートを使用。
Bシートでの試合が中継・配信されるため、隣のAシートに放送用のカメラや中継機材置き場として使用されているためです。 コンサドーレカーリングチーム(チームMatsumura)はDシートでしたので直線上を陣取りました。
観覧席は思ったより混んでおりませんでしたが(平日の朝ですし) Dシート近くは沢山の人が集まっておりましたので目的は私たちと一緒だったと思われます(^^) コンサドーレカーリングチームの横断幕を作ってる方もおり、人気も高まりを感じます。 観覧席の上にはハウス(ストーンが集まる円)が映し出されるので遠い方にあるハウスの状態もモニターで確認することができます。 テレビ中継を見ていると毎回、奥から手前にストーンが向かってきますが実際には奥から手前、手間から奥へと交互に投げられております。 …と知っていたかのように言っておりますが、実は生観戦するまで全部、同じ方向から投げていると思いこんでおりました(/ω\) 実際に右から左、左から右へとストーンが移動しているのを観て初めて両側にハウスがあることを知ったくらいです(ノ∀`) 考えてみれば投げたストーンを戻しているところなんて見た事ないので両側から投げてると分かりそうなものですが思い込みって怖いですね(笑) 参加国の国旗が掲揚されております(画像ボケボケすみません)
この大会のチーム名は「個人名」の登録となっておりコンサドーレは「チームMatsumura」となっております。 そうこうしているうちに競技前の7分間練習が始まりました。
テレビ中継でもたまに見かけますが、選手が1列になってスティック状のブラシを脇に抱えながら滑っていく様子などウォーミングアップもとても面白いですので観戦する機会がありましたら是非とも練習からご覧いただければと思います。 ちなみに、動画撮影は禁止されておりますが写真撮影はOK(フラッシュ不可) 尚、ブログ掲載許可は得ておりませんので画像は遠目か後ろ姿のみ使用しております。 練習を終え開始を待つ相田選手、谷田選手、清水選手、松村選手。
コンサ仕様の私たちに気がつき松村選手が手を振ってくれました(≧∀≦) これは頑張って応援しないと。 と言いつつ駆け引きが重要なカーリングは、サッカーのように応援歌を歌う訳でも手拍子をする訳でもなく、静かに、その戦況をうかがいつつ、ナイスプレーに大きな拍手を送るのみ。 後から知りましたが阿部選手は腸の病気で入院を余儀なくされていたのですね。 練習にもコーチ席にも姿が見えないのでどうしたのかな~と心配しておりましたが、今は退院され競技にも復活しましたので安心ししました。 難しい局面には4人集まって確認。 カーリングはチーム戦。良い時も上手くいかない時も、その都度みんなで最善の策を考えます。
テレビのカーリング中継は「今のストーンの狙い」や「次の一投をどうするか」等を分かりやすく解説してくださるのですが 生観戦はもちろん解説はありません。 しかも4シート同時に行われるので、あちらこちらか「ウォーウォー」「イェース、イェース」「ヤーッ(プ)」と叫び声が聞こえ選手同士のやりとりやコミュニケーションの様子は観客には、ほぼ聞こえません(^_^; そんな中で選手の皆さんはお互いの意志疎通をはかるのですから自然と声も大きくなるし集中力も高まるのでしょうね。 ワンショットで次の局面が大きく変わるカーリング。 ひとつひとつのショットも見逃せません。 …と言いつつ隣のカナダと札幌国際大学の試合も気になる。 札幌国際大学のメガネくんこと青木くんの調子はどうかな… Σ(゚Д゚)!! なんや!あのカナダのイケメン集団は! 背中のnameを見ると…ん?マシュー? あれ?こっちもマシュー? ( ゚д゚)ハッ!双子か! イケメンツインズか! しかも、こっちを見てニコッとしてくれたΣ(゚Д゚〃) いや~恐るべし。カナダ(///∇///) …などと言ってる場合ではないぞー! コンサドーレを応援しなくては! 4試合同時に行われるカーリング。 