2012年09月16日
サッカーを読む
食欲の秋。スポーツの秋。読書の秋。 昨日とは打って変わって寒くなりました。 もう秋なのねぇ。ぶるぶる。 秋といえば… 食欲の秋 →オータムフェスト。明日行く予定♪ スポーツの秋 →サッカー=コンサ 読書の秋 →読書…読書かぁ…読書ねぇ。 そういえば最近あまり読んでないかも(^_^;) 読むにしてもなにを読めばいいのか…。 新刊を探しに行くのも面倒くさいし(でた。面倒くさい) と思っていたら…そうだ。あの本があった! 『第2図書係補佐』 著:又吉直樹(ピース) 読書芸人としても有名なお笑コンビ。ピースの又吉さんが書いた 色々なジャンルの本を紹介するエッセイ集。 ご自身の体験談を絡めながら又吉さんお勧めの本を紹介しています。 この中に『サッカーという名の神様』という本の紹介があるのですが なかなか面白いことを書いてましたよ。 サッカー部はモテる。とお姉さんにすすめられてサッカーを始めたのが小3。 憧れのマラドーナが左利きだったから左でしかボールを蹴らず(ホントは右利き) チームメイトに罵られながらもそれを続けてとうとう左利きなった…とか、 ある日コーチが「自分でサッカーが上手いと思うか?」と質問をし 又吉さんより遥かに上手なメンバーが「下手です」と答える中、又吉さんは 下手と答えるのは当然過ぎるし惨めだし、まだ可能性があるし 自分はこんなもんじゃないし腐ってない…という気持ちで 「下手だとは思いません」と言ったら… 「今下手だと言った奴は伸びる」とコーチに言われ地獄に突き落とされた… というエピソードなど、人間の深層心理の深さを感じます。 その後、又吉さんは実力で見返すしかない。と必死で練習をし サッカーの名門を呼ばれる学校に進学しレギュラーになったそうです。 ふ~ん。なるほどぉ。 やはり何かをする為には努力が必要なんですね。 それも並大抵の努力ではない努力。 昨日。J1初ゴールをあげた榊くん。 ユース時代から人一倍タフでいつでも必死にボールを追いかける姿に そのプレーをトップチームでも観たいなぁと何時も思っておりました。 前目の選手にしては背が低いと言われながらも、その体格差を 自分の努力と資質を活かしたプレーで見事にトップ昇格を果たしました。 ゴール前での競り合いが不利な分、自分の持ち味を最大限に生かし 怖がらずにゴール前のボールに飛び込む姿勢がゴールを呼び込みます。 日頃から必死で走っているからこそピッチでも走れるんですよね。 J1初ゴールおめでとう!翔太! そして、もう一人。J1の舞台に9年ぶりに立った我らが守護神。高原くん。 ピンクのGKユニが艶やかにその姿を包んでおりました。 正直…3度の手術をした時、相当厳しいのではないか…と思いました。 心が折れる時もあったでしょう。またか…と思う時もあったでしょう。 それでも気持ちをしっかりと持って自分に出来る最大限の努力で またこの舞台に帰ってきたんですよね。 その強い気持ちはチームメイトも強くしてくれると思います。 昨日の柏戦での安定感と安心感。 ゴールは高原選手がいてくれるから大丈夫と思える安心感は DF陣を支えてくれますよね! 春先は軽いランニングしかできなかったのに…ここまでの努力に拍手を送りたいです。 『サッカーという名の神様』 著:近藤篤 サッカーにまつわる写真とエッセイの本。 ページをめくる度に球が蹴りたくなる。ドリブルで駆け上がりたくなる。 ゴールネットを揺らしたくなる。顔面でシュートを止めるところ見せたくなる。 鼻血たらたら垂らしながら。… という言葉で締めくくられたこの本の紹介。 「サッカー」という名の神様が、もし居たとしたら… コンサには何と言ってくれるのかなぁ。 それとも自分自身で気が付くまで黙って見守っているのかな。 うむ。実際にサッカーはしないけど読んでみたいかもww きっとサッカー好きには堪らない本なんだろうなぁ。 …でも、あれ待てよ。 他のおすすめ本の中にある「イニシエーション・ラブ」 これ家にあります(息子所有) あっ。島田荘司の「異邦の騎士」これもある(娘所有) なんだ。家にあるのなら、これから読めばいいじゃん! なんだか安くついたかも。てへ。(←ペロなし) 読書の秋。たまには心を落ち着かせて一人静かに読書をするのも よいかもしれません。 でも…寂しくなったら一緒にオータムフェストに行ってね(爆)