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2013年07月30日

adidas CUP 2013 日本クラブユース選手権(U-18)大会概要

コンサドーレ札幌U-18が参加して絶賛開催中の
adidas CUP  2013 第37回日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会
コンサユースは1次ラウンドを勝ち上がり、三ツ沢球技場での決勝戦へ向けて現在決勝トーナメントを戦っている最中です。
観戦記を書くにあたり、その土台となる大会要領をまとめたエントリがあった方が便利かなと思い、今更ながら大会要領エントリを作ることにしました。

大会の正式名称は
adidas CUP  2013 第37回日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会
というのですが、長い名前なので、略称で呼ばれることが多いですね。
育成年代のサッカーが好きな観戦者たち(サポーター、ライター含め)の間では昔から「クラセン」とか「クラ選」と呼ばれてきました。
選手たちは「クラブユース」と呼ぶことが多いようです。
U-18年代の大会とU-15年代の大会があって、時期をずらして開催されています。
学校の部活動として行われる高体連や中体連のサッカー部ではない、全国のクラブチームが対象の大会です。Jクラブのアカデミーのチームのほか、いわゆる街クラブが参加しています。
2010まではJヴィレッジを会場としていて全国各地のチーム関係者やサポーター、サッカー好きが集まるお祭り的な楽しさがありましたが、2011年の東日本大震災によりJヴィレッジが使えなくなり、以後、U-18の大会は群馬県と三ツ沢で、U-15の大会は帯広で開催されています。


北海道からクラセンU-18に出場できるのは1チーム。
そのための予選を兼ねた
第16回 北海道クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 兼 第37回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)北海道大会
が、先日5月26日(日)から23日(日)にかけて夕張平和運動公園で開催され、コンサU-18が優勝しました。といっても、参加4チームのうち、コンサユースが試合したのは最後の決勝戦だけで、(他の3チームのリーグ戦での1位)vsコンサユースというスーパーシード方式なんですけどね。
そしてコンサユースは16年連続16回目の優勝、なんです。

2013/5/23(日)10:30 @夕張平和運動公園第2球技場
コンサドーレ札幌U-18 9-1 サンクFCくりやまU-18(45分×2)
 →観戦記(予定)

こうしてコンサU-18も今年も無事クラセン全国大会の出場権を得ました。


全国の出場チームが決まってから組み合わせ抽選が行われ、コンサU-18は1次ラウンドはBグループになりました。
1次ラウンドは4チームずつ6グループに分かれ、各組1、2位の12チームと、各組3位の中から上位4チームの合計16チームが決勝トーナメントへ進みます。

(Aグループ)
ジュビロ磐田U-18、三菱養和SCユース、鹿島アントラーズユース、京都サンガF.C. U-18
(Bグループ)
横浜F・マリノスユース、コンサドーレ札幌U-18、ベガルタ仙台ユース、ジェフユナイテッド市原・千葉U-18
(Cグループ)
東京ヴェルディユース、セレッソ大阪U-18、アビスパ福岡U-18、柏レイソルU-18
(Dグループ)
ヴィッセル神戸U-18、大宮アルディージャユース、清水エスパルスユース、ロアッソ熊本ユース
(Eグループ)
浦和レッドダイヤモンズユース、愛媛FCユース、ガイナーレ鳥取U-18、ガンバ大阪ユース
(Fグループ)
サンフレッチェ広島F.Cユース、ヴァンフォーレ甲府U-18、カターレ富山U-18、モンテディオ山形ユース

【コンサU-18の試合日程】
◆1次ラウンド
2013/7/25(木)11:30 vs仙台ユース @宮城総合
 コンサU-18 0-1(0-0、0-1)仙台ユース (40分×2)
 →観戦記(予定)
2013/7/26(金)11:30 vs千葉ユース @宮城総合
 コンサU-18 1-0(1-0、0-0)千葉ユース (40分×2)
 →観戦記(予定)
2013/7/28(日)09:00 vsマリノスユース @宮城総合
 コンサU-18 2-1(1-0、1-1)マリノスユース (40分×2)
 →観戦記(予定)

この結果、コンサU-18は勝ち点6でマリノスと並び、得失点差によりグループ2位となって決勝トーナメントに進みました。
決勝トーナメントの組み合わせは1次ラウンド終了後の抽選会で決まります。
四方田監督がひいたくじの結果は・・。

◆決勝トーナメント
ラウンド16
2013/7/29(月)11:30 vsヴェルディユース @前橋総合
 コンサU-18 2-1(0-0、1-1、0-0、1-0)ヴェルディユース (45分×2+10分×2)
 →観戦記(予定)
準々決勝
2013/7/31(水)11:30 vsマリノスユース @前橋総合

