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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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今季、石崎サッカーの進化を求めた2チームのそれぞれ。

2009年12月02日

柏の話だが、札幌サポが読んでも、↓のスポーツナビのコラムは興味深い。

鈴木潤 スポーツナビ 2度目の降格から柏は何を学ぶのか (1/2) 新戦術への移行から始まった失敗 2009年12月1日(火)


昨季までの柏は、現札幌監督である石崎監督が率いていたことが大きいが、
戦術面において今季の札幌と似たような課題を抱え、
奇しくも、今季、違うアプローチから、それぞれのチームがその解決に取り組んでいたからだ。


>昨年までの柏は、石崎信弘監督(現コンサドーレ札幌監督)が率い、
前線からのハードプレスと奪った瞬間に素早く攻守を切り替え、
スピーディーなショートカウンターから相手ゴールを脅かすという特徴を持ったチームだった。
だが、その戦術がハマったときには上位チームに太刀打ちできる強さを見せるも、
その反面、柏の長所を消してくるような対戦相手、例えば引いて自陣にブロックを作り、
スペースを与えないチームや、柏のプレッシングを回避するために、
前線へ長いボールを供給してくるチームを攻略するすべに乏しかった。


正に、今季、同じことがJ2の札幌でも繰り返された。

今季昇格したセレッソに前線からの積極的なプレスで互角以上に戦い勝ったかと思えば、
リトリートして、前線からのプレスを避け、
ロングボールからカウンターを狙ってくるチームには攻めきれず、
逆にカウンターを喰らってあっさり失点するなど滅法弱かった。

ステージこそJ1とJ2と違い、微妙に時期こそ違えど、同じ監督なので当然かもしれないが、
昨季までの柏と今の札幌は、同じ課題を抱えている。


そこで、昨季の柏は、監督解任というリスクをとって変化を求めた。

そして、石崎監督のサッカーをベースにして、更なる進化を狙った。
その意味では、コーチ昇格という監督人事も頷ける。

>今季の柏は「アクションサッカー」をスローガンに掲げ、
石崎監督が3年かけて作り上げた「前線からのプレス」と「ショートカウンター」をベースとし、
そこへ新戦術を上積みするという形を採った。
つまり、相手に押し込まれる場合は闇雲にプレスにいかず、リトリートとプレッシングを使い分ける。
また、攻撃面では、これまでのショートカウンターは相手に引かれた場合に効果を発揮しない。
したがって、ポゼッションからパスを回して相手の守備を攻略するという、
攻守両面において2つの武器を持つことを目標として、春季キャンプに臨んだのである。


しかし、基本的に、“万能な戦術はない”。

つまり、弱点のない戦術はない。
大事なことはその戦術をマスターし、
それと同時に、相手の対策に柔軟に対応する、弱点をカバーする術も身につけること。

そして、柏は監督交代というリスクを払って本格的な弱点カバーを狙った結果、
今までの良さに上積みするのではなく、本来持っていた良さまで失ってしまった。

怪我人が多かった誤算もあっただろうが、上手く戦術を進化させることに失敗してしまった。

それが今季の柏の失点増加に繋がり、降格の原因になったと考えて良いだろう。






一方、おそらく石崎監督も同じ課題を感じていたのではないだろうか。

昨季の天皇杯決勝まで行った頃のインタビューで石崎監督は、

正に、今後のチームの課題として、

>リトリートとプレッシングを使い分ける。

と言っていたからだ。


自分の戦術に対する強さも弱さも最も熟知していたのは、
他ならぬ石崎監督本人であったに違いない。

自分の戦術の欠点に気付いていないはずがない。


しかし、昨季の柏のフロントとの話し合いで、そこのところを言われ、
結果的に、あなたではその問題は解決できないと判断され解任されたわけだから、
石崎監督としても内に期するモノがあったに違いない。


奇しくも、違う2チームが、同じ目標、“石崎サッカー”の進化を求めたのが、
今季だったともいえるのではないか。


だから、札幌就任早々、ホームとアウェイで、リトリートとプレッシングを使い分け、
“戦い方を変える”と言った石崎監督の発言も納得できる。

また、ポゼッションということで、クライトン残留を希望したこともわかる。

そして、リトリートとプレッシングを使い分けることや、
ポゼッションからパスを回して相手の守備を攻略することは、
正に代名詞である“チャレンジ&カバー”の石崎サッカーの導入とともに、
石崎サッカーの克服すべき課題として、同時に今季の札幌も取り組もうとしていたことだ。


長く監督をやっていると、その戦術も研究される。
石崎監督もJリーグの監督として生き残るために、
自らの戦術を進化させる必要があったことは想像に難くない。


しかし、最初から二兎を追うには、昨季J1から降格し
J2からリスタートするとはいえ、札幌は実力が足りなかった。

札幌には、昨季までの三浦監督の下で、
ブロックを形成しリトリートしてカウンターを狙う戦術の土台はあった。
そこに石崎監督の代名詞である“チャレンジ&カバー”の戦術を春季キャンプで植えつけた。