どうぎんカーリングスタジアムは縦方向からの観戦なので見ようと思えば同時に4試合楽しめます。 が、見ようと思えば…です。何度も言いますが一瞬で局面が変わりますので隣のシートを見ているうちに、こっちのエンドが終わってしまうことがありますので、くれぐれも気を付けましょう。 5エンドを終えると5分間の休憩タイムがあります。 もぐもぐタイムとして有名になったアレです。 が、男子カーリングでは円陣組んで座りお菓子やフルーツをモグモグしてるところは余り見かけません。 コンサドーレの選手も立ったままゼリー系飲料なとで簡単にはエネルギー補給といった感じですが、この少しの補給が後半を戦うための力となるのです。 …にしても冷える。寒さが尋常じゃない(-_-;) このスタジアムはリンク内に観覧席が設けられているので、ほぼ冷凍庫。 2時間の長丁場となると、どんどん冷えてきますので「どうぎんカーリングスタジアム」へ行かれる皆さんは完全防備をお勧めします。 とくにこの大会は真夏の開催ですので外との気温差が半端ありません。 外は30度。中はマイナスの世界ですから。 くれぐれも防寒対策はしっかりと! 相手チームのストーンがどこにくるか…注目する選手たち。
「ここはガードストーンを置きにくるかな」 「うまくフリーズできれば…」 「ヒット・アンド・ロールを狙うのかな~」 「やっぱここはドローだよね」 などと、お仲間さんと自己流解説をしてみるものの、ほぼハズレ。 素人ファンの一個も二個も上をいくショットの数々に「なるほど、そこだったか~」と唸るばかりです。 気がつけば辺りは静か。 他のシートの試合は全て終了しコンサドーレの試合のみとなっておりました。 次の試合の入場まで残りわずか。 どうなるのかな。次の試合が遅れる?でも練習や入れ替え時間もあるし。 と思っていたら、終わったと同時に追いたてられるように外へと促され… 結局、着替える間もなく荷物を抱えるようにして会場の外へ出されてしまいました。 総入れ替えの為、中に人がいなくなったのを確認して、次の観客を入れなければならないので致し方ありませんが、前の試合が長引けば長引くほど観客も時間との戦いですので、試合終了が近づく前に荷物をまとめておく事もお勧めします。 (状況によっては次の試合開始が遅くなる場合もあります) 残念ながらこの日の試合は敗戦してしまいましたが今大会はこの試合を除いて全勝で優勝。 なぜか私が観に行った試合だけ勝てないというミラクル発動でしたが(/ω\)スミマセン 北海道コンサドーレ札幌カーリングチームの皆さん。 優勝おめでとうございます! 清水選手と谷田選手の生スウィープの迫力。 松村選手の「そこ通すかー!!」というフリーズショットに 最年少とは思えない相田くんの落ち着いたプレー。 どれも生観戦でしか味わえない楽しさでした。 これに阿部さんの「ウィック」が加われば無敵ですよね! ※ウィック:相手のストーンをはじき出さない程度に動かす難易度の高いショット。 カーリング自体もとても面白いのですが、ここに『コンサドーレ』の冠がつくだけワクワク感が増し、さらに楽しさ倍増! しかもコンサドーレカーリングチームは強い! この先、間違いなく、もっともっと強くなる! 世界に通用する強さとチームワークが魅力のコンサドーレカーリングチームのますますのご活躍をお祈りいたします。 優勝報告会で札幌ドームを訪れた時の写真です。
カーリングチームに会えるのが嬉しくて待ち構えていたのにボケボケ写真で残念(-_-;) 阿部選手はコンサドーレ北海道スポーツクラブ所属ですので、遠征や試合のない時にはスタジアムでお見かけすることがあります。 そこを目ざとく見つけ「阿部さーん!お写真いいですかー」とお声をかけましたらば 「松村も来てるから一緒に撮る?」「松村~こっちこっち~」と神対応(゚∀゚*) 阿部さんと松村さんのツーショットの他に自分とスリーショットもしっかり撮させていただきました。やったー(*≧∀≦*)
声をかけられると嬉しいそうですのでドームでお見かけした際には是非ともお声がけを! (お仕事中は応じられない場合もあります) 今年の春に掲載されたインタビュー記事で阿部さんがこんなことを言っておられました。 Q:コンサドーレになって「変わったな」と実感することも多いのではないですか? 阿部選手:やはり応援してくれる人が圧倒的に増えました。コンサドーレの一員になることでクラブそのものを応援しているサポーターの方から声をかけられる場面が増えましたね。 それこそ、今日も準備の段階やドームを歩いているだけで声をかけていただいて驚きました。 …って、それ私やー!私のことやー! ダンマクの事前搬入の時に台車を押してる阿部さんと清水選手を見つけ 「阿部さーん!清水さーん!優勝おめでとうございますー」と叫んだから(*ノ∀`*) こうなったら、どんどん見つけて、どんどん声をかけちゃうもんね♪ コンサドーレファミリーとして今年の「サポーターズデー」にも参加されました。
いつも快く撮影に応じてくださり、ありがとうございます。 底に車が付いた簡易ストーンをハウスに投げる「フロアカーリング」でサポーターさんと交流。
もちろん私も参加させていただきましたが、なかなか思うところに届きません。 カーリングの難しさをちょっとだけ体験させていただきましが楽しかった~♪ 北海道コンサドーレ札幌カーリングチームは、11月2日(土)~9日(土)まで中国にて開催されました『パシフィックアジアカーリング選手権2019』に男子日本代表として出場し韓国との決勝戦へ進出しましたが、残念ながら敗れ準優勝となりました。 この結果、日本は『世界選手権2020』への出場権を本大会では獲得することができず、来年1月に開催される世界最終予選へまわることになります。 ここで何としても出場権を得られ、コンサドーレカーリングチームがその代表として出場できるよう応援しましょう! 最終戦のサンクスセレモニーには大会中のため参加できませんでしたが紹介がありました。
北海道コンサドーレ札幌カーリングチームは現在(12/20)長野県にて行われる 「World Curling Tour JAPAN 軽井沢国際カーリング選手権大会2019」に出場しております。 この大会は軽井沢アイスパークで毎年12月に開催されておりいる1998年長野オリンピックを記念として、翌1999年より大会を開催。 2014-2015シーズンからは、日本で初となるワールドカーリングツアーの大会のひとつとなり国内外から強豪チームが参加する豪華な大会です。 ※中継や配信もあります。詳しくは こちら から。 コンサドーレカーリングチームは予選4試合を終え4戦4勝。 優勝目指して、 がんばれ!北海道コンサドーレ札幌カーリングチーム! 〈追記〉 (12/22) 男子チーム決勝戦 Y.Matsumura(日本)× Edin(スウェーデン) は7-4で チーム Y.Matsumura(コンサドーレ)が勝利! 6エンドの3点とってビックエンド素晴らしかった! 清水選手ナイススィープでしたね~。 予選から全勝で見事「軽井沢国際カーリング選手権大会2019 IN 長野」優勝しました! コンサドーレカーリングチームの皆さん。 おめでとうございます!
以上、簡単ではありますがコンサドーレカーリングチームの今年の風景を追ってみました。
サッカーはオフシーズンですが、カーリングは今がトップシーズン。
今後ミックスダブルスも開催されますのでお近くで試合が行われるのは時は是非とも足を運んでカーリングチームを応援しましょう。
サッカーとはまた違うカーリングの楽しさとコンサドーレファミリーを応援する楽しさの両方が味わえますよ~。
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
それではよいお年を。& メリークリスマス!
「コンサドーレと共にあらんことを。」
posted by mimicchi |00:10 | カーリング | コメント(0) |
スポンサーリンク
スポンサーリンク