2015年10月15日
天皇杯3回戦vs鳥栖@アメスタで躍動した梟たち
まず初めに、ここがユースっ子大好きおばちゃんの贔屓目たっぷりブログである事をお伝えしておきます(・∀・) …と言えばお分かりになられると思いますが、 もうね。褒めちゃうもんね。褒めて伸ばし褒めて育てちゃうもんね。 いつもの事ながら、ちょっと長めです 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦 2015年10月14日(水) 19:00キックオフ@ベストアメニティスタジアム 天候:晴 / 気温:20.6℃ / 湿度:41% 入場者数 2895人 主審:村上伸次 /副審:村上孝治 /副審:清水崇之 昨日の試合が面白い試合だったと思える陰に村上PR(プロフェッショナルレフェリー)の存在があった事は間違いありません。 流れを止めず、選手のパフォーマンスを引き出すゲームコントロールはさすがです。 プレーが止まらないので選手の動きもリズムも良く試合時間が短く感じられました。 <鳥栖戦のスターティングメンバー> GK 金山隼樹 DF 進藤亮佑、永坂勇人、福森晃斗 MF 上原慎也、ニウド、上里一将、前 寛之 神田夢実、 FW 中原彰吾、荒野拓馬 <ベンチメンバー> GK杉山 哲、DF櫛引一紀、MFイルファン、菊岡拓朗、 FW前田俊介 なんと。スタメン11名中アカデミー出身選手が6名。半分以上が生え抜きの選手(゚∀゚) 前日練習の後、新聞等で予想スタメンの発表は控えて欲しいと四方田監督からの お願いがあったらしく…そう来ればこう来るだろう。という予感はありましたが まさかここまでガラリと替えてくるとは! こういう思い切ったところ。好きです。四方さん(´艸`*) 東京ヴェルディ、ツエーゲン金沢と2連勝しプレーオフ圏内が見えてきたことで 中3日で次の試合を控える主力選手を休ませ、リーグ戦に重きをおいた采配であったと思われますが 若手たちが、この巡ってきたチャンスを活かさない訳がありません! うひょー(゚∀゚)これはやれるぞ! と、メンバーを見た時から勝つ気満々の私に 「まさか勝つつもりでいる?相手はJ1だよ。まあいい経験になるかもなぁ」 とやる前から結果は決まってます派の夫。 おいおいおい。四方田チルドレンを舐めてもらっちゃ困りますぜ。だんな。 このメンバーを見てワクワクしないなんて! …しかしながらSNSでも同じような印象を抱いている方が多く見られたのも事実。 むー。このメンバーなら絶対やれるからっっ!! 試合に出られなくて悶々とした時間を過ごしている彼らにとって公式戦で戦うという事が どんなに嬉しくて、どんなに楽しくて、どんなにモチベーションの上がることか!! その気持ちをきっとプレーで見せてくれるはず! ここに来た選手で良い経験を積んで帰ろうと思っている選手は一人もおりません。 みんな勝つ気でここに来ているのです。 それは試合が始まってすぐに分かりました。 躍動感溢れるプレー。常にゴールを狙う姿勢。前へ前へと仕掛けるパス。 夕飯を食べながら、まったり観戦していた夫は前半終了した時には前のめりになって 「いやぁー。久しぶりにワクワクする試合観た!」と大興奮。 だーかーら。さっきから言ってるじゃん!今日は勝つんだって! とは言え、相手は現在J1で14位と低迷しておりますが、ケガ明けの豊田選手も復帰し ほぼフルメンバーのサガン鳥栖。疲れが出てくるであろう後半が勝負よ!!勝負!! と意気込んでおりましたが、まさか・・・その後、延長戦を30分戦い、さらにPK戦にまでもつれるとは(;゚Д゚) よくやった。よく頑張ったよ。みんな。本当によく走ったよぉ。(ToT) ニウドも効いておりましたねー。あんなに頑張ってるニウドを見たのは久しぶり。 キャプテン・カズゥも上原くんも身体を張ってチームを牽引。 若手が伸び伸びプレーできたのも、こうした頑張りがあってこそなのだな~。 ワンタッチで回すパスはキレイな三角形を作って前線へとボールを動かし、 拓馬ー!彰吾ー!きゃぁぁぁ。夢ぇぇぇ(≧▽≦)と、ある日の姿を思い出しながら これぞ四方田サッカーよね!とニマニマがとまりません。 中でも、特に永坂くんと進藤くんの若き二人のDF。 代表経験もある豊田選手を空中戦でも競り勝ってたし、よく付いて守っておりましたね。 