だが、一番難しいのは、両者の戦術の判断だろう。

刻一刻と変化する試合状況に合わせて、
引くか前からプレスに行くかを瞬時に判断することは難しい。
その上、全員が同じことを考えていなければ、プレスは効果を発揮しない。

その意味で、大人しいままで、もっとコミュニケーションをとらないとこの戦術は機能しない。

柏も、今季は思うような補強ができなかったこともあっただろうが、
J1上位を目指した野心的な挑戦は、その課題を上手く克服できず降格した。

札幌が昇格できなかったのも、レベルこそ違えど、
正に、同じ課題を上手く克服できなかったからだろう。


しかし、繰り返しになるが、弱点のない戦術はない。

その戦術をマスターし強みを発揮する一方で、
弱点をカバーする術も同時に身につけることが、
その戦術の完成度を上げる唯一の策ともいえる。

相手が常に研究して隙を突いて来る以上、基本的に完成することはないだろうが・・・。


その意味では、今まで柏が取り組んできた“チャレンジ&カバー”を継続しているのは、
石崎監督本人がいるので当然だが(笑)、札幌ということになる。

その辺りが、生粋の柏っ子である石川が札幌残留に心動かされている理由かもしれない。

石崎監督の下で、石崎サッカーのある程度の完成形を見たいと思っているのではないだろうか。

柏のネルシーニョは、堅実な守備を基本とする監督だけに、
やり残した仕事は、最早、石崎監督の下でしか果たせない。


来季、札幌も、この難しい課題を克服しない限り、昇格はないだろう。
ただ、その難しい課題を克服し完成度を高めていけば、
J1残留も視野に入る戦術であるともいえる。

それが現有戦力で実現できる戦術なのかは、若干議論の余地があるかもしれない。


柏の事例は、監督交代の怖さも同時に教えてくれる。

果たして、来季、札幌はこの課題を克服できるのだろうか?


まだ、今季は終わってませんが、先日の横浜戦を見る限り、まだ克服できてませんしね・・・。




post by whiteowl

13:37

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去る者、残る者、来る者。

2009年12月01日

色々あった週末。

中でも一番は、ホーム最終戦、ゴールを決めて自らの花道を飾った曽田の引退。
9シーズン、札幌一筋。本当に、お疲れ様でした。

引退発表のタイミングで記事にすることを逃したので、何か書こうかと思ったのですが、

なんも書けねぇ(*ノ-;*)(←コレ、結構、便利な言葉かも(笑)。)

これからも札幌の力になってくれることかと思います!


そして、シーズン終盤になり選手の出入りに関する報道も出てきました。

まず、来季契約を結ばない、荒谷、中山、石井、柴田の4選手の発表。
コンサドーレ札幌 契約満了選手について 2009年11月28日

彼らは引退ではないですから、契約満了を自らの試合出場を増やすチャンスととらえて、
前向きにチャレンジして欲しいとしか言えないですね・・・。


そして、その一方で、来季に向けた話題も。

正式発表は、藤山 竜仁 選手 コンサドーレ札幌に完全移籍 2009年11月29日。


その他、報道では、

J2で18ゴールの愛媛・内村獲り…札幌(2009年11月28日13時20分  スポーツ報知)


どうやら、石川も残る方向でまとまりそうです。

石川が札幌残留、レンタル延長合意[2009年12月1日11時34分 日刊]



また、来季に向けたJ2のチームの入れ替えも見えてきました。

来季のJ2は、仙台とセレッソ、甲府or湘南のどちらかが昇格。
ようこそJ2は、大分、千葉、柏の3チーム。

さらに、新加入、ニューウェーブ改め、“ギラヴァンツ北九州”を加えた
19チーム2回戦制となりそうです。ホーム試合数は減りますね(-"-;A ...

NW北九州のJ2入会を承認、鳥取見送り[2009年11月30日19時38分 日刊]


長かった今季のJ2も、もう残り1節なんですね...( = =) トオイメ




名古屋が、ダニを狙ってるらしい&ホーム最終戦の観客動員数の話。

2009年11月27日

話題になってるから確認してみたら・・・ありましたね。

名古屋 札幌のダニルソンにオファー[ 2009年11月27日 スポニチ]

名古屋がJ2札幌のMFダニルソン(23)の獲得へ正式オファーを出したことが26日、分かった。


一応、“正式”って書いてますけど、スポーツ紙なので(苦笑)、
これが事実だとすればですが、
岐阜戦でのストイコビッチ監督生観戦の効果たかっ。


確か、3億だか4億の違約金(移籍金)が発生するし、本当にその話があるなら、
ダニのポテンシャルだけでいえばJ2レベルじゃないから、
私は誰にとっても悪い話じゃないと個人的には思いますけれど(-"-;A ...


