2012年06月06日
目をそらすな
厚別のナイターは幻想的で本当に好きです。 ライト(外付けだけど)に照らされた芝。 そこに映る選手の走る影。 ライトがあたらない所は薄っすらと暗く 照らし出されたピッチは更に青く…。 だけど今日の試合は幻想ではありません。 でもね。 そのピッチに立てることは幸せなことなんです。
試合が終わり、ダンマクを片づけ、最終のシャトルバスに乗って 更に地下鉄に乗る。 いつもは賑やかな帰り道。 今日は…シーンとした車内だったかも。 帰宅するとちょっと前に帰宅した息子が録画を観ておりました。 なんか…見なくてもいいかな。 もう、やべっちも見なくていいや。 スポーツニュースだって見ないからね。 そんな事を言ったらば… 「目を逸らすな!選手はどんなに苦しくても目を逸らす事は出来ないんだぞ」 ってエラソーに言われたぁー。むきー。 でも…確かにそうなんです。 私たちは、やれ気持ちだの、やれ自信だの…好き勝手に言えますが やっぱりプレーするのは選手で 全部を受け止めて乗り越えていかなきゃいけないのも選手で 物凄く苦しくてこの状況から目を逸らしたいと思っても 戦っていくのが選手なのです。 それが仕事。と言ってしまったらそれまでですが… これが今のコンサ。今のこのチームをしっかりと受け止めて 私も前を向いて応援していくぞー(`・ω・´) 試合が終わってメイン席に挨拶にきた選手の顔を見たら… なにも言葉がでませんでした。 それでも何かを待ってる様な表情で見上げる選手に… やっぱり拍手しちゃった。 そして、口から出た言葉が…『最後まで一緒に戦おう』 最後まで戦え…じゃなくて戦おう。 誰かに押し付けるのではなく自分も背負うよ。 その苦しさを。