いつも心にコンサドーレ

2014年10月16日

がんばれ若うっちー！いざ！世界へ。

若うっちーこと内山裕貴選手は今年ユースから昇格した高卒ルーキー。
今、Ｕ－１９代表選手としてミャンマーで戦っております。

Ｊ３リーグが発足した今季。
若い世代の強化と育成を目的としたＵ－２２選抜も新たに設けられました。
Ｊチームから登録された選手で構成されたＵ－２２選抜にはＵ－１９世代の選手も多く招集され
他チームの選手とのコミュニケーションや連携などチームとしての組織力も高めていたように思います。
内山くんはＵ－１９代表の主力選手として何度もＵ－２２選抜に招集されおりました。


今回のＡＦＣ Ｕ－１９選手権大会は来年ニュージーランドで開催されるＵ－２０Ｗ杯の
予選も兼ねております。
このＵ－２０Ｗ杯…征也が出場したあの２００７年カナダ大会以来、３大会予選敗退しております。
２００８年の宮澤くん、２０１０年の古田くん、２０１２年の奈良くん、翔太くん…
毎回コンサドーレから青ユニを纏って出場するもＷ杯への切符は掴めず、
まさにＵ－２０Ｗ杯。本大会への出場は悲願となっているのであります。


そんな大きな課題を背負って戦っているＵ－１９代表の選手たち。
今大会の前にベトナムで開催されたAFF NutiFood U19 Cup 2014　Ｕ－１９でさらに
チーム力を高めてきました。
うっちーは４戦のうち初戦と決勝である４戦目にフル出場し日本の優勝に貢献しました。
２戦目は負傷により途中交代しましたが、まさにＵ－１９のスタメン組として
その活躍を期待されていたと思います。

春先に練習見学に行った際、「今年は代表に賭けます！」と
Ｕ－１９代表への意気込みを強く語ってくれた内山くん。


その、うっちーが初戦の中国戦の先発から外れたと知った時は
「まさか？なぜ？」の思いでいっぱいに…。

事前合宿の時に脳震とうをおこした影響で大事をとっているのだろうか…。
きっとそうに違いない。スポーツ界における脳しんとうの対応はかなり厳しい規制が
あるそうだし大事をとっているんだよね。

そう、自分を納得させ次へ進むためにもＵ－１９の勝利と
うっちーの回復をただ祈るのでありました。


…が、次のベトナム戦にも若うっちーの名前はありませんでした。
ベンチメンバーには入っているし時折映るベンチでのうっちーはとても元気そうに見えるのに…
なぜ？いや、それは監督が決めることだけど…でも…今まで築き上げてきたものは？

色んなことが、もんもんとして、ちょっとやさぐれモードになりかけましたが
いやいやいや。最終目標はＵ－２０ワールドカップ本大会への出場権を得る事だから…
ここはチームの勝利を願って応援しなくちゃ～と（でも、もやもや～）


そんなサポーターの気持ちを知ってか知らずか、
ここに勝たなければ決勝Ｔへ進めないという大事な大事な韓国戦に
満を持して我らが若さまが先発出場！！

キターーーー(≧▽≦)うっちー！待ってたよー！！


中１日で迎えたベトナム戦で負傷した選手も多く、まさに総力戦となった韓国戦。
メンバーも大幅に代えてその大事な一戦に臨みます。

３戦目での出場という事もあってか立ち上がりは動きも硬く
いつものプレーが観られませんでしたが後半は徐々にペースを掴み、いつも
うっちーらしいガツガツを気合い溢れるプレーが観られました。

そして、うっちーがフル出場した日本代表は見事、韓国を破り予選リーググループ首位で
決勝トーナメントへ進むことが決まったのです。

おめでとう、うっちー！
もどかしさや悔しさもあっただろうけど、こうして代表のピッチに立てて
チームに貢献できて本当に良かったね。
今まで出場がなかった高木くんや宮原くんも含めチーム全員でもぎとった勝利だねー。



そんな内山くんの事が翌日の記事で取り上げられておりました。


ゲキサカ→こちら
[AFC U-19選手権]U-19日本代表、天敵の韓国撃破で「死の組」突破なるか


＜内山選手のコメントのみ抜粋＞
今は気持ちを出すことしかできない。そこは絶対に欠けたらダメ。
僕自身、最初は出られない悔しさを引きずっていたけど、目標を思い返せば、世界の切符をつかむこと。
今は、チームが勝つことしか考えていない。必要なのは勝利だけと分かり切っている。
遠征前に中山雅史さんに言われた全員で戦うことの大切さを今、身に染みて感じている。
明日は３試合の中で一番良い試合ができると思っている


そしてスポーツナビ→こちら

＜内山選手のコメント部分のみ抜粋＞
大会直前まで不動のセンターバックとして起用されていたＤＦ内山裕貴は韓国戦の前日に
「ミャンマーに来る前日に中山雅史さんが来て下さってアジアを勝ち抜くためのメンタルとか、
１１人じゃなくて２３人全員で戦わなきゃいけないということを教えてくれたんですけれど
その意味を今になってようやく、全員が身に染みて感じている」
と話し、第２戦の終了直後から急速にチームが結束していることを明かした。


と、あります。
これはうっちーが出場した韓国戦の前に取材したものを記事にしたのだと思われますが、
この時点で本人が韓国戦に出場するかどうか知っていたのかは分かりません。

でも、試合に出られない悔しさ、もどかしさ…それを乗り越えてチームの為にと思う気持ち。
そんな葛藤を隠すことなくさらけ出し自分を奮い立たせるうっちーの姿に…

(ノД`)・゜・。


この遠征でうっちーが得たもの。これから得られるものは彼のサッカー人生の中で
かけがえのないものになっていくのだろうと思います。



明日は勝利だけを信じて思いっきり戦って欲しい。
Ｕ－１９代表としての誇りを胸に。

がんばれ。うっちー。頑張れＵ－１９日本代表！！


ケガで離脱した松本くんと奥川くんも含めた全員で勝利を掴み取ろう！




ＡＦＣ　Ｕ－１９選手権ミャンマー２０１４　日程・結果は→こちらから

Ｕ－２０ワールドカップ出場をかけた準々決勝（上位４チームが本大会へ出場）
北朝鮮戦は明日１０月１７日（金）１８時キックオフ（日本時間）


※テレビ放送はスカパーテレ朝チャネルでの放送となっております。→こちら

posted by mimicchi ｜16:40 | 代表・世代別・選抜 | コメント(2) |

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