出ることは素直に喜べませんけど、
そんだけありゃ、J2レベルならこれで一気に来季に向けて戦力整えられますからね。

ユース専用の寮もつくって欲しいし・・・


現時点の札幌は、そうやって選手を売却して、
“わらしべ長者”していくしかないと思いますしね...( = =) 






それと、29日のホーム最終戦盛り上がってきたみたいですが・・・

本当は、こっちがメインの内容になる予定だったのですが(笑)


現時点でのホーム25試合の観客動員数が、

243,913人

2009Jリーグ ディビジョン2 クラブ別入場者数

1試合平均だと、9,757人です。

ホーム最終戦の観客動員数1万6千人超で、平均1万人越え達成となります。


さて、この辺りの数字も注目したいと思っています。




石崎監督の続投決定と来季への生き残り。

2009年11月26日

コンサドーレ札幌 石崎 信弘 監督 契約更新のお知らせ 2009年11月25日

当ブログでは、
2009年11月11日 来季の監督人事については早急に決めるべき。
と求めてきただけに、最優先課題だった監督人事が、
石崎監督の続投決定でとりあえず一安心。

あと、フィジコ、分析担当も、経済難でも育成と結果を求めるなら維持すべきかと・・・。

これで来季は、大きなチーム戦術の変更もなく迎えることが出来ます。


補強ポイントもはっきりしてきます。
監督の求める補強は、ポストプレーの出来るFWらしい。

今季は、4-2-3-1の“1トップとして”、
キリノにもあまり得意ではないポストプレーも要求してました。

そこでキリノに無理にポストプレーを要求するのではなく、
ポストプレイヤーを入れて2トップにすることでポスト役を軽減して、
キリノの特徴であるDFの裏へ抜けるスピードを最大限活かし、
得点力アップを狙う意図でしょうか。

今季もトップにタメが作れる大伍が入った時、キリノがやりやすそうでしたしね。
現有戦力に合わせた合理的な要求かと思います。

来季は、4-2-3-1から4-4-2を主体にするってことでしょうか。






問題は、人件費削減の中で、移籍金もトレーニング費用もかからない25歳前後、
ポストプレーが得意で、得点力もある選手をとれるか。

話題的にも、マイク、良いと思うんですが、レンタルでも無理かな・・・。


あとは、試合の流れを変えられるFWも必要なんですけどね(-"-;A ...
そこは、今いる選手に残り試合でアピールして欲しいところ。


左SBも薄い印象ですが、岩沼の更なる台頭と上原の成長に期待でしょうか。


来季に望みをつなぐなら、選手数を削減しても現在のスタメンは維持すべきでしょうね。

ポジションのバランスを図りながら選手数は維持して欲しいですが(-"-;A ...


しかし、選手数削減となると、来季に向けた育成と補強の狭間で、
石崎監督の続投も決定され、選手に求められるプレーもはっきりするので、
残り試合でそこをアピールできないと、人件費圧縮の影響もあり、
リザーブ組のサバイバルは例年にも増して厳しそうです・・・。




“白馬の王子様”は簡単には現れないから、“白馬の王子様”。

2009年11月25日

経営問題に一応勝手な区切りをつけました(笑)。

HFCには中期経営計画の事業評価とその公開をして欲しいと思いますが・・・

まあ、ぶっちゃけ自分でも、それほど明確なゴールを持って書いていないことは
読み返してみるとわかりますね(苦笑)。


ただ、ゴールとして漠然と思っていたのは、誰か他の人に頼らない姿勢。

自分たちで何とかしていくことの重要性です。


だから、現時点で、他の誰かが助けてくれるというシナリオ、
行政が助けてくれるとか、親会社が現れるという可能性を否定したかった。

親会社が、未来永劫つく必要がないということを主張しているのではなくて、
まず、自分たちだけで何とかしようとする気持ちがないといけないだろうと。






日本人は、時代劇が好きです。例えば、「水戸黄門」。
天下の副将軍が、ただのじいさんを装いながら、
忍者をつかって風呂場のシーンで視聴率を稼ぎ事実を解明し、正義を実現する。

単純化するなら、“偉い人”は、庶民の感情をくみとって、それを実現する。

その構図は、「暴れん坊将軍」も「大岡越前」も「遠山の金さん」でも同じです。

もう少しいうと、ちょっと変化球ですが、「相棒」もそうだと思います。

こういう感情が日本人にあるから、時代劇が受け入れられる。


しかし、結局時代劇は、フィクションなんですよね。現実は違う。
現実が違うからこそ、フィクションが好ましいものとして受け入れられているわけですが、
フィクションの中に日本人の理想があるともいえます。

