2010年04月17日
【第6節】追いつかれたけど、楽しかった。
今さらながらの感がありますが、濃かった試合を振り返ってみよう~。
2010/04/11(日)13:00 @札幌ドーム J2・第6節 コンサ 1-1(0-0、1-1) 柏レイソル 得点者:上里一将(48分)、レアンドロドミンゲス(柏・86分) 試合結果詳細はこちら→ 札幌公式 J'sGoalサマリー この日は所用のため出かけられる時刻に制約がありました。 すべてのことがもろもろ順調に運べば、11時半過ぎに新千歳空港に着く便に乗れるだろうという見込み。こんなときに限ってキックオフ時刻が早めなのですよねー。 やむを得ず断念せざるを得なくなった場合に備えて、もしダメになったら関東大学リーグを見に駒沢公園(東洋大vs東京学芸大)へ行こう・・と心の準備もしていたのですが、すべて順調に進んで、無事予定の便に乗れました。 機内誌をぱらぱらめくると。 東京モノレールで使える(各地の)ICカードが並んでいました。 こうやって見比べてもエゾモモンガが飛んでるkitacaが一番可愛いです。(ひいき目)
ドームに着きました。 キックオフの30分くらい前です。よかったよかった。 まっすぐ席に行く前に・・・。朝から何も食べずに一目散にドームへ向かったのでおなかがすいています。何か買っていこう。 というわけで、ジンギスカン丼とビールです。 試合前のコールがもう始まっているなか、急いで食べました。 空きっ腹には美味しかったけど、お肉の味付けはもうちょっと甘くなくてもよいと思うけどなー。でもこのくらい甘くした方が羊肉に慣れないひとには食べやすいのかしら。 柏サポはずいぶんたくさんいらしていました。 スタンドの一角を真っ黄色に染めています。 メインスタンドのアウェイ寄りにもかなりの数の柏サポが座っていましたね。まさか「今年行っとかなきゃ次はいつ行けるかわかんないから」と思っているわけじゃないとは思いますが、とりあえずたくさんお越しいただきありがとうございました。 コンサのゴール裏はこんな感じです。 ぐっと引き締まった雰囲気で、なんだか私も緊張感とテンションが高まります。 ドームの中は、前にも増して赤黒度が高くなっていました。 ホールの円柱にこんなコンサエンブレムの布が巻いてあるのは今年の開幕戦でもそうでしたが。 席種別の入口にある案内表示もコンサ仕様になっていました。 以前は単に白い紙にSAと黒く書いてあるだけでしたのに。 やっぱりこんなふうになっていると嬉しいですね。 SS席もこんな感じです。 メインスタンドのコンコースにあがる大階段のところには、こんなものがありました。これは何でしょう? この柱みたいのは前からありましたっけ?? まあともかく、これもコンサ用の飾りつけです。 【おまけ】ついでにこれはおまけですけどね。 試合後に外に出たところで、ちょうど日糧パンの車が信号待ちしているのをみかけました。 日糧パンも赤黒仕様なんですね。とくに、この前面なんて赤黒の縦縞そのものです。 スポンサーさまとしてまさに「運命の出会い」だなあと嬉しくなりました。 選手入場時にはドーレくんだけじゃなく、レイくんも一緒です。 ずいぶん早くに札幌入りしていたレイくんをドーレくんが案内しているようすはドーレくんのブログ(1日目・2日目)やJ'sGoalのフォトニュースで紹介されていました。 札幌市内の観光名所だけじゃなく、きっとドーレくんと一緒に開場後の会場も盛り上げてくれたんだろうなあと思うと、着いたのが試合ギリギリなのが残念です。
【余談】
ところでレイくんの名前ですが、レイくんはドーレくんと同様「レイくん」までが名前らしいです。「レイ」くんじゃなく。だから「レイ君」と書くのはひらがなの名前の人に勝手に漢字の当て字をつけるようなものですからご注意ください(←何の?)。そしてドーレくんも「ドーレ」くんじゃなく、「ドーレくん」という名前ですからね。
昔、田渕龍ちゃんが再々「田淵」と間違って書かれることに業を煮やしたサポ仲間が、自分のメールの署名バナーに ☆☆☆ No.2は田淵じゃないよ、田渕だよ☆☆☆とつけてアピールに努めていたことがありましたけど、私も「ドーレ君」と書かれた記事などを見かけるとつい、「『ドーレくん』は『ドーレ』じゃないよ、『ドーレくん』だよ。」とつぶやきたくなってしまいます。
