2014年10月12日
試合後の沈黙の時間
昨日はAFC U-19 ベトナム戦がありましたので(3ー1で勝利) ちょっと寄り道して早めに帰宅。 クラシック一杯飲んだら疲れがドッと出てきて眠くなってきたのだけど 東京オリンピック招致のドラマが面白くて最後まで観たのち爆睡。 秋空の厚別。空は青いけど風が強くて体感はかなり低かった厚別。 厚別の神様は 微笑んでくれなかったなぁ。 それとも、この試練を乗り越えたら… って、こっそり微笑んでいるのかなぁ。
試合前も試合の事も、すっ飛ばして試合後の話になってしまいますが… 試合終了の笛と同時に座り込むくらい心も体も疲労困憊の私。 試合に勝てなかったか悔しさだけが涙となって溢れてきました。 (敗戦して泣く事は滅多にないのだけど色んな事が悔しかったのだよ) そんな訳で選手の皆さんがゴール裏へ挨拶に来た時も立てずにおりましたが 90分走った選手を迎える為に、よいしょと立ち上がりました。←ほんと、よっこらしょ~って感じ 静かなゴール裏。 何も言えない。言葉が出ない…。何と言って良いか分からない…。 何人かが野次を飛ばしているのを黙って聞いているだけ。 「もっと練習しろ!シュート練しろ!」 (練習は…してるんだよなぁ。シュート練習もしてるだろうけど… 今日は入らなかったんだよな~) 「ホームでは勝てよ!」 (いや、ホームだけじゃなく、アウェイでも勝たないと。 1試合だって落とせない状況なんだし) 「次があると思うなよ!」 (次は…あるよなぁ。まだ決まった訳じゃないしなぁ。 でも、まだ次があるよ~とは言えない。今、この場では言えない) 誰かの野次を心の中で反芻して、それについて自分の答えを探している内に 選手は挨拶をしてバクスタの方へと歩いていきました… 真っ直ぐにこちらを見つめる選手の辛そうな表情と無言のゴール裏。 とっくんだけは、いつものように両手を上に上げこちらを向いて拍手。 応援してくれたサポーターへの労いと頑張ろうと意味を込めてなんだと思う… そんな時にお仲間さんが「よく野次が言えるな。そんな言う元気も残ってないわ」、 「そんな声が出るなら試合中に出せよ」とポツリ。 いやいや、本当。90分声だしてたら喉がガラガラでそんな声は出ないもの。 それよりも、そこに費やす体力、精神力は残ってないもの~。 今日勝たなければならないのは誰もが知っていたこと。 自分たちの応援で勝たせる…と言うよりも一緒に、選手と一緒に戦った90分だったから 言葉が出せなかったんだと思う… これで終わりではない。これで終わらさせない! 奇跡やミラクルではなく自分たちの手でその切符を掴むんだ! 今年最後の厚別。そう、ここは我らの厚別。←君らの厚別じゃないよ~ 残り6試合を楽しもう! まだまだ、この状況を楽しませてもらうよ~。 サッカーは楽しいものだから。辛い顔は昨日で終わりじゃー! …という訳で、これからサブグラへ向かいますw