フィクションだとわかりつつも、日本人は、どっかで偉い人がちゃんと見てて、
どっかで困っている人を助けてくれると思っている。

そして、その傾向は、一度道外に出たからわかったことですが、
北海道はより強いという印象です。

どっかの政党のあの人がやたら人気あるとかね・・・。


“白馬の王子様”は簡単には現れないから、“白馬の王子様”なんです(笑)。

HFCにも、周囲の人間にも困ったら誰かが助けてくれるのではないか
といった似たような精神風土を感じます。


日本人の理想とするフィクションとは真逆、
偉い人は助けてくれない、自分たちで何とかするという現実を見つめる必要性。

確かに、それにも限界はあるかもしれませんが、
始めから退路を用意していたのでは、大きく変われないのではないでしょうか。



post by whiteowl

13:20

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HFCは、中期経営計画の今年度の評価をして公開すべき。 -HFCの経営問題のまとめ その2-

2009年11月24日

昨日、HFCの経営問題を考えるのまとめ。 -その1-で、

HFCは、大前提として黒字経営をしながら、負から正へイメージの転換を狙っていくべき

と書きました。


しかし、予め書いておきますが、もし私に何かを期待されている方がいたら、
おそらく、その期待には応えられないでしょう。

私が、経営問題を解決するための何か画期的なアイディアを持っているわけではありません。

私に出来るのは、HFCに経営問題があることを表に出し、その背景を整理して提示するだけです。


だからといって、この問題の解決のために私に何も出来ないとか、
関係がないといっているわけではありません。

しかし、経営問題解決の主体となるのは、HFC自身であって他の誰でもない。

したがって、HFC自身が危機を認識して、変わろうとすることが最も効果があると考えます。


そして、前回、そのキーワードになるのは、“長期的視座”“地域密着”だ
と書きましたが、そのような計画がHFCにないわけではないのです。






北海道フットボールクラブ 中期経営計画2009-2011

当社は2008年11月27日発表の「2009北海道フットボールクラブ経営方針」に基づき、2009
年から2011年の3年間を経営の新たな変革期と定め、北海道フットボールクラブ中期経営
計画2009-2011(以下「中期経営計画」)を下記の通り策定し、実行いたします。中期経
営計画では「経営基盤の確立」を最重点課題とし、「コンサドーレ札幌の基盤構築強化」
と北海道を思う人々だれもが参加可能な「場と空間の形成」を最優先に掲げ、経営理念で
ある『共有体感』の完成度を高めるための施策を遂行します。


↑に書いてあることは、最もなことばかりです。

問題があるとすれば、その到達度、本気度です。


この計画を画餅にしないためにも、しっかり今季を評価して来季に繋げて欲しいと思います。
そこに我々も参加するとすれば、判断材料が必要です。


例えば、項目に沿って、気付いた点をざっと書いていきます。

・コンサドーレの歴史、支えてくれている人々や団体・企業、市民クラブについての背景教育を実施します。

・コンサドーレの一員として自信を持って発言できるよう、情報発信教育を行います。


コンサドーレ札幌は、ファイターズほどではないですが、それなりにメディア露出があります。

そこで、次節はホームでこういうことをスポンサーとやるから来て欲しいとか、
そのメディア自体のスポンサーとの絡みもあるでしょうが、
本当に、メディアを最大限利用して、集客のためにHFC自ら発信してきたのでしょうか?

選手は、“コンサドーレの一員として自信を持って発言”してきたのでしょうか?

これらの点に関して、HFCはどう思っているのでしょうか?
また、実際、今季、この計画に基づいて、どのような対策をしたのでしょうか?


・試合会場に総合案内所を設置するなど、来場客への利便性を高めます。

総合案内所は設置すればいいという類のものではないはずです。
私は、傍目から見ていただけですが、利用状況や利用内容はどうだったのでしょうか?


・北海道色を前面に打ち出したイベントや演出を実施します。

イベントも何もしないよりかは、やればいいというものでもないはずです。
確かに、大きなイベントは費用をともないますが、
例えば、ハロウィンの企画などは、雰囲気作りも含めて中途半端に感じました。

また、あのイベントのコンセプトは何だったのでしょうか?
サッカー場で、ハロウィンを祝うことに特別な意味は見出しにくい。
厳しいことを言いますが、あのイベントを通じて、HFCがどうしたいのか全く見えてきません。






とにかく、私がHFCにやって欲しいのは、この中期経営計画の今年度の評価をして、
それを出来れば今年中にHP上に公開して欲しいということです。

このブログでも、そのうち勝手に評価するかもしれませんけど(笑)


昨年の11月、村野さんが、“コンサドーレ札幌は、あなたたちのチームだ”
と言ってHFCが出してきた中期経営計画ですから、HFCがサポーターにやると約束した内容です。
その経過がどうなっているのか我々にも知る権利があるはずです。

そうしないとただの絵に描いた餅になってしまう。
HFCが材料を提供すれば、厳しい批判も予想されますが、
貴重な意見も出てくる可能性があるでしょう。

今さら、どんな批判を恐れる必要があるのかと思いますがね(-"-;A ...