新入学のシーズンということで、新1年生の男の子によるキックインセレモニーが行われました。しっかりと蹴って、とても上手でしたね。 【試合の感想は箇条書きで】
- 「強い相手だ」と思うと燃えるのか、試合の立ち上がりからうちの選手たちのがんばりようは見ていて胸が熱くなるほどでした。なんとかボールを奪おうと、ボールを前に運ぼう、相手の自由にはさせまいと、必死で相手選手にくらいついています。ピンチになりかけても泥臭く体を張って止めています。思わず「がんばれ!」と手を強く握りしめ、試合にどんどん引き込まれ…。
- でもね、がんばってはいて、よくやってはいるんだけど、地力の違いをひしひしと感じるのもまた真実です。一緒に見ているサポ友が「なんだか天皇杯の試合みたいだね・・・。」と漏らした言葉に私も強く頷きました。まるでJ1とJ2の試合のようで、決して引いて守るつもりではないのに、自在なパスワークの圧力に押し込まれてしまって、それでもなんとかがんばっているという姿が天皇杯で磐田と対戦したとき(2004年)やガンバと対戦したとき(2006年)を思い起こさせます。
- でもやっぱり柏もさすがJ2に落ちたチーム(?)というか、最後のところの精度は悪くて決定的なピンチにまではなりません。そしてコンサも時々ながらハッとするようなチャンスを作ったりしています。あのヒロのシュートがヘロヘロじゃなくてもっとちゃんと強ければ初ゴールのチャンスだったのにぃ~!とか、ヒロのクロスにヒロキが飛び込む!とか、惜しいシーンもありました。
- 柏の選手ではレアンドロドミンゲスがやらしい動きで目立っていましたが、右SBの小林祐三くんも私の目を惹きました。や、金髪だからとか、昔のエピソードのせいでもともとお気に入りの選手だからというせいもあるのでしょうが、再三あがってきて対面の征也とがっちり勝負していました。そしてずいぶん征也に対していじめっ子!でした。征也はいったい何回倒されたかしらという感じで、そのたびにとても痛そうで、しまいには足を痛めたのではないかと心配するほどでした。ああいうのを【削る】というのですか?!と思いましたもん。むー、今に見ておれ~、パンゾー(←って柏サポは呼んでるんですよね?)。
- ボールは支配されがちでしたがなんとか渡り合って、前半を0-0で終えました。力が入って、前半終わった時点ですでにへとへとな気分です(笑)。
ハーフタイムには先日交通事故で亡くなったデルリスに贈るフラッグの贈呈式が行われました。フラッグにはサポや関係者からのメッセージが書き込まれています。 私は実物を見れなかったのですが、サポだけじゃなくチーム関係者からのメッセージもあったそうですね。後で仲間にヤンツーさんと智樹のメッセージの部分の写真を見せてもらいました。 ドームの大型ビジョンではデルリスの入団時の会見やゴールシーンなどの映像が流され、コンサでのデルリスを偲びました。 ドールズがフラッグをたたみ それをデルリスとも一緒にプレーした曽田さんに渡して 曽田さんからデルリスの代理人に渡されました。 代理人が遺族のもとに届けてくれるそうです。 後半が始まりました。 実は前半から気づいていて、口には出さなかったんですけど。 エンドが変わって柏サポを背景にする位置取りになるとますます髙原の配色が・・・。 「こりゃ南雄太ばりのオウンスローなんてなった日にゃ絶対にネタにされてしまうね。くれぐれも気をつけて!髙原!」と無駄に緊張感を覚えます(笑)。 【後半の感想】
- 後半の早い時間帯になんと、コンサの先制点!
- でも実は私、入るとは全然予想していませんでした。カズごめん! カズの蹴ったボールが低い弾道でゴールに向かったのは見えましたけど、そしてボールがネットにひっかかってゴールあたりに転がっているのは見えましたけれど、横から見てて入る感じのボールには見えなかったので最初はうかつにも「あれ?サイドネット?!」とか思ってぽかーんとしておりました。そしたら!なんと、向こう側(バックスタンド側)の副審がだーーーっっとハーフウェイライン方向へ走っているじゃありませんか! わーーっ!なに?!今の、入ったの~?!わー、先制点!!ゴール!ゴール!!