これに勝つと
準決勝
2013/8/2(金)19:00 vs(ガンバvsジュビロの勝者)@三ツ沢公園陸上競技場

決勝戦
2013/8/3(土)18:00 @ニッパツ三ツ沢球技場


クラセンU-18の準決勝・決勝戦が三ツ沢で行われるようになったのはいつからだったかしら。コンサU-18はまだクラセンを三ツ沢での試合まで勝ち進んだことがありません。
新居(や智樹)を擁して準優勝した2001年には、まだJヴィレッジ内のスタジアムで決勝戦が行われていました。その翌年2002年も準決勝まで進んだのですが、三ツ沢ではありませんでした。その後準々決勝までをJヴィレッジ、準決勝から三ツ沢に移動して行われるようになってから、毎年「今年こそは三ツ沢へ行くぞ!」と思ってはみるものの、一度もかなっていないんですよね。
今年は三ツ沢まであと1勝。明日の準々決勝は1次ラウンドで対戦したマリノスとの再戦になりますが、ぜひ勝ちきって三ツ沢まで駒を進めて欲しいと願っています。
みんながんばれ~~。

posted by あきっく |21:38 | ユース | コメント(2) | トラックバック(0)

2013年07月13日

Gothia Cup 2013(ゴシアカップ 2013)遠征

Jリーグ公式サイトで発表になっていますが、昨日ユースの選手たちがスウェーデンへ向けて成田から出発しました。
7月14日(日)~7月20日(土)までスウェーデンの イェーテボリで開催される Gothia Cup 2013(ゴシアカップ)という大会に参加するようです。
最初、ユースの1年生たちがスウェーデンに行くらしいと聞いたとき、「お金は大丈夫なのかしら」と貧乏クラブのサポっぽい心配をしてしまったのですが、発表になった内容を見ると、去年Jリーグアウォーズで「最優秀育成クラブ賞」を受賞したことの副賞として、Jリーグが行かせてくれるようで。
なるほど、それなら納得です。ちょうど行ける年代に当たった選手は運がよかったですね。
せっかくの貴重な機会ですから、サッカーも、サッカー以外でも、世界中から集まる選手たちとの交流や街の観光など、大いに楽しんでたくさんのことを経験してきてほしいと思います。(選手として世界に大いにアピールも!)

ユースの1年生がまるごと遠征になりますので、U-18のBチームで参加している高円宮杯U-18サッカーリーグ札幌ブロックリーグの日程のうち、この遠征と重なる第8節~第10節の試合は、コンサ関係分だけ日程をずらして行われました。なので遠征時期についてはおおよその見当がついていたのですが、遠征メンバーの詳細も知りたいなあ・・と思っていたところ、Jリーグから発表があって嬉しかったです。
というわけで、自分用メモも兼ねて、遠征メンバー一覧。



<スタッフ> 
       氏名                 所属
監督  川口 卓哉   カワグチ タクヤ   コンサドーレ札幌U-18コーチ
コーチ 阿部 勝弘   アベ カツヒロ    コンサドーレ札幌U-18GKコーチ
主務  重野 弘三郎  シゲノ コウザブロウ Jリーグ


<参加選手>
ポジション 	背番号 	氏名 	 
GK
21 	森本 匠磨 	モリモト タクマ
30 	三森 哲太 	ミツモリ テッタ
DF 	
15 	泉谷 航輝 	イズミヤ コウキ  (高2)
20 	工藤 竜平 	クドウ リュウヘイ (高2)
22 	石岡 裕太 	イシオカ ユウタ
23 	川尻 龍司 	カワジリ リュウジ
24 	前田 海 	マエダ カイ   
26 	按田 頼 	アンダ ライ  
40 	中田 健介 	ナカタ ケンスケ (中3)
MF 	
25 	仁科 佑太 	ニシナ ユウタ 
28 	杉山 雄太 	スギヤマ ユウタ
29 	本塚 聖也 	モトヅカ トシヤ
32 	高嶺 朋樹 	タカミネ トモキ
FW	
27 	徳田 勘太 	トクダ カンタ
31 	久保田 成悟 	クボタ セイゴ
33 	菅 大輝 	スガ ダイキ   (中3)
34 	岩崎 航太 	イワサキ コウタ (中3)


学年は、()で記載がない選手はすべて今年の1年生(高1)です。
2年生からも、Bチームでいつもキャプテンをやっている竜平くんと、怪我から復帰してBチームの試合に出場し始めた感じの航輝くんが参加しているのですね。上級生としてきっとチームを引っ張っていってくれることでしょう。寮生の3人(竜平くんと航輝くんと、1年生の森本くん)の出発前のようすはしまふく寮通信でも紹介されていました。→こちら

札幌U-15からは3人が飛び級で参加ですが、中田健介くんについては発表を見てびっくりしました。
だって健介くんがDFのところにいるし!!
健介くんはGKなのに?? って。
でも考えてみれば、指を骨折して手術して、しばらくはGKとしてのプレーはできない健介くん。手を使わないプレーならできるってことなのかな?
だからDFで参加なのかな?^m^
外国の街で国際大会に参加するだけでも新鮮な体験がたくさんでしょうが、健介くんはそのうえ、フィールドプレーヤーとして新鮮な経験ができるんですね。思いっきり楽しんできてね!