とにかく何かやったというHFCの自己満足で、観客動員が増えるわけではありません。
それは、今季の目標の30万人に届かなかった観客動員数が如実に示すところです。
HFCがメディアに注目されず隠れてやってきた事業のアピールにもなるでしょう。


HFCによる自らの中期経営計画の今年度の評価とその公開をHFCに求めたいと思います。






最後に、今まで長々とHFCの経営問題について書いてきましたが、
お付き合いいただきありがとうございました。

こんなに一杯HFCの経営問題について書いておいてなんですが、
普段、このブログを見ていただいてる方はわかると思いますが、
私は“サッカーそのもの”に興味の軸があるので、
本当はあまり経営問題には興味がなかったんです(-"-;A ...

しかし、チームの強化を考えると、
どうしても経営問題にも興味を持たざるをえなくなり、今にいたります(苦笑)。

私は、早く経営問題を心配せずに、純粋にサッカーが楽しめる日がくることを望んでいます!




HFCの経営問題を考えるのまとめ。 -その1-

2009年11月23日

今まで長々とHFCの経営問題について色々と書いてきましたが、
そろそろまとめていこうかと思います(-"-;A ...


まず、問題の出発点として、HFCは経営危機にあるのかという認識ですが、
昨季、累積赤字解消のために減資、増資を行ったHFCですが、
それによって累積赤字が完全になくなったわけではありません。

したがって、HFCが引き続き経営危機にあるという認識はもたねばなりません。

具体的には、株式会社 北海道フットボールクラブ 決算・予算より、

昨年、25億5千万円あった資本金を7億9千万円に減増資して累積赤字を減らしましたが、
尚、7億3千万円の累積赤字を残しています。

つまり、

資本金(7億9千万円)-累積赤字(7億3千万円)=@6000万円

今季、6千万円を越える赤字額を出すと、再び債務超過に陥ります。(≒事実上の倒産状態)



また、このような恒常的な赤字体質を生み出した原因は、

結果を出さなければサポーターもスポンサーも付いてこないからという理由で、
本来的には、経営責任の所在がはっきりせず赤字ができない経営体質でありながら、
毎年、HFCは博打的な予算を組むことを強いられていること。


このような昇格への圧力が生まれる背景として、

クラブの収入(2007年)は、上から5、6番目で昇格圏にない事実より、
観客動員数(2007年)は、仙台に次ぐ2位の昇格圏にある事実が過大評価され、

これだけ他のチームよりたくさんの人が応援しているのになぜ強くならないのか?
という一般的な不満があることが推測できます。


このギャップを埋めるために、赤字を補填してくれる親会社の存在もなく、
行政への借金(すでに5億円)も期待できないにもかかわらず、
HFCは、経営規模に合わない(≒“身の丈”ではない)選手補強を続けてきたため、
放漫経営が続き、累積赤字をこれまで解消できずにきた。


まず、ここを厳しく反省しない限り、
HFCは常に存続の危機にあるといえます。


したがって、このような恒常的な経営危機にあるHFCに絶望を感じ、
親会社待望論や、HFCを潰してもう一度作り直せといったリセット論が出てくるわけです。

しかし、このような放漫経営の企業を肩代わりするような物好きな親会社が表れることは望み薄ですし、
リセットしたとして、昨今の大分やヴェルディといった日本サッカー界を巡る厳しい状況を鑑みれば、
今のHFCの状態より良くなるという保障もありません。


ですから、チーム存続を最優先と考えれば、
“身の丈”経営をして毎年黒字を出すことが大前提となります。






しかし、HFCはまた“マジック”をしようとしています。
(≒無いものをあるように見せかけようとしている。)


【道スポ】来季観客増へ総動員 29日ホーム最終戦にトップ、ユース全選手参加 ホームゲーム激減に危機感  (11/12 10:05)

 目標動員数は今季実績並みと“弱気”にも聞こえるが、それも来季のホームゲーム減少の可能性があることを見据えてのもの。今季のJ2は、18チーム3回戦制で、過去最多の51試合だった。来季、1チームでもJ2チームが増えれば2回戦制になることが濃厚。 

 つまり、ホームゲーム数が今季の26から、最悪18ゲームまで激減する可能性がある。矢萩社長は「19チーム2回戦制ということを想定している」と、1試合換算では、今季(25試合消化現在約9760人)を上回る、1試合1万3000人強の観客動員を目指すことになる。


この報道が事実であるとすれば、
来季の1試合あたりの観客動員を平均3000人も上げるという予算を組もうとしています。

来季の観客動員増加の具体的な方法も、その効果も曖昧な中では、
また観客動員数を水増しして、見せかけの来季の予算を確保しようとしているようにしか見えません。

来季、平均1万3000人の観客動員を達成できなければ、再び来季も赤字です。
現状維持の戦力を無理矢理捻り出すための苦肉の策ともいえますが、
来季も博打的な予算が組まれることになりそうです。

こうして赤字経営は続き、その責任を負って社長は代わりますが、
負債は残り、確実にHFCの経営を蝕んでいく。

来季も赤字になったら、その時はどうするつもりなのでしょうか(-"-;A ...