- 思えば厚別でカズの伝説的超ロングシュートを見たときも私はまったく入るとは思わず、「前に誰もいないのに、どこに蹴ってんの~」と思ったのでしたっけ。重ね重ねカズ、ごめん。
- 思わぬ先制点(←失礼な)を得て、チームはその後しばらく活気づきましたよね。その勢いで追加点がとれればなあ・・・と祈る気持ちでした。
- コンサもチャンスがなかったわけではないけれど。でも柏のチャンスの方がやっぱり多くて・・・。柏のシュートがバーに当たってはね返ったときは思わず胸をなでおろしました。その後もやられた!と思ったら相手のファウルでノーゴールだったり、オフサイドだったり。ついてます、コンサ。(審判もついてくれてます?) 残り時間が少なくなり、なんとかこのまま・・という気持ちと、でも追加点を取りにいかなければ危ないという気持ちで揺れ動いて。
- それにしてもこの試合では、選手が必死で戦う姿に燃え上がったのは私だけじゃなかったようで、SA席でのスタンドでは試合が進むにつれゴール裏のコールに合わせて拍手をしたり、チャントを口ずさんだりする人が増えてきました。クライトンに煽られなくても試合の展開に敏感に反応し、沸き上がったり励ましたりがんばりを讃えたりする雰囲気がドームを包み、うねりになるのはまさに「ホーム」そのものでしたね。感動的でした。
- 残り時間が少ないところでとうとう決められてしまい。それでもまだ時間はあるから再度勝ち越しをと思ったり。せめて逆転はされないように守りきれと思ったり。
- 自分でもどう考えているのか分からないような興奮?状態のまま、1-1で試合終了となりました。実は、終わった瞬間はちょっとホッとしました。「勝てたかもしれないのに残念だったなあー」という気持ちが湧いてきたのはしばらく経ってからでした。へたれなダメサポかもしれません。
試合後の選手が挨拶に来ると、ゴール裏も含めスタンドは拍手モードで迎えていました。勝てなかったけど、熱いプレー、熱い試合を見せてくれたもの。 でも柏サポはブーイングモードでしたね。アウェイの試合で終了間際に追いついての引き分けなら、私たちなら勝ったような気分(笑)になるところですけれど。やっぱり求めているものはもっと高いのね。勝つのが当然の要求なのでしょう。
やー疲れた~といいながら、ドームのいつもの場所に集まった仲間はみんなどことなく笑顔です。さー、宴会だー。 早い時間からサッポロビールが飲める 札幌駅西口のパセオにある このお店で。
飲み放題がお得だそうです。
席に着くなり自慢されました(笑)。 へえ、これがサポ携帯かあ。 いいなー。 自分では気がついていませんでしたが、 実はこのときすでに後への伏線が・・・。
ビールが運ばれてくるまで 必死でトイレットペーパーを 引き出します。(時間を競うゲーム)
ビールがきました。
かんぱーい!
鰹のたたき
ホルモン唐揚げ
焼き餃子
ザンギ
トマトサラダ
山菜の天ぷら
ラーメンサラダ
餅ベーコンとアスパラベーコン
いつもながらに楽しく飲んで食べておしゃべりして。 最後の会計のときに私たちのこの日の心情がはっきりと出ました。 宴会のときは割り勘できりのよい数字で集めて、余った端数はコンサ神社へ寄付というのがいつもの私たちのパターンなのですが、そこはそれ、神ならぬ人間の身ではそのときの(コンサに対する)気分が行動に大きく影響します。悲しかったり憤慨する気分のときは「いいよ、そんなに寄付しなくても!」となってほんの端数の世知辛い金額だけの寄付になります。 ところがこの日は。 計算すると一人当たり3,050円くらいになりました。普通なら「ひとり3100円ね」くらいの感じかな。 なのに私たちは「じゃあ一人3,500円で。」と、なんとこの日は450円もの寄付額ですよ。まあなんてみんな太っ腹な気分(笑)。 それだけ試合が楽しかったということですね。 知らない人からすると試合結果は、勝った・負けた・引き分けたの3種類だけでしょうけれど、ゲームの醍醐味はそれだけじゃないんだなあと改めて思った日でした。 またこんな試合をよろしくね~。勝ってもらえるともっといいけどね~(笑)。
疲れたけれど楽しかった気分を抱えて帰宅し、その日もしかして見に行くかもしれなかった関東大学リーグの試合をチェックしました。 開幕時点で登録選手に名を連ねていたコンサユースOB選手は、 4年生 長沼恭平(筑波大) 3年生 平加涼(法政大) 2年生 松本怜大(東洋大)、張營根(朝鮮大) 1年生 なし でしたけど、出場していたのはスタメンだった恭平だけかな。前半だけで交代になっていましたけど。涼くんがベンチ入りしていたのはめでたい。今年はぜひ出場機会を掴んでいただきましょう。營根もコンスタントにベンチ入りしているようで、きっとそのうちにレギュラー掴めるかもね。がんばれ。 でもスタメン間違いなしだろうと思っていた怜大はベンチにも入っていませんでした。どうしたんだろう?怪我かしら?? 来週(というか明日)は見に行くつもりなので、できれば怪我じゃなく風邪か何かでありますように・・・。(←と自分勝手に思うw)
posted by あきっく |12:12 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(0) | トラックバック(0)
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