中3のFWの2人、菅大輝くん(すがちゃん)と岩﨑航太くん(いわこう)は、札幌U-15の強力2トップです。GWにJ-GREEN堺で行われたJFAプレミアカップ(U-15の全国大会)でも2人でバリバリ点取りまくったし、U-18Bチームの試合にも恒常的に出場して、ゴールを決めてます。
スウェーデンでもお兄さんたちに負けずきっと活躍してくれることでしょう。
いいなあ見たいなあ。

・・・と、これは嬉しい反面、ちょっぴり気になることも・・。
実はスウェーデン遠征(7/11~7/22)と丸かぶりの日程で、8月に帯広で開催されるadidasカップU-15の出場チームを決める北海道クラブユースサッカー選手権(U-15)大会があるのです。
北海道からは上位2チームがadidasカップに出場し、3位のチームが同じく帯広で開催されるデベロップカップに出場します。ここはぜひとも決勝戦まで勝ち残ってadidasカップ出場権を勝ち取って欲しいところですが、4回戦から参戦するコンサ札幌U-15の試合は今日7/13(4回戦)から7/22(決勝戦)までなんですよね。つまり北海道大会の全試合を上記の選手不在のまま戦わなくてはなりません。
ま、残っている選手でしっかり勝ってくれるでしょう。期待しています。
みんながんばれ~。
札幌U-15の今日の4回戦はGenerale Muroran U-15と対戦して、10-1で快勝したそうです。
明日の準決勝はCASCAVEL SAPPOROと対戦。ここを勝ち抜くとベスト4となり、いよいよ次は全国大会出場を賭けた熾烈な戦いに挑むことになります。
まずは一歩一歩。明日の試合から。夕張まで見に行っちゃうつもりです~。^m^ 朝早いけど。


【2013/08/04 5:29追記】
ゴシアカップに参加したコンサU-16チームは、持ち味の技術と連携を発揮して観客を魅了するパスサッカーを展開し、みごとグループリーグを首位で勝ち上がり、決勝トーナメントでも快進撃をみせ、男子U-16カテゴリーの決勝戦まで進みました。現地でコンサユースを見て魅了され、応援してくれる人がたくさんいたのも嬉しく心強いことでした。
決勝戦はウガンダのカンパラ・ジュニアというチームと対戦し、惜しくも敗れましたが、初めて体験する国際舞台で準優勝という結果はとてもりっぱで頼もしく思います。決勝戦のようすは大会事務局によってYouTubeにアップされておりこちらで見ることができます。
Jリーグ公式サイトで発表された上記の遠征メンバーのうち、2年生の工藤竜平くんは結局大会には参加できなかったようです。現地のようすを伝える記事等で、泉谷航輝くんが唯一の高校2年生でキャプテンを務めていると書いてあって変だなあ?と思っていたところ、大会期間中に札幌で行われたプレミアリーグ鹿島ユース戦のとき、SSAPの屋上で竜平くんがビデオ撮影係をしているのを見えましたので「ああ、やっぱりスウェーデンへ行ってなかったんだ・・」とわかったのです。怪我をしたのでしょうか。残念だったね・・。

そして追記がもうひとつ。
ゴシアカップのため主力メンバー2人が抜けて心配した札幌U-15のクラセン北海道大会ですが、そんなことは何のそのでした。残ったメンバーでしっかり勝ち進み、きっちりadidasカップ出場権をつかみ取ったどころか、見事優勝して大会6連覇を達成です。すごーい。心配してごめん(笑)。
一方、怪我をしてスウェーデン組となった中田健介くんは、ゴシアカップでは試合には出ず、裏方の仕事でチームをサポートしていたようです。いい経験ができたことでしょう。プレーできず悔しい思いはあるでしょうが、見聞したたくさんのことを今後の選手生活に活かしてくれればと思います。

ゴシアカップで準優勝したみんなも、クラセン北海道大会で優勝したみんなも、おめでとう。
クラセンU-15の全国大会は8/15(木)から北海道の帯広周辺を会場として開幕します。コンサ札幌U-15の試合会場は中札内交流の杜です。
この年代の全国屈指のチームが集まる大会ですので、お近くの方はぜひ足を運んでみてください。中学生でもすごいなあって感心しちゃいますよ^m^
詳しいことはこちらから→クラブユース連盟大会公式ページ

posted by あきっく |12:36 | ユース | コメント(4) | トラックバック(0)