その“負の連鎖の繰り返し”です。






したがって、HFCの行動をサポーターが厳しく監視していかないと
そのうち本当に無くなってしまうと思います。


こんな借金まみれのチーム残す価値もないとか、無くなってしまえという場合を除いて、
チームが存続しなければ、J1に上がることも、
ACLに出て世界クラブトーナメントに出て世界一になることも、
あの選手をチームに補強して欲しいという願望も、
監督の戦術や選手のプレーに文句を言うことも出来ませんから、
チームが存続することが最優先だと考えます。



しかしながら、そんな現実的な話ばかりしていても夢がありません。

私は、プロスポーツの興行は、古代ローマのコロッセオに始まり、
少なくとも現実の厳しさから逃れ、夢を見るためにあると思っています。

人間、苦しそうなところにわざわざ首をつっこむ人はいません。
人は、楽しそうな雰囲気のところに集まります。

HFCは、今までの負のイメージを払拭し、
コンサドーレ札幌は、強さ以外のところで残す価値があることを
対外的にアピールして、正のイメージを作る必要がある。

HFCがこれまで身の丈以上の強さを常に求めてしまうのは、
コンサドーレ札幌が、試合の勝敗以上の価値を観客に提供できていないからだともいえます。

負のイメージを正のイメージに転換することは、
マイナスをプラスにするわけですから生易しいことではないでしょう。
しかし、大前提として黒字経営をしながら、イメージの転換を狙っていかないと、
現実を見すぎることで夢がなくなり魅力を失ってしまう。


私は、そのキーワードになるのは、“長期的視座”と“地域密着”だと考えています。



まとめようと思ったのですが、まとまらなかったので(-"-;A ...
次に、今後の展望を書いて終わりにしようかと思いますm(_ _"m)ペコリ





『コンサドーレ札幌は、J1昇格を目指すのが当たり前のチームなのか?』 -HFCの経営問題 その3-

2009年11月19日

前回の記事で、HFCの構造的な経営問題の本質は、

結果を出さなければサポーターもスポンサーも付いてこないからという理由で、
本来的には、経営責任の所在がはっきりせず赤字ができない経営体質でありながら、
毎年、HFCは博打的な予算を組むことを強いられている

と書きました。このことに気付いている方も多いと思います。
ですから、実際、無理に昇格を目指すのではなく、
基本的に、“身の丈”経営をして毎年黒字を出すことが望ましく、
また、それを望む方も多くなってきたと思います。


しかし、その一方で、強くないと飽きられる、
“J1昇格の看板は下ろせない”という現実があることも認めねばなりません。


ですが、まず、その前に、

コンサドーレ札幌は、J1昇格を目指すのが当たり前のチームなのか?

を客観的に検証する必要があります。


確かに、J2のチームとしてJ1を目指すのは当たり前ではありますが、
何が何でも上がらなければいけないとか、上がるのが当然のチームなのかを検証するという意味です。


手元に2007年の資料しかないので、
札幌がJ1に昇格した2007年を見ていきたいと思います。

観客動員は、35万人のトップ仙台に次ぐ2位の29万人です。
(※年度別入場者数推移(1999~2009))

確かに、観客動員数だけで見れば、札幌は昇格圏であるといえます。


しかし、よりチーム強化に直結する“営業収入の総額”の順位は、
上から、ヴェルディ、京都、セレッソ、仙台、福岡、札幌の順で、

13チーム中6番目でした。
(※双葉社 『サッカー批評』 43号 P41 参照。)

札幌の営業収入は、トップであるヴェルディの約27億円のおよそ半分、12.5億円です。
(※ちなみに、昇格した2007年の札幌の収支は、約2億円の赤字です。
つまり、実際に使った金額は、5番目の14.5億円。)


J2でも、札幌の営業収入は真ん中より少し上です。
真ん中より上ではありますが、収入だけでいえば昇格圏にいません。

まず、ここの部分で、
札幌はJ1、J2で見ても観客動員数は多いのだからJ1に上がれる
と思っている人は誤解をしている可能性があります。


確かに、他の上位のクラブとの差は広告料収入の差なので、
HFCは広告料収入をもっと上げるべきだという批判はなりたちます。
しかし、HFCの肩を持つ気はありませんが、実は、札幌の広告料収入は僅かですが仙台より高いです。
この点に関して、このままで良いとはいえませんが、特に悪いというわけでもないということです。


前児玉HFC社長もよく言ってましたが、
このように単純な経営規模でいえば、札幌はJ2でも昇格圏にいないのです。






では、議論を最初に戻して、経営規模から見れば札幌は昇格を諦めざるをえず、
“身の丈”経営に専念するしかないのでしょうか?

実は、それはそれで、経営が消極的・現実的になりすぎることで、
どんどん経営が縮小していってしまう危険性もあります。
“強くないと飽きられる”という現実の要請も認める必要があります。


また、サッカークラブは経営規模が全てではないことも事実です。

それは、2007年の営業収入が6番目だった札幌が
J2を優勝したことで自ら証明していることです。
(※赤字額を足せば、使った金額は5番目。)

したがって、経営規模以外の所で、何か工夫することで昇格できる。
そこに希望があるともいえます。


ただし、工夫にも限界があり、
それだけではJ1残留は難しいことを知ったのが、札幌の2008年でした。

したがって、札幌の現状は、J1昇格を目指すことは不可能ではないが、
経営規模でいえば昇格は難しく、何らかの工夫が必要であること。
さらに、J1残留を目指すには、さらなるチーム強化の工夫と同時に、
やはり基本的な営業収入をさらに増やす必要があります。


このような現状から、チームを長期的に強化するビジョンの重要性と
営業的にも、チームが“強い”ことをもはや前提にできませんから、
“強い”以外の付加価値をチームに見つける
必要があることが推測できると思います。


次回は、このような視点からHFCの経営問題を考えてみたいと思います。



『HFCの構造的な経営問題の本質。』 -その2-

2009年11月15日

まず、前回、問題があることを認識することが大事だと書きました。

では、次に、その問題をどうやって解決するかという話になります。

しかし、その問題の存在を認識したとしても、複雑な利害が絡んだ結果、
それを解決する具体的な手段は、自己矛盾を抱えてしまう結果になりがちです。






例えば、前回同様に環境問題なら、これを根本的に解決しようとすると、
CO2などの温室効果ガスの排出を今すぐ全面ストップするべきだという話になる。
そうなると、我々の今ある「大量生産、大量消費の生活スタイル」そのものを変えねばなりません。

しかし、これを完全に実行すると産業界の大きな反発を招きます。
大きな生活スタイルの変更を求められれば、一般大衆の受けも悪いでしょう。
発展途上国は、先進国だけが今まで散々CO2を出してきたのにと不平を言います。


だから、温室効果ガスの排出を抑えつつ、産業の発展も同時に目指すという
自己矛盾を抱えた玉虫色の“持続可能な開発”という話になります。






HFCの経営問題の場合、経営を万年赤字体質から脱却し累積赤字を完全に解決するには、
予算を昇格前提で過大に見積もるのではなく、厳しく見積もった上で、
その収入見込みにみあった強化費の範囲内で、(≒“身の丈”の)経営をし、
毎年、黒字を出さねばならないという話になります。


HFCには親会社がありませんから、赤字を補填してくれる存在がいません。
したがって、赤字を計上し続けると再び債務超過に陥り倒産状態になります。

つまり、赤字を続けることはチーム消滅を意味します。(←当たり前ですけど・・・。)


しかも、このような赤字経営を続けていると財務状況を理由としてJ1に上がれません。


であるにもかかわらず、今までのほとんどの予算が、
単年度で昇格を前提とした博打的な予算になってきました。

具体例を挙げれば、今季30万人と見積もられた観客動員は、
2007年のJ1昇格時の観客動員数を基に出されています。
したがって、当然の結果として、昇格に絡めないと大赤字になります。

しかし、昇格前提の予算だったのだからと無理に昇格に絡もうとすると、
さらにチーム強化費の増加を招き、2003年のように、
トップチーム人件費ばかりかかって、成績は向上しないという泥沼になると、
残されるのは多額の負債ばかりという最悪のケースになる可能性もありました。

今季は、2003年より傷は浅そうですが・・・。


先ほども書いたように、現実問題として、このような事態に陥っても、
HFCには赤字を補填してくれる親会社がありませんし、
そう頻繁に減資や増資をするわけにもいきませんし、
財政赤字の行政にこれ以上借金を頼むわけにもいきません。
(※返済も残ってます。)

したがって、基本的にHFCは、
“身の丈”経営をして毎年黒字を出すことが望ましいはずなのです。


しかし、一方で、“身の丈”経営を実行した場合、
2003年の反動で極端な“身の丈”経営を行った2004年のように、
(注:2004年から5段階計画が始まりました。)
成績が低迷してJ2最下位になる可能性もある。

そして、その結果、昇格争いからも遠ざかり多くの人間の関心をよべなくなって、
結果を残さないと事態がより悪化してしまうことになりかねないという人たちが増えていく。
(※まだ、声を上げる人はましで、声も上げずに他に興味の対象が移る人が大半であるともいえます。)

すると、やっぱり強くないとダメだという話になる。
想像するに、そういう雰囲気だからJ1を目指さないと
スポンサーの受けも良くないと思うわけです。

そして、一部のこうした声が反映され、
選手補強に積極的に投資をしても結果を出せば元が取れる、
また、結果を出さなければサポーターもスポンサーも付いてこないからという理由で、
本来的には、経営責任の所在がはっきりせず赤字ができない経営体質でありながら、
毎年、HFCは博打的な予算を組むことを強いられていると予想されます。

若干、好意的な表現ですが・・・。

それが、HFCの構造的な経営問題の本質だと思います。


だから、HFCとして、

「J1昇格を掲げながら、経営の健全化も図る」

という“方針そのものに矛盾を含んだ”困難な方針を、
HFCが目指さねばならないことに事態の難しさがあります。


この問題を来季の話に具体的に当てはめるならば、


「来季の昇格にできるだけ望みを残したまま(≒チーム人件費の維持)、
経営の健全化を図る(≒チーム人件費の削減)」


ということになるでしょう。


さて、次回はこの現状を認識した上で、どうすべきか考えていきたいと思います。



『HFCの経営問題は、環境問題と同じ。』 -その1-

2009年11月14日

近年、“観測史上最大”、“観測史上初”という異常気象が立続けに起こっても、
「環境問題などない!」という人たちがいることも事実です。

例えば、地球温暖化は科学的に確かな根拠がなく、勝手に騒いでいるだけだと。
実際にあったとしても、大騒ぎするほどの影響はない。
むしろ、CO2の排出抑制は、経済成長に悪影響を与えるだけだと。


コンサドーレ札幌の経営問題もコレに似たところがあります。

経営のド素人が、よくわかりもせずにHFCの経営問題をアレコレいうのはおかしいし、
実際に周囲の人間が、どうにかできるわけではない。
むしろ、無闇に不安を掻き立てる方が、チームをネガティブな雰囲気にして害があると。


しかし、年々、様々な異常気象が伝えられ、実際に体感するにつれて、
一般人の間でも環境問題がないという意見は少なくなってきました。

HFCの場合もそうです(笑)。

様々な経営のお粗末が伝えられるにつれて、
HFCに経営を任せておいて大丈夫か?という声が次第に大きくなり、
支持されるようになってきました。


残念ながら、今のHFCの現状は、経営のド素人に
文句を言われても仕方のないような経営しか出来ていないともいえます。






では、そういう意識を一般人が持つことが無意味であり、むしろ有害なのか?


私は、無意味とも有害とも思いません。

環境問題や経営問題をなかったことにしたり、
仕方がないと諦めても問題が根本的に解決するわけではないからです。


しかも、環境問題は、人類生存の危機です。

HFCの経営問題も、コンサドーレ札幌存続の危機です。

レベルとしては全く一緒にはなりませんが(笑)、まず問題があることを認識して、
根本的に解決しないと早晩自らの身を滅ぼすことになりかねない
重要な問題という意味では同じだからです。

無くなってから、あーだこーだ言っても遅いわけです。


環境問題に取り組む方からすれば、一般人の危機意識の低さであったり
現状の意識の浸透度に不満があるのは重々わかりますが、
環境問題への関心の高まりから、一般大衆の意識の変化が起こり“エコ”ブームを生み出した。
一人一人の意識の変化は小さいかもしれませんが、全体としてみれば大きな変化になる。

つまり、まずどこに問題があるかを周囲が認識することが大事だと思うのです。

そして、それが、もし建前でも、本音であっても、
こういう意識の変化が、その後、お互いの“共通理解”になっていけば、
その共通理解がお互いの意識の上での前提となるので、
実際に少しずつ世の中に影響を与える力になる。

つまり、少なくとも地球環境が危機だという認識が一般レベルでなければ、
“エコ”はブームになりえないのと同じです。


実際のコンサドーレ札幌の危機については、ニトリ様撤退による2億の減収、
それ以外にも、来年のJ2のホーム試合数が8試合減る可能性があること、
不況による他スポンサーの経営状態の悪化、今季の赤字額、
道と札幌市への5億の借入返済など、挙げれば限がありません。


さて、私だけがこの問題に気付いていたなどという気はありません。
岡田監督が“身の丈”と発言した頃に始まり、前々回の2002年のJ2降格辺りから、
サポの間で本格的に意識されるようになってきた問題です。

しかし、その後出された5段階計画が当初5年計画であったものが、
5年でなくなったのは、もっと長期的に選手を育成していくためではなく、
もっと早く昇格を目指すべきという圧力があったからでしょう。


このように、HFCは長い間、
“J1昇格を目指す”ことと、“身の丈経営”の狭間で揺れてきました。
次回は、コレについて書こうかと思っています。