お互い声を掛けあってDFラインを統率してるのが画面からも伝わってきました。 後半なかなかセカンドボールが拾えなくなってからもサイドのミスをカバーし 人数をかけて守れていたと思います。 120分。よく頑張った!最後は足をつってしまったけれどフル出場できた事と 無失点で終えられたことは、これからの自信に繋がるはずです。 この1戦で大きく成長した二人。 彼らのプレーはリーグ戦でも観たいと思えるし、コンサの選手層の厚さを実感させるものでした。 必死ながらも落ち着いてプレーできていた永坂くんと進藤くん。 さあ、ここから。ここから。次はリーグ戦デビューだよ。 君らの頑張りがチームの底上げに繋がるのだから★ そして、その無失点を支えたGK金山くん。 右腕1本でゴールを守った時は「かなやまーーーーーー!」と叫んでしまいましたww 最後はPKの5人目のキッカーとして登場しましたが惜しくもポスト! 鳥栖のGK林選手の逆をつく左をいっていたのにねぇ。惜しかったね(>_<) 120分の戦いの後のPK戦は鳥栖が先攻 水沼〇 藤田〇 キム ミヌ× 鎌田× 豊田× 上里× 前田× 福森× 荒野〇 金山× 結果、PK(2-1)で3回戦敗退となりました。 二人止められ後がなくなってからの3人続けての金山くんのセーブは鳥肌もの(゚Д゚;) 先陣のカズゥが失敗し、続く前俊も失敗。 それを「大丈夫。大丈夫」と笑顔で迎える選手たち。 なんとなく、ここまで来たら後に蹴る選手も気が楽なのかな~と思っていたら ひとり真剣な眼差しで林GKの動きを見つめる拓馬がおりました。 そういう気持ちを忘れずにね。 進藤くんがTwitterで「次は蹴らせてもらえるように頑張ります」と言っておりましたので PK戦は立候補ではなく監督が決めたものだと思われますが ここまで「選手総入れ替え」という強気の采配で来てただけにPKも 最後まで攻めの姿勢でいって欲しかったという気持ちもちょっとあるかも。 PKはメンタルや駆け引きの部分やが大きいので経験を優先したのかもしれませんが 四方さんの教え子たちをもっと信じて欲しかったなぁ。 これも、たらればな話しなのですが(^-^; 蹴る勇気を持った選手だけが蹴られるPK戦。 ここまで来られたからこそ蹴られたのですから選手にあっぱれと言いたいです。 …が、ここまで来たからこそ勝ちたかったぁぁ。 勝たせてあげたかったよぉぉぉ。 選手の皆さん。お疲れ様でした!この悔しさを次に繋げよう! 最後になりますが、金ぴょんがとっても良いことを言っておりましたので書きだしておきます。 <試合後の金山選手のコメント> 皆、日ごろから色んな思いを溜め込みながら今シーズンを戦ってきて、今日の舞台に立てるという事で 一人一人が120%の力を出し、声を出して、気持ちを出してやろうということは試合前から話をしていました。 それを試合中も感じましたし、後ろから見てても本当に頼りになりました。 気持ちがこもった試合だったので勝ちたかったです。今日のようにプレーすれば、J1相手でも失点をしませんし、 体を張って球際でも負けていなかったので、このようなプレーというのはチームにとっては勢いづくものだと思います。 (PKの場面を振り返って)自分が止めないと、ここまで頑張ってくれた皆に申し訳ないと思っていました。 冷静に対応しようと思っていてうまく止めることができたので、コレは自分がヒーローになるかなと思いましたが、 外してしまいました。PKはこれまで蹴った事がなかったのですが、練習でいつも同じところに蹴っていて、 今日は林さん(鳥栖GK)の動きを見て逆を取ったかなと思ったので残念です。 (リーグ戦の残り試合に向けて)今日の試合を見てもらえればチームの誰が出ても良い試合ができると思ってもらえたはずなので、 これからJ1に向けて本当に一試合一試合が大切になってくるのでチーム全員で一つになって頑張っていきたいです 気持ちのこもったプレーと気持ちのこもったコメント。 これが今のチームの全員の想いのだと思います。 共にがんばろう!コンサドーレ札幌!!
posted by mimicchi |11:55 | スカパー& DAZN他 観戦記 | コメント